ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2002年02月28日(木) 父逝去の報あり
 朝10時16分、PHSの着信があった。職場にいるのに、しかも知らない携帯番号からの電話に、いぶかしく思いながら出ると、しばらく会っていない従兄弟からだった。すぐに叔父が代わり「驚くな、落ち着いて聞きなさい……」。
 変事だというのは声で分かる。90近い祖母が亡くなったのか、反射的に思ったところへ「お父さんが亡くなった」。電話の向こうに、号泣している声。父のいちばん下の妹、優しい叔母さんの泣き声。涙がこみあげてくる。こんなところで泣くわけにいかないのに。すぐ帰るからと電話を切る。自分でも動揺しているのが分かる。

 上司に聞いたことと実家の連絡先とを告げ、口頭で休む許可をもらう(連絡先のメモが、容易に書けなかった。よほど動転していたのだ)。葬儀もろもろを終えて戻るまで1週間は休むであろうから、今日中にやるべきことの目鼻だけつけて、同僚に急ぎ引き継ぎ。その最中にも、何度も涙がこぼれそうになる。なにもかも放ってというわけにもいかず、職場を出るのに1時間以上かかってしまった。

 帰り支度をしながら、ただきちさんに電話。着替えなど最低限必要なものだけ持ってきてもらう。彼は仕事が詰まっていてすぐには行けないと言い、来られるなら後で追いかけてきてもらうことにして先を急ぐ。危篤ではない、急いでも仕方ないとは言え、気がはやる。新幹線の乗り継ぎが悪く、1時間近く足止め。いらいらしつつも、あちこちにメールを送る。週末と来週に会う予定だった相手に延期の連絡。つい数時間前までの日常が、途切れてしまっているのを感じる。

 新幹線、在来線特急を乗り継ぐ。
 PHSの着信記録で気付いたが、9時53分に兄の携帯からかかってきていた。兄とは気まずいままだったので、着信拒否にしていたのだ。こんなことになるのなら。無数に繰り返す後悔の、最初のひとつだったかも知れない。

 夕刻にやっと最寄り駅に着く。駅前からタクシーに乗って家に着く。シャッターが閉まり、一枚だけ扉の開いた店(実家は自営業)に入っていくと、白い幕が張り渡され、線香の煙たちこめる中、父が横たわっていた。おだやかな、眠っているような顔。なのに、頬はもうすっかり冷たくて、こらえきれずにお父さんお父さんお父さんと、大声で泣いてしまう。

 ここからの記憶は飛び飛びになっている。

 午後8時に納棺。葬儀屋さんが来て、いろいろ手配してくれる。アルコール綿で遺体を清める。父の指にバンドエイドが巻いてあるのに気付く。見覚えのあるブルーのチェックのシーツごと、棺に納める。気に入っていた着物を一枚、上からかける。白と黄色の菊の花で顔のまわりを飾り、棺のふたを閉める。窮屈そうに箱に納まってしまった父は、もはや窮屈だと感じることもない。

 線香を絶やさぬように、蚊取りのようにぐるぐると巻いた、長い時間ともすことのできる線香が祭壇に供えてある。御飯のまんなかに突き立った箸。

 近隣に嫁いだ妹の家に、風呂をもらいにゆく。明日からはそれどころではなくなる、いまのうちにということだ。風呂上がり、いくつか電話。中学からの友人にだけは、今回のことを話しておく。先方には迷惑であろうが、支えが、わかちあう誰かが自分には必要だった。

 家まで送ってもらって、その晩はどこでどうやって眠ったのか覚えていない。


2002年02月27日(水) なにごともなく週の中日(ちゅうにちではなし)
 無印でいろいろお買いもの。カットソー(七分袖。あんま七分は好きじゃないのだけど、腕まくりするよりはよかろー)、烏龍茶、野菜チップス、バウムクーヘン(非常食?に)。

 碁アニメ見そこねる(家についたらエンディングだった)が、もう悔しくもなし。連載していないと、こうも張り合いがないものか。『ロング・ラブレター/漂流教室』、見たはずなのにあまり記憶になし。ああ、歌を歌ったら雨が降ってみんな喜ぶ場面があったんだった。「嘘っぽいなあ」とか思ったら、ちゃんと原作準拠で意味のあるシーンだったのだ。

※これ書いてる現在はもう、2週間近く経っている。いろいろあったので記憶が薄れても当然か。


2002年02月26日(火) 元気があるわけじゃないと思うのだが出回る日
 荻窪経由、中央線で東京駅まで。改札を出て、地下鉄丸の内線乗り換え方面へ。ここの売店を見るだめだけに来たのだった(我ながらバカだと思う)。
 来た甲斐はあって、たぶんないと思った目的の商品が再入荷したらしく、売っていた。ペンギン型のスクイーズ人形(ぎゅっと握って遊ぶ)、300円(このために運賃と時間をかけたと思うとバカバカしいので考えないようにする)。
 タグもメーカーの記入も包装も何もないので「商品名はなんと言うのですか」と訊ねたら、「にぎってリフレッシュ」というのだと教えてもらえた。しかし後で Google検索 しても手がかりは見つけられず、相変わらず素性は謎。現物が手元にあるのに出自がはっきりしないというのも妙な話。

 丸の内線で池袋へ。荻窪から東京までも、丸の内線で来ることもできたなと思う。大回りではあるが、ふだん乗らない路線に乗るのも旅の面白さ(なにが旅か)。

 コミック・同人誌ショップ「とらのあな」へ。探している同人誌について店員さんに質問。ずいぶん時間をかけて確認してくれたのだが、在庫はなし、通販も終了したとの由。作者のサイトの記載では、「とらのあな」に小部数入荷しているはずだとあって最後の望みだったので、かなりがっくりくる。駄目でもともと、作者にメールしてみようか。『真夜中猫王子』の1巻と「マガジンZ」購入。

 「マガジンZ」掲載の『仮面ライダー Spirits』、スーパー1編に突入。スーパー1はリアルタイムで見た記憶がなく白紙で読んだのだが、これがもう! SFごころをくすぐられまくり。「いつか太陽系の外へも……」ってあたり、勝手に感情移入して盛り上がってしまう。宇宙開発はロマンだねぇ。今回は「改造人間」でなく「(惑星)開発用サイボーグ」という切り口が良いです。アストロノーツたちにコードネームで呼ばれたりとかね。
 敵役アスラも渋い渋い。いつもながら、後編までの一ヶ月が長いこと。誉めすぎかもだが、好きなんだから仕方ない。原典(原作、特撮とも)にさほど思い入れがないので、本歌取りの良さを十分に味わえない反面、先入観なしで独立したマンガとして読んで楽しめている部分はあるだろう。ゼクロス編に際しては、多少の予習が必要かとも思う(雑音も多いものの、2ちゃんねる少年マンガ板のスレッドは良い副読本になっている。熱い名無しさんたちに感謝)。

