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re-invention



 達人の吐く息で

妻に送ってもらい登校。
バスで御殿場中央青少年の家へ。

ちょっと肌寒い御殿場青少年の家。
静岡とは違う富士山の大きさ見事さに圧倒される。
講習会の講師は筑波大学の香田先生。
「中学時代が自分は一番充実していた。
 高校・大学じゃない。
 それがその後の自分の剣道人生につながっている。」

この一言で,生徒の心を一気に惹きつける。
「教わるだけじゃダメ。
 自分で学んでいこうという姿勢,気持ちを表に出すことが大切。」

前向きな気持ちがあると,指導者は次を教えようと思うもの。
良いものを伝えようとするには,互いの呼吸が必要。

「強い打ちをする人は小さくても,しっかり振っている。
 攻め合いでは,左拳は中心を動かさない。
 打突の時は,臍で左拳を上げていく。
 前へ出るとき腕は下からの反動で振りかぶる。
 右膝を浮かせて,骨盤を倒すようにして打ち始め,
 右足がつくより先に左足が出る気持ちで,
 左膝で相手の腹を蹴るつもりで前へ出る。
 肩と肩胛骨を前へ放り投げて打つ。
 背中で打突を感じているか?肩ではダメだ。」

達人の教えを,当然中学生が全てを理解しているわけではない。
それでも,吐く息で竹刀を振るのだと言いながら
気合いを込めた呼吸や,踏み込む足音の強さで,
生徒は感化されていく。

「打ち切ったときの鍔元が自分の目より下。」これだけで,切り返しをする時の肩の力が抜け
振りかぶりが大きくなっていく。

「打突したときの左拳と臍がつながっている意識で
飛行機が離陸するときのような気持ちで,構えから打突につなげる。」
わかりやすい具体的な例えが,出るところが達人の達人たるところ。
一番上手になるのはいいものをよく見て,それをまねること。
わずか数時間の講習で,それぞれが何かをつかんだ様子。

夕食後も,明日に備えて再び稽古。
途中から,先生方の稽古を見学。
振り返ってみると,日本代表レベル剣道を
眼にするのは初めてなことに気づく。
本物の凄さ,強うということはどういうことかを,
これでもかと見せて下さる。

せっかくVoyageを20台持ってきたが授業をする場所がない。
男女別にミーティング。
喉まで出かかった言葉を飲み込んで
「ミラクルを起こす」が合い言葉に。

夜の懇親会にも出たかったが,今はその余裕がない。
音声カードの空間図形編を作成。
12時過ぎに就寝。

2006年03月10日(金) 相手を信じて語る
2005年03月10日(木) 感謝が足りない
2004年03月10日(水) 正六面体から正四面体


2007年03月10日(土)



 訓練ではない

久しぶりの朝の練習。素振りをちょっと多めに。

授業は円周率の話と,柱体・錐体の体積を求める問題。


円の面積がなぜ「半径×半径×円周率」になるのかを,
デジMATHの動画で説明。
 半径×円周÷2
=半径×直径×円周率÷2
=半径×半径×円周率
キャッシュメモリーが働く生徒には理解できるが,
そうでない生徒のためには,部分的に色を付けて示す必要。

思いがけず全員登校。調べてみると何と11月以来のこと。
そうこうしていると,昼休みに緊急打ち合わせ。
学区で殺人事件。犯人が逃走中とのこと。
三送会の練習後,集下校することに。
県大会どころではない事態に。

三送会の練習は,思惑が交錯。難しいもの。
でも,これだけの思いがある2年生がうらやましい。
何かを感じて欲しいもの。

集団下校は整列時から緊張感がある。
こうしてみると,このシステムも手落ちがたくさん。
訓練との違い,訓練の甘さを感じる。
何かあった時にどう対処するのか,
覚悟をして生徒とともに歩く時間は,
生徒を預かっている責任の重さを改めて感じる。
最後の生徒を送り届けたときの安堵の笑顔。
他も何事もないことを願う。

帰校後は,もちろん仕事。
追われている日々を攻めに転じたい。

帰宅すると,日韓グラフ電卓の案内が届いている。
授業の準備がまだできていない焦りも。
まずは明日からの御殿場行きの支度を。

2006年03月09日(木) 「お願いします」では伝わらない
2005年03月09日(水) 揺れる心の数々を
2004年03月09日(火) 数学する楽しさ


2007年03月09日(金)



 目的を明確に

朝の練習をやらない日が続く。
それでもようやく通常通りの登校。

授業も残りわずか。
今日は,体積を求める練習がメイン。

最初に錐体が柱体の1/3の体積になる話の続き。
立方体が,高さが半分の正四角錐6つでできることを模型で示す。
見取り図を描かせてみたが,時間がかかるもの。
そして,円周率についての説明。
円周と直径が比例することについては単なる話しで済ませたが,
時間があれば,円周と直径を測定させて関係を導く授業をしたい。
作図ツールを操作できれば,可能な気がする。
それでも「円周率は比例定数」という説明で納得する顔。
後半は,教科書の問題。
当然のようにスタンドアップで。
できた生徒に丸を付けて確認。
単位の付け忘れや,
高さを掛け忘れるエラーが
意外にあるもの。
生徒同士の人間関係のよさに支えられ,
いい時間が流れる。
体積を求めるだけでも,できない生徒はいる。
個人差があるから意味のある時間になる。

別のクラスは,柱体と錐体の話。

水で体積比が1:3であることを実験する。
球体もできるとうれしいものだが。

最後のクラスでは,立方体の見取り図を書かせないまま。
描かせてわかる生徒は,描かなくてもわかる様な気がしてきた。
どんな生徒をどうするのか,
何のためにという目的を明確にして授業したい。

でも,やっぱり描かせないと不安な気持ちになる。

総合は今年度ラスト。
前回自分が欠席したため,思ったように進んでいない。
一対一での対話をする準備ができていない生徒。
どうすべきか,困ったものだ。
せっかく校外に出て行くのだから,
達人から学ぶ気持ち,本気で立ち向かう気持ちを育てたい。

葬儀の様子を主任から聞く。
複雑な思い。

放課後は久しぶりの部活動。
活き活きと動く生徒。
自分ならこうしたいという思いをコーチに伝える。
(やりにくいかな?)

遅れがちな仕事をいくつか。
通信票関係の仕事も何とか処理。
今日も帰宅は遅くなる。


2006年03月08日(水) 難しいのは
2005年03月08日(火) 公立後期選抜
2004年03月08日(月) 漢方的な支援


2007年03月08日(木)
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