股・戯れ言


BBS

外は雨だよ 財布は旱魃だよ 私はUS派らしいよ

ねえ君
ねえどうしたらいい
全然見えないよ
君の言葉もそうだし
確かなものなんて なにもないのかな
(この場合主に金)
ねえどうしたらいい
外は雨だよ

雨だった。雨だったんだった。

火曜は生理痛のため早退したんだが、会社を出た途端たいして痛くもなくなったんで久々に御茶ノ水まで遠出。いや、あんま遠くないけど。
ミュージックマガジンを読んでたらノイエ・ドイチェ・ヴィレものが異常に聞きたくなったもんで。しかしドイツ人は名前複雑すぎ!ユニオンお茶の水3号店の階段上っている間にほとんど失念。手のひらにでも書いときゃよかった。
代わりに2Fで山本精一特集が開かれていたので、山本精一のプロジェクトは別段興味があるわけではないんだけどなんの気なしに見たりしていたらUFO OR DIEのライブ盤発見。しかも廃盤。
迷ったけど買ってしまいました。嗚呼。モストの旧譜も新譜も買っちゃった。
ていうかUFO OR DIEって山本精一入ってないし。
しかし今月のミュージックマガジソの特集は「93年からの洋楽再入門」て、まーさーに私が洋楽にムチューになった時期そのものなので感慨深い。私は完全に90年代チルドレンで、60年代も70年代も80年代もリバイバルされてきたのを見てきたわけで、それらの焼き直し!とかなんとか言われがちだった90年代もついに再評価されたのかーと。ま、同時に、もう私が聞いてたようなのは現在進行形の音楽じゃないんだなーとも思わされたけど。シーンは移ろうな。
そいからどうしても自分より上の世代の人と音楽の話をする場合、90年代物はよくわからん/〜の焼き直しジャンとか言われる機会が多くてうーんやっぱり遡って聴く事は大事だ!そこが欠陥している私が悪い!と思わされてきたんだけどこの特集見てそんな思い込みは払拭されたような気もしなくはない。
その後、ユニオンお茶の水3号店→1号店→ジャニス→マーブルレコード→ユニオン神保町店と、高校時代の黄金コースを闊歩。あ、高校のときは2号店もはさまってたけどな。移動しちゃったからさ。しかも2号店の場所(路地の奥)探しはまるで宝捜しのようなもんだった!
つうかここまで書いて気づいたけど、もうお茶の水各店のことを1号店とか2号店とか呼ばないんだね今(HP見た)。知らなかった。
んで、結局最終的に10枚近く買ってしまった。荷物が重すぎ。レコスケっつうかレコガールTシャツまで買ってやんの。ガイデッドバイヴォイシズやらニール・ハガティのやつやら(最近ニール・ハガティものに凝ってるなぁ、なんでかしらんが)フレーミングリップスやらジェフ・バックリーやら。
ああ、こうやって見ると、私は「UKかUSか」ならばUSなんだろう。USって表現はこそばゆいし恥ずかしいんだけど。
モストはすごくイイ!山本精一があんなにパンクなのをやるのかと最初ビックリしたんだが、よく考えたらヒューがパンクに吐きつけるのもビックリだなぁ。ま、私はヒューほとんど聞いたことなかったんだけど、ああいうのを歌うイメージがなかったもんで。いや、もともとそういうのを歌ってたのか知らないけど。外見が全然パンクじゃないのにあそこまで激しいと爽快だ。つか、今って馬鹿(文字通り偏差値の低そうな、ドキュソ的卑下の意味での)で底の浅い青春ポップソングが堂々と「パンク」なんて名乗ってるの見ると腹立たしいもんなー。
そしてガイデッドバイヴォイシズは不変なガレージサウンド(今騒がれてるガレージロックじゃなくて、ローファイでアメリカ郊外なガレージのほうな)が心地よい。あ、ハイラマズ買い忘れた。

って、結局ノイエ・ドイチェ・ヴィレものはなんも買ってないのな。
後から調べたらドラッグシティ(マージレコードと同じくらい好きだこのレーベル)からLUDWIG'S LAWというジャーマンニューウェーブものが出てるらしいんでこれ買ってみようかなとりあえず。よくわかんないが。



というか、そもそも私生理痛で早退したんだったな。忘れてたけど。


しかし。
ねえどうしたらいい
CD買いすぎ 金ないっつーのに
ねえどうしたらいい
ねえどうしたらいい
外は雨だよ
下半身も雨だよ いやまったくベルリンの赤い雨

2003年10月28日(火)

なしくずしのうんこな大人の中に子供は生きてるんだ

朝のことだ・・トイレに入ろうとした・・・生理中だった・・・ナプキンを取り替えなきゃ・・・ドアを開けて入る・・・ウンコがあった!・・・前に入った人がウンコ流していなかった!・・・起きていたのは父と母と私だけだった!・・・誰がしたのかすぐわかる事態だった・・・
いい歳をしてなんてザマだ・・・!こんなことなら尻に糞をつけていたほうがずっとマシだ・・・!私は迷惑そうな声で事態を告げた・・・顔は笑っていた・・・父か母に恥を塗りつけてやりたかった・・・うんこだけに塗りつけて!・・・くだらない!くだらなすぎる・・・!
父は母のせいにした・・・父は井筒監督に似ていた・・・これは何度も言ってることだ・・・母は父のせいにした!・・・うんこだけに擦り付け合い・・・くだらない!くだらなすぎる・・・アゲイン!

土曜・日曜の話。
土曜はキンちゃんの店に再び行ってみた。つまり蒲田。
改めて蒲田を歩いてみたりして思ったけど、やっぱこの街に住みてぇよ。区の福祉センターだかなんかの横に風俗店が当たり前のように並ぶ街並み最高!駅ビルにヴァージンが入ってるのも(ちっちゃいけど)願ったり叶ったり。実際そこでようやくバッファロードーター購入したし。
と思ってた矢先のこと。蒲田在住の友達が引っ越すので、とってもラッキーな話になったのだった。蒲田に引っ越しますよわたくし。その家に住むわけではないのだけれど。
「あーもう実家でいいやー」とか思い始めていたようなところだったので本当にタイミングがよい事態に。ま、ウンコ流さない事件も実家を出る決意のいい機会となったわけだが。
そいで、サマソニ特集が夜中にやるってんで、一旦寝ながらもがんばって2時半頃起きたんだが、すっごくしょぼいなーアレ。掟ポルシェなんか曲すら流されない短さの紹介ぶりだったし。そしてドアーズ21stセンチュリー。イアン・アストベリーはジム・モリソンのものまねで、ものまね王座決定戦決勝までイケルヨ!グッチ裕三にも勝てると確信。

日曜は総裁さん(武将的呼び方)と「ケン・パーク」という映画を見に行ってきた。日曜の渋谷に行くのはしーんーどーい、か っ た り い、しかも非渋谷的喧騒人物(でもノイズのオーソリティー)の総裁と渋谷って!と思ってたんだが激ウザ地帯であるハチ公口のほうではなく、青山方面だったので比較的空いていた。
しかしこの「ケン・パーク」。男の子がクンニ中に顔を上げている写真がやたら印象的だったので内容も過激!と思いきや。
「アメリカン・ビューティー」のようなアメリカ郊外の町で、「アメリカン・ビューティー」のように狂った大人っつうか親たちに囲まれた子供たちの日常を描いた映画なんだが、「キッズ」を初めて見た時はすげー映画だなと思ったけど今回はそんなに衝撃度はない。
さっきから何度も書いてるけど、「アメリカン・ビューティー」そのまんまなんだよな、大人たちのひん曲がり具合が。そのまんまは言い過ぎかもしれないけど、父親を表すキーワードに「筋肉」「父としての厳粛振り(うまい言葉で表せないな)」「信仰に対する異常なまでのこだわり」とかがあまりにも似通っているので。ま、ケン・パークには複数の父親が出てくるけど。
アメリカ郊外の、一見理想的な家庭なんてのはほんとにまやかしなんだろうな。まあ、アメリカに限った話じゃなくて日本もそうなんだろう。
失業して毎日酒を飲みつづけるくそじじいとか、いつまでも母を追い、娘に異常な愛を注ぐ偏執狂ジジイとか、娘の彼氏とやっちゃう美熟女とか、「変化しない平和な日常」の中でどんどん異常化し、閉塞していく世界。だから子供たちもどんどん自分たちの世界に篭もっていくわけで、この子供たちの世界を描くくだりだけは「キッズ」を彷彿とさせてくれる。
けど、セックスシーンはなんか唐突だし、汗も汁も飛び散らない、「セックスごっこ」っぽかったな。まあ、子供同士のするセックスには意味がないということを表したかったのかもしれんが。
でもセックスに意味、もっと正確に言うと結果が生じてしまった時、子供たちは大人になることを拒否するんだろう。これもまた出口のない結論だけど、実際せりふの中に「他の町に行くなんて考えたこともない」なんてのもあるくらいの本っ当に閉塞した社会に対しては、それが唯一の出口なんだが。
なんてまとめてみましたが、この話で一番おもしろいのは引き篭もりで内弁慶のテートとかいう少年の話なので、それだけでも見てみるといいかも。テートは子供だが前述の大人たちよりももっと純粋にガイキチで、そこがかえって清々しい。そばにいたらやだけどな。
総裁さんは「つまんなくもなかったけどおもしろくもなかった」と言っておりましたが、まあそんなところか。あ、あと子供たちがランシド聞いてスケボーで走ってたりするのもアメリカの郊外感溢れてた。

その後恵比寿まで歩いてそのまま目黒まで歩く長い徒歩の旅。
会話の7割以上が武将の話という異常っぷり。あれも狂った大人だからね。
途中でギネス飲めたのが最高だったが、赤ワインで酔っ払っちまった。
週末はいつも通りヨッパライだったってことで。

2003年10月27日(月)