 思い付きでふと電車に乗り、いつも行かない場所へ行く。元気があるわけではない、相変わらず、人に会って話をするのはおっくうな気分が続いている。なにかからの逃避であろうという気はしている。


2002年02月25日(月) 駐禁でキップ切られる(あいたー)
 終業後、アレルギー科へ。夜8時までやっているのと、症状や薬について納得できるように説明してくれるので有難い。良い医者に出会って、花粉症もそこそこ軽快して、今年はよかった。ただきちさんの知り合いで、漢方と自然食品で劇的によくなったという人がいるので、シーズンオフの体質改善に、併用してみると良いかも知れぬ。
 こちらの医者からは、頓服薬(1日2回)と目薬を追加してもらう。22日は、めちゃくちゃたくさん花粉が飛んだ日だったそうで、その日から発症したり悪化した人も多かったらしい。あまりにも忠実に身体が花粉の飛び具合に反応しているので、自分でもちょっとおかしい。

 ただきちさんと待ち合わせて、タイ料理屋に行く。
 生春巻(休業中の別の店のほうが美味しい、とただきちさんは言う)、トム・カーガイ(とりとココナッツミルクのスープ)、野菜炒め。蒸したもち米を丸めて、料理の汁につけて食べる。うまいー。デザートに煮バナナ。甘みが強いけど、他にない、癖になりそうな味。

 桑田乃梨子『真夜中猫王子』、2巻だけ購入。
本屋に寄ったりなどしたせいか、紙一重のタイミングで駐車禁止のキップ切られてしまうー。マイガー。ただきちさん、ごめん。代われるものなら代わりたいが、そーもいかん。平謝り。

 コンビニで『漂流教室』の廉価版、揃っていたので全巻購入。ただきちさんはむさぼり読む。ドラマはかなり忠実にエピソードを拾っているらしく、あらためて驚いていた。


2002年02月24日(日) びっくり鮭の親子寿司
 なんかもー記憶ないぞ。メモってあっても、マメに書かねば忘れてしまう。

 アギトもといリュウキも見ずに寝ていたような。1日ふらふらと本読んだり。日本の新鋭作家がきちんと版権を取って書いたとゆー『サムライ・レンズマン』、すげー面白くてわくわく。なのに根気ないことおびただしく、挫折しそう。主人公のイメージはルパン三世の五右衛門かな? 髷というよりポニーテイル(?)なのも自分は好きなのだが、あとで電話で聞いてみたら、師匠のツボからは外れた模様。
 小隅黎さん渾身の新訳になる『レンズマン』シリーズも読み返したいが、当分無理な気持ち。なんでこう根気ないかなあ。

 『サイボーグ009』、なんか良く分からない話だったような。いい話とそうでもない話(絵も脚本も)が混在していて、来週はいきなり「クビクロ」なんですよ。油断ならない。

 ただきちさん、Q君と夕飯(この人と一緒の食事はご馳走のことが多いので、嬉しいのだ)。
 Q君のリクエストにより回転寿司。安くてネタの大きい店で、日替わりで変わったものも出る。本日はサーモンとイクラの寿司。ありそうでなかった親子寿司(ニセ親子ではあろーが)。これがウマー! だったので、来てよかったと思う。

 帰りの道すがら、高い寿司ネタ食べたり、焼き肉屋に入れるようになって俺たちもオトナになったよなあ、などとしみじみ話し合う。ステーキ屋に入りたくて入れなかった日もあったし、「焼き肉屋でお腹いっぱい食べるのが野望」ってどこかに書いた気がする。思えばQ君とも長いつきいあいだなあ。

 ヒロセでガーリックラスクほか買って、高円寺一うまい(と信じる)ケーキ屋「ノアパパ」でケーキも買う。クリスマスも誕生日にもケーキなんぞ買わなかったのに、こんな日もある。このバナナシフォンが、もう絶品。マジで。一口ごとに「ふわー」「ひあー」などとマヌケな声を立ててしまい、食べ終わるのを惜しみながら、ゆっくりゆっくり食べる。ああ、しあわせ。

 楽しい時も、美味しいものも、いつかはなくなって終わってしまうのが人生の理であって、その消え去ってゆく一瞬一瞬が切なくも愛しいとゆーわけなのだなー。


2002年02月23日(土) あちこちぐるぐる回ってみたみた
中野ブロードウェイ
 フィギュアなど見て回る。師匠が探しているワンピース・ウォンテッドプレートPART3の「火拳のエース」があるかなーと思ったが、なかなかないものだ(もし持ってて交換などしてくれる方いらしたら、メールフォームとかでご連絡くださいませ!)。
 『コレクト倶楽部』の人魚フィギュアの相場にはびっくり。青とピンクので3000円、レアもののブロンド人魚さんは7000円くらい。うわぁ。ワンフェス(模型関係イベント)限定のカラーなんかもあるらしい。コレクターじゃなくてよかったかも。
中野ダイソー
 ながらく探していた玩具のトラック発見。「世界の名車シリーズ」37。アメリカの州警察かなにかの車両で、黄色いボディに「アンダーウォーター・サーチ・アンド・リカバリー」って書いてある。ダイビングのスキルではなく、水中捜索とかなんとかいう意味なんだろうな。
池袋ハンズ
 時間が遅かったので、ちょっと見ただけ。
マレア池袋
 気になっていたダイビングショップ。場所がよくわからずに(地図持ってでろよー)電話してみたが、営業時間内にたどりつけず。次回に持ち越し。
高円寺いつものエスニック料理屋
 「よーし辛いもんでも食べて元気出すぞー」と思ったら、「改装のため2月いっぱい休業」とな。しおしおと帰る。

 歩き回ってへとへとになったので、池袋のコンビニでクレープ買って、車の中で食べる。バナナクレープうまー。ひさしぶりに甘味を買い食い。これもまた楽し。ついでにカレーせんべいも買う。発作的に食べたくなることがあるのに、近所の店には何故か売っていないカレーせんべい。わーい。あと「まいうー丼」など目撃する。買わないけど。

