A Thousand Blessings
2004年1月〜最新ひとつ前に戻るひとつ先に進む


2005年10月31日(月) 音楽とは関係ないもの

「普通の女の子でもこんな風になれる」。自信に満ちた幸田来未の発言。
こんな風とは、売れるということ、有名になるということ、
お金持ちになるということ、若者のカリスマになるということ、
ファッション雑誌の表紙を飾るということ、レコード会社が儲かるということ、
二番煎じでも三番煎じでも今はトップであるということ。
ヒット曲を追い求める若者の多くは、まさに流行りものだから私も聴くという
消極的な理由からであって、その音楽の先鋭性、あるいは普遍性、
さらにつきつめれば「価値」そのものについて深く考えての行動ではないでしょう。
これはまさしく消費される(しか利用価値のない)音楽、
いや音楽という形をした携帯ゲーム・ファーストフード・ポケットティッシュ・
コンドームのようなもので、どう考えても10年後には記録としては残っているが、
果たして10年後の若者のこころを捉えるほどの求心力があるでしょうか?
ないですよね?
誤解しないで下さい。僕は好き嫌いで話しているのではありません。
客観的に見ての判断にすぎないのです。
でもレコード会社の戦略に一旦乗せられてしまうと
客観的判断などできるはずもありませんよね。だからこその戦略なんでしょうが。
集団催眠にかけるわけでね。オリコン一位とかどこそこのコンサート会場を
ソールドアウトにしたとか、派手な私生活とか(※これは幸田さんのことではないですよ)、
長者番付とか。。そういう音楽とは一切関係ない情報に一喜一憂するのも、
なんかバカバカしくない?
テレビでEXILEのリーダー兼社長のドキュメンタリーをやってたけど、
楽曲があんな程度なのに、戦略ばかり語るのには辟易しました。
せめて全盛期のつんく♂みたいにパクリまくりの才能全開状態で
さすがにこれは見事な編集能力だ!と思わせるほどのパワフルな楽曲を
生み出しているのならまあ、戦略に関しては目をちょっとだけつぶってもいいけど。
オリコンなんか、放っておいて、自分の耳で探せよ、若者。
探せるだけの耳をつくれよ、若者。みんなが渋谷のタワレコに行く、
ならば俺は私は新宿のディスクユニオンに行く、
たまには群れから離れてみなよ、若者。


2005年10月28日(金) ちょいと、ドロンさせてね

あまりに疲労してて、ちょい日記更新不可能です・・・・^_^;
数日、お休みいただきます。。。

たぶん、次の更新は火曜日。

サンボマスターの新曲“全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ”
の歌声を聴いて、原田真二の“てぃーんずぶるーす”を思い出した人、
手を挙げてください!
はーい、そこのあなた〜、 耳検定試験“二級”合格です!
あ、それから、小泉純一郎選曲「エンニオ・モリコーネ作品集」を買った人、
申し訳けありませんが、検定試験受験資格を取り消させていただきます。

こういう醜悪ジャケットにOKを出したレコード会社製作担当責任者と小泉の関係は・・・・
         ↓




はーい、BMGファンハウスでしたー!
4年前にもこんなのを発売して、大いにヒンシュクを買った前科がありますー。
         ↓





ということで、しばし、ドロンしますだ。。。♪♪♪


2005年10月27日(木) 墨田妖児選曲お楽しみ鑑賞用オリジナル編集CD−R 【 林立夫 名演集】

昨日の『NON VINTAGE/林立夫セレクション』からの
目うろこナンバー8曲(2・6・10・11・14・15・17・18)を含む
墨田妖児選曲お楽しみ鑑賞用オリジナル編集CD−R
 

【 林立夫 名演集】

1 ピンク・シャドー/ブレッド&バター(1974年)
2 赤いスイートピー/松田聖子(1982年)
3 ロックンロール・マーチ/大滝詠一(1975年)
4 午前4時10分前/南正人(1973年)
5 返事はいらない/荒井由実(1973年)
6 帰れない二人/井上陽水(1973年)
7 東京Shyness Boy/細野晴臣(1976年)
8 夏の感情/南沙織(1974年)
9 ほうろう/小坂忠(1975年)
10 かたおもい/吉田美奈子(1976年)
11 海へ帰ろう/桐ヶ谷仁(1979年)
12 Jackson/ティン・パン・アレイ(1975年)
13 やさしさに包まれたなら/荒井由実(1974年)
14 Walk Don’t Run/矢野顕子(2002年)
15 七夕の夜、君に逢いたい/Chappie(1999年)
16 東京ラッシュ/細野晴臣(1978年)
17 猫と僕と君/遠藤賢司(1972年)
18 緑の風/大貫妙子(2002年)