われにはコミック雑誌なんかいらない われ自身がこだまんがだから

久々に新幹線改札口に吸い込まれそうになる月曜日。
自動改札に吸い込まれる切符やないんやから。

さて。週末の話。
金曜日は、期せずして武将大噴火dayとなってしまいました。陣太鼓鳴りっぱなし。法螺貝の音が響き、のろしすら上がってたんじゃないかというほど。
まずは会社の飲み会へ。
武将が「われがこの会社で一番好きな女の子。骨格が大好き!」と言い切る女の子が来ていたので、「××さんにずっとお会いしたかったんですよー武将が××さんのことをすっごくかわいいって褒めちぎっていたもんで」と告げたところ「そぉなんですかー、でもコダマさん(武将の本名)は私とほとんど喋ったことないですよ。目もあわせてくれないし」と返される。
ここでも晩生かよ!
ま、しょうがない。「われ、女の子にどう話しかけてイイかわからないんだよ」と言っちゃってるような男なんだぜ!だから。
ちなみに武将はあとからやってきて、××さんになんて話しかけていいかわからなかったのかどうか知らないが、例の如く
「船橋工業の阿久津です」
といきなり名乗っていた。他の営業の人なんかに「ちょっとノイローゼ気味なんじゃないの!?病院行ったほうがいいよ!」と突っ込まれるほどの脈絡のなさ。
その後もその女の子がちょっとビックリして引いちゃうくらい武将トーク(いつもの愛車・松風の話とか、「われ、今赤い盃でうまい酒を飲んでる気分!」という発言とか)を繰り返し、その飲み会は終了。武将の中ではもう新しい恋が始まったらしい。
そして新橋(あ、そういえば前の姫御に対する恋が始まったのも新橋だった。あれが新橋・夏の陣だったから今回は新橋・秋の陣だったのか)から新宿へ移動。
そこから再び飲みに行く。ちなみにこのとき初めて武将に「犬塚が姫御との恋でなんにも動いてくれなかったから姫御に嫌われたんだ!」とか言われる。三十路なんだから自分で動いて欲しい。当たって砕けて欲しい。そして一緒にいた営業の人にまたしても「われがかっこいいと思う名前」の「里見」(かえすがえすも発想が武将的底の浅さ全開、いくら里見八犬伝が好きだからって)というのを与え、船橋工業に入れていた。
もともとこの日はコバテクとリョウコさんがDJをやるイベントに行く予定だったので、おかもっちゃんとるっぱちゃんもこの飲みに合流してもらう。もうこれくらいから私もあんまり覚えてないんだよなーおかもっちゃんを船橋工業に入れてたんじゃなかったっけ?武将。るっぱちゃんの呼び方がまた変化してたんじゃなかったっけ?
そしてようやくDJ聞きに行くか!となったらなんと武将もついて来てしまったのだった!ポルカ好きなのに。フォークダンス踊りたがりなのに。しかし錦糸町駅で和太鼓ランバダ聞きながら「われ、中南米のさみしい音楽は好きじゃなくて、ポルカとか好きー」と間違いなく言ったくせに言ってないと言い張り出したのは何故だ!ま、「アコーディオンとか弾きたい」とか言ってたらしいので実質上いっしょなんだが。

イベントのほうは、最初は私も踊ってたんだが(やたらめったら奇声上げたような気がする)、武将がわーってやってきたのを見たらなんか酔いが回ったのと疲れがどーんと出てしまって途中から寝てしまったのだった。あ、りえ坊サンがフロアですごい寝方してたのもワラタが。
コバテクは気持ちよさそうに回してたなーでも髪型が、とてもDJにもAV男優にも見えない髪形だった。どう言って髪切ってもらったんだろう。
気がついたらイベント自体が終了しており、皆に起こされて店を出たところでいきなり「キキィーッッ」という急ブレーキの音が聞こえ、振り向くとタクシーが人を轢きそうになってるというプチ交通事故が。ま、轢かれる寸前で何も起こっちゃいなかったんだが。
あ、なんもなかったのね、と思って再び現場を見ると、アレ?ついさっきまで近くに居たはずの武将がタクシーのそばに居るよ?全然関係ないはずなのに?
タクシーの側って言うかタクシーのドアとか開いちゃってるようなとこで「スターどっきりマル秘報告」でまんまとドッキリにはまってるスターみたいな、真剣に驚いている表情になってるよ?
・・・オイ、完全に武将警察(脳内警察、すなわちブレインポリス)が出動しちゃってるよ!
よけいな正義漢ぶり大爆発。「武将の居る場所、おかしいよ!」と何度も言ってしまった。
しかもやってきた本物の警察と立ち話までしちゃってるし。
警察に自分の名刺まで渡してるし。
事故の当事者たちとなんの関係もないのに。やじうまのはずなのに。
いやーどこまでマンガなんだか、すべての行動が。さすがは「こだまんが」

もう腹がよじれるほどワラタ。この後、新宿駅までの道のりを再び「戦国自衛隊」の話を延々され続ける。あと魔界転生と影の軍団だったか。
しかしタランティーノと武将はきっと話あうんだろうな。武将はタランティーノのタの字も知らないけど。(角川映画以外の映画知らないから)

そしてオオツボさんに武将をまかせて撤退。
皆さんお疲れ様でした。
てかコバテクごめん、大変なのを連れてっちゃって。
2003年10月25日(土)

かっこいい(?)、見たことないよな三十路ジャンパー

幼少期の頃は誰でも「学校ゴッコ」「特殊戦隊ごっこ」「お医者さんごっこ」などをやったもんだと思いますが、私がよく従姉妹とやっていたごっこといえば
「まいっちんぐマチコ先生ごっこ」
「いなかっぺ大将ごっこ」
「愛の若草物語ごっこ」
の三本柱が定番でござんした。いなかっぺ大将は再放送でやってたんだよな。まあ、だいたいそういうごっこをやる時は「役決めに熱心/主導権握りまくり」な人がいるもんだが、従姉妹とごっこを展開する場合、必ず主導権を握っていたのは私の一歳上の従姉妹でした。その従姉妹に振られていた役は「ケンタ」「ニャンコ先生」「ジョー(次女)」だったんだ。もちろん従姉妹自身は主役・ヒロイン級(「マチコ先生」「おハナちゃん」など。いなかっぺ大将に限っては主役の大ちゃん役ではなかった)の役しかやらないわけで。その従姉妹の妹なんか悲惨だったよ、まいっちんぐマチコ先生ごっこで振られていた役は山形先生だったからな。。。うちの妹はカメという。。。
若草物語ゴッコのときは、うちの従姉妹群は皆年子なので、その主導権を握っていた彼女は一番年上だからメグ役なのが順当なのだが、「私はかよわいベスにぴったりなの!!」と言ってきかず、ベス役に当てはまるはずの彼女の妹(山形先生役やらされた従姉妹)と取っ組み合い、泣かし合いのケンカにまでなっていた。なぜ泣かなきゃいかんのだ、若草物語で。
その後のわたしの「ごっこ」遍歴は、小学校で20分休み、掃除の時間、学校帰りの遊びの時間すべてを「不倫昼メロごっこ」に費やしたくらいで終わってたんだが、大学のときにちょろっとやってた演劇も広く言えば「ごっこ」みたいなもんだったと言えよう。そんときは私が脚本書いたり役割り振ったりしてたから私が主導権握ってたことになってるがさ。
ま、社会に出て普通に働く今となっちゃ「ごっこ」も遠くなりけり。そうして皆、大人の階段上っていくんだね、とばかり思っていたんだが。
今週頭ぐらいから武将(毎度お馴染みの、うちの会社のちょっと頭がファンシーな先輩)が急に「かっこいい苗字見つけちゃったぜ」というメールを送ってきたのだった。「阿久津(あくつ)ってどう?ちょっとワルっぽくていかしてるよね」という武将ドーパミン、脳内大量放出(=他人には理解できない)な内容を見た時から雲行きは怪しくなっていたんだが、そのかっこいい苗字を見つけちゃった途端から内線をかけると「はい、阿久津です」と名乗り出しちゃってたのだった!会社の内線だよ?むしろ偽名を別の部にまで無理矢理通そうとしちゃうなんて内戦というべきか。
しかも昨日に至っては、「阿久津さん」、さらにパワーアップしていて
「有限会社○橋工業の社長・阿久津です」
と名乗り出したのだった!「有限会社○橋工業」って、もちろん武将の脳内有限会社なんですけどね。ただ単に○橋市に住んでるというだけの由来の。(ほんとの由来よく知らないけど)
そして○橋工業にいる社員構成まで語られてしまったよ。「○○さんが専務で、××が若手社員、それで△△がバイトの美杉君の会社なんだけど、やる気だけはある会社なんだぜ」だって。「専務」役、「若手」役、「バイトの美杉君」役は武将の部署の同僚だった。たぶん勝手に割り振ったんだと思う。
ちなみに美杉君というのも武将が勝手につけた「われがかっこいいと思っている名前」なんだそうだ。この「バイトの美杉君」も昨日はうちの部署に来てたんだけど、「うちのバイトは働き者ですから」と武将、あ、違った阿久津さんがいろんな人に売り込み、「美杉君」は困りながら「はい、バイトの美杉です」と名乗らされてた。とっても苦笑で。
あまりにも○橋工業の話が長いので「ねーなんでそんなに『ごっこ』が好きなの?」と思わず聞いたら、ひどく落ち込み「もう犬塚(武将限定の私のあだ名)とは口きかない」とまで言われた。
でもその後も普通に○橋工業の話きかされたし、ゴミ袋をマント状にはおって駆けずり回ったり(黒母衣衆、赤母衣衆ごっこらしい。よく知らないけど「われ、いい遊び思いついちゃった!」とか言ってた)、発泡スチロールを2個肩に乗せて「ガンタンク」と撃ちまくったり、口でネズミ花火のマネを得意げにやったり、相手がリアクションに困ることばかり3時間くらいして帰っていった武将、あ、違った、阿久津さん。(ちなみに阿久津さんはちょっとワルなので語尾に必ず「ぜ」がつくらしい。ワル?)


武将、もうすぐ31歳なんだけどなぁ。


※「阿久津」という苗字はなんか戦闘機マンガからひらめいたらしい。
ヤンマガの「代紋TAKE2」から取ったのでは?という説もあり、きいたところ
「われ、そんなマンガ知らない!われはジャンプしか読まないから!」
と言い切ってたのでジャンパー(ジャンプ愛読者)ってことで
2003年10月24日(金)

トルストイどーんと暗い

リアル版「ボーイズ・ドント・クライ」

>先輩をボコボコ…男装少女らを傷害で逮捕
>
> 男装少女らが専門学校生らをボコボコにして御用−。
>警視庁少年事件課などは21日、傷害の疑いで東京都目黒区の
>アルバイト少年(19)ら6人を逮捕した。
>犯行グループのうち1人は少女(17)だが、この少女はスポーツ刈りに
>して男装しており、グループ内でも「女だとは分からなかった」と
>話す少年もいた。
>
>(中略)
>
>少女は小さいころから少年風の格好をしていたといい、
>仲間から外国人風のあだ名で呼ばれていた。

外国人風あだ名が「ブランドン」だったらほんとに「ボーイズ・ドント・クライ」な世界だと思うことしきり。ただしブランドンの由来はビバリーヒルズ高校白書であって欲しい。(青春白書にあらず)
あーボーイズ・ドント・クライもう一度見たいなー。
しかし、スポーツ刈りの女といえば森三中の大島も少なからずそうなんだけど(今はちょっと違うかも?)そんな感じなのかな。男装の少女だというだけで美少女をつい想像してしまいがちだが、実際のおなべなんかは長与千種みたいなのばっかりだからな。