 たくさん歩いて足がつかれたー。足の裏を自分で揉んでみたりなど。



2002年02月22日(金) 家系ラーメン初体験(たぶん)
この不完全さも日常になりつつある。自らの墓穴を掘っては埋めつづける、職務を全うできない墓堀りのようだ。
20日分に訂正: 誤『もっこ』→正『もっけ』アフタヌーンシーズン増刊のページ参照。
14日から19日まで追加。まだ書き漏らしたこともありそうだが、最低限の穴だけ埋めて、先へと進むことにする。
15日分、ちょっと書き足し。

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 ただきちさんの希望で、環七(環状七号線)沿いの「家系ラーメン」を食べにゆく。高円寺の駅から少し歩いたところにあるその店は、車で通りかかるたびに気になっていたのだが、なかなか行く機会がなかった。
 しょうゆトンコツのスープで、好きな具をプラスできる。わたしはネギ大盛り、ただきちさんは海苔を。すでに味付け玉子、メンマ、チャーシュー2種、大きくて香りの良い海苔などが乗っている。長い間に期待しすぎていたのか、思ったよりは感銘を受けなかった。いっぺん食べたら気が済んで、「もう来なくていいや〜」と思ってしまった。「家系」の実力はこんなもんじゃあるまい、とも思う。横浜の店なり、ラーメン博物館に食べに行ったら違うんだろうか。

 花粉が多量に飛んでいるのか、クシャミ連発。頓服薬(抗ヒスタミン剤)を飲むが、あんまり変わりない気がする。

 うっかり『トリック2』を見そこねた! ガーン! 終わった直後の時間にそのことに気付き、とても悔しい思いをする。ドラマのひとつやふたつ、見なくても人生になんら影響はなくて、楽しみをひとつ逃したというだけなんだけど。


2002年02月21日(木) 午前3時のマーメイド
 うー。9日から13日まで加筆。14日から19日まではまだ。
 2月分一気読みすると面倒がなくてよろしいですたぶん。

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 目がかゆい、鼻がむずむずして詰まり気味。花粉が飛んでいるのか。昨年も2月の21日から発症した。今年もそんな季節だ。新潟は冬のさなかにあったが、関東では晴れて風のない日には春の気配を感じる。八重咲きの紅梅がほころび、日の当たる生け垣の沈丁花も、つぼみの先がほんの少しゆるんでいる。あと2週間もしたら春らしい香りを振りまくだろう。

 口コミ(ネットコミ?)で知った内科アレルギー科の医院へ。今年の症状が軽くてすんでいるのは、耳鼻科でもらった抗アレルギー薬を飲んでいるせいだと判明。そりゃそうか、そんな簡単に体質改善できるはずないもんな。その薬は効き目が出るまでに2週間ほどかかるので、花粉が飛び始める前から服用をはじめないと間に合わないそうだ。もう症状が出かかっており、医者に来るのも遅かったかもしれない。現状維持で様子見として、すこしでも服用を怠って体内の有効成分の濃度が低下したらアウト(即、発症)だとゆー。
 理屈を説明されたら納得できる。ほんとーに終わりのない戦いであるのだ。それでも「まだ兵力の5分の1も出してませんから。悪化したらまた相談してください」との言葉は頼もしい。これまでと同じ抗アレルギー薬を14日分、ほかに頓服薬も10回分もらう。こっちは抗ヒスタミン剤で、眠気が出る可能性ありとのこと。

 薬局へ処方箋を持ってって調剤してもらう。ヒロセと書店に寄って帰る。絵の参考にするために、月刊アクアライフをはじめて購入。帰宅するあたりからクシャミとセキ。ちょっと躊躇したが、頓服を飲む。すこし落書きをして、薬のせいか疲れのせいか(たぶん後者)、たまらない眠気がきたので仮眠。

 夜中に起きて『シークエスト』の再放送(自分は初見)。スピルバーグ製作総指揮のTV用映画で、潜航艇やサメが3DCGで作られている。役者も筋書きもきっちりしててレベルが高い。深夜でなければ毎週見たいところ。ビデオが使えない状態なので(ただきちさん早くなんとかしてくれ〜! ってココに書いても。)起きて見ているしかないのだが、正直いって辛い。
 サブタイトルが「深海1万メートルの人魚」だったかな。「人魚」じゃなくて、マッド・サイエンティストの父親に身体改造された娘が出てくる、ベリャーエフの『両棲人間』+淡いラブストーリーみたいな話だった。自分は人魚好きですが、シッポがなかろーと天然ものでなかろーとおっけーなので、それなりに楽しく見ることができた。
 科学考証がどうこう言えばウソだらけなんだけど、物語が破綻してなければいい、説得力のあるウソをついてくれたらいい、そう思う。


2002年02月20日(水) やる気なしぞうな日々
 メロメロっす。途切れた日記はあとで書くかも、書かないかも。

 グリコビスコ〈小麦胚芽入りクラッカー〉激ウマ! 白×クリームっぽいカラーリングの箱に「ビスコが赤箱じゃなくなったぞびっくり〜!」と思ったら新製品でした。サクサク軽い歯ざわりのクラッカーにクリームをサンド。あとを引く味ですが、5枚ひとパックなので食べ過ぎを防止できる(かも)。地域限定発売(そのうち全国発売するのだらうと根拠なく予測)。タイムスリップグリコに続き、グリコにしてやられ中。

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 碁アニメ、絵が乱れているよーギャグが寒いよー。監督と作画監督が交代したという話ですが、そのせい? オリジナルの台詞や展開が上滑りに思えるのは、原作大好きなせいだけじゃあるまい。次週予告は良さそうなので期待。

 イブニングくらオリ『サボキャン』、誉田くんの衝撃の過去!)、アフタヌーン・シーズン増刊『蟲師』『もっこ』いいねぇ)、テレビブロス(楳図かずおインタビュー)など読む。

 『ロング・ラブレター』、面白い……のだが、「心の薄目」全開(←「薄目・全開」って矛盾してるなー)にしないと辛くなってきた。抗破傷風人免疫グロブリンがあんなところに(※)! テレビにツッコミ入れてしまう。竜巻のエフェクトとかは予算が足りないのだということにしておこう。熱に浮かされた先生の妄想が、エヴァ(トーストくわえた綾波)、でなければふつーのフジのドラマみたいで笑えた。いちばん生き生きしてるのが、マンガっぽい造型のはずの関谷女史だったりする。生徒たちも今後は極限状態の狂気を見せるのだろうか、やっぱラブ中心の物語になるのだろうか。
 不安と期待ともにあり、それでも続きとラストを楽しみにしていて、たぶん来週も見る。

