私は全然今まで知らなかったのだが、毎年この時期、この地域の青年会(?)の方々が中心となって、近隣の小学校対抗のバスケットボール大会を開いているのだそうだ。選手は各校とも4年生から6年生までの有志。男女別。会場は持ち回りらしく、今年はユイマの小学校なのだ。
ユイマはひょんなことからそのバスケットボール大会に出場するメンバーと一緒に練習を始め、いつしか補欠→選手になったらしい。 らしい、というのは、実際のところ、私はよく知らないのだ。先週もバスケの練習があるから、と休日出かけていたが、その割には、どんな大会なの?とユイマに聞いても、本人もよくわかっていない。 なんかねーたくさんほかの小学校とか来るみたい、としか説明がない!(笑)
ま、機嫌良くバスケやってる分には良いと思ってやらせておいたら、今日がなんと大会当日。朝8時集合(!)で、朝早くから出かけていった(私は寝てた)。お昼にはお弁当がいる、というのだが、弁当作るために早起きする体力は残っていなかったので、お昼近くなったら届けるよ、ということにしてあった。
そして、11時頃。体育館に弁当を届けに行くと中はものすごい熱気!!見ると6校も集まっているじゃないか!すごい。応援しに来ている親も多数。なんだか、私の知らない世界が目の前に展開しているような。
体育館の中を縫うように探してもユイマはいない。やっと、数人の男の子たちと一緒に外のベランダの方にすわっているユイマを探し出し、弁当を渡す。
と。 私の顔もちゃんと見ずに「あ、ありがと!じゃね!!」と片手なんかあげちゃって、なんだかすぐに別れたがる。 試合はどうだったのよ、と聞いても、「あ、もう負けた。じゃね!!」と、またも別れたがる。 負けたって・・・もう試合はないの?と食い下がると、「もう無いよ。負けたんだから。じゃね!!弁当、ありがと!」とまたしても、私をまるで遠ざけるようにする。 第一、顔を見ないんだもの。すぐに、じゃね!って言うし。せっかく弁当届けてやったのに。ぷんぷん。
家に帰ってから、その様子をnoripに話すと、「そりゃ、そうでしょ。年頃の男の子だもの。」だと!
何だかなぁ。クラスのお友達の前だから余計に恥ずかしかったのかな。お母さんが来てうれしい、って感じじゃなくなっちゃったのよね。授業参観のときだって、うれしさ丸出しだった1〜2年前とはずいぶん様子が違っていたし。
ユイマも普通の男の子ってわけね。ふん!!ナマイキじゃないの。
・・・でも。実はちょっと寂しい母でもあった。
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