良い子 ワルい子 かわいい子
〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



← BACK NEXT →   初日から日付順に読む  最新  目次と登場人物紹介  BBS

■…2005年03月18日(金).......受験生受難
2浪生活が始まるまでのつかの間の休暇の日々。朝日新聞のサイトにこんなニュースが載り(本紙の方にも掲載されたらしい)、珍しく芸大の入試が私のまわりで話題を呼んでいた。

---以下引用---

入試会場は動物園、受験生はゼッケン姿で 東京芸大

朝日新聞・2005年03月16日06時05分

 東京芸術大(東京都台東区)の入学試験が15日、隣の上野動物園を会場に行われた。
上野動物園のサル山のサルを写生する東京芸術大の受験生

従来、実技試験は大学内で静物や人物などの課題画を描かせるものだったが、一般客もいる中、生きた動物を描く初めての試みに、当てが外れた受験生は戸惑い気味。不正がないようにと、大学側は「監督官」の腕章をつけた助手や大学院生ら約130人を配置し、ゼッケンをつけた受験生に目を光らせていた。

試験を受けたのは、1次試験を通った美術学部絵画科油画専攻の受験生約500人(定員は55人)。ゾウやサル、ペンギンなどの前で座り込んで絵筆を走らせたが、動き回る動物たちを前に悪戦苦闘。通りかかった一般客が興味深そうにのぞき込んでいた。


ゼッケンを取り換える替え玉受験をやっていないか、携帯電話で美大予備校の先生から指示を受けていないかなど、監督官が厳しくチェック。受験生に話しかけたり写真を撮ったりする一般客に注意をしていた。

同園に芸大側から依頼があったのは昨年12月。係長クラスには先週知らせたが、箝口(かんこう)令をしいて試験問題が漏れないよう気を配ったという。

試験について同大は「23日の合格発表まで何もお答えできません」。一方、同園の小宮輝之園長は「画家になる人たちに動物のすばらしさを知ってもらい、将来、動物園の魅力を伝えてもらえれば」と話している。


---以上引用終---

15日の夜、ジュンコに伝えると、へぇ〜〜でも課題は何だったんだろう。ただ動物を描け、じゃないと思うんだけど、とのコメント。
翌日予備校で仕入れてきた情報によると、某美術系予備校の先生が変装して動物園内に潜入。学生を指導したとのこと、当然その学生は失格となった、と。

まさかそんなこと、ばれたら絶対に失格に決まっているんだから、予備校の先生がそんなことをするはずがないんじゃないの?ただの噂でしょう、と私が言うと、信頼できる筋からの情報だからたぶん間違いないと思う。でも、損をするのは学生なんだから、どうして、某予備校の先生はそんなことをしたのか理解できない、かわいそうに!!と言っていた。
確かにそうだね。

しかし、初めての試みに、芸大も大変で、初日は受験生達全員が夜7時まで拘束されたそうな。二日目は雨でさんざん。でもやはり動物園で試験は続行。3日目の昨日はかんかんでりでみんな日焼け、体力消耗。
ジュンコの通うS美術学院では、来年受験のために、まずはスクワットからかな?と冗談がとびかったくらい、体力勝負だった今年の受験。
とにかく、受験生のみなさんも大学スタッフのみなさんもご苦労さまでした。

来年はジュンコもその場に居合わせますように。


追記:今年の課題は「動物園---動物を一つ以上入れて描きなさい」ということだったそうだ(正確な文章は不明です)。水彩と油絵各1枚ずつ。F20号サイズだったそうです。
私の感想。小学校の写生遠足みたいだな〜。
ジュンコの感想。今年は一次も二次も楽しい課題でしたね。私は二次できなかったけど。



BACK NEXT 初日から日付順 最新 目次と人物紹介 BBS
ご意見ご感想などいただけると喜びます。
BBSでもお待ちしています



ぱるた