※展開だけでも「ウソだろーあれはー」って感じだったのですが、このへんとか見るとものすごい確率の偶然であったのだと思われる。ドラマに完璧な整合性を求めるつもりはないし、素人が盲腸の手術をするのはいくらなんでもなので破傷風に変更したのだろーけれど、ううう。いちばん心に残ってる映画の一本が『震える舌』だったりするので余計にウソくせーと思ってしまいます。

 絵を一枚描きかけ、完成できず。

 先週閉鎖したサイトが再開している。もはや、喜んでいいのかどうか分からない。運営者の真意を問う気も起こらない。これによらず、すべてのことどもがどーでもよく思える時期であって厭世的。それもまた自己防衛の一環であって、いずれ過ぎ去る症状であろう。

 すこしチャットして寝る。


2002年02月19日(火) 撃沈(2日め)
 寝込む! その2!

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 土日から続いて4日も休めば脳も腐ってきそうな気がする。なのに、いくら眠っても眠い。おかしい。なにを食べてもお腹を下す。胃と腸は別だろう、いったいどうなってるというんだ。ただの不摂生で不健康な生活がいけないので、規則的で適度な運動もする健康的な生活を心掛ければ良い、と承知してはいても、その通りに暮らせたら苦労はないっつーか。
 昼間から寝ている罪悪感ゆえか、悪夢を見て飛び起きてみたり。小心者。


2002年02月18日(月) 撃沈(1日め)
 寝込む! 特記事項なし。


2002年02月17日(日) ただきちさんのバースデイ
 せらむん龍騎見て、やっぱだらだら。絵なんか描けねー。

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 ただきちさん誕生日。しかし彼は免許の書き換えで1日不在、こっちは不調なので、何もない。クリスマス、バレンタイン、バースデー、なにもしなくていいものかと、ヘンな義務感に駆られたりはするけれど、そんな世間の激甘な恋人たちみたいにしなくてもいいやん、とも思う。日本人は元来お祭り好きなのだろーが、イベントで盛り上げねばならないと錯覚しているとしたらマスコミのせいじゃないのかー。などと、ナニモノカに向かって言い訳してみる。

 『セーラームーンS』は亜美ちゃん主役で作画監督が安藤さんでないという珍しい回だったのです。本放送当の思い出・諸事が画面とともにあざやかに蘇ってくる、オタク特有の記憶回路を再認識。


2002年02月16日(土) 無為で暇であるがだるいので動かない
 予定通りだーらだらしる。

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 コミックス読んだり寝たりしてた。大阪でオフ会に出ている明日香ちん(仮名)からメール来る。うわあん、楽しそうだー。とゆっても、そのためだけに大阪まで出かける元気も資金もなかった。でも楽しいことを教えてくれる人がいるのはありがたいことなのだ。弱ってるときに優しくされるとなお(別の意味で)弱いよな。


2002年02月15日(金) 越冬準備(?)
 チョコ届く。アランジアロンゾのウオ缶に、かわいいチョコの詰め合わせ。すっげー嬉しい。いや同性からいただいたんですけども。贈りものをする理由のある日ってステキだ。非誕生日のプレゼント(出典は『アリス』でしたっけ?)もまたよし。

 具合が悪くなる気配があるので、週末は完璧に引きこもる決意をして(するな)、食料と日用品を買い込む。

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無印良品(野菜チップス、凍頂烏龍ティーバッグ、乾燥アプリコット)
ヒロセ(パンたくさん)
薬局
キクヤ(小さい塗りのお椀)
沖縄物産展(アーサ汁、もずく汁)
ジプシーピアス2個(青い透明なハート、青い石3つがバーになってる)


2002年02月14日(木) 踊るハートのバレンタイン
 http://www.google.com/heart/feature_cons.html()。

 ↑タイトルの由来はこのあたりで(深い意味なんかない)。

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師匠宅に、12日発送したチョコが届いたとの報。厳密にはチョコじゃなく、ココアと紅茶のフレーバードクッキー詰め合わせ。大好きなレモンドロップのお菓子。【私信】上京の折りにはケーキと紅茶でデートしませう。
ついに我慢できなくなり『ワンピース』14〜21巻まで、8冊いっぺんに買う。
SFマガジンが妙な棚にある書店(トホホ)。A5のコミック雑誌(「愛の体験告白」とか「いちばん残酷なグリム童話」)に挟まれている奇妙な光景。
マレア池袋で扱っているという、ダイビングなどで遊べる水中おもちゃについて。たしか「ダイビングワールド」に掲載されているのを見た。水中フリスビーは他の雑誌でも紹介されていた記憶あり。いずれ調べに行こう(そんで、使う当てもないのに買う。たぶん)。
藤倉和音さんの一周忌(と、後で知った)。『ダブルブリッド』は読んでいるが、イラストレーターが交代した理由を1年間も知らなかったのだった。


2002年02月13日(水) バレンタインデー・キッス
 連休ちゅう書かなかったら、日記をまとめて書く時間がない。書きたいことはたくさんある、端折ってしまいたくない。しかし書かないと忘れるので、メモ的に書き付けておく。9日以降の分は書き直し予定。

 →とは書いたものの、やっぱ記憶は薄れまくり消えまくり。

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 チャットで国生さゆりが耳から離れないなどと話していた、そう、明くる14日はバレンタインなのだった。とくにイベントは予定されていない(サミシーとは思う)。したくないわけでもないんだけど、仕事とかあるので仕方ないっす。
 あの曲(正しくは『バレンタイン・キッス』なんだって? 「デー」抜き)を聞くと、当時加入していたサークルの主催者が描いていたマンガを思い出してしまう(理由はたわいもないもので、登場人物が口ずさんでいたというだけ)。ふと思い立ってその人のペンネームで検索してみたらヒットするし。何年も音信不通で年賀状すらやり取りしてないというのに、げにネットは便利で恐ろしい。

 師匠にアニメを見せてもらって、チョッパーの出てくるあたりを読み返したくなり、家にある『ワンピース』の単行本を確認したら、13巻までしかなかった。うっかり最新刊(22巻)だけ買ってしまう。遠からず、その間隙を埋めることになるだろう。


