良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2003年08月31日(日).......夏休み最終日
ついに夏休み最後の日が来てしまった。ユイマの宿題は午前中は漢字ドリル、午後は、凝固点の実験をお父さんとやって、夜になってやっとレポーティングに入った。
今朝、自由研究が全く手つかずだというのに、だらだらしているので、「学校の宿題を何だと思っているんだ!!おまえには宿題は出さなくちゃいけないっていう気持ちは、ないのか!?」と怒鳴ったら「うーん、何となく、は思ってるんだけどー」とニヤニヤして何とか話を逸らそうとするので怒ってしまった。そりゃ、私だって何よりかにより学校の宿題が大事とは思っていないが、頭から人(お父さん)に頼っていたり自分でやるものだと思っていなかったりする4年生にちょっと腹が立ったのだ。

自覚を持たせるのは難しい。せいぜい私はガミガミ怒って、お父さんは忍耐強く誘導してくれ。親の役割分担だ。(私の方が損な役回りのような気がしないでもないが。)



■…2003年08月29日(金).......新しい自転車
8月末発売開始のヤマハパスの新モデル、早速届いたとのことで取りに行く。かなり性能も良くなっていて重さも軽くなっている。帰宅後ユイマが「かっこいい〜。良かったね。新しいの買ってもらって」と連発するので、お父さんが「当然だ!」と怒った振りをして答える。
自転車屋からは「まぁ、怖い思いもしたけど、結果としてうまくいきましたね」と言われる始末。ま、確かにその通りだけど。それにしても先方の言い分は「どんな事故にも100:0は無い」だとか。まだそんなことを言っているのか、と絶句した。今までも子供を乗せているときは十分慎重に走っていたたつもりだが、これからもせいぜい気をつけて走ることにしよう。



■…2003年08月28日(木).......これはだれの?
ノイノイは保育園から帰る時いつも自分の靴を自分で取る。今日は靴箱に入っている他の人の靴にふと目がいったらしく、「これあだれの?」と私に尋ねる。「それはみーちゃんの。」今度は「これあだれの?」と大人のサンダルを指す。「先生の」「これあ〜?」「それも先生の。」こんな会話を繰り返した後、スリッパが6足入っているスリッパ立ての所にきて、片方のスリッパを一つずつ指さして「これあ〜?」と聞くので「それはスリッパ。お客さんが履くの」と答える。その会話を6足×2、つまり12回繰り返したらやっと納得したらしく、にっこりして、その場を離れた。
その笑顔が何とも言えず満足げだ。

これは誰のものか、という質問。自分のものと人のものを区別しはじめる2歳前後に必ずどの子も発する質問だ。それも繰り返し繰り返し納得するまで何度でも飽きずに尋ねる。

時間が許す限りその都度答えてきたつもりだが、ノイノイもまた同じ質問をするようになったのだな・・・。



■…2003年08月27日(水).......宿題の追い込み
夏休みも残すところあと4日。宿題が全然終わっていないユイマ君を、ついにお父さんが一喝した。

「今日やることを決めろ、そしてそれを必ずやれ」

宿題は、自由研究、読書感想文、漢字ドリルと計算ドリルの復習、ゴーヤとヘチマの観察日記2枚。今日ユイマ君がやると決めたのは「読書感想文」南総里見八犬伝を読んで書き始めた。がんばれがんばれ。

それにしても普段ソフトなお父さんがたまにビシっと決めるとユイマ君、少しビビるよね(笑)



■…2003年08月26日(火).......独り言・続き
昨日思い出せなかったぷみぷみの独り言、ジュンコに聞いたら、よく「じょーず〜」って言ってたよ、との証言を得た。noripに聞いても、他の三人のような特徴的なのはないかもしれないけど、確かに自転車の後ろに載せて走ってると一人で歌を歌って歌い終わると「じょーず〜!」って言ってたなぁ、とのたまう。
そう言われてみればそうだった、と私も思いだした。

さて、ジュンコの予備校も明日で夏期講習が終了だ。明日、講習が終わったら銀座に出てこのあいだ見られなかった「フリーダ」を見てくるとのこと。私も行きたい。



■…2003年08月25日(月).......独り言
言葉を憶え始めた頃の子供の独り言は面白い。ジュンコは小さな赤ん坊のときから(今もだが)便秘に苦しんだ。そして、独り言は「う〜んちが〜で〜ないの〜♪」であった。

ユイマは、ミッフィーのソフビ人形をみつけて喜んでいたのだが(当時、あさひ銀行でもらったもの)色違いのミッフィーを見つけたときにはものすごく驚いた。「おんなじ!おんなじ!」それが彼の独り言だ。ミッフィー以外にも、ヤダモンのお人形とヤダモンの指人形を見つけて「おんなじ、おんなじ!」相似形も「同じ」と認識する1、2歳児の能力!