そういえばなんと、この2003年のご時世にトルストイの「復活」が映画としてカムバックするそうで、どんだけ興行的にコケるのかいらん心配をしてしまったのだった。
見に行くやついるのかよ!
「戦争と平和」でもないトルストイなんかを!
と毒づいてみたものの、「復活」はかなり感銘を受けた小説なんだよなー
大学4年のとき。1,2年をいい加減に過ごしたツケが見事に回ってきて私の取得しなきゃイカンかった残り単位数は34でした。
まわりの就職活動してる人たちは皆残り単位数0〜2とかだったのに。17倍ドン。
何一つとして落とせない履修授業。そんな中、「これは最後にテストだけ受ければ単位とれるらしいよ!」という耳よりな情報があり、履修したのが文学の授業で、友達の話通り最後の授業だけ受けリャいーやと余裕をこいていたらテスト内容を見事に聞き逃したのだった。悲惨。しかも知らないうちに出席まで採っていやがった。
こーれーはイカン、となんとか単位を貰うために無理矢理レポートを書き、先生に読んでもらうという作戦に切り替え、レポートを完成させるだけのために読んだのがこの「復活」だったわけです。(その授業で「復活」を取り上げているということだけはなんとか判明した)
いやー長いのなんの。新潮文庫の厚めの単行本2冊。最初はネフリュードフ、なーにが誘惑だバーカ、ちゃんと手篭めにしたって書けよ!などと思いながら片手間で読んでいたんだけど、途中から読み方が変わってきたほど。話の導入部の恋物語部分が鬱陶しくなるくらい、ロシア社会の矛盾点とかネフリュードフ自身の葛藤が盛り沢山になる上巻終わり〜下巻が最高に面白い。
で、どんなに突き止めてもすっごく惜しいところですれ違っちゃったり思い通りにならなかったり救いようがなかったりするところもリアルというか現実的で読み応えがあったんだった。もう結構前に読んだので細部までは忘れてしまったが。
内容よりも、全体(っつうか途中から最後まで)を支配する熱気というかグルーヴというかが尋常ではないんだよなこの小説。トルストイの闘魂(どんなんだよ)注入っつうか。これがきっかけでロシア正教破門になり、ひいてはロシア革命にまで影響大というのだから見上げたもんですよ。ほんとに。

私はキリスト教系の大学に行っていたにも関わらず、なんの知識も恩恵も預からずに大学を卒業しちまうところだったがトルストイの「復活」をおー!おー!と思いながら読むことができただけでもちょっとよかったなと思ってるほど。
これをしっかり読んだおかげで他の授業のレポートもテストもすらすらと書けたから余計にありがたい。

そんな作品なのに!途中から恋愛感情どうでもよくなっちゃう(本人はわかってない)ネフリュードフが痛快なくらいなのに!
映画の
「トルストイの悲恋物語」
って文句みたら、やっぱりねーと思ってしまったのだった。
しかもカチューシャ!こんなヒラヒラドレスの娘じゃないよ、こいつは。赤いずきんとか被ってなきゃ嫌だ。そしてこんな明るい色彩の「復活」なんてありえん。
私の中では青銅色なんだけど。根拠は特にないが。

あ、そういえばこの単位もらうのに必死だったエピソードって日記に書いたことあったな、確か。本宮ひろ志meets立川談志みたいな先生に取り入ろうとしたときの話。
これ
あ、前編で終わってた。しっかり「以下次回日記に続く」とか書いてあるし。

2003年10月22日(水)

武将VS坂口憲二

けだるい火曜の午後を一蹴するメールが来たのでザ・転載。

>Subject: 桃太郎、伊達、月光、飛燕、雷電、卍丸、羅刹、センクウ、
>影慶、邪鬼、富樫、虎丸、J、独眼鉄、ディーノ、偏翔鬼。
>
>
>男塾生16人
>
>犬塚へ
>
>映画「キル・ビル」はまだわれの知らぬところ。
>千葉さんは、われ的には昔の方が良い。
>
>変態仲間とはいつ飲むのだ?
>大坪ちゃん、くっぺ、総裁さんがいないと嫌だ。
>
>(以下略)

仕事メールに混じってこういうのが送られてくるんだもんなぁ。かなわねえ。なんだよこのタイトルの長さ。
犬塚というのは、私が「シノ」なので角川映画大好きっ子の武将が八犬伝の犬塚信乃にかけているわけだ。「京本政樹だぞ!かっこいいじゃないか!」と武将ご満悦な呼び方。
そしてこないだの誕生日飲み会のときのメンツの名前をビミョウに履き番えてるんだか武将流の呼び名になってるんだかよくわからない呼び方。オオツボさんとおかもっちゃんをごっちゃにしちゃったり、「うちの課長さんは外出していらっしゃいます」とつい言っちゃったビジネスマナーのわかってないOLみたいな総裁に対する呼び方もすげえが、なんといっても「くっぺ」はないだろう。「るっぱ」と近いか?どっから「く」が登場したんだ?
そいから勝手に「変態仲間」と武将に括られるのはどうかと。
あと「新橋・夏の陣」から続いていた武将の恋は、ついに完全終止符を打ったそうです。つか、私の先輩が、私が本人に「姫御、彼氏できたらしいよ」と言ったもんだと思って「あー姫御、彼氏できたらしいじゃないですかー」とついうっかり言ってしまったそうな。
しかも飲みの早い段階で。焼肉屋に3時間以上居座ることになったらしい、サシで。「今日は飲んじゃっていいですかね?」と自棄酒あおり「語っちゃっていいですかね?」と語り出す武将・・・ああ、目に浮ぶよ。おつかれ。
というわけで非常に業務連絡的ですが「大坪ちゃん」「くっぺ」「総裁さん」、いつがよろしいですかね?武将を囲む会。

土曜の深夜に、サマソニ特集を見るために起きてたらついうっかり新日も見ちゃいました。もう「つい」で「うっかり」なところまでプロレス愛が落ちてきてるんだなー中学とか高校のとき、毎週毎週欠かさずに週プロを買っていた頃が懐かしい。あ、途中からゴングに変えたんだ。格通やゴン格にまで手を伸ばしていた頃が懐かしい。つうか中学のときは格通を買っていたことが自分の中でステイタスだったりしたんだよなー何故だかわからないが。
かと言って「今は日刊バトルでとりあえずチェックしてます」というわけでもないので、どんないきさつになってるかはよくわからずに新日軍VS真猪木軍の試合を見たのだった。
ボブ・サップもみのるも高山(あー昔握手会行ったことあるよ、ゴールデンカップスの)も今回の日記には書かないでおこう。中西・永田の伸び悩みっぷりも今回は特に触れまい。(しかし中西の袖切りっぱなしGジャンはなんとかならないものか。あれがワイルド=野人の証って、そら20世紀で終わってる話だろう)
とにもかくにもこの試合、一番大事だったのは坂口憲二だったのである。
新日軍応援団長として、世界の荒鷲よりも先に登場した坂口憲二。他のレスラーよりも登場ハデだったーしかも試合の合間合間に坂口憲二の表情がテレビに写りすぎ。桜庭復帰戦のときのハセキョーより今回の坂口憲二のほうが写ってたんじゃないのか。
大体応援団長って。どうなのよ。すぐさまバボちゃんのバレーボール大会(ワールドカップ?)でなぜか日本応援団長になっていたタモリ(感情のこもってない声で「応援してくれるかなー」とかやってたCM忘れられねぇ)とか何のつながりかさっぱりわからないがF1で日本応援団長になってたヌノブクロとかが浮んじゃったよ。ま、タモリもヌノブクロも「日本」応援団長だけど坂口は「新日本」なのがスケールが小さくて痛いとこだが。
なんか坂口憲二にあやかって新日を売り出したくてしょーがねーんだろうーな。いくら荒鷲Jr.(おお、なんか恐竜Jr.みたいだな)だからってなあ。応援団長なんて無理なポストを作るんじゃないよ。坂口憲二ファンが新日ファンになる望みなんてのは殆どないだろう。前に「坂口クンと熱海温泉に行く会」ってのをジャストで見たことあったけど、へっぼーいOLばっかだったよ。こいつらが魔界倶楽部や天山に熱狂するとは到底思えん。天山のグルーピーも大概だろうけど。

あと坂口憲二って「イーオン」の中吊りポスターの笑顔が気持ち悪いよね。
水野美紀と並んでるやつ。

さあ、今日はバッファロードーター新作、ついに買って帰るゾ!

2003年10月21日(火)

イヤなら出てけよ、穿いてけよ 俺は好きさノーパン東京

おい!今朝の京浜東北線内で私の前に立っていたじじい!(大地康雄系)
新橋〜浜松町間で屁こきやがったな!しかも物凄く臭い屁を!
ふざけんなバカ!死ぬかと思ったぞ!
屁の中でも一番タチが悪い「すかし」だった(いや、電車の音で屁の音がかき消されたのかもしれないが)上に、屁こいた途端隣の部下らしき奴と活発に喋り出しやがったのが余計に気に食わん。なんとか浜松町で脱出できたからいいものの、私が屁をこいたと思われたら困るだろうが!!
ほんとに毒ガスレベル。いかにもお腹イタイで〜すみたいなやつ。
空気が篭もるとこでやるんじゃねえよ!恥を知れ!恥を。
つうかケツの穴調節できるようにしろ!締りがねえんだよ!尻栓でもしとけ!

と、朝からムカムカしたので怒りをぶちまけてみた。
まあ、電車の中で思いっきり鼻つまんで手で仰いだりしたけど。わかりやすく。
ところで、この週末は腰痛に悩まされっぱなしだったりしてたわけだが、よく考えたら自転車事故からちょうど1年経ったんだった。
ああ、そうだよ、朝っぱらからガードレールに衝突し、その30分後に電話中、足を滑らせて階段から転落し腰痛ベルト着用となってたんだった。そのせいでスケボーやることも禁止させられたんだったっけ。
今は病院通ってないけれど、腰痛も肩打撲の後遺症も一生付きまとい続けるんだったなーすっかり忘れていた。ピート・タウンゼンドよろしく「戦っちゃだめだ、仲良くしろよ」というものなんだった、この痛み群とは。
まあ、今はあの時ほど細心の注意を払わずにも行動できるわけですが、あの時の行動の不自由振りといったら!人間は歩くだけでも腰を捻るんだなぁ、としみじみ実感したんだった。それくらい歩くたびに激痛。そらスケボーなんてしちゃいかんよなー。(まあ、12月の初めには無理を押してスノボに行ったんだが。腰痛ベルト着用しながら)あ、性交なんてもってのほかでしたよ勿論。誰も聞きたかないだろうけど。
今では腰痛ベルトは家で眠っておりますよ。そのうち(あと30〜40年後くらい)また使うようになるのか。テレホンショッピングのジジババのように「もう、ホンットにこれなしでは生活できません!」とか言っちゃうようになるのかしら。なんかこの腰痛ペースぶりだと30年経つ前にヘビーローテーションしそうだが。
しかしチャリンコでの怪我はその後も懲りずに何度かしている罠。しかも他はヨッパ中。ああ、そうだ、19だかの頃にもマンヨッパでアパートの階段から転落したことあったなぁ。20段くらい落ちた。落ちてケラケラ笑ってたらしいが。怪我には気をつけよう。説得力ないけど。
(だって過去に複雑骨折した理由が「ただ単に角を曲がったらくるぶしが複雑骨折してた」とか「コントばりに電源コードに引っかかり、倒れた全身をとっさに親指一本で支えようとしてボキボキボキ」とかばっかだしな)