2002年02月12日(火) 探しものが見つからない
 名前も発売元も、カテゴリも不明なものを探す。困難。玩具なのか健康器具なのか、どういう店のどんなコーナーで扱っているのか。ロフト、ソニープラザ、駅ビル、雑貨屋、ユザワヤ、思い付く限りを回るが見当たらず。

 11月以来のリフレクソロジー(足裏マッサージ)に。すごく痛い。だるさが完璧に消えるわけじゃないが、足の裏がしっかりと接地する感覚がある。効いていると思いたい。

 ネットカフェで待ち合わせ。書店、郵便局、そのほか寄って、遅くに帰宅。おいしいリンゴとキンカンをつまむ(深夜なのに)。新しいお茶の封を切る。

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 探しているのは9日に書いた、ペンギンの人形。ペンギン、スクイーズ人形、などで検索してみても、それらしい物件が見当たらない。のぽぽん(フラッシュムービーをすぐにスキップできなくて困った。未対応の人は注意)の小さいサイズのものに似ているのだが、名称不明のものを探すのは、ネットの助力を得ても難しい。世界は言葉の呪でしばられているのだなー、と陰陽師みたいな感慨。

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 ただきちさんはコミケの申込で忙しい。前回よりは余裕があるようだ(この前ひどい目にあったので、邪魔はしないが手伝わないと言ってある)。

 沖縄そば。スパムも八重山かまぼこもおいしくいただいた。味覚が変わってきているのか、体調のせいか。あばら肉煮込みの、骨のきわまでガリガリかじる。
 忘れていた肉味噌の名前はアンダンスだった。スパムがオランダ産だと書いていたが、デンマーク産の間違い。訂正! 未確認事項、誤りの多い日記であることよ(我ながら嘆息)。


2002年02月11日(月) 新潟行き(3日め)
 最大の懸案事項片付かず。妹と兄嫁と2時間ほど談笑、貴重な時間。ばーちゃんの老いてちいさくなったことよ。なんでもないことに泣けてくる。

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 パスケース新調。ミッフィーの図柄。ブルーナの「うさこちゃん」と言ったほうが自分には馴染みがある(古い人間ですから)。うねのある織り方の、渋い柿色みたいな布製。でもミッフィー。
 手帳も、クリスマスにいただいたログブック用のバイブルサイズのバインダー(ブルーで海っぽい柄ですごい可愛い!)も、図らずもミッフィーだらけの2002年。ログブック新調したのに、ぜんぜん海に行ってないし。
 ベテランダイバーのケーポイさん(仮名)たちは、先日どっか海外に潜りに行ってきたそうで、お土産にココナッツのお菓子かなんかもらってきた。「よかったらまた誘ってください」とゆっておこう(あくまで低姿勢)。

 うー。気が重いけど兄に会ったら言ってやらねばと思ってたことは、結局言い出せもしなかった。バカだなあ俺。きっと後悔することになるんだろう。
 鈍行→新幹線の乗り継ぎがタイトで、連休最終日らしい混雑具合だったので、土産ものなどを気にせず、とにかく座席の確保。運よく座れてほっとする。2時間はほとんど眠って過ごす。重苦しいだるさを感じながら帰宅。


2002年02月10日(日) 新潟行き(2日め)
 夕方まで師匠んちでだらだら。すこし昼寝。夕刻(6時頃)の鈍行で北へ。

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 『仮面ライダー龍騎』第2回を見る。どこが「ライダー」なのか分からないだけで、特撮番組としては面白くて良くできているという印象。主人公の勤務先(webニュース製作事務所?)はなんだかお気楽な雰囲気なのに「ジャーナリストとして云々」というあたりは脱力。お子様向けなのだし、昔のライダーものはもっととんでもなかったので、気にしないほうがいいのだろう。見られたら見続けてみよう。

 断続的にテレビと新聞とジャンプを眺めつつ、絵の続き。めちゃくちゃ久しぶりに「いいとも増刊号」を見る。日曜の昼間は起きていてもまずテレビをつけることなどないからなー(というか、ほぼ寝ている。自堕落)。
 絵は結局、ハガキサイズの半分ほどの小さいのを一枚だけ、それも未完成。なんのために合宿に来たというのか不甲斐なく思えども、だらだらしてて集中できなかった自分が悪い。

 録画してあったアニメ『ワンピース』を見せてもらう。トニートニー・チョッパーと「ヒルルクの桜」のくだり。恥ずかしげもなく号泣。うわーん。桜の美しいことよ。こんなふうにマンガの良さを膨らませてアニメにしてくれる監督の手腕。ファンとして言うことはない、作者もきっと幸せだろうなあと思う。

 夕刻、鈍行で北上。駅前まで迎えに来てくれた父の頭髪は真っ白。そういえば1年ぶりだ。昨年の今頃、入院していた祖母の見舞いに来たのだった。祖母は小さく小さくなってしまって、もうかなり歩行が困難であるようだった。ふだん考えないで暮らしているだけに、老いた様子を目の当たりにして胸が痛む。

 夕飯食べて、ゆっくり風呂に浸かって、なんでもないようなことを話す。生まれた場所ではあるけれど、帰るべきところではないと感じる。遠くにありて思うもの、あまり帰ることもなくなってゆくのだろうなあ、と。


2002年02月09日(土) 新潟行き(1日め)
昼過ぎに出発、5時頃に新潟駅着。
積雪はなく降ってもおらず、だがさすがに寒い。
師匠んちで先輩と歓談、御飯、お茶。
みんなでオリンピックのダイジェストを見る。
深夜まで原稿用紙に向かうものの、エンジンに火が点かず。

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 駅まで車で迎えにきてもらい、ひたすら感謝。三人とも赤い服を着ていたのにはちょっと笑った。ふたりは通販で偶然に同じ品を買ったとのこと。

 こたつで暖まりながら、菓子をつまみ茶を喫し、夕食をご馳走になる。友人の消息、まんがの話、オリンピック開会式を茶飲み話に。藤木直人(ビューネ君でハカセだったのかー、と今更知る俺)の顔がCMごとにアップになるのは何なのだ。コメントもできないで座っているだけでは本人も苦痛じゃないのか。等とツッコミ入れつつ。金かけすぎと言われていたが、多くの時間と資金と労力をつぎ込んだ開会式は美しく、感動的だった。人の努力や練習が胸を打つ。開会式だけでも、オリンピックに参加したことは一生の思い出になるだろうなあ。