さ、これから仕事に行ってまいります!
じゃあね〜♪

あ、そうだ。忘れてた。
昨夜の日本シリーズ。優勝した千葉ロッテのMVP今江選手のインタビュー中にも
かかわらず、強引に番組を終了させ、くだらねーお笑い番組を優先させたTBSテレビ。
もう、一生、見ないです。テレビ東京は偉かったな。ほんとに。一生、温泉番組見ます!
31年ぶりの日本一だぜ。これがもし横浜だったら、もう局をあげての大騒ぎだろうな。
最後の表彰式まで見せろー。


2005年10月26日(水) 『 NON VINTAGE / 林立夫セレクション』 感想文 by 墨田妖児

林立夫はジム・ケルトナーが大好きなんですかぁー!
もう我が意を得たり!膝叩きまくりです。
しかも、バーナード・パーディなんかも好きだそうで、もう僕は自分の好みとの完全一致に、
やはり「耳」は同じ周波数の電波をキャッチするもんだ!と一人、ほくそえむ今この時。幸せ。

稀代の名ドラマー・林立夫のセレクション→
拙い文章ではありますが、僕が感じたことをできるだけ短くまとめてみました。
初めて林立夫の演奏に接する方のちょっとした参考になれば幸いです。








『NON VINTAGE / 林立夫セレクション』10月26日発売 (2枚組) 選曲 by 林立夫

                               

【DISC−1】


1 ピンク・シャドウ/ブレッド&バター  from「Barbecue」1974年

僕が林立夫のドラミングに求めるものが、全て詰め込まれた超傑作。
いわゆるハネのビート こそが林立夫の真骨頂なのですが、
ハネながら、ストンと落とすタイミングのズレを微妙に利用していることに
お気づきだろうか?僕が林立夫ベストセレクションを作っても
この曲を冒頭に持ってきます。山下達郎のライブ「It's A Poppin Time 」に収録されたヴァージョン
(ドラムスは村上秀一)と聴き比べると面白いですよ。全然ちがうから。優劣はつけられません。


2 かたおもい/吉田美奈子  from「Flapper」1976年

変則セカンドライン(ニューオリンズ音楽の伝統的リズム)ですね。
大滝詠一や細野晴臣の曲でもお馴染みです。
林立夫は、リズムのアクセントの位置をずらしたりして、彼独特の
不思議なセカンドライン・ドラミングを作り出しました。
このオリジナリティは特筆すべきだと思いますが、いわゆる本場志向のリスナー
にはこの臭みが駄目かもね(笑)。


3 GPTANDA/Manna  from「Chabako Trick」1979年

エド・グリーンばりの切れ味鋭いハイハット。ベースとのからみに、
明らかにスティーリー・ ダンのアルバム「AJA」からの影響が伺えます。
楽曲のせいもありますが、一歩間違うと、よくあるフュージョンに突入する危険な世界です(笑)
それを回避するのは歌ごころだけです。もちろん回避しています。


4 帰れない二人/井上陽水  from「氷の世界」1973年

林立夫にしてはめずらしく、ハネの少ない演奏になっています。
ゆえに、当時の僕はこのドラムスが林立夫だとは気づかなかったんですねー。
CDのライナーに「ポリドールスタジオの音してます」と書かれていますが、
そういわれると、確かに。 ちょっと感動的なくらい盛り上がる部分で、
僕はジーンときちゃいました。こういう林立夫もあるんです。
細野晴臣のベースは天才的!アイデアの宝庫。脱帽。