腰痛のためニアリー絶対静養だったため、家で本を読んだり(しかしなかなか読み終わらん)編物したり(さりげにプチ得意)CDの整理したり(中身がゴチャゴチャになったCDの多さに辟易)してたんだが、家でじっとしているのもどうかと思って江東区っ子たちと話したり、風呂行ったり。バイトの時の友達とか、ダメ人間の人とかに「わたし、江東区捨てるかも」と告白。
歓迎はしてくれるんだけどどうしても「やっぱこのへんが便利でイイよ」「江東区愛が強すぎて引っ越すとか考えられん」「でも絶対東京から出ちゃダメだ!」的な話に落ち着くのな。そんなことはとっくにわかってるさ。江東区愛だって人一番強いのだし。でも、離れてみてわかる愛もあるんじゃないかと。つーか転機が欲しいんだって。
しかし東京から出るつもりは毛頭ないッス。前は東京から出たくてしょうがなかったんだけどさ。
でも話していてわかったんだけど私に重要なのは「川のある風景」と「近所に銭湯」だった!
川に関しては、指摘されて目の覚める思いでしたよ。ああ、思えば川で季節を感じてきたようなもんだしなー。っていうとキレイだけど、「ああ、もうクラゲが大量発生する季節か」「また蚊柱が大量発生してるぜ、ウゼエ」とかそういう季節の注目の仕方だけど。
おまけにウチの裏の川には親水公園がくっついてるんだが、そこのジャブジャブ池用シャワーで夏になると必ずイラン人が夜になるとシャンプーしててワシャワシャという音がうるさかったのだよな。

というわけで(まとまってないけど)川の流れる町に住みたい。小さな川でも大きな川でも。

銭湯にて、ダメ人間みほぎさんが「パンツ忘れてきた!」と大騒ぎし、ノーパンデビューしておりました。
ノーパンでブラだけつけているとマヌケなのでノーブラにもなってた。マリアンヌ・フェイスフルの革のつなぎ状態。あ、マリアンヌ・フェイスフルなんて上等なもんじゃなかったね、阿部高和で十分だった!つなぎじゃなかったけど。
そして「ノーパン・・・結構イイかも」「はまりそう」を連発。ノーパニストってそんなにいいのか。私もやってみたくなっちゃったぜ。
ちなみにその銭湯は、私の人生(ZIN-SAY!)で初めてお付き合いした(っつてもたいしたことなかったんだけどさ)人の家の隣だった。もう何年前だよ。思い出って美化されてくもんだね。モノクロームなのによ。まあ、ノーパン騒動のおかげでセンチメントになることもなかったが。いや、もうとっくに風化しちゃったんだよな。
しかしここの銭湯の湯は熱湯コマーシャルか?っつうほど熱かった。
軽く低音火傷レベル。
2003年10月19日(日)

リヴィン・ラヴィン・東京辺境メイト(兼She's ウゼエ前向き女)

人生、四半世紀も近くなってしましたが環境変化に乏しい毎日を送っておるわけです。いい加減、ああ、やばいなぁ、と切羽詰ってきてるわけです。
というわけで何か転機が欲しいというのはここ最近よく口にしているのですが、その一環で「引越しでもしてみよーかなー」という考えがよく頭をよぎります。
昨日は職場でふと「引越しっていくらくらいかかるんだろう」と呟いてみたところ、まわりの人たちが怒涛のように
「するべきするべき!」「条件はどんな感じ?」「今の季節が一番引っ越すにはいいんだよー」「今年中に決めちゃいなさい」「フローリングは埃がたまるからやめといたほうがいい」「ふぉれんと買うべき」
などと、どっかの不動産屋の回し者か?という勢いで引越しさせようとしてきたのでした。なんかわからないけどマネージャーや別の部署の人も巻き込んで話はオオゴトに。
でもなー。別に錦糸町で生活困ってないしなぁ。会社も1時間で通勤できるしなぁ。東京駅も15分くらいでいけるしなぁ。
と、思うとどうしても2の足を踏んでしまうんだった。ま、正確には錦糸町じゃなくて深川地区、つーか東陽町ですが。終電も停まる駅だし。

というわけで条件をまとめてみた。
住む場所
●最寄駅がJR。ただし、私鉄or地下鉄も乗り入れしてる駅
●できれば終電が停まる
●錦糸町レベルのゆるさを持った所
●錦糸町レベルのゴッタ煮ぶりを持った所
●錦糸町レベルのチャリンコ文化圏な所
●錦糸町レベルの「ギリギリ東京」的切羽詰った感じの所
●でも不便はいや

あ、もちろん会社から近くなければ意味がない。
ちなみに今が家を出てから到着までぴったり60分くらいなのでせめて30〜40分くらいにならないものか。

なんて言ってたら、もう住めるところなんて蒲田くらいしかないんだよなー。
こないだも蒲田在住の友達が「私、引っ越すならここらへんか錦糸町らへん」と言ってたのでもわかる通り、同じバイブレーションの町はもう、ここしかないような。あ、北区とかのあたりにありそうだけど。そのへんでもいいんだがさ、職場のことさえなけりゃの話だが。
でもうちのアシスタント姉さんは蒲田に猛反対だ。「若い女の子が、はじめての一人暮らしに選ぶ町じゃねえ!」と。
余計なお世話だ。ま、初台とか笹塚とかに住んでりゃそう思うのもやむなしかもしれんが。

というか、引越し処女だから引越しってどれくらいマネーがかかるのかとかなんもわからないのが一番問題だ。「とりあえず、イメージ固めろ!頭に描け!」と言われて帰りに賃貸雑誌買って帰ってきたけど、イメージ膨らませてもいくらかかるのかわからなかったらなんにもならないのだった。
というわけで引越しはなんだかんだで来年?でも「思い切ったときにしないと絶対実家でダラダラしちまうぞ!!」という言葉の通りになりそうでこわい。


引越しって100万ないとできないのか?(アシスタント姐に刷り込まれた)



ところで雑誌買いに行った時に見かけたフラウとCAZの特集はヒドイね。
「泣きたくなるような恋がしたい!純愛が私を変える!」
「進め!恋のVロード 恋愛の最強ルール」
アイタタタタ。この言葉群が私の日記の一部分を占めた、という事実だけでもう頭が痛くなるな。別に槙原則之のように「恋なんてしない」とかでもなく、恋とか言ってるのキモーイとかでもないし、むしろ好きな人の話をするのは私だって大好きですよ。自分で言うのもこっ恥ずかしいが。
人の恋の話を聞くのも大好きですよ。けど、人の恋愛ってのはどうしても「聞いてて楽しい恋愛」と「聞いてて不快になる恋愛」ってのがあるんだよな。
私が不快になる恋愛ってのは、まあいろいろあるけれど(話してるそいつがいけ好かねぇってのが一番多い気がするが)
「幸福なゴールがあると信じて疑わない、やたら前向きな恋愛」
な気がする。周りから聞いてりゃ絶望的な状況を含めて、どんな困難な状況も自分に都合よく曲解して「でも〜だから私は幸せ!」みたいな感じのやつとか、幸福なゴールってのが小坂明子の「あなた」ばりの結婚だったりするやつだ。前向きに進めば万事快調っつう感じの恋愛は、イイのかもしれないが延々と聞かされるとつらい。さも自分が月9の主人公のように語られた日にはどうしたらいいものかと。「元気」「ポジティブ」なんてオプションつけなくていいってのに。
悩みばっかりウジウジ言ってる恋愛話もつらいが、ちょっと脳内入っちゃってるような前向き恋愛より全然いいよ。
まあ、実際のところは私に関係しなければいいんだけどさ。
前述の2雑誌は「おせーておせーてみんなの恋愛履歴書」みたいなことを載せちゃったりしていて、チラっと見てみたらホントにビックリするくらい「やたら前向きな私の恋愛」告白が「ペンネーム:いるか(27歳OL)」みたいな調子で書いてあるんだった。
それを必死で読む女の人を見た時は、なんか哀しくなったな。なんかの参考になるのかな、と。

前のアソアソSEX特集のときに掲示板にちらっと書いたんだけど、「恋するセックス」だか「恋に効くセックス」だかの特集なんかより、本当に必要なのは「恋しないセックス」や「恋に効かないセックス」をあなたはしてるんじゃねえの?ということだと思う。アンタが前向きに「コレ、恋に効いてる!これをしてることで私の恋も成就!」と思い込んでるセックスが、実は単なる男の肉欲相手だったっつーことのほうが多いわけだし。
ソレと一緒で泣きたくなるような恋より泣かされる恋のほうが世の中にはよっぽど多いし、恋愛ルールなんてのはVロードどころか破ったり破られたりで失格になることのほうが多々あるわけだ。
まあ、あんまりそういうことに興味持ちすぎると女性週刊誌レベルの下世話な人間性に繋がりかねないが。にしても恋愛至上主義を高らかに謳うのはどうかな。隠れ蓑なんじゃないのか?とまで思ってしまうよ。
だって「肉体関係のある純愛」「よいエクスタシーが純愛を育てる!」ってなんだよそりゃ。女性週刊誌(というか「微笑」)と変わらないヨ。

また話がまとまらなくなってきたのであれだが、なんつーかセックスでも恋愛でも魅力的な人間のしていることは全部許せちゃうんだよな私は。
魅力的な人間が純愛してるときけばそれ以上言うまい。
魅力的な人間のセックスは早漏だろうと不感症だろうときっと魅力的だ。恋にきくかどうかはしらんけど。

つまり世の中はたいしたことないのに自分のこと魅力的だと思ってる人間ばかりが目立ちたがる、ってこと。


ああ、「マジック・カーペット・ライド」の話書きたかったけど次回!


追記
http://www.mainichi.co.jp/life/women/watch/02/1.html

>「彼とのシャワーはときめきの前戯」

(苦笑)というか。
2003年10月17日(金)

さらば青春のひかり

くーそー。機器待ちでまた帰れねぇ。しかも待ってる状態なのでなんも動けねぇ。というわけで日記でも書くか。でも昨日3つも書いてしまったのでネタ薄なんですがね。

昨日は久々に時刻表を買い直し。
以前は隔月くらいで買いなおしていたんだが頻繁に新幹線に乗る機会もなくなってしまったので、もう半年振りくらいの購入だった。
しかし新幹線事情は大分変わってしまったのねー知らないうちに。新幹線が品川に停まるようになった、のぞみの本数が増えた、「アンビシャス・ジャパン」早く中古100円でワゴンセールしねーかなーくらいの認識だったんだけど、それに伴ってひかりが激減したことまで頭が回らなかったよ。
しかもひかりはもう、豊橋だとか浜松だとかにバンバン止まるようになってしまったのか。のぞみ値下げに伴って値下げしたわけでもないので、ひかりが衰退していくのはもうしょうがないんだろう。
あーあ。なんか寂しい気持ちになるね、ひかりのことを考えると。
私の青春はひかりとともに在ったと言っても過言じゃないからなー。
のぞみに乗りたいけど全席指定で指定料金高!(実際は760円くらいしか違わないんだが)と思い、ひかりの3号車か4号車(喫煙自由席)の前でドアが開くまでじっと待ったりしてたんだった。
たまたま乗ったひかりが東京から名古屋までノンストップだったりすると小躍りするほど嬉しかったんだった。(実際は新横浜停車のものより遅かったりしたが)
のぞみに颯爽と乗り込むジャニーズJrの面々をひかりに乗りながら見たりしたんだった。(ひかりのほうが早く名古屋駅に到着しながらも、のぞみ通過のために5分以上停まらなければならんかったのだ。けなげだよな、ひかりって)
自分の誕生日には「自分へのご褒美ってことで」とひかりのグリーン席指定を買ったこともあったな。(学割で)
いくらのぞみ500系のスッとしたボディがかっこよくても、とにかく私にとって新幹線といえばイコールひかりのことっだったのだ。切符を買うときも迷わずひかりを選んでたっけ。いや、実際にはのぞみに乗りたくてしょうがなかったんだけどさ、どうしても760円の壁が超えられなかった学生時代。
今なんてのぞみとひかりの値段差はたかだか200〜300円だと知って、開いた口がふさがりませんでしたよホント。
その分、どうしてものぞみに乗らないと帰れない状況になってしまい、のぞみに乗ったときのありがたみといったらそりゃあもう格別でした。そのときこそ、まさに
「のぞみは、かなう」
って心境だったわけです。
そして10月1日になれば会社からアクセスのいい品川からのぞみ乗り放題で、さらにのぞみはかなう日々のはずだったんだけどな。

かなわなかったわけです。

でも今は東北新幹線とかたくさん乗ってるからいいんだけどね。
でも乗りたいなーのぞみ。そういや去年の目標は「はやてにライドンすること」だったわけだけど、アッサリとかなったので、今年の目標(あと2ヶ月弱)の目標は「品川駅からのぞみに乗る」ことにしよう。
のぞみに乗って大阪でも行くかな。


なんかしんみりしちまったので後で書き直し。
ようやく機器も出てきたし。帰れないけど。
2003年10月16日(木)

そういやユマ・サーマンもつなぎだから阿部高和なのか!