 出掛けにキオスクで見かけたものの買うことのできなかったペンギンの玩具(?)と同じものが、師匠の家にあって、すげえ驚いた。ペンギン好きな彼女にあげたら喜ぶだろうかと思ってたし、自分も欲しかったのだ。弾力のある柔らかい素材でできており、デザインはシンプルで愛らしい。ぎゅっと握って手のひらの運動ができる、スクイーズ人形というのだろうか。タグも商品名も不明なので、探したり入手するのは困難な予感。

 碁が終わって買う気を失った先週のジャンプを借りて読み、古い同人誌を懐かしく読み(イギリス旅行も、もうずっと昔のことになってしまったのだなあ)、原稿用紙は白いまま。紙を切ってハガキサイズのを何枚か作っただけで、あきらめて就寝。


2002年02月08日(金) のらくらと低クロックで旅支度
日記つけるのさぼり気味。水曜からのをまとめて書いた。
連休は泊りがけで出かけます。出先で更新する余裕もネット環境もなし。っつーことで、また。

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 旅費を含め多めにお金を下ろして、買い出しに。
 無印良品:凍頂烏龍、文山包種。乳液小ビン、バウムクーヘン、厚手タイツ二足組、その他。インスタントのトム・カーガイ(鶏肉とココナッツミルクのスープ)を見つけて、うっかり買ってしまう。
 ヒロセ:阿波踊りサブレ(10枚入り×3個)、カマンベールチーズパン、ミニフランス。連休は社員旅行(スキー)で休業なのだそうで、あんパンひと袋おまけしてくれた。嬉しい。あとジーンズメイトにも寄る。

 PHSにメールが来ていて、タイムスリップグリコのおまけをトレーディングしてくれるとのこと。忘れずに持っていかなくてはいかんので、ポストイットにメモして財布に貼っておく。ボイスメモと紙媒体を併用していても、もの忘れには完璧に対応できない。秘書でも雇うべきであろうか。

 荷造りも途中のまま寝てしまう、出発間際に後悔するのを承知しながら。どうやら自分には秘書などよりも、口うるさいおかんが必要のようだ。


2002年02月07日(木) やさぐれ気分、継続ちゅう
 なんかもー、やる気とか覇気とかそういうものが欠如しまくり。
 夕飯たべたあと書店に行って、『サトラレ』買おうと思ったら2巻しかなくて、となりの駅まで遠征。そっちの書店にもなかった。カックリ。新刊平積みを眺め、文庫本の背表紙をチェックし、雑誌もパラパラ見たけど、なんにも欲しいものはない。無駄遣いしなくてすんで、いいことじゃないか。

 徹夜明けのただきちさん(仮名。ってやめようと思いつつまたつける)が泥のような眠りをむさぼっているはずだ。熟睡してても、となりの部屋でカサカサ言うと起きるんだよな。というのを理由に、まんが喫茶で時間をつぶす。起きたらメールかなんか来るだろうから。

 『サトラレ』はやっぱり新刊しか置いてなくて(いちおう読んだ)、ほかに読みたかった本もあまりなく、ネット席に移動。このところ読みつづけている膨大なテキスト(ログの抜粋+資料を分かりやすくまとめたもの)を読みふける。ネットで日々起こっている事件は、下手なフィクションの上をいく。自分には関わりのない出来事ではあろうが、他山の石とする心は忘れないようにしよう、とネットウォッチャーの尻尾をぶらさげつつも正義漢ぶって稿を納めてみる。

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 かなーり遅い時間に「ラーメン食べにいく」とのメールが来て、拾ってもらう。好きな時間に生きているなあ。うらやましいぞ、ただきちさん。


2002年02月06日(水) スパムが並んだカウンター
 ざんぎょー。やさぐれ気分。
 遅くなったのでテレビなんか見るのあきらめて(どうせ間に合わない)、飲みにでも行く気持ちになる。『ヒカルの碁』『ロングラブレター』も、どっちもだ。碁アニメのほうは原作が一段落して気が抜けてしまったせいだろう。こんなふうに、ちょっとしたきっかけでドラマなどを最後まで見ないことがよくあり、むしろ、最後まできちんと見ることのほうが少ない。基本的に飽きっぽいのだろう。

 月曜に行った沖縄料理の店を再訪。フーイリチー(麩の炒めもの)、島らっきょ、島豆腐の冷奴、うっちん茶と烏龍茶、それぞれホットで。冷奴が思ったよりも巨大で、ごはんもの食べないうちに満腹になってしまった。
 いつも「沖縄そばが食べたいなあ」と思って足を運ぶのに、つい他の料理に目を奪われてしまってオーダーできず。ここのはポークランチョンミート(スパム)がのってて、それがあんまり好きじゃないっていうのもある。もう少し慣れたら「ソーキソバのポーク抜き」って頼んでみようかと思う。
 カウンターと厨房の境界には大きなスパム缶が積み上げてあり、ラベルに「オランダ産」と記載されている。
 去年セブに同行した人が着てたスパム缶プリントのTシャツが欲しかったなあ、と連想。その人は海外で買ったそうだが、秋葉原でも売っていたことがあるらしい。

 帰ったら、まだ『ロングラブレター』やってて、終わりの10分くらい見た。西さんが謎の侵入者に袋詰めにされ肩にかつがれて、さらわれてしまった。大事なところは見たらしいから、よしとするか。しかしここのドラマあらすじ紹介はヘタレてるぞ。ネタバレ防止のせいか、肝心なことが全然わからんじゃないか。個人的には、関谷先生は姓で表記してほしいのだった。
 碁アニメのほうは別に見逃してもいいやと思ったけど、そういえば緒方九段(当時)が出るんだったっけ。ちょっとだけ後悔。

 チャットで、とあるサイト閉鎖の報を聞く。
 数ヶ月単位で閉めたり開けたり、悩みは尽きない様子。訪問者としては複雑な心持ちであって寂しさも覚えるし、何度も閉鎖・再開を繰り返されれば「またか〜」という気分にもなったりしますね正直。
 Google のキャッシュのほかにもこんなライブラリがある。アーカイブされてる限り閉鎖した意味はないとも言えるが、運営に疲れたのなら、休むしかないよな。企業サイトじゃないんだから、管理人の気分や都合で運営すればよし、運営しなくてもよし。誰に強制されてるわけじゃない。