5 流星都市/小坂忠   from「ほうろう」1975年

林立夫の16ビートに対する考え方ですね。これは多分ジェームズ・ギャドソンから学んだのではないかと。70年代のフュージョン連中の多くが、スティーブ・ガッド的な16ビートを
志向したことは至極残念なことです。全体が16ビートで突き進んでいく無味乾燥さ。
基本はどこまでいったって8ビートなんだから。(これは僕の考え)
8を感じさせる16>16を感じさせる16  ってことです。くどいすか?(笑) 


6 海へ帰ろう/桐ヶ谷仁   from「My Love For You」1979年

桐ヶ谷仁の荒木一郎を彷彿とさせる素晴らしい声に感動。100%林立夫印の演奏です。
この演奏スタイルをユーミンが荒井由実の時代に、彼は完成させました。
2小節聴いて林立夫だとわかります。しかし、本人が大好きな歌だという理由で
これを選曲した彼の歌に対するアンテナの感度の良さには驚かされます。
さりげなく、しかし効果的に使われる短いスネアーロールに胸キュンです。


7 THE LAST LETTER/ブレッド&バター   from「Late Late Summer」1979年

再び、変則セカンドライン。アクセントをずらして不思議な間を作り出すことに
成功しています。
言うまでもなく、これはポール・サイモンの名曲“恋人と別れる50の方法”のパクリ(オマージュ?)です(笑)。本家のドラムスはスティーヴ・ガッド(ガッドにしては名演かも)、
林立夫ヴァージョンを聴くと、本家は非常に聴きやすくやはりフュージョンの匂いが多少、漂います。


8 雨のウェンズデイ/大滝詠一   from「A Long Vacation」1981年

吉田保(吉田美奈子のお兄さん)のミキシングが苦手な僕。
このようにバスドラとスネアの音の録音レベルが高く、スネアーに過剰なエコーがかかり、
ハイハットやシンバルが遠くに引っ込むミキシングが、どうしても好きになれません。
たとえば、フィル・スペクターもハル・ブレインのスネアーにエコーをかけまくりましたが、
あのワイルドなエコーに比べると、吉田保のエコーはずっと濁りが少なくちょっとこもり気味。
そのあたりが苦手な原因かも。
確かにいい演奏をしているのですが、別に青山純が叩いてもいいジャン、
なんて非国民な発言をしたりして(笑) 音って重要ですよね。
むしろ、鈴木茂のギターソロに耳を奪われちゃいます。
元ネタはイーグルスですよね?曲名思いだせません。


9 SWEET MEMORIES/松田聖子   from single「ガラスの林檎」1983年

ずーーと、このドラムスは村上秀一だと思ってました。
だって、BIGINのデビュー曲“恋しくて”とそっくりな曲調だから(笑) 
ついでに言わせてもらうと“恋しくて”の村上秀一はすごいすよ。
やはりスネアーが80年代の音をしています。うーむ、残念だなぁ。非常に抑制の効いた
歌ごころあふれる演奏なので、できればスタジオの中か副調整室で聴いてみたいです。


10 やさしさに包まれたなら/荒井由実   from「ミスリム」1974年

これは僕もベストセレクションに入れますね。実際に複雑な事は何にもしていません。
正確に回転するエンジンのようなドラミング(喩えが下手だ・・・)ですが、
決して無機的ではありません。ブラッシュワークとアコースティックギターとの相性は抜群!
ぜひ、ヘッドホーンで聴いて欲しいな。後半(2分27秒)に出てくる“あの一瞬の”スネアーロールを
みんな楽しみにしてたんですよねー。


11 摩天楼のヒロイン/南佳孝   from「摩天楼のヒロイン」1973年

よくここまで自分を抑えられる人だと、つくづく感心します。
おそらく、テクニックの誇示には何の興味もない人なんでしょうね。それよりも
ここのシンバルの一打、あそこのハイハットの切れにこだわる。何でもできる人が
何にもしないとき、リスナーはそこに演奏家の思いや願いを読み取らなければ
いけないと思います。部屋の明かりを消して、瞑想しながら聴くべき演奏でしょう。


12 8分音符の詩/鈴木茂   from「Lagoon」1976年

松本隆の最高傑作タイトルでは?
ハイハットのアクセントの置き方、ハイハットからタムに移るタイミング、
ハイハットとバスドラを瞬間シンクロさせて、ひとつの「音」を作り出す粋な計らい、
これらのわざが、歌との同時録音ではなく、インスト別録りで発揮されるという事実。
スタジオミュージシャンって、何て、ストイックで孤独な仕事なんでしょう。


