昨日、ジュンコの通う大学の文化祭(雙峰祭)に行き、芸術専門学群の展示を見てきた。本当は展示ルームの全貌を撮ってくれば良かったのだが、何しろ親バカなワタクシのこと、気付くとジュンコの作品以外撮っていない。
1、2年生の作品ばかり集めた卵展。ジュンコの作品は、入り口付近に立っていた。タイトルは「誰もおまえを」
誰もおまえのことなんか気にしていないんだよ、という意味か?もう少し学年が上にならないと、何かと生きづらいかもね、ジュンコさんは。
未完成作品。でも、色が思ったよりきれいだった。夜叉みたいな顔だし、おどろおどろしいから、もっとぐったぐたにぎったぎたに絵の具を塗りたくってみたらどう?と聞いたら、「そういうのって、幼稚じゃん」と一蹴されてしまった。
昨年も見に来たnoripは、今年の方が力入ってるようだ、と言っていた。私は学部生と院生とでは、かなり作品のレベルが違うことにちょっと驚いた。やはり、大学院まで行く人は違うのかも。
翌日の今日は、Bunkamuraへピカソとモディリアーニの時代展を見に行く。昨日学生の絵を見て、今日、この展覧会を見て、きょうびの画学生たちは、いまだに、20世紀初頭に起きた絵画の革命を追いかけていることが分かる。 次の革命はまだ起きていない。
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