そして、食べること及び食べ物が大好きなノイノイの独り言は「たべたいなぁ〜。たべたいなぁ〜♪」だ。これが、たらふく御飯を食べた後に、食べ物の絵本など見ながら歌うように言うので爆笑してしまう。

さて、ぷみぷみの独り言は何だったろうか。。。。
思い出せないということは、特に目立った独り言はなかったのか、それとも忘れているだけなのか。

4人も子供がいると、だれかかれか、ぽっこり抜けてしまうことがある。
まずいなぁ、あはははは(笑ってごまかす)



■…2003年08月24日(日).......椅子を替える & 火星観測
来年小学校を控えてぷみぷみの椅子を赤ちゃん椅子から普通の椅子に買い替えることにした。ぷみぷみの椅子はそのままノイノイに。
今日はものすごく暑かったのだが、オザワサイクルショップに代車を取りに行く用事もあったので、思い切って昼間出かけ、自転車を受け取り、仁作そばに行っておそばを食べたあと、島忠で椅子を見た。
結局こじんまりとした可愛らしい白木のダイニングチェアに決定。届くのは9月に入ってからだが、少しぷみぷみもお姉さんの仲間入りしたようで嬉しそうだった。

こちらの天候が晴れてきたと聞いて予定を変更して帰京したお父さん。天体望遠鏡のセッティングをして火星観測開始だ。昨夜は望遠鏡のセットに手間取りユイマ君は寝てしまったが、今夜は早くから準備を始めているのできっと大丈夫だろう。火星はわずかに上の方が白く、まんなかに黒い影がある。ユイマ君、今夜は見えるかな。観測日記、つけなさいよ、ユイマ君。



■…2003年08月23日(土).......分け入っても分け入ってもコワイねーちゃん & 事故る
昨日はジュンコの予備校の休講日だった。早速一人で渋谷のBunkamura「フリーダ・カーロとその時代」展へ。時間が合わなくて映画の方は行けなかったそうだが、フリーダ・カーロ展の方には前々から好きな作家がいて(私はフリーダ以外は誰も知らなかったのに、さすが!)、中でも好きな作品が出ていてうれしかったと言っていた。
で、表題だが、彼女曰く「渋谷ってコワイ」。なぜ?と聞くと「分け入っても分け入ってもコワイねーちゃんって感じで」コワイのだそうだ。コワイねーちゃんって、あなた、あなただってねーちゃんじゃないの?(笑)と聞き返すと、眉とまつげがコワイのだと。どんなまつげと眉かというと、眉は上につり上がった糸眉、睫毛はぼわっとマスカラ睫毛。そして、そういう子達はなぜか怒ってるんだそうだ。「マジわかんなーい!」なんて言いながら怒っていて、しかも横一列になって歩いているので超邪魔。ったくラグビーじゃないんだからっつーの!というのが、ジュンコの言い分。今時の高校生をコワイという今時の高校生のジュンコ。生まれてくる時代を間違えたのか?

そして、今日、私はちょっとした交通事故に遭った。
久々の公文に行くために、ぷみぷみとノイノイを自転車に乗せて歩道を走っていると、なぜか車がそろそろ出てくる。私はというと、車が出てくる場所だなんて思っていないので、とにかく、必死にブレーキをかけて全身で自転車が倒れるのを防ぐ。しかし相手の車は止まってくれない。3秒か2秒か、1秒だったのかもしれない、ぐいぐい押されるまま必死に自転車が倒れないようにしていると、バンパーに押されて前輪が曲がってしまったというわけだ。
しかし前輪が私たち3人を守ってくれた。私は足を少しぶつけたが、子供達は全くの無傷。それだけは本当に良かった。
車の出てきたところは東京海上の運動場の出口だったそうで、車の主はその会社のOB。息子一家なのか、若い夫婦と赤ん坊を乗せていた。OB氏は非常にジェントルな対応で、すぐに車で公文まで送ってくれ、そのあとは私とノイノイとひしゃげた自転車を乗せてオザワサイクルショップへ。自転車を通勤に使っているので月曜には必要だ、という私の言葉ですぐに対応してくれたのだ。ひしゃげた自転車は修理がきくのかきかないのかは、月曜にならないとわからないので、とりあえず、代車を用意してもらうことで落ち着いた。
警察には連絡せずに帰ってきたが、それで良かったのかどうか。



