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re-invention



 意外なところで

平行線と比の問題を再確認。
教科書の問題で復習するぐらいのつもりが,
意外なところで,おもしろい展開に。






この問題を4人組で。
久しぶりの4人組でも,いい感じのやり取り。
見えている生徒には当たり前の問題でも,
そうでない生徒も当然いる。
この差があるから,いい関わり合いが成立する。

大体できたところで,mimioを使って生徒に書かせてみる。
考えてみれば,mimioを生徒に操作させたことがなかった。
それだけで意欲的な生徒たち。
見ているだけあって,操作自体はよくわかっている。

ちょっと難しい右の問題で,
他の式で考えた生徒を前に出させて書かせると,
実にいろいろなものが出る。
 χ:(10−χ)=5:7
 χ:10=5:12
ここまでは当たり前。さらに,
 χ:5=10−χ:7
 χ:5=10:12
などなど。
この発想で,再度左の問題を考えさせてみた。
この発問もなかなかHITする。
相似な三角形では,相似比と構成比があるように,
平行線と比でも,上下の比と,左右の比がある。
いろいろな見方ができることや,
それでも同じ式が導かれることに感動が生まれる。
活躍する生徒が多いのも,やっぱりいい。
最後に,平行線を利用した3等分の作図を紹介。


次回は,紙を3等分する展開へ持ち込む予定。

ここで文字式にして,
 a:b=c:d
 a:c=b:d
 a:a+b=c:c+d
 b:a+b=d:c+d
が全て同じになることを確認してもよかった。
これは,またの機会か。

この美しさを,GCなら簡単に数式化して表わせるが,
Voyageでは数式表示が可能なのか?
確かめておこう。
新たな授業構想が生まれ,
折れていた気持ちが少しだけ変わる。

担任が2人不在で,代打。
久しぶりの道徳はドナーカードの2時間目。
保護者の子供に対する思いが,授業を本物にしていく。
また,いつもは授業していないクラスでは,
ボール落下の授業を楽しむ。


2007年12月04日(火) 生徒の問いで進む授業の楽しさ
2005年12月04日(日) 遅めの起床
2004年12月04日(土) 山あり谷あり
2003年12月04日(木) ダウン


2009年12月04日(金)



 後悔の中で

県の学力調査。

採点していて,後悔することがいくつか。
インフルエンザで定期テストが遅れたこともあるが,
それならそれで対策をするべきだった。
これまでのできに油断し,
このテストに対する思いが甘かったことを反省。
・以前トレーニングした計算を再度確認
・文字式のままで数式を操作できるように
・作図に関しても,もう一度どこかで扱いたい

言い訳になってしまうけれど,出題に不満は残る。
結局この手の普通の受験数学が求められてしまう現実を,
どうして変えられないのか。

膨らんでいた新たな授業構想への思いが,一気に萎む。


2007年12月02日(日) 自分を磨く時間を
2005年12月02日(金) 元には戻れない
2004年12月02日(木) 第二回学力調査
2003年12月02日(火) いいこと,気になること


2009年12月02日(水)



 定期テスト返却で

定期テストを返却。
電卓と分度器を持ち込ませての問題の正答率は
決して良くないけれど,
テストを通してのメッセージは意味のあることだと感じる。
さらに言うのなら,そんな授業をもっとやるべきだろう。

停止距離を予測させる問題は,
距離そのものを求めさせるのではなく,
求め方を説明させればよかったか。
この辺りのアイディアを,もっと大事にしたい。


夜は全国学力学習状況調査の質問紙分析を進める。
総度数の割合から,有意差のあるなしを判定。
いつもながらに感じるのだが,
分析のための一次的な処理は,個々に行うのではなく,
全体で行うシステムを作るべきだ。
単なるデータも,紙ベースでしかいただけないのは,
本当に悲しい限り。



2007年11月30日(金) 真意はどこに
2005年11月30日(水) 制服セミナー
2004年11月30日(火) 乾いた心に潤いを
2003年11月30日(日) 雨の休日


2009年11月30日(月)
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