Sさま
お元気でいらっしゃいますか。ぱるたです。
長いことご無沙汰してしまってすみません。上の娘はすっかりドロップアウトしてしまいましたが(現在休学中)お嬢さんは順調に通われていらっしゃいますか? Sさまは今どちらにお勤めなのでしょう。
さて、長男ユイマは高校に進学し、こんどは次女ぷみぷみが中学入学を迎えることになりました。上のお姉ちゃんお兄ちゃんと同じく、自分もS中学に行く!と申しますので申請を出したところ、やはり今年も抽選。そして落選。再申請するも不承認ということで、すっかり落ち込んでしまいました。気持ちをもり立てるために先々週の日曜日に大急ぎでK中、N中、G中をまわって本人に見せました。(今まで抽選にもれても再申請すればどうにかなると甘く見ていたので、どこも見学に行っていなかったのです。)
日曜にもかかわらず、K中は部活をしている生徒がいた関係で副校長先生もおられ、自由に校内をまわって見せていただくことができました。一方、本来の学区域校であるN中は部活もなく、先生もいらっしゃらず、シルバー人材センターから派遣されているらしい主事さんがお一人。自分はよくわからないからどうしようもないと断られ、校舎と校庭を外から眺めるだけ。
気を取り直してG中に向かうと、やはり部活等は行われておらず、職員の方はひとりもいらっしゃらなかったのですが、同じくシルバー人材センターのジャンパーを着込んだ主事さんに事情をお話しすると、では自分が案内しましょうっ!と鍵を持って出てきてくださいました。
上の階から順番に、鍵のしまっている専科の教室も開けて中を見せてくださり、教室の壁に貼ってある展示物なども丁寧に見せてくださいました。 下の方におりてきて、図書室に入りました。主事さんもこの図書室はすばらしいと自分も思うとおっしゃるとおり、小さいながらも品揃え(?!)がよく、本好きの娘がいきなり興奮!ああこの本もある、あの本もある!と書架のまわりをかけまわるようにして、今までのどよよーんとした気分がちょっと明るく変わった瞬間でした。
昨年春に開館したM図書館と連動して専門の司書さんが派遣されてきているそうですね。ユイマのときにうかがったときは、図書室にはあまり注目していなかったので(ユイマは全然本には興味の無い子だったので)立派な図書室がとても新鮮でした。
K中には保育園のころから仲良しだったお友達が行くことになっていたので、本人は最後まで迷ったようですが、最後はそのお友達の一言「ぷみぷみが同じ中学に来てくれれば嬉しいけど、でもぷみぷみが本当に行きたいところに行くのがいいと思うよ。」に背中を押され、S小学校からただ一人、G中学校に入学すると本人が決めました。
今年は人数が少なく50人ちょっとだと副校長先生(たぶん、Sさまがいらしたころとかわっておられない。4月もまだいらっしゃるかなぁ。。。)がおっしゃっていました。Sさまが異動されてしまった後ではありますが、Sさまのおかげでできた縁だと思っています。紆余曲折経てぷみぷみが自分で決めることが出来たわけですからこれから3年間、良い方向に行くようサポートしていってやりたいと思っています。
一つだけ気がかりなのは、ぷみぷみは本当は美術部(姉の影響か、イラストを描いたりオブジェを作ったりするのが好き)に入りたかったのにG中には美術部が無い!ということです。 それも、副校長先生に伺うと、美術の教師がいますから活動場所を提供することは可能ですとのお言葉を頂戴したので、入学してからクラブを作ればいいんだよ!と励ましていますが、どうなりますことやら。
私のまわりでは、S中に再申請して、不承認後、どうしてもS中に行きたいと再々申請中のお子さんが一人いらっしゃいます。そのお母さんに先日お会いしたら、最悪3月31日まで決まらないかも、と悲壮な覚悟でいらっしゃいました。なんでもS中学校エリアの私立進学率が例年より下がったとか。O高校が中高一貫になったので、受験者数は増えたけれど、実際に私立含む外部に進学する人数は減ったのだとか、そんな噂も聞きました。 公立中の選択制度っていったいなんなんでしょうね。
クラブ立ち上げのことでもなんでもぷみぷみに何かアドバイスがあれば是非お願いしますね。自分の子供のことばかりになってしまいましたが、ご報告したかったのでメールさせていただきました。 すっかり長くなってしまってすみません。最後まで読んでくださってありがとうございました!
ぱるた
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