■…2003年08月21日(木).......左利き
ぷみぷみ、2日ほどさぼった公文を今日再開。ときどき覗いては、励ます私。今日はとても字が上手になっていたので、この字は丁寧に書いてあるし上手だ、と誉めるとぷみぷみも満足げ。
ところが、ほとんど終わりかけたころ、「あ!左で書いてた!右で書かなくちゃいけないのに!」
なるほど、やっぱり左利きのぷみぷみは左の方が字がうまいんだね。随分早くから左で字を書いているのだから右より上手で当たり前。右でも良く練習して上手になろうね。
それにしても、右利きに直すためにはじめた公文なのに、左で書いてるって全然気づかない私もぼんやり者だ。



■…2003年08月20日(水).......なかなかうまくいかない自由研究
小学校4年生になって夏休みの宿題の自由研究から工作の文字が消えた。つまり何が何でも「研究」しなければいけないらしいのだ。夏休みもあと10日ほどとなって、まだユイマ君は何もやっていない。何をするかもはっきり決まっていないのだ。

いつものように、お父さんは「エサまき」に余念がない。

この間の大雨の後、 S池に異常発生したプランクトンを顕微鏡で見せ、絵を描かせた。(本人、○を描くのが面倒だよ〜と文句たらたら。でも色もぬらせて1枚完成させた。)

火星大接近なので天体望遠鏡を買って月と火星の観測。でもこれは一度みたらあとはずっと雨続きで頓挫中。

学研の科学の付録に触発されて、ものが凍る温度について興味をもったのをきっかけにアナログな温度計(−30度から100度まで計測可能な昔懐かしいガラス棒の温度計)を買ってきて氷を大量に作り始める。でもこれもガラスの温度計をノイノイに壊されて、また、氷がまだまだ必要なので実験までは至らず。

もう少し具体的にレポートの書き方とかも教えたら、と私が言うと「本人が興味を示さないことにはね。ただエサをまいてるだけだけですからね」と取り合ってくれない。

ビジネス系の母と、学者系の父の違い、まざまざ(?)。

長い目で見ると学者系のアプローチの方が実になることはわかるんだけど、でもあと10日だよ。しかもその間お父さんが東京にいるのって5日間くらいじゃないか〜(ぼそぼそぼそ)



■…2003年08月18日(月).......階段から落ちる
昨夜、ノイノイが階段の一番上にすわり、二段目にゴミ箱をわざと置いてそのゴミ箱をのぞき込むようにゴミを捨てようとするので、危ないからやめなさい!と声をかけるとほとんど同時に前のめりになってゴミ箱もろとも、ころころがたがたどっす〜ん!と転がり落ちてしまった。ちょうど踊り場になっているところの壁が行き止まりの役目を果たし、そこに頭をつっこむ形でうつぶせのまま止まったから良かったものの、心臓が飛び出るかと思うほどびっくりし、すぐに降りて抱きかかえた。もちろんノイノイだってびっくりして火がついたように大泣き。
しかし身体が小さくてやわらかいからだろう。ほとんど怪我もなく無事だったのでホッとした。ぎゅっと抱きしめ、もう二度と階段で遊んじゃだめよ、と言い聞かせ、しばらく落ち着くまで二人で階段に座り込んでいた。
寝かしつけるときも怖かったことを思い出すようにときどきしゃくり上げながら、それでも程なく眠ってしまった。
そして今朝は昨夜の記憶があるからだろうか、いつものような「おかあしゃーん」と呼ぶ声の代わりに階段の上からいきなり泣き声。すぐに上がっていって抱いて降ろしてやる。その後、朝ご飯を食べながら、昨日どーんって落ちちゃったの怖かったねぇと話すと、右手と左手の人差し指2本使って、階段から落ちる様を演じていた。ノイノイ指人形?(笑)食後、イスから降ろすと、わざわざ階段の下まで行って、踊り場を指さし、なにやら勢いづいて大きな声でわやわやとお話する。多分、あそこに落ちて痛かった、と言っているのか。何度も何度も階段から落ちたことを確認しているノイノイであった。



