ぷみぷみはとても面倒見の良いお姉ちゃんだ。ノイノイのところに「こどもちゃれんじ」が来るとノイノイの家庭教師になってくれるし、夜は寝る前にノイノイに絵本を読んでくれる。お風呂も一緒に入ってくれて、最近は髪の毛の洗い方をノイノイに教えて、ノイノイは一人で髪の毛が洗えるようになったほど。 だから私はとってもラクチンだ。
先日も仲良く遊んでいると思って楽をしていたら、雲行きが怪しくなってきて、ついにぷみぷみが泣きながら下におりてきた。
曰く。
「なんでぷみぷみちゃん年上なのに妹に負けるの?
今日初めてお姉ちゃんやお兄ちゃんの悲しい気持ちが分かったの。
どうしてユイマくんが私のことをいじめたりするか分かったの。
多分ね、私が生意気なこと言ったりやったりしたからユイマくんは怒ったんだと思うの。
ノイノイちゃんがね、私の言うこときかないしね、勝手なことするしね、私のマネみたいなことするしね。もうやなの。ノイノイちゃんなんて嫌い。見捨てるの。」
それはそれは困ったことだね。でも、お兄ちゃんお姉ちゃんの気持ちが分かったのはとっても良いことだったね。 と、言ってなぐさめたら、少し気を取り直してまた2階に上がっていった。しばらくしたら、また仲良く遊び始めていたけどね。
ノイノイのお友達で、最近弟が産まれたばかりのサコちゃんに会ったときには、ぷみぷみが言っていた。
「今はいいよね。赤ちゃんだからかわいいと思うよ。
でもね、サコちゃんだって、アタシくらいになったら、きっとこう言うに決まってるのよ。弟なんて大ッ嫌い!ナマイキだ、ってね。でも、弟は、全然そんなこと分からないんだよ。
ノイノイはいいよね、弟や妹がいないから!!」
ぷみぷみ、かなり、来てます・・・・。
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