タイトル全然関係ないなぁ。
すっげー長くなっちゃったけど頑張って読んでください。

そして月曜日。
リキッドで「渋さ知らズVS赤犬」が開催されるってんで、新宿へ。
しかしこの日はバケツをひっくり返したような大雨で電車が遅れる遅れる。山手線なんか、普通に歩いたほうが早いんじゃないのか?という速度だった。高田馬場→新大久保間で10分以上かかってんじゃねえよ!
そんなわけで4時半過ぎくらいにリキッドに到着。
今日はオオツボさんにおかもっちゃん、総裁っつーかスパンキー夏井さんにコバテクという、こないだのエンケン後の飲みに近いようで遠いメンツ。いや、遠くはないか。あ、武将がいないのはでかい違いかも。どっちにせよ男イッパイ祭りですよまたしても。
リキッドの階段でコバテクに「誕生日おめでとう」と渡されたユニオンのアナログ袋。
中を見たらダッチワイフでした。
どう使えと。
つうかコバテク(AV男優、オナニー大好きBOY)が使ってたのだったらやだ。
それを渡されて袋から出したところを前に並んでいた女に見られたんだが、思いっきりやな顔されたのだった。赤犬好きでライブ見に来てるのにそんな顔するんじゃねえ馬鹿。
5時会場5時開演だったのでいきなり赤犬始まったらアレだよなーと意気込んで入ったら最初はDJタイム。かっこいいんだけど、赤犬と渋さにDJっていうのはどうなんだ?なんか客層違う気がするんだが。特にスパンキーさんは「若者が多すぎて居場所がない」状態で傍目にも肩身狭そうだった。
ま、結局ロビーで話をしていたんだが、コバテクは皆さんと初対面なのでおなじみのマゾ自己紹介。そしたらおかもっちゃんもマゾであることが判明してえらいこっちゃな展開に。伊達にマゾンナ好きじゃねえよな!でも「踏まれるのはイイ」ってのはわかるなぁ。ま、私は池上遼一イズムのグググッていう胸の上のあたりを踏まれるアレがいいんだが。池上遼一的美女がやられないと意味がないんだが。
しかしコバテクの
「皆さんは働いてるんですか?」
って一言は笑ったなぁ。普段無職に囲まれすぎだよアンタ。むしろ無職はコバテクだけだというのに。

そんなわけで赤犬。
こないだ下北で見たときは、ものすごく狭かった上にステージの前で見てたので赤犬ギャルに囲まれて一緒になって踊ってたんだが、今回はそんなに頑張るのもどうかと思って後ろ寄りで鑑賞。でも「恋はシグナル」になったとたんコバテクと踊り出したら、後ろで見ていた総裁が足早に去っていって「うわ!ダメだったんだね!」「悪いことしちゃったね!」と何故か反省。(マゾ体質)
でも、まあ、赤犬は本当に人に勧めるのがギャンブルみたいなバンドだからなぁ。私も最初コバテクに勧めるときに何度も「私はすごくおもしろいと思ってるバンドなんだけど、つまんなかったらつまんないって言ってイイヨ」と言ったほど。ま、しょうがねえ。
何度も書いてるが、赤犬は「お笑いフィッシュボーン」っつうようなコミックバンドなのでまず氣志團やCKB、太陽肛門スパパーンが通過できないとダメかもしれません。あ、赤犬と渋さ知らズの間に横たわるのは太陽肛門スパパーンだったのか。新宿タワレコのインストアLIVEに素っ裸(正確には裸に前をTシャツ巻いただけ)で店内行進したりを2時間半くらいやるバンドなんだけどね、太陽肛門。バカウマなんですが、演奏は。
というわけで話は逸れるが太陽肛門スパパーンLIVE情報

いぬ屋敷 Vol.7 ネズラの間 「GO GO コケシドール」発売記念ライヴ
 11.22(土)@池袋手刀(チョップ) tel:03-5951-1127 http://www.chop.jp/
 出演:コケシドール、非常階段、太陽肛門スパパーン、ゴキブリコンビナート and more!
 OPEN/18:00 START/18:30 adv.&door ¥2000(ドリンク別)

これはメンツがなかなかなので行きたい。非常階段て。ゴキブリコンビナートて。
あ、だいぶ話が逸れた。
あと赤犬はバイオリンの音なんかも入ってるのでもしかしたらポルカ好きの武将もイケタかもね。ダメだろうけど。
しかしやっぱり「U.N.C.O. うんこ」は最高だ。ファンクだよ。でも私たちの周りの人間がまったく手の振り付けをやっていなかったのは何故?ま、おかもっちゃんがのってたからいっか!
うーん赤犬、12月26日のリキッドも行きたくなってきたな。
「ザーメンの単数形はザーマン」「お肉すきすっきー」が優秀なMCだったと思う。

そしてまたDJタイム。るっぱちゃん(スーツの下はタンクトップだったので一世風靡風だと思った)と合流。スパンキー総裁が腹が減って非常に不機嫌だったのでコバテクと「とりあえず何か食べさせなきゃね」とポテトを購入。リキッドで食べ物買ったの初めてだよ!しかも暖めてもらっている間に渋さのライブが始まってしまって大慌て。
というわけでフロアでポテトを食うことになったが、やたら熱いでやんの。フロアでモノ食ったのも初めてだよ!
渋さの熱狂的な音の渦に引き寄せられるように総裁と最前まで行って踊り狂ったー叫び狂ったー。
歌詞がまったくないのに口で歌ってしまうのはほんと渋さくらいだよ。しかも大合唱。
総裁に至っては白塗りの山海塾?っつう暗黒舞踏の人に手を伸ばして握手してた。手が白くなってた。前もそうだったけど、渋さの音ってのはほんと、いろんな音の競演っつうか、いろんな楽器の音が起こす化学反応ぶりは、耳にするとどうしても何かせずにはいられない衝動に駆られるね。なんかわかんないけど走り回りたくなるような。
そういう外に向かう衝動に火をつける阿鼻叫喚抱腹絶倒熱狂恍惚陶酔混沌快楽興奮完全燃焼系なところがたまりません。(って前の日記からのコピペですが)
ま、簡単に言うと「す、すげえ!」ってことなんだけどね。
ほんと、あそこのフロアに居た人たちが皆そういう衝動に駆られすぎていて(本当のところはわからんが)リキッドの床が抜けるかと思っちまったくらいだ。
しかし腹が立ったのが、バカ女に背中に酒をかけられたこと。渋さハイも手伝って、というかそれを邪魔された反動で「バッカ野郎、ふざけんじゃねえよ」と突っかかろうとしたら総裁になだめられた。でも「バッカ野郎」は連呼したけど。腐れマンコも言いかけたが。
でも渋さ、ホントによかったよー。前に見た時の日記に
>渋さ知らズはまだまだァーいろんな祭りに出るようで、
>それに便乗してまたこんな風に祭りで集いたいもんです。
と書いていたんだけど、それも叶ってよかったよ。でもちょっと低音きつくてるっぱちゃんとおかもっちゃんはギブしちゃったみたいですが。あれだね、渋さは野外で見たほうがいいんだろうね。
というわけで
深澤渓 あきる野芸術祭
10/19 16:30〜 渋さ知らズ
東京都あきる野市深沢深澤渓自然人村キャンプ場

ちなみに18日は大豆鼓ファームも出演だそうで。フジロックの共演ぶりは見られなかったが。
つーか遠いぜ!あきる野。会場はBBQもキャンプも上等なとこらしいんだが。。季節も季節だしな。。

東京工芸大学 中野キャンパス  学園祭
渋さ知らズ オーケストラ ライブ  
 11月2日(日) 15時30分〜  芸術情報館メインホール

うわー行きたいなーああー。自分の大学の学祭行ったことないのにな。
大人になってから学園祭的楽しみを知ってしまうといかんね。

そんなわけで完全燃焼してリキッドを出たのは10時50分。
リキッドに滞在した時間、実に5時間50分て!オールナイトイベントでもないのに!
その後は前回のエンケンLIVE後と同じく三平酒寮へ。
つうか今まで三平酒寮だと思ってた店は「ミスターサンペイ」というフジサンペイのような名前の飲み屋だった。どっちでもいいんだけどさ。
で、マンガだの汁男優だのうんこだのいつもの感じの話をするも、最終的には武将の話になっちまう男たちなんだぜ!私は女だが。なんかW杯ばりにみんなの心を鷲掴みで束ねてるな、武将は。
というわけで今月の終わりあたりに武将とキルビルを見に行きたいですね、皆さんで。
今日武将に会ったので「キルビルの千葉さん(千葉真一というと千葉さんと言い直される)をみんなで見に行こうぜ!」と言ったら
「千葉さん見てぇよ!でもキルビル知らない」と一週間前と同じことを言っていた。そして
「千葉さんこそ日本の総理大臣になるべきだ」「『大空の誓い』の千葉さん知ってるか?ゼロ戦でめちゃくちゃ強いんだぜ!ああいう人が日本の看板背負うべきだよ!」
と、また現実と妄想をスクランブル交差点させてまくし立てる始末。

しかし、なんであんなにキルビル大騒ぎされてんのに知らないんだ?
「ハリウッドはダメだよ」とか言ってたけど、やっぱ角川以外は情報が届かないのか?