■…2003年08月17日(日).......かわいがる
ノイノイは朝起きると必ず階段の上から「おかあしゃ〜ん」と大声で母を呼ぶ。その声が何ともかわいい。
大抵、ユイマお兄ちゃんか芙実お姉ちゃんに付き添われて降りてくるのだが、私が顔を出すととても嬉しそうな顔をしてくれる。「ノイノイ、おはよう!」と声をかけると、ノイノイも、「おかあしゃん、おはよ!」と答える。
ノイノイばかりかわいがっているように見えるのか、最近ユイマ君が「ボクもかわいがって〜」と顔を膝にすりつけてくる。今日は大サービス(?)して背中をさするマッサージをしてやるとネコみたいに丸まって喜んだ。背中もおなかもお顔も頭も結構力を入れてさすってやるととっても気持ちがいいらしい。「もっとやって〜(ごろにゃ〜ん)」と甘えるユイマに「ユイマ君はいつまでこうやってお母さんに甘えてくれるんだろうねぇ?」と何気なく聞くと「ヒミツ!」と言われてしまった(^_^;)



■…2003年08月16日(土).......仮面ライダー555
今日は仮面ライダー555(ファイズ)劇場版の公開日。ユイマ君とぷみぷみと私の3人で近所の映画館Tまで見に行った。前半はアバレンジャー、後半が555。2人ともポップコーンを抱えて楽しんでいた様子。特に、ぷみぷみは555の主人公タクミが記憶喪失から回復して555に変身すると、パチパチパチと拍手していた。周りにだれも拍手してる子はいなかった(^◇^;)

ジュンコは朝からコミケに出かけ、午後からはオフ会だそうだ。午後9時現在まだ帰宅せず。明日からまた夏期講習後期が始まるというのに、大丈夫なのか??

それにしても連日の雨。寒いくらいの天候が続いている。夜はタオルケットに毛布を足して寝かせている。



■…2003年08月15日(金).......今日も雨
私の夏休みだというのに、連日雨。夏とは思えぬ涼しさが続いている。昨日一日がかりのお出かけだったので、今日は大人しく家で過ごす。ジュンコは夏期講習の前期が終わり、今日、明日と束の間の休日。ずっと自室でなにやらあやしげなこと(?)をやっているようだ。
ユイマ以下3人は仲良くごっこ遊び。
「ぷみぷみはお金持ちの家に飼われているネコね」とぷみぷみが言うと、ユイマが、「いや、ぷみぷみは貧乏の家に飼われてるネコで、お金持ちの家に飼われてるのはボク」
すると即座にぷみぷみが「ヤダ!」と答える。
なかなか役が決まらない。ノイノイもそれに参加してるらしく、なにやら喋っている。
お父さんは一日自室に籠もって難しげな論文を読んでいるのだが、そのネコの発言を聞いて思わず笑い出してしまった。
だめだよ、お父さんの邪魔しちゃ〜!>子供ら



■…2003年08月14日(木).......フリーダ・カーロとその時代展
今日は、雨の中、渋谷の文化村まで「フリーダ・カーロとその時代展」を見に出かけた。
NHK教育テレビの新日曜美術館でフリーダ・カーロ特集がありその時紹介された、釘で体中をさし涙を流す自画像にぷみぷみがいたく心を動かされ(もちろんそれ以外にもフリーダの夫への愛、その夫からの裏切り、離縁、復縁、最後は菩薩のように夫を許し包み込んだ生き方、病気との闘いなどにも感じるものがあったらしい)お休みに入ったら絶対見に行くと約束していたのだった。
テレビで紹介された釘だらけの自画像は出ていなくて少し残念だったが、フリーダ以外の女流画家@メキシコの絵がそれぞれみな面白くぷみぷみも気に入ったようだ。

カフェ・ドゥマゴで軽いお昼を取り、折角渋谷まで出てきたので「こどもの城」に行ってたくさん遊び、帰宅。
子供ら3人連れて雨の中お出かけは大変だったけど、私の病もかなり良くなってもう何処にでも出かけられるようになってきたので、随分楽しく感じる外出であった。



