今朝、ユイマが「ボクの体操着どこ?!」と出かける間際になって言い出した。体操着は昨夜洗って今朝ユイマが朝ご飯食べている間に物干しに干したばかり。今日要るんだったら、昨日のうちに言っておいてくれよーー!!(怒)
今日は日直で朝少し早めに行かないといけないというユイマは「お願いだから、乾かして持ってきてくれない?お願い!お願い!!」と私に頼む。 前の日に支度をしていない上に、勝手なことばかり言っているので、怒り心頭だったけれど、日直をサボると他の子に迷惑が行くかもしれないと思って、仕方なく了承した。
が、それからが地獄。体操着って乾きにくいのだ!電子レンジかけて、アイロンかけて、ヘアドライヤーで熱風をかけて、あれやこれやしてほとんど乾いたところでもう私が出かける時間が迫っている。大急ぎで荷物を自転車に載せ、ノイノイも乗せて、S中学へ出発。電動自転車だけれど、アップダウンの多い道を立ちこぎしてがんばる。何しろ時間がない!後ろでノイノイが、がんばれがんばれ!と応援してくれる。
やっと到着して、昇降口に入ると、見知らぬ先生が声を掛けてくださったので訳を話すと、通りかかった生徒に体操着を渡し、ユイマに渡すようにと頼んでくださった。ありがとうございました>どなたか存じませんがS中学の先生。
そして今度は大急ぎでUターンして保育園に向かう。ノイノイがまた後ろの席で、がんばれがんばれ!と応援してくれる。そして、さらに、「ノイノイは今日、バイバイもしないよ。ぎゅーっもしないから、すぐ行っていいよ。お母さん、会社に遅れるとお金もらえなくなっちゃうんでしょう?ノイノイお支度一人でできるから、すぐ行っていいよ」と申し出てくれる。 ああ、なんて、偉いノイノイでしょう! 母が遅刻の危機にあるときに、ちゃんと察して自分ができることを考えてくれる。 お母さんは嬉しくて涙がちょちょぎれそうになったよ。 (ちなみに、「ぎゅーっ」というのは、朝、保育園で別れるときに、ぎゅーっと抱っこすること。これをしないと、なかなかお別れしてくれないのが普段のノイノイなのだ。そして、お母さんの会社は遅刻するとかなりの額をお給料から引かれることをノイノイは知っていて、遅刻するとお金がもらえなくなる、と心配してくれたのだ。) でも、バイバイもしないのはちょっとサビシイので、バイバイくらいはきっとできるよ。ぎゅーっはできないけど、バイバイはしてね、と頼んだ。
保育園についてからも、ノイノイの協力は続く。自転車置き場から園庭を抜けてお部屋の前まで、走る走る。私の先に立って急げ急げ!がんばれがんばれ!と言いながら。自分で予告したとおり、ぎゅーっもねだらず、でもバイバイだけはして、早く行っていいよ!!とまた言ってくれたので、母は小走りで保育園を後にしたのであった。
おかげさまで今朝はあんなに大変だったのに、遅刻するどころかちゃんと5分前には会社に到着できた。これもノイノイの協力と応援のおかげ! 夜家に帰ってからノイノイに、今朝はご協力と応援をありがとうございました、とお礼を言うと、嬉しそうに「また急がなくちゃいけないことがあったら、ノイノイちゃんまたがんばって急いであげるからね!」と余裕の発言。 そんな風に言ってくれるのはとっても嬉しいし、とっても有り難いけれど、でも、でも、もう二度とこんな目には会いたくありませーーーーん!!
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