ところで私信forつ.氏
うわーまんこ祭に反応してくれるなんて!うれしいぜ!
そして昨日ちょうど渋さを見ていてコバテクやるっぱちゃんと「つ.氏呼べばよかったねー」と
話してたとこなんだよ!!
というわけで今度会いまっしょ!
灰野敬二好きのつ.氏、マゾンナ見に行かないか?
これ↓
THE TRIPLEONE 03
11/1 17:00/18:00 \3500 (税込/ドリンクチャージ別)
ゆらゆら帝国,DMBQ,MAD3,boris,MASONNA

リキッドルームですぜ。新宿ですぜ。
2003年10月15日(水)

純情クレイジーフルーティーまんこ祭り

↑松苗あけみだったっけ?

さて土曜日(10/11)。
結局ピエール瀧7hoursのため、朝の7時半までリキッドに残留。
そして帰ろうとしたら定期を紛失していたことに気づき、浜松町へ直行。JRやらモノレールやら都営地下鉄やらで「定期ありませんでしたかね?」と聞いて回りなんとか発見。
しかしホンットに私は物を無くす/落とすことの天才だ。天災だ。

その後、夕方にわやさん主催の「秋のまんこ祭り」に参加すべく横浜へ。
もともとまんこ祭りというのは、今年3月に田県神社の「ちんこ祭り」に参加し、7月にロフトプラスワンの「納涼うんこ祭り」に参加した私が
「あーあとまんこ祭りが秋くらいに開催されればカンペキなんだけどなー」
と掲示板に書いた際に「ノーパンが正装」「日々まんこバーベルで鍛錬を欠かさず」「せんずり大好きッ」というまんこ亡者のわやさんがその発言に注目し、
よっしゃ!ウチでやらなきゃどこでやる!とばかりに開催してくれたのでした。
しかし前述の2つは参加条件がとくにないのだけれど、まんこ祭りはハードルが設定されておりそれがとにもかくにも
「自分でまんこ画像を撮り、人に見せられる方」
というものなのだった。
中学のときに自分でまんこを手鏡でのぞいた際のあまりにもな凶暴っぷりに「うわぁ!こんなもの人に見せるもんじゃないよ!」と慌ててしまったり、父親(しつこいけど井筒監督似)の裏ビデオを勝手に見たときに写っていたまんこの土留め色肉食生物っぷりがちょっとトラウマとして残っている私は(だから最近のエロマンガって異常に詳しくまんこを描写するのがちょっとイヤ。まんこの部分は白ボヤカシくらいがちょうどいい)「見 せ ら れ る の か」と不安なのだった。
まぁ、そんな心配するまでもなくまんこ撮るのを忘れてたため画像持参せずに祭りに参加してしまったんだけどさ。
ちなみに夕方から参加の場合には「ホモ映画館でホモ映画を見る」という素敵な前哨戦(前夜祭?)が開催されて、そのために阿部高和ばりのつなぎを着用で向かう予定だったんだが前哨戦には参加できなかった。(結局入り口で女性はNGと断られたらしい)
にも関わらずやっぱりつなぎで祭りに参加しちゃったような女なんだぜ。
で、まあ、結局なんだかんだいってまんこ画像を持ってくるのはわやさんだけなんだろう(失礼!)と思ってたら!
りりさんつかぽんも持ってきたという!
驚愕!
つか男前すぎな女たちなんだぜおまいら!
しかし3人とも「あまりにもまんこな画像過ぎて恥ずかチィ」を連発していたが、3人で画像を回しあっているときの言葉の数々といったら。
「わーキレイー」
「すっごいフルーティーな感じがする〜」
「これってなんか入ってるよね?」
「広げて撮るの大変だった」

・・・み、見・た・い・・・(ジュンッ

もともと私は盗撮とかはどうでもいいんだけど、音声的なものにすっごく弱いんだ。音声で広がる妄想力と好奇心がスクランブル交差点のごとくオール青信号点灯に至るまでの時間がどんなに長かったことか。(いや、ほんの2,3分だったんだが)
全信号が青になったとたん、いてもたってもいられなくなり、思わず立ち上がってトイレに駆け込みまんこ画像撮っちゃいました。(甘栗剥いちゃいました調)
携帯、「門前仲町」ってテプラの貼ってある代替機なのに。
でもどうしても見たかったんだよ!フルーティーなまんことやらが!なんか入ってるまんことやらが!キレイなまんことやらが!
自分の糞マン画像と引き換えに画像を見せてもらったときの達成感は、ラジオ体操の最後の日に駄菓子をもらう時の達成感なんか話にならないほどのモンでした。
いやぁ、みんな男前で女盛りなまんこっぷりでした。糞マン晒した甲斐あったよ。
しかし「フルーティー」より「ジューシー」のほうがより的確だったなぁ、と思ったり。

そんなまんこ画像を、ハニートーストを頬張りながら回しあうなんて実に女らしくてイイネ。私はウーロンハイ飲みつつだったが、みんなハーブティーとかだったこともスゴイよ!ほんとにマドモアゼル男前ども!

そしてまんこ祭りとはやや趣旨はずれますが、私の日記と180度以上正反対の日記を書いているみずほさんが2ちゃんねらーだということには最大の驚きと最大の勇気をいただきましたよ!みずほさんのまんこ画像こそは見れなかったけど、心のちんまんを一番曝け出していたのはみずほさんだったのではないかと。
いやー2ちゃん全然見ない(ほんとだよ)私もみずほさんの話題についていきたいがために「家帰って一気に見てしまおうかな・・・」と思ってしまったのだった。

しかし女ばっかりの飲みも楽しいなぁ。
よくオオツボさんもわやさんも言うことだけど「サイト持っている人間は信用できる」ってのも相まって、素敵なマドモアゼル男前だらけはイイ。
いろんな話に同性としてサイト持ちとしてまんこを見せ合った仲としてどこまでも答えてくれるのが心地よかったっす。
お姉さま方にもっと溺れてもいいかい?(いいとしか言わせないが)

あとつかぽん、のりーにょさんの飲みっプリがたまらんかったので飲みに呼んでくだされ。



そして翌日はこの女祭りとは打って変わって、男だらけの祭りだったのでした。
それはまた次回に続く。

2003年10月14日(火)

とどめをハデに「だ〜〜〜いっすきの反対!」って言ってやってくれ

またもや長々と日記を書かない期間が続いたなぁ。
ま、現実が充実してるとどうしてもそうなってしまうものだ。
しばらく振り返りつつ。

水曜日、木曜日。
水曜日は最高なねえさんと、木曜日は最高なにいさんと会う。
なんかぐーんとモチベーションが下がっていたのだがなんとか彼女/彼が会ってくれたことで心底助かった。なんつうか、「友情」とか「信頼」とかいう、口に出してしまうとすっごく陳腐で薄っぺらい言葉を出さないでいてくれることが嬉しかったのかな。よくわかんないけど。
しかし水曜は終電乗り越して新小岩まで行ってしまうし木曜は終電見事に逃したしで散々だったが、ま、そんなことはどうだっていいや。
それ以上の収穫がありすぎた。どっちも帰り際、帰るのが名残惜しくてセックスしたくなっちまったぜ。(実際ねえさんのほうに「今日は久々にハメたい気分になった」と言われた)

金曜日。
眠いまま自分部署の飲み会。例の如くつまらないわけだが鬼形礼似の最近入ってきた人と話す機会に恵まれ、ここぞとばかりに「つのだじろうの漫画に出てきてる顔ですよねー」と指摘。そればかりか「バツイチですかい?」と適当に言ったら「あれ!?なんでわかっちゃった?セックスレスで別れたんだよ!」と聞いてもない答えまで返ってきてビックラ。いきなり言うなよ、こちとら適当なんだからよ。
そしてその後、どうしても気が進まなかったピエール瀧の7hoursへ。
会社のマイアシスタント姉さんがリキッドにコネがあるというので、チケットを取ってもらいながらも前日の寝不足&飲み会での疲れがあったため、行く気激減。しかし、いざリキッド前に行くと、なんとコマ劇前まで当日券を求めて行列ができている始末。
そんな列を見てしまうと、ああ、スルッと入れてよかったな、と思うわけなのだった。
しかし内容は、ピエール瀧とベートーベン以外はどうでもよかったなー。
ベートーベンは生音バンドで人生とか電気時代の曲をやってたのでそら「おお!久しぶりに聞いた聞いた!」と体が反応してしまうわけで。でもそんな姿を見られて「ああ、ヤツザキって電気好きなんじゃん!て思った」と言われるとチョット恥ずかしかったのだった。あ、あ、そうですよ、普通にスキデスヨ。
しかしオーケン&リリーフランキーのトーク以降のグタグタっぷりはな。眠かったのでしょうがないんだが、「狂人ドラム大会」(瀧が単にドラムを叩きまくる)の時は怒りすら覚えたほど。
でも、最後のタサカのDJと瀧のVJがよかったのでよしとしよう。内田裕也ネタですら笑えないほど焦燥しきってたけど。

土曜日と月曜日のおんなのこ/おとこのこ祭りに関しては次の日記で書くとして、日曜は勢いでG-SHOCK購入。アルティメットフォースのを何度か衝動買いしかけたのだが、ホントに買ってしまったよ。ごつい。
化粧品も大量購入。しばらく買うまい。
夜にとある女子と会ったんだけど、ノロケ話を聞かされっぱなし。メールも見させられっぱなし。しかし
「だ〜〜〜〜いっきらいの反対!おやすみ!Chu!」
っていうメールをネタではなかく素で送れる年下ボゥイはやっぱかわいいのか?つうかギャルだよな完全。そしてそんなメールを見せるのもどうかと。
「ウケるでしょ?うけるでしょ?」と言ってたけどさ。
でもここまで突き抜けていると微笑ましいですよ。

ま、とある女子っつうのは武将が惚れてた姫御なんですけどね。ノロケ全開。
武将敗れたり。だって武将のメールはいつも「〜じゃ」「われは〜」ばっかりだもんなぁ、同じファンシー指向ではあるのに、「だ〜〜〜〜いっきらいの反対!」と。
〆の言葉は必ず
「ではの」
だしなぁ、武将のメール。立派に戦国ファンシーなのに。

というわけで次の日記に続く
2003年10月13日(月)

山崎邦正流にいうと「イェイ!イェイ!イェーーイ!」ズ

なんか仕事とかいろいろ忙しくて全然更新してなかったなー
反省。

月曜日はLiarsとyeah yeah yeahsのライブを見にオオツボさんと渋谷AXへ。
ヤーヤーヤーズのカレン嬢の声が好・き・だ!けだるかったりいきなりがなったりしっとりだったり爆発的金切り声だったりという起伏に富んだエモーショナルな低音ボイスを生で堪能したいなぁと思って行ったのだが、最初に出たLiarsに見事にノックアウトされちまった。こっちは野郎3人なんだが、とにかくパフォーマンスが奇抜。ドラム(男)がミニスカートを履いてたりしょっぱなからビールを頭からかけたり急に奇声を上げたりとかなんだが、そういうアクションが「アッパー」「陽気」ではなく「不条理」に着地しているのが好印象。久々にジャンクっつーかエクスペリメンタルっつーかそういうのが思い浮かぶバンドを見たな!
無機質で無遠慮なノイズと殺伐とした反復リズム(ツインドラムでリズムとってた曲がかっこよかった)に、なんだかよくわからない飄々とした歌がマッチしていてイイです。ボーカルの人が無意味にでかかったのもなんかわからないが「ああ!それっぽい!」と思わず言ってしまうポイント。根拠はないんだけど。
http://www.liarsliarsliars.com/
でもこんなにノイズ、不条理、意味不明と言っておきながら家帰ってふらりと聴いたバウハウスの要素もしっかり持ってるバンドだったぜ。