■…2003年08月13日(水).......やだよのノイノイ
朝ごはんのとき、子供らが口々に「牛乳ちょうだい」だの「ジュースちょうだい」だの「ヨーグルトちょうだい」だの言うが、そのたびにノイノイが誰かの代わりに「だだよ〜(やだよ)」と答える。そして、自分を最優先にやってもらおうとするのだ。いちいち几帳面にだだよ〜と答えるので笑ってしまう。

そのノイノイから「ぎゅーにゅーちょーだい」と言われて今度はお父さんが「ヤダヨ〜」と答えたら、「ガッ!」と言って怒っていた。その反応も面白い。

しかし、あんまりからかっていると怒ってしまうので、それくらいにしておこう。

私がいないときに、ノイノイがぷみぷみのクーピー(クレヨンと色鉛筆の中間くらいの筆記具)を一本取って遊ぼうとしたので、お父さんが取り上げようとすると、「バベ!(だめ!)」と言って取らせまいとする。それでも「ぷみぷみのだから返しなさい」と取ろうとすると、今度はそのクーピーを投げ、更に、落ちたクーピーのところに行って、えいえいっと踏んづけたのだそうだ。すごい。

ノイノイって、実はすごく悪ガキ?



■…2003年08月12日(火).......リクエスト献立
ここのところお父さんがいるので、夕食の買い出しはもっぱらユイマ君とお父さんの仕事。勢いユイマ君のリクエスト献立が優先される。
昨日は親子丼。今日は鮭のクリーム煮ほうれん草添え。
2つともものすごーーく美味しく出来て、ユイマ君も食卓につくまでは食べる気満々なのだが、いざ椅子に座ってお皿を前にすると、半分くらいしか食べられない。
小食のまま4年生になってしまったユイマ君。いつ沢山食べるようになるのだろう。



■…2003年08月11日(月).......星を見て暗くなるユイマ君
昨日は夜も快晴。満を持してお父さんは天体望遠鏡をセットし、ユイマ君は火星、月など観測した。

月は思ったよりずっと明るく、クレーターがところどころ絵のように見える。火星は丸くて模様がある天体だったそうだ。

かなり興奮して、ぷみぷみなどとも取り合いになりながら望遠鏡を覗いていた。が「じゃ、今晩はこれくらいにしよう」とお父さんが宣言して望遠鏡を片づけ始めると、それまで元気だったユイマ君が急に、「ボクなんだか暗い気持ちになってきた。」と言うなり、布団に横になってしまったのだ。
星を見て暗くなるとは。

広大な宇宙の一端に触れて、我が身のはかなさを知った、お父さんの言葉で言えば、もののあはれに思いを馳せてしまった・・・そんなところであろうか。

そう考えると、ユイマ君らしい反応ではある。



■…2003年08月10日(日).......今朝のジュンコ
ジュンコは、8月2日から一昨日まで毎日朝9時から夕方5時までS美術学院で絵を描く日々だったが、昨日は久しぶりの休講日。台風で大荒れの一日となったが、それでも夕方美容室に出かけていって髪を切るなど、気分転換を図った様子。
が、今朝「キモヂワル〜〜〜イ」と暗い顔で起きてきた。どうやら昨日一日で緊張の糸が切れたらしい。

S美術学院では、講師の先生方はみな生徒に優しいのだそうだ。それもそうだろう。今まで絵を描いて厳しく講評される、しかも毎日連続で、なんて経験を全然したことのない、いわば素人さんが大方なのだから。そんな生徒さん達相手だから、講師陣も鄭重に扱っているのだろう。それでも体調をくずす生徒さん続出だそうだ。

それに比べてジュンコは芸高で2年間びっちり鍛えられている。少々ひどいことを言われても驚かない。ちょうど芸高のS先生がS学院で講師をされていることから、ジュンコの身元が割れてしまって(笑)、以来、講師の先生方はジュンコにはちっとも優しくなくなってしまったのだそうだ。
これじゃ芸高でもS学院でも同じじゃん!と思っていた矢先、1日休んだお陰でジュンコも体調を崩したというわけだ。
しかし、そこはセミプロのジュンコ、辛そうな顔をしていたが、休まない。1時間遅刻してでも、予備校に出かけていった。

がんばれ、芸高生!がんばれ、ジュンコ!