2002年02月05日(火) 猫もねずみも愛らしい
ぐはっ。ダサいホームページ作成マニュアル凝縮版。いてーいてー。思い当たる節がありすぎ。単に欠点をあげつらうだけじゃなく、笑い飛ばし、我が身を振りかえり、どうすればダサく(痛く)なくなるか考える。とゆー姿勢が好きです。
週末までにすべきこといっぱいあるのに、ひとつとして片付かない。最低限のことしかやらないでおこう、というか、もはやそれ以外の道はない。脳のクロック低下したままだし。

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 ヒロセのパン食べて、さらに夕飯。太ってもしょーがないっすよ! っつーか食べ過ぎ。あとで胃もたれになるくせに、目が欲しがるのに負けるからいかんのだ。

 かわいい猫の写真をいただく。カメラマンの了承を得て、ひとに見せまくる(見せられるほうはたまったもんじゃないかもしれない)。猫本人の了承を取りつけていないのが心配なのであるが、猫には人権も肖像権もないのでヨシ(ぉ 壁紙にしてみたりなどメロメロになる。
 妹からジャンガリアンハムスターの写真を送ってもらったときも悶絶するほど可愛い! と思った。げっ歯類の可愛らしさはヤヴァイよマジで。しかし猫も可愛いなあー。食う・食われるの間柄の動物たちがどちらも人間の目には愛玩すべきものに映る。よほどのことがないければヒトは食わないからなあ、猫もねずみも。


2002年02月04日(月) ゴーヤとアーサとシークヮーサー
カウンタを重複チェック機能つきのに変更。景気よく回ってると楽しいんだけど、プレビューの度に余分に回るのはあかんだろ、ということで。これで少しは正確な値になるであろう。
眠い。夜は眠くなくて昼眠い。
どん底の時期から回復しつつあるものの「すべてがどーでもよく思える時期」に入った。自己防衛にもほどがある。そして無気力。
日曜には『仮面ライダー龍騎』みそこねる。ライダーっぽくないにしても、エンターテインメントとして、子どもを楽しませる意図において、成功ではないかとゆー話。とにかく自分の目で確かめたかったのだが。来週は忘れずに見よう。
昨晩、海老一染太郎師匠の訃報に接する。「もうこれで日本にお正月がこなくなってしまったなあ」とコメントした人がいて、喪失感を的確に表現するものだと思った。闘病しつつ最後まで芸人であろうとしたとの報道に涙。合掌。

トレーディングのお願い。タイムスリップグリコ「くらしシリーズ」「白黒テレビ」を探しております。こちら「鉄人28号」の「モンスターとの戦い」(カラー)、「摩天楼を飛ぶ」(白黒)、「のりものシリーズ」の「トヨペット クラウン」がだぶっております。交換、譲渡など応相談。メールフォームなどでお気軽によろしくです。

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 へっへっへ。飲みに行っちゃいましたよ。沖縄料理のおいしい居酒屋。
 シークヮーサーサワーを一杯でべろべろになってもーた。ゴーヤちゃんぷるーが美味! ゴーヤはシャキシャキ、島豆腐と卵ほっくり、豚肉の濃厚な旨み。厚く削ったカツオブシが皿の上でゆらゆら踊ってて、いいにおい。仕上げに、肉味噌入りおにぎり(正式名称失念。次があったらメモってくる)とアーサ汁。どんぶりになみなみと出てきたのはヘヴィでしたが、アーサ(海草)の爽やかな味と香りと舌ざわり。こちらも味のしっかりした豆腐入り。ウマーでした。たまにアルコール飲むとヤなこと忘れるなー。忘れなければならないほどに辛いことなんて別にないんだけど。→なにもかも忘れるってオチか?

 『河童のスケッチブック』読了。ちゃんと最後まで読むことが、この頃とみにできないでいる中、イラストエッセイだから読めた。ときどき開いては拾い読みしても楽しい本だから、書棚の目立つところに立てておく。

 次は、小川一水『導きの星』ハルキ文庫。カバーと口絵は村田蓮璽。
 徳間デュアル文庫、角川春樹事務所ハルキ文庫、角川スニーカー文庫ほかいくつかのブランドで、新しい世代の作家による佳作SFが続々と出版されている状況。喜ばしいが、片っ端から読むほどのバイタリティもないので、「これだけは読まねば後悔する」というのを推薦してもらっての今回の一冊。感想は読了後に。冒頭と帯とカバーからは『竜の卵』『知性化戦争』、現代日本風味とゆー感触。主人公19歳男子、美少女アンドロイド三体が同行、異星人はリスに似て可愛らしい。


2002年02月03日(日) 暦の上では明日から春
就職が決まって、お世話になった方に報告と礼状をしたためたのが、@年前の今ごろだった。というのは、立春の前の日だった記憶があるからだ。
かように、どうでもいいことを、いつまでもストックしておく俺の脳。タイトルも忘れてしまった行進曲の、対旋律と自分のパートだけ覚えているとか。そのメロディもタイトルも、現在となっては確認のしようがない(ネット検索であやふやなメロディについて調べる術はあるのだろうか?)。同じ部に在席していた先輩に歌ってみせればいいのだが、音痴を自認する自分が原曲を再現できるか心もとない。音感に問題ありげだったからパーカッション、しかもティンパニではなくリズムセクションのみ、に配置されたのであろう、顧問の先生の目利きは正しかった。

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 朝から雨。えらく寒い。厚着しても手足が冷えて、熱いお茶を飲み飲み暮らす。

 やっと髪を切りにゆく。新しくできた店に電話したら、受話器でも落っことしたのだろうか、いきなり「ブチ」っと通話が途切れた。弱っているので些細なことでも凹む。ああだめだ。もう一度電話なんかできない。
 先月インターン(たぶん)に担当されて散々で、もう行くのやめようかと思った、いつもの店に電話する。ちょうど空いているという返事に心底ほっとして、傘さして家を出る。
 さいわいベテランの人が切ってくれて、安心してまかせることができた。髪の毛を人にいじってもらうのは気持ちいい。ヒーリングだとかは言わない、動物がノミをとったり毛繕いするのと、根は同じ快感なんだろう。おまかせで、いつもより短めに切ってくださいと言ったら、みごとなベリーショート。わははは。面白いからいいや。

 書き忘れていたこと。金曜から新しい眼鏡に変えた。矯正用のを作ってあったのであるが、小さいフレームだと視界に枠が見えてイヤだったり、メタルよりセルフレームが好きなので、古いのをかけていたのだった。
 レンズに慣れるまで少し目眩がする、視界の端が歪む。だけど、疲れ方は全然ちがう。やはり悪化していたのだな。以前のフレームにも、新しいレンズを入れておくことを考えたほうが良いだろう。スペアの眼鏡がいざというとき役に立たなければ何にもならない。