そしてyeah yeah yeahs。
これは思ったよりもハードロック的要素が強かったなぁ。ハードロックっつうかガレージっつうか。ライブのノリも暴れる人がたくさんいたりして意外。
カレン嬢の存在感は圧倒的で、やっぱりエキセントリックな姉ちゃんはイイ!と心底思った。低音のボーカルっぷりだけはPJハーヴェイ(ああ、本当にこの人が大好きなんだ、私は)に引けを取らないんだが、そういう情念とかドロドロした女のセクシャリティから無縁なのがこの人のいいところっつうか個性だなー。(ま、ヴァギナは乾いておりますが、ポーリー)
ステージを叫びながら縦横無尽に駆け回り、マイクコードを振り回す姿は低音声女の対極にあるビョークすら喚起させるから奇跡的。
あと、こういうエキセントリック姉ちゃんは無防備でいいね。ノーブラでビーチクチーターは基本。
あとこのバンドは演奏がすごくいいよ!重低音の多めな力強い演奏とか。でも3ピースなんだよな、サポートメンバーなしの。ギターの人なんかイアン・マカロクみたいなヒョロヒョロぶりと髪型なのにな。
アンコールの最後は、まさに文字通りのフェイドアウトという、今まで見たことのない終わり方だったけれども、全体的に熱いライブでした。
アルバムに入ってる実験ノイズ(ポヨーンピヨーンという効果音入りの)みたいな曲がよかったので、ああいうのも見たかったところ。

なにはともあれ、大変にいいライブだったなぁ。

火曜は仕事だったんだが、この日はうちの部署にメタル大好き営業がやってきて「BURRN!今月号読んだ?今持ってるぜ!」と見せられる。
買ってないし読んでないっつうの。
しかし、ま、いちおう読んでみますかと目を通したわけだけど、最初に読んでしまうのが一番後ろの編集者あとがきにのってる今月のヘヴィーローテーションみたいなやつ(もうさすがに名前忘れたが)だったりするのは悲しい佐賀、あ、これじゃはなわだ、性だった。
そして「パワーロックトゥデイ」のオンエアリストをチェックしてしまうのも習性なのか。いや、単に今どんなんがはやってんだ?と知りたかっただけなんだが。しかしグランドカウントダウンは未だにボンジョビが一位だったりするんだなーほんとにメタル界は時が止まっているよ。3位なんかデフレパードだったし。
そしてインタビューで読んでしまうのもカラーページ後のミニ特集(今月号は「泣きのメロディ」とかいうやつだった確か。最悪だ)の後の白黒ページに紹介されてるバンドばかりというのも習性なのか。いや、だってモービッドエンジェルくらいしか知ってる、かつ興味があるバンドがもはやなかったもんで。
あ、他にもアモルフィスとかあー!と思ったけどああいうの好きじゃなかったしなぁ。
そしてスキッドロウってまだいたんだね、ニューアルバム発売て。レイチェル・ボランはかっこいいうえにラモーンズ好きで最高だと思ってた記憶とかが甦ってきたり。
帰りはその営業と帰ってきたんだけど、電車の中でずっとメタル談義。まあ、私はついてけねーよと何度も言ったが。「俺のアニキは途中からオルタナに走っちゃってさぁ」と残念そうに言っていた彼は立派なメタル者ですよ。ステージダイバーだけど。タッドばりの巨漢だけど。(私は森三中の大島に似てると思ってるが)ま、私なんかハナっからオルタナだし。
しかしオーディオスレイブの着メロとかも聴かされたが、あれはかかってくるとちょっとやな予感がしてダメだね。
そしてブラックサバスの9枚組ボックスはオジー時代のみだそうで、オジー時代のDVDがすっげー見たいと言ったら
「バカだなぁ、サバスで最高なのは『ヘブン&ヘル』だからな!トニー・アイオミだってついつい弾いちゃうのはヘブン&ヘルなんだから」
と説教食らう始末。ディオは全然興味がねえのですが。。。

ま、このメタル好き巨漢営業と毎度お馴染みの武将は折り合いが悪いんですがね!

と、胃が痛くなったので今日はここまで。
胃痛は初めてかも。イタタタタ。

2003年10月09日(木)

ヤツザキ祭(カーニバル)改め、こだまんがポルカ祭(カーニバル)

なんだかんだで24歳になってもうたよ!
ちなみに24歳になったのに2回も畳の上にお茶をこぼした。成長しろ、自分。
幾つになっても甘かねェ。甘いけど。

さて、昨日はエンケンを見にロフトへ。
その前にうちの会社の武将が「仕事で最近つらいことばかりだからどーしても遊びたい」と言ってきかない。4時には新宿行って他の人たちと落ち合わなきゃいけないから時間ないよ、錦糸町でメシ食うくらいしかできないよ、と言っているのに「じゃあ、われ(武将的一人称)今から錦糸町向かうわ」と勝手に決めちゃうような男なんだぜ!武将。勝手にしやがれ、と思ってたらホントに来てやんの。
しかも知らないうちにサワさん(勝手にバーチャル彼氏と私が呼んでいる淋病疑惑の会社の人)も呼んでるし。サワさんがツーリング中だったところを無理矢理ツーリングやめさせたらしい。メイワクな力技の男。
錦糸町に着くと駅前中に和太鼓でリズムを取っている「ランバダ」が大音量で流れており、何の騒ぎだよオイと思ったらすみだ区民祭り開催中なのだった。そこでビールでも飲もうとしたらお茶かジュースしか売ってない祭りだった。錦糸町で開催なのに何を健全ぶってるんだか!
というわけで昼間から焼肉。4時くらいには新宿に行かなきゃいけないから早く錦糸町に来い!とみほぎ(私と同い年の大学2年生、遅刻大魔王)に連絡したのに4時過ぎに錦糸町にきやがった。どうしてこうしてみんな緩いんだよ。
(武将は「戦国お見合い 新橋 夏の陣」(武将直々に命名)でみほぎに会い、それ以降勝手に「姫御」と呼び出してやれやれなのだった)
だいぶ遅れて新宿到着、ちなみに電車の中でマーティー・フリードマンの話をしていたらキチガイに怒られた。
その後アルタ前で全員と落ち合う。武将たち対策で来る人来る人(ヤツザキと呼んでいる人)に
「ごめん、今日はシノって呼んでください」と頼むというマヌケぶり。
待たせてしまった方々、この場を借りてごめんなさい。

直前でいろいろ変化したりしたのだが、結局みほぎ、わやさんオオツボさん、おかもっちゃんという最初から来る予定だったメンツに何故か武将(音楽的な知識ほぼゼロ、昼間に「われ、ポルカとか好き〜」と言われたほど)とサワさん(グランジ〜メタル系好き)という大人数でロフトに入る。
ちなみにおかもっちゃんはホントにホントの初対面。いきなりマゾンナのCDを人に貸したりする人と聞いていたのでどうなることやらと思ったんだがナイスガイだったぜ。
ライブに関しては、ま、いろいろ出たけどマンヨッパだったのであんまり覚えてないんだよなー実は。
何杯飲んだのか覚えてないほど。アホだぜバカだぜ。全然しらねーと言ってた「RAZORS EDGE」というやつがよかったような。
エンケンはトリだと思ったら、変な順番のところで出てきたのだった。でももうワッショイワッショイした時点で感無量。不滅の男でまたまた感無量。となりのわやさんと一緒にやっぱりウホ!ウホ!連呼。あまりにも早く終わってしまったので、まだまだ後にバンド詰まっているのに「アンコール!アンコール!」コールが起こったのだった。ガバヘイさん(現地で会った)に至っては「エンケン〜!俺、ニール・ヤングいかねえよぉ!!」と叫んでるし。ああ夢よ叫べ、存分に。
そして最後の夢よ叫べは本当に本当に沁みたなぁ。
(余談だが「アイデン&ティティ」にエンケンが音楽の神様役で出るとか!ディランの役かよ!やべぇ)

もうエンケンで満足してしまったのでロフトを後にしてマイ誕生祭兼飲み会。
今度のメンツは先ほどの武将とおかもっちゃん、オオツボさんとサワさん(この二人は少年ナイフを見た後合流)というさっきのメンツに加え、ロフト内で会った総裁(つーか某スパンキーさん)、そしてこの飲みのために駆けつけてくれたるっぱちゃんという「ウホ!脈絡のない男だらけの誕生会」なのだった。私だけチンコないぜ!
でもチンコなくてもマンコある扱いを受けない場だったから居心地はよかったという。
それ以前に本当に私の友達は方向性などが全員バラッバラなのだよな。
オオツボさん曰く「会話のキャッチボールならぬ、会話のドッジボール」な飲みだった。
でもいい年も越えるとああいう、なんの繋がりもない(音楽の趣味が共通とか、会社の同僚とか以外)男ばかりが集まる機会もないのでよかったというか。(って女なんだけどよ、私は)
しかし職業がSEとかAVライターは違和感ないが、
「武将」「総裁」「オカマちゃん」
ってなんだよな。意味がわからんな。ま、職業じゃないけどさ。生き様(?)だけどさ。
しかし武将は「われ」を連発し、好きな武将と戦国自衛隊だとかの角川映画について語り、そんなに千葉真一が好きならキル・ビル見なきゃ!とみんなが口を揃えて言うと「(さも知ってるかのように)うん、うん。・・・それ知らない(角川映画じゃないから)」というとんちんかんな答えを戻してくる立派な傾奇者だった。
あと、まあ、これはしょうがないんだが「ねえ、シノはなんでヤツザキと呼ばれてるんだ?」と尋ねられいつも通り「ああ、高校の時にヤツザキって名前でマンガ描いてたんだよ(藁半紙にだが)」と屈辱的に答えていたところ、武将が
「ああ!われもマンガ描いてた!『こだまんが』ってのをな!」(武将の名前はコダマ)
と嬉々と言ったのにはマイッタよ、ほんと。
こんなに恥ずかしい名前を堂々と言える武将を前にして、私が会社に「ヤツザキ」という署名でメールしたことぐらい大したことなかったわ!人間としての器が小さかった!自分、と思ったよ心底。いやあ、天然の人はすごいね。
もうひとりの天然君であるるっぱちゃんはるっぱちゃんで、隣に座っている総裁の手をすっと握っていたのはビックリした。「武将・・・かっこいい」とか呟いたり、飲むとやたらズボンまくりたがりなおかもっちゃんの足を見て「・・・すねげ」と呟いたり、誰も勝てないよこれは。
あ、コバテクに続いてるっぱちゃんともキッスの世界したんだった!ほぼ同性だからいっか。

いやぁ、最高誕生日会でしたよまじで。おもしろかったー。
ちゃんと「シノザキに乾杯〜」と言ってくれた、普段はヤツザキと呼んでるおまいら最高。
(って本名ばらしまくりだが)

しかしオオツボさんやサワさんとプリンスの話したり、総裁おかもっちゃんるぱさんあたりでノイズの話したりしてたのでだかどうだか知らないが、今日、武将から来たメールに
「われはつまんねーやろーだなーと思った」
というよんぼり弱気な一言が。
↑のおもしろかったーってのは正式に言うと
おもしろかったー(武将が)。
なくらい、みんな武将の傾奇者ぶりに笑わされっぱなしだったんだがな。
音楽的な疎外感(ここのサイトと知り合うまで、おかもっちゃんが受けていたという音楽の趣味的疎外感と似ているような、似ていないような)を受けたみたいだけど、そりゃノイズ好きの人たちの会話に
「われ、ポルカとか好き〜」
って言ってる人は入ってこれないだろう。しょうがないだろう。
ノイズ好きな武将なんてなんか神経症っぽくて気持ち悪いので、「武将」で「こだまんが」で「ポルカ」ってのはすごく正解だと思う。ビバ!ポルカ武将!