■…2003年08月09日(土).......広島の日、長崎の日
6日は広島、9日は長崎の日だ。ニュースで度々流れる原爆、核、追悼、祈りなどの言葉について、ユイマがお父さんに質問した。原爆とは、核とは。そして、実際に被爆した人がどんな風になったかを。

核爆発の仕組みはお父さんが丁寧に説明した。そして、被爆した人がどんな風だったかは、私が母から聞いた話をそのままユイマ君とぷみぷみに話すと、ぷみぷみは途中から目に涙を一杯ためて、かわいそう、とつぶやく。

夕食時、ジュンコが大学に進んだら一人暮らしをするんだという話になったとき、ぷみぷみが「原爆が落ちるような所にだけは住まないでね」と言っていた。

中学生くらいになったら、子供達を広島の原爆資料館に連れて行こう、と私たち夫婦は話し合っている。



■…2003年08月08日(金).......姉妹愛?
朝寝起きの悪いぷみぷみは1ヶ月に1回くらいの割合で、私の堪忍袋の緒を切ってしまう。朝の忙しいときに寝ぼけているから、めちゃくちゃなことを言って母親を困らせるのだ。昨日の朝は「チューペット食べる」と言って聞かない。私に精神的余裕があれば、それほど大事にならずに済むのだが、悪い条件が重なると私も怒り出し、ぷみぷみは大泣きする、という事態になる。

昨日はまさに最悪のパターン。

何をいっても「やだ〜」と繰り返すばかりのぷみぷみに私も我慢ができなくなって雷を落としてしまった!当然ぷみぷみは大泣き。
キッチンに入り込み座り込んで泣いている。もう私は放っておいて、忙しく立ち働いていると、開いていたキッチンの仕切を通ってノイノイがぷみぷみのそばへ、音もなく近づいた。手にはタオルを持っている。そして、ぷみぷみの前に立つと、何も言わずにタオルで涙をふいてやっているではないか。そのあと、頭に手を載せてヽ(^^ ) ヨシヨシとやっている。
これには寝ぼけて怒ってめちゃくちゃ言って泣いていたぷみぷみも少し驚いて正気に戻ってしまったものだ。

「ノイノイ、やさしいね。ありがとう」

とぷみぷみにお礼を言われて満足げなノイノイであった。



■…2003年08月07日(木).......火星大接近
昔、天文少年だったお父さん(小学校4年生くらいから毎週日曜日に渋谷のプラネタリウムに通っていたのだそうだ)が今年は火星が大接近するから、ユイマに望遠鏡でも買ってやろうかななんてことを思ってるんだよね〜と言っていたのだが、本当に購入してしまった。火星のおかげで今夏は望遠鏡が大ブーム。日本中探し回ってやっと「あと1台だけあります」という業者さんを見つけたのだった。

今日お父さんが帰ってきて早速ユイマ君と包みを開け、組み立てたりしていた。学研の科学を毎月とっているユイマ君、科学の付録とは違ってとても大きく(とはいえ昔の望遠鏡に比べると至極コンパクト)かつ本格的すぎる望遠鏡を前に大興奮。さっそく覗いてみたかったのだが、残念ながら一つだけ肝心な部品が入っておらず、今夜の天体観測は×。

夏休みの宿題「自由研究」のテーマはこれで決まりかな?

火星、見えるといいね>ユイマ君



■…2003年08月06日(水).......3人3様の寝姿
昨夜ぷみぷみとノイノイをお風呂に入れ、そのまま2階に上がって寝かしつけたら、私も添い寝爆睡してしまった。10時に眠ってしまって、目が覚めたのが午前3時半。ぷみぷみもノイノイも、そしてユイマもすやすや眠っている。私の横で寝ていたはずのノイノイは、私の足下の方に移動して全く逆の方に頭を向けて寝ている。頭が濡れたまま寝るのはヤダ〜とわざわざバスタオルの枕をして寝たぷみぷみは、枕をあっちの方に追いやって眠っている。ちゃんとお腹に毛布を巻き付けて寝ているのはユイマ。あとの二人は何もかけずに眠っていた。それぞれにタオルケットをかけてやり、私ももう一度眠ることにした。本当は夕食の後かたづけなど全然やっていなかったし、髪の毛も洗って乾かさずにぼさぼさのままだったけど、添い寝したまま眠ってしまうということは疲れているということだろうから、無理はしない。明日早起きをしよう・・・むにゃむにゃむにゃ・・・

