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〜〜ぱるたの子育て日記〜〜



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■…2004年11月29日(月).......ぷみぷみ対応強化月間
最近ぷみぷみにちょっと手を焼いている。

11月11日の日記に書いた「音読カードやってないのにやったことにしようとした」事件以来、ぷみぷみが何かと私を困らせることが多発。

宿題(またもや音読カードだ)をやりたくないと言ってさんざんクダを巻き、最終的になげやりな態度で読んだので、評価欄全部を△にしたら、泣いてしまった。△評価はいやなのだ。しかも、やり直すから○に書き換えてくれるか?と聞くので、拒否(当然だ!)すると更にこじれる。(11月17日)

朝なかなか目が覚めず、学校に行きたくない、学校休む、と言って困らせる。(18日以降)

鍵を忘れて学校に行ってしまった。家にはすでにジュンコが帰っていたというのに、わーわー泣いて近所のRちゃんの家に駆け込む。ここまでは良いけれど(Rちゃん宅に御迷惑かけたから良くないけど)、私が迎えに行っても全然出てこない。(11月22日)

よその人が子供に何かをあげていたりすると、自分も欲しくなって我慢できず、アタシもほしいなー、だの、ちょうだい、だの言って、おねだりをしてしまう。これがすごく恥ずかしいことだという意識が全くない。(11月27日)

ピアノのおけいこに行きたがらない。やだやだやだを繰り返す。もう少し続けてみたら、音楽ってどういうものか、ピアノってどういうものか分かるからもう少しやりましょう、と意見しても、全く聞く耳持たず、いやだいやだ、とほとんどパニック状態突入。(行ってしまえば、けろりとして機嫌良くなって帰ってくるので余計腹が立つ!)(11月28日)

音読カードの△と似ているが、Z回の提出用の添削問題。ちょっと分からないと、もう出さない、やりたくない、出さない!と言い張る。100点が取れそうにないことが分かると、とたんにやる気をなくす。(11月28日)

・・・何というか、価値観が全然違う〜〜!という感じさえして、どうしたらよいものやら、大人で親の私の方が途方に暮れてしまうのだ。

私は、価値観というのは、意識無意識にかかわらず、周りから学ぶことによって後天的に形作られるものだと思っていた。
例えば、人のものをむやみに欲しがったりするのは恥ずかしいことだ、という価値観。ジュンコだって、ユイマだって、みんな人のものをむやみに欲しがったりしないし、ましてや、もらって当然だ、なんてこと思っていない。それなのに、ぷみぷみは違う。

改めて聞いてみると、恥ずかしいとも思ったことは無いし、それほど悪いことではないと思っていたと言うのだから驚きだ。さすがにこうもはっきり言われると一瞬狼狽さえしてしまう。
これは、正真正銘、ぷみぷみオリジナルの価値観なのだ。わざとそう言っている、という考え方もあるだろうけれど、違う。本人、ごくごく自然体でそう思っていたのだ!!

100点じゃなくちゃいや、間違いはいや、△はいや、という感覚もまたしかり。

ジュンコやユイマは、学校のテストで×をもらっても、できなかったんだよ〜〜間違えちゃったんだよな〜〜、じゃ次は間違えないようにしよう〜〜、で済む。でもぷみぷみは違う。できなかった自分、不完全な自分、完璧でない自分を人に見せるのは絶対イヤなのだ。
で、どうなるかというと、戦線離脱しようとする。あるいは、無かったことにする。あるいは、やり直して正しい答えにしてしまおうとする。などなど。

しかし、明らかにお母さんを困らせるような行動に出る場合は、もしかしたら日頃の不満(やはり、3番目という狭間位置、やれば結構なんでもできてしまうところから、つい親がぷみぷみに振り分けるエネルギーが少なめになりやすい)が爆発してそうなる場合もあるだろうから、と、今月後半はぷみぷみ強化月間として、

朝起こした後、しばらくそばにいてやり、着替えを手伝ってやったりする。
学校から帰って明日の仕度などもなるべく一緒に手伝ってやる。
ちょっとしたことでも誉めるようにする。
子供たちの中で一番優先して話を聞いてやる。
少しサボっていた「メアリー・ポピンズ」の読み聞かせを再開する。

などなどを実行。

うぐぐ。だいぶ疲れてきたよ・・・。




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