土曜日だが、朝から午後まで通常の時間割で学校公開の小学校。 2時間目からノイノイを連れて参観に行った。 ぷみぷみたちの国語の授業。 「がまくんとかえるくん」を読んで、がまくん、かえるくんそれぞれの気持ちを探った後、がまくん役、かえるくん役、ナレーターの3役に分かれて読み合い、もう一度内容を確認する、というような授業を行っていた。 ユイマの授業。分数の割り算。こちらは結構難しい内容なので、入れ替わり立ち替わり先生があてた子供が黒板の前に出ては、何度も問題をとき、説明し、みなで答えを確認していた。 でも、分数の割り算ってどうして分母と分子を逆さまにしてかければよかったんだっけ。。。なんてことを考えながら授業を見ていた。今日はそのあたりの解説はなくて(もう終わったんだろう)ひたすら問題をといて正解を得る練習だった。
ユイマの授業のうち、今日の目玉は、5時間目、国語の授業だった。 すでに国語の授業でユニバーサルデザインについて書かれた文章を読んでおり、休日を利用して町の中のユニバーサルデザインを見つけ、自分なりに考察を加えてレポートを書く、という宿題が出ていた。 今日は、そのレポートをもとに子供たちが発表するというものだった。
ユイマは、というと、お父さんといろいろ話をして、駅とか病院にユニバーサルデザインがありそうだ、という結論に達した。そして、この間の連休に、近所に出来たJ大学付属病院を見に行ったのだった。 しかし、そこで、見つけてきたユニバーサルデザインは、なぜかトイレ周りのものがたくさん。自動式水栓、自動便器洗浄、などなど。最新式のトイレに(さすが病院だから、具合の悪い人も気持ちよく使えるような工夫に満ちている)すっかり感心してしまったらしい。ユイマらしいといえばユイマらしい感心の仕方。 レポートにまとめる段になって、さすがにトイレばかりではと思って、手すりなどの写真も加えいてはいたが。
さて、ユイマの発表が他の子と決定的に異なったのは、まずユニバーサルデザインとはどういうものか、ユイマなりに定義づけたところから始まったことだった。 「ユニバーサルデザインとは、誰もが使える道具のデザインのことです。」
そして、身の回りにあるユニバーサルデザインの例を挙げ、病院で撮ってきた写真も提示。自分の感想(これは月並みなことだったけど)に続いて、最後にクイズ問題をみんなに投げかけていた。
「ではクイズです。ユニバーサルデザインとはどういうものでしょう。1、限られた人しか使えないモノのこと。2、誰もが使える道具や施設のこと。3、ゆにばーという猿のおばあさんのこと。さあ、どれが正解でしょう!」
さすが、自分で定義付けをやったのだから、最後にみんながそれを理解しているかどうか、クイズ問題をだしたという訳ね。 なかなか上手に発表してました。エライぞ、ユイマ。
写真は図工の時間のユイマとかぶりつきで見物するノイノイ
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