そして、今朝、早起きなんて全然できず、相変わらずドタバタの1時間で子供らをせき立てせき立て、食事、着替え、支度等々何とかやっつけて出かけたのだった。

ああ、やっぱり朝もう少し余裕がほしい。

それには早起きせぇ>自分( ̄_ ̄;)



■…2003年08月05日(火).......梅干し
今日は予期せぬ天候の変化があり、昼間に雨が降ってしまった。夜まで天気は持つだろうという予測の元、日曜日からはじめた梅干しの土用干しを今朝もそのままにして出社したのであった。
会社で雨に気づいて即ユイマに電話。すると電話の向こうで、「取り込んだよ」と涼しい声。「わー、どうもありがとう。助かった〜」と感激すると、おばあちゃんが電話してきてくれたらしい。
同じ梅を漬けている仲間のよしみ、ありがたいありがたい。子供は親だけでなく回りの多くの大人に囲まれて成長している。今日もそんな一コマ。ありがたいありがたい。



■…2003年08月04日(月).......予備校疲れ
2日から始まったS美術学院の夏期講習は、朝9時から夕方6時までただただ絵を描き続けるのみなのだそうだ。あんなに集中力続かないよ〜やだよ〜疲れたよ〜眠いよ〜と、帰ってくるなりジュンコはぐずぐずぐず。

確かに集中力続かないよな、と思いつつ「やっぱりそれって修行なんじゃないの?」と言ってみる。「修行が明けたら何か見えてくるものがあるのかもしれないよ(全然無いのかも知れないけど)」と。

もちろんジュンコもそんなことは分かっている。だからちゃんとキャンバス貼りして(すごい上手!)今朝も出かけていくのだ。

油絵科のお友達も何人か来ているらしいが、みな油絵専攻から離脱(?)し始めているらしい。ジュンコは相変わらず油絵を目指しているが、それはそれでイバラの道だ。

でもジュンコは中学を卒業して高校に進むころから、自分で自分のことを決めることができるようになったと思う。

今回も結局自分で決めたのだから、頑張ってほしい。(とはいえ、沖縄に行かせたりいろんな人の話を聞かせたりして、親はエサはまいてるとお父さんは言うのだが)



■…2003年08月03日(日).......ユイマ君の横顔
昨夜、ユイマ君が何かの拍子に「ボク、ハウスダスト」と言ったのでお父さんと二人、大笑いして「随分大きなハウスダストだね〜」とからかったら、何と「ボクをゴミ扱いするの!?ハウスダストのアレルギーって言いたかっただけなのに〜」と言ったきり毛布を頭からかぶってシクシク泣き出してしまった。

ただ冗談を言っただけなのに、傷ついてしまったのね。それまでバカを言ってさんざん騒ぎまくっていた後だったので落差が激しすぎ・・・

でも、ユイマ君は時として、物凄く悲しくなる人だったのだ。



■…2003年08月01日(金).......学校のプール
ジュンコは保育園の時から水泳教室に通っていたので、全くの運動オンチの割には泳ぎだけは人並み(以上?)だ。だから学校の体育でプールの授業があってもそれほど苦労せず適応できていた。
しかし、ユイマはダメである。彼にも保育園の年長くらいからプール教室に行くことを勧めてはいたのだが、本人が行きたがらなかったのでそのままになってしまって、すでに小学校4年。「ぼく、クロールがうまくできないんだ・・・」と言ってプールの授業をなるべくさぼりたがる。夏休みのプールもなるべく行かなくて済むよう、なんだかんだと理屈をこねる。しかし行かなければ更に泳げなくなるだろう。今日も、37度熱がある、と電話してきたが、「行きなさい!」と言ってしまった。
しかしながら、ジュンコの時の経験から言って、実は学校のプール指導はなかなか一人ひとりまで行き届かないのだ。果たして学校のプール指導だけで正しく泳げるようになる子供はいるのか??
その点、スイミングスクールはすごい。プロだから、とはいえ、ノウハウが確立されている。だってあのジュンコでさえ、ある程度正しく泳げるようになったのだから。
ユイマに関しては、近所のスイミングスクールで開いている夏の短期水泳教室に通わせようと思っている。



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ぱるた