 ひさしぶりの店で鶏の照焼き。ニンニクしょうゆに漬け込んで焼いた、甘みのない鶏肉。おかずに最適、酒のつまみにも良く合いそう。自家製の塩辛をイカ刺しにまぶして食べるのは、初めての味わい。これも酒のつまみ系ではある。アルコール飲めないこともないが、飲み会でなければ進んで飲むことはない。
 そういえばこの店、前に来たのは暮れに髪を切った日だった。そのあたりから落ち込みが続いて、今日まで来る気がしなかったのだった。多少は出歩く元気が出てきたと思って良いのか(と、前にも書いた。まだ回復途上という実感)。

 雨のあたらない場所の、自動販売機のうえに猫がいる。うとうとしている。ただきちさんは猫いじりがうまい。指先のにおいをかがせて、あごをなでてやると猫は喜んで頭をすりつけてくる。自分がやっても猫は迷惑そうにして、立ち上がると背中を弓形に曲げて爪先立ちになり「うーーーん」とばかり伸びをした。おっかなびっくり触るのを、猫だって感じないわけじゃあるまい。人だけじゃなく、動物に触るのも慣れないんだなあ自分。

 妹尾河童『河童のスケッチブック』(文春文庫)、アフタヌーン連載の『神戸在住』を読み返していたら作中で紹介されていた。書店の棚を眺めていたら良いタイミングで並んでいたもので、即刻購入。父の本棚にあった『河童が覗いたヨーロッパ』を思い出しながらページをめくる。

 スーパーで食料品を買い、福豆もひとふくろ。豆まきはしないが、豆は食う。縁起かつぎでなく、単に炒り豆が好きだから。そういえば豆を買ってきたっけ、と思ったときには日付が変わっていたあたり、季節の移ろいや行事をないがしろにしている。雨は小降りになりはしても止まず、立春を迎えても春の訪れはまだ先の様子。


2002年02月02日(土) 『早春譜』くちずさみつつ暖をとり
昨日「2月の連休に」と書いたが、もう2月じゃないか。気がつくとカレンダーをめくることも忘れていた。ベリリと一枚はがす。谷中にある老舗「いせ辰」の江戸千代紙をモチーフにしたカレンダーの、2月の柄は「夜梅」。日々の疾く過ぎ行くことよ。思い立って、手入れしてないBBSの、壁紙を梅柄に変えてみる。レスなどはできないまま。
うわー金曜に『トリック2』見るの忘れてた。━━(゚д゚;)━━。そんなに残念ってほどでもないのだが(だいたいあまりストーリーを追っていない。漠然と眺めては、妙な画面にときおり爆笑するのが好きなのかも)、疲れて帰ったら奥さんが「録画しといたわよピョ〜ン」とかいう家庭はうらやましい。←多忙さにハラハラしスリリングなテキストを崇拝している(大袈裟な物言い)ある方の日記に、『トリック2』についての言及があったのでございます。
ひとさまの日記に、同じものを見たり読んだりしている描写があると、会ったこともない人にも親近感を覚えてみたり、それはTVの中の芸能人に覚えるものと同等なのではあるまいか、web ではずっと距離が近いような気がするけれど、しょせん錯覚なのよ錯覚。という現実を、常におのれに言い聞かせている。いきなりメール送ることもできてしまうところが、web の手軽さお気軽さであるのですがー、反面かなりおっかないことだ。距離感の喪失。ネットに対する「リアル」の、日常の人付き合いでも適正な距離感を取ることが困難だと自覚しており、さらにネットというフィルタをかけた場をうまく泳ぎ渡ることなんて無理だろうよ。

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 だる〜。いつもの無為な休日。なんでこんなやる気がないのさ。昨日買ってきた4コマ『まんがタイムコレクション ひらのあゆ特集』『本当にあった愉快な話』を読み倒す。ひらのあゆは才能あるなー。単行本も出てよかったなー(芳文社のは買ってないけど)。
 なにしてたのかあんまり記憶がないのだ。寝て起きてごはん食べて後片付けして、とかやってるうちに夜になったくさい。クロック低下しているのですべての動作がスローモー。髪を切りに行きたかったけど、電話したら「空いてません」ってゆわれてガッカリもしたのだ。

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追加
 鶏の南蛮揚げにタルタルソースをかけて食べる。揚げものにはソースかカラシ、何もかけないのがいいかと思ってたのに、タルタルうまいっすー。カロリーの上乗せだああああ。でもうまいんだよー。


2002年02月01日(金) 金曜だが特に予定もなく
キンカン大袋(1キロくらいか?)。庭に生えてた木は増築の際に切り倒されてしまって現在はもうない。当時を偲び、煮たりもせず生のまま食う。
コンビニに安いコミック『どろろ』が。百鬼丸カコイー。いま読んでも完成度たかい、陰惨な物語だ。打ち切りだったのか。どっかに文庫版があるので発掘して再読しる、そのうちに。
「低値安定」を目指す方針で。向上心や野心は必要だと思わなくはない(どっちなんだ)。
デニッシュ食パンの耳がウマー。耳だけ欲しい。
ヤクルトのおばちゃんが温泉施設(なんていうのだアレは。健康ランドって死語だろうしスパじゃない)の割引券をくれた。わーい。
施設紹介のチラシもくれた。ムービーシアターの写真、スクリーンにはなにやらアニメが。このキャラクターはもしや飛鳥了!? 最近のアニメ詳しくないから別人かもだが、もしそうだとしたなら、そんなの見てて、果たしてリラックスできるのか。すげえ疑問。
コミキューさんのメルマガおもろい。トロメールは解約。『LLL』のメルマガ登録。オールアバウトジャパンのダイビングメルマガは、役に立つとか楽しいとかどうしても思えず、悩んだ末に解約。なぜ悩む。

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 寄り道もせず帰る。特記事項なし。

 夕飯は沖縄そば。インスタントも結構うまいのだ。紅しょうがとこーれーぐーす入れたいところ。沖縄そば・八重山そばは、どんなのがスタンダードな味なのか、いまいち分かってない。食べるためだけじゃないが、また沖縄いきたいなー。すっかりリゾートダイバーなので南の海が恋しい。

 2月の連休にはダイビングフェスティバルがある。今年は行けなさそう。残念。


かこぶんきのうあした
ちちやすになんか送る




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