あれ?私の誕生日会だったんだよな?
ヤツザキワッショイで「御輿やないんやから」になるんじゃなかったのか?

2003年10月05日(日)

23歳の私、男前系乙女節

23歳の私のラストナイトは、会社で残業、で、あるか。とほほ。

でも先ほどりえ坊さんからの電話をうっかり会社で取ったんだが
「ザーメン」という単語を3度くらい電話口で聴き、「死んだように殺伐とした職場で熟女にザーメンと言われている自分」というあまりにも愉快な状況っぷりに思わず大笑いしてもうた。大笑いというか、いつもの社長笑いなんだがさ。(いや、りえ坊さんは熟女じゃないけどな!「あほ熟女ざんす」ってHPやってるけど)

ちなみに昨日はマイアシスタント姉さんと飲んだのだけど
このねえさんも焼酎を次から次へ煽る煽る。あと15分くらいで終電だよーと言い出してから「じゃああと1杯イケル」と2杯分くらい飲んでいた。
おでこから目の上あたりをバッスィーンと叩かれたし。目から星が飛んだね、ホントに。文字通りひっぱたかれたのって久々だったなぁ。すっげー痛かったのに叩かれたほうも叩いたほうも笑ってると言う不条理なメスども。

ああ、こんな無駄口叩いている場合じゃなくなった。
続きは家で。つか休憩して蔵。


2003年10月03日(金)

YOUはSHOCK!GUN!

ンマー!また始まったよ収集癖が。
もうスヌーピーのボトルキャップ(30種類×2シーズン)の時のコーラ地獄ですっかり飽きたはずだったんだが、コンビニで「藤子不二雄Aコレクション」というものを見つけてしまい、獅子丸とシンちゃんどうしてもホッシェーと思って買ってしまったのだった。
ま、出たのは怪物くんのヒロシとミイラ男だったけど。心底いらない。
しかし藤子不二雄Aコレクションを名乗っているのに、魔太郎がないぞ!なんでだよ。切人のフィギア必要。あの気持ち悪さを是非三次元にしていただきたい。
変奇郎も欲しい、特にあのじいさん。
なんだか20世紀の漫画家シリーズと言うのでたくさん食玩が出ているようですが、松本零士も水島新司も食玩の存在を知っておきながらスルーした私だが、なぜか藤子不二雄Aはスルーできなかったのだった。何故だ!いや、カワイイキャラが大好きだからなんだが、柄に合わず。
あーあージョージ秋山食玩出ねぇかなぁ。デロリンマンとか銭ゲバとか間違いなく食玩向きだと思うが。内容はともかく。
あと、絶対でないだろうけどレコスケくんの食玩も買い。

しかし、申し訳程度にくっついていたラムネはとっても安っぽい味だったがうまかったです。くすねられたけど。

昨日はふらりと蒲田まで足を伸ばし、最近会っていなかった友達ともうずっと会っていなかった友達が働いている店へ。(前回行った時の記録はこれ
いやぁ、もう足掛け3〜4年の付き合いになるんだなぁこの人も。いろいろ状況も変わるもんだナァ。でもふらりと再会しても普通に喋れたのは心地よかったのだった。
「小学生マインド」も覚えてていただけたし。継続は力なり。(もうすぐHP自体は4年だよ!うわわ)
でもコレも音読されると恥ずかしいな。つーか音読して恥ずかしい言葉しか好んで使ってないあたりが、私がマゾ女、略してマゾンナ、むしろマゾコである所以か。
そして恒例のおまかせ料理はカレイとか馬刺とかステーキのハラペーニョ風とか。ハラペーニョの説明のときに「原カントクが〜」と小ネタを挟んで説明してくれたんだが見事に聞き逃した。ごめんキンちゃん。

しかし一緒に行った友達に延々、上祐のオフショットを見させられたのは面食らったけど。すげーよ、なんかNYの有名な橋の下で座禅を組む上祐!とかPCを見つめ微笑む上祐!とか。すべてオフィシャルHPからダウンロードしてきたらしいが(しかも携帯に)、アイドルのオフィシャルHPよりサービス度が高いんじゃないのかと。
なんか「上祐の手編みセーターBOOK」とか出ててもおかしくないくらいの勢いでした。
そして蒲田にある統一教会のアジトのようなところの前を歩いていたら、人が出てきたのを見た。なんだかとっても新興宗教に毒された夜。
でも久々に「人生の岐路ってやつは〜」「人生の転機ってやつは〜」と冬のリビエラも真っ青な語り口の、しゃべり場ちっくな飲みができて満足だ。ガード下でくだ巻いてるおっさんぽかったかもしれないけど。

しかし、いろいろとめでたい夜だったなぁ改めて。
全力で祝福するッス。いやぁ、楽しかった楽しかった。

その前日はトランシーバーのような携帯を5年近く使っていた友達の携帯が見事にリニューアルしたわけだが(しかもいきなり飛び級で最新機種。生意気)当然のように「使い方がわからずオロオロ」だったため、設定を手伝ってやる。
しっかし、メール打つの遅いでやんのな、この女子。
「アドレス変更しました」ってのを送るだけで5分もかかっていた。
でも、ま、こっちもめでたいことになっていたので微笑ましい限り。

あと大学のときの友達が無事再就職できたそうで、それもよかったなぁと思った。

私が「よかった!よかった!めでたいめでたい」とか書くとちょっとキモチ悪いが、あんまりそうは思わんでくれ。だってホントによかったって思ってるんだからさ。

そしてこれから一仕事の後は、VSマイアシスタント姉御(スナックのママ的辛口ねーさん)だ。早く仕事終えなけりゃ。
2003年10月02日(木)

私はセバドゥー(と携帯代替機)依存症の女

Never did and never will
It's just the way it's always been
I've made mistakes before
I'll make the same again
And all this tension we ignore
It surely works its ugly way inside

I have known that nothing's fair
And surely what did I expect
When magic slips into the air
And every day is another test
And all this tension we ignore
It surely works its ugly way outside

So let it build, let it explode
Leaving blood and shattered bones
Or bite your tong until you've forgotten what to say
And take another step back, until you find you've walked away

Silence's like disease, but I dare not say it hurts
Cause if I honestly react, nothing's ever gonna work
And all this tension back and forth
It's just the beauty of the ride


今までとかこれからとかは関係ないような
自分がいつもそうだというだけの話なんだが
俺は以前にも間違いを起こしてきた
これからも同じことを繰り返すんだろう
なんだか長いこと気づかないふりしてきたこの不安は
心の中をホントにぐしゃぐしゃにかき回しやがる

わかってたんだけどさ
他人と分かり合えるなんてできっこないこと
何を期待してたんだか
魔法は空気にすぐかき消されちゃうし
毎日は別のテストこなすようなもんなんだけどさ
なんだか長いこと気づかないふりしてきたこの不安は
自分の回りすらもぐしゃぐしゃにかき回しやがる

だから、築くことも、壊すことも成り行きにまかせちまえばいいよ
どうせダメになったら血と粉々の骨だけしか残らないんだし
それか言いたいことを忘れてしまうまで舌を噛んで黙ってればいいじゃん
やなことがすっかり立ち去ってしまうまで一歩後ろに下がってりゃいいじゃん

沈黙なんて病のようなもんさ
けども、「痛い」なんて言わないけどね
いちいち正直に反応してたらなんにも上手くいかないことを知ってるし
不安ってやつはどうにもこうにも行ったり来たりしやがるな
そいつが「人生の美点」ってやつなんだと
よくわかんねーけど




英訳はさっぱりできないので当然意訳です。しかもヤツザキ流。
英語喋れる人、多めに見てクレ。間違ってても指摘してくれるな。
これはセバドーの「Beauty of the Ride」っつー曲で、私が胸張って言える私を支えてくれた曲なんですが。(まあ、ダイナソーとかセバドーの歌詞はすべて青春つーか私の支えなんだが)
高校のときにこの「俺は以前にも間違いを起こしてきた これからも同じことを繰り返すんだろう」の一節にひどく心を打たれたもんである。
てか、これ自分じゃん!て強く思ったんだよな、すべての歌詞通して見ても。
もう今じゃ思い出せないような、ささいなすれ違いとか依存され疲れの時に出会ったこの曲には本当に支えられたなー。
そしてもうこの曲と知り合って8年くらい経つけど、未だに私はこの歌詞から逃れられないな。本当に同じ間違いを起こしつづけてるよ、自分でもビックリだよ。
ま、今までとかこれからとかいう話じゃなくて、そういう性質だと言うだけの
ことだからしょうがない。
言わなきゃいけないことをはっきりさせるのはすごく残酷なことに思えて
言わなきゃいけないことをはっきりさせずにすごく残酷に見捨てるという。
なんだかね。こればっかりは性分だからなぁ。
自分が男だったらとんだ腰抜けですよまったく。


というわけで辛気臭い話はおしまい。
一日遅れですが3周年、しかも当日はしょうもねえ日記をウプしてしまって申し訳ない限り。ドッキリみたいなことがしたかったんだけどなほんとは。
あ、ついでに9月29日の日記の訂正だけど、浜ユウスケカラオケショーの時に曲が始まる前に流れていたジングルはものまね王座決定戦のものではなく、スターどっきりマル秘報告の時に流れる音楽でした。コラーおじさんの時とか、ブーブークッションの時に流れるやつ。わかるかなー。

それはともかく、なんだかんだでこれからもよろしくお願いいたします。
そして掲示板には書いたけども、また携帯が壊れて代替機生活でございます。
7月、8月、9月と「月刊 ケイタイクラッシャー通信」みたいになってんのな!「携帯月経」でもいいけど。
やっぱり生活形態を変えないといかんのか。
お、偶然だけどうまいこと言った!自分。座布団持ってこい。



ついに今週は誕生日なので、最近飲んでない人、会いましょう!
しかしルー・バーロウは英語使いなのに歌詞がダイレクトに伝わってきて、さすがだなぁ。詩人だよ立派に。
あ、私の好きなジャンルはローファイだったのか。今納得。

ついでに。同じルーの詩人繋がりで。

「私はうつ依存症の女」

ルー・リードが本人役で出てるそうで。見に行くしか。

2003年10月01日(水)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


股・戯れ言 / ヤツザキホームページ

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