13 フェアウェルパーティー/ハイファイセット from「ハイ・ファイ・ブレンド・パート1」1977年

一連の荒井由実レコーディングで何度も使われたパターンのドラミングですね。
ここでもさりげなく、さまざまなわざが散りばめられています。
3分01秒後の思いもかけないバスドラの連打。
リスナーは最後まで耳を離せませんよ。実は、このバスドラマジックは、
今回初めて気が付きました。やったぁー!見っけ^!


14 赤いスイートピー/松田聖子   from single「赤いスイートピー」1982年

昨日の日記を参照→



15  恋するふたり/大滝詠一   from single「恋するふたり」2003年

これもミキシングは吉田保でしょ?2003年の録音です。80年代とは
音の創り方をを変えていますね。ドラムスの音がずっとシャープで肉感的になっています。
大滝詠一の大好きなハル・ブレインよりもジム・ゴードンに近い印象を受けます。
林立夫はジム・ゴードンをどう評価しているのでしょう?好きですよね?好きに決まってるよね?
誰に話し掛けてる・・・おれ。





【DISC−2】

1 LOVE AFFAIR/ロニー・バロン  from「The Smile Of Life」1978年

ボズ・スキャッグスがよく試みるニューオリンズ音楽の都会的展開みたいな。
サビの部分でバスドラがリズミカルに遊んでいますね。楽しいな。
こういう遊びを探し出す喜び。林立夫のドラミングは最後の一音まで聞き逃せません。
スピーカーで楽しみ、ヘッドホーンで楽しむ、これが正式な鑑賞法です。


2 WALK DON’T RUN/矢野顕子   from「Reverv」2002年

うわー、こんなぶっ飛んだ“ウォーク・ドント・ラン”は聴いたことありません。
矢野顕子でしたかー。僕としたことが、このアルバム未聴です・・・。反省。
思うんですが、このドラミング、もちろんジム・ケルトナーのからの影響が
はっきり伺えますが、本家よりもカッコよくありません?うひゃー、ジム・ケルトナーは
この演奏を聴いたのかな?俺よりすごい!って思うかもよ。絶対に聞かせなきゃ!
速く叩く、超正確に叩く、デカイ音で叩く、驚くほどの手数で叩く・・・
そんなものとは次元が違うとでもいいますか、一音一音の意味を深く考えて叩くことが
このような演奏を可能にするのでしょうか。


3 行け柳田/矢野顕子   from「いろはにこんぺいとう」1977年

もし高橋幸宏が叩けば、推進力はずっと増すでしょう。
しかし、それは同時にクラヴィネットの微妙なニュアンスとか矢野顕子の
独特な崩し唱法を置き去りにする危険性も秘めているのです。
ドラムスは聴き手の耳を奪わなければいけませんが、決して聴き手から
大切な情報(聴くべきもの・聴かなければいけないもの)を奪ってはいけません。
やはり、ここは林立夫のバックビートが効いたドラミングがぴったり。
バックビートには何かを聴き手に考えさせる微妙な間がありますから。
REMIXしてもう少しドラムスの音量を大きくすれば、さらにLIVE感が加わると思います。


4 安里屋ユンタ細野晴臣   from「はらいそ」1978年

林立夫はここまで出来ちゃうのかー、と発表当時も感心しまくったナンバーです。
レゲエビートを基調にしているのですが、2拍子的な性急なイメージの演奏が
実にオリエンタルチックでレイドバックしてなくて、どことなく可笑しみがあって、
思わず笑みがこぼれてしまいます。細野晴臣が林立夫を好む理由がわかります。
細野晴臣のアルバム「はらいそ」で、林立夫は間違いなく頂点に達したのでしょうね。


5 あの海へ帰りたい/宮沢和史   from「Spiritek」2004年

こういうバラードを叩かせたら抜群に上手いドラマーは、
林立夫、村上秀一、渡嘉敷祐一、江口信夫。かな、今は。
文句のつけようがない演奏ですが、宮沢和史に思い入れが無い僕には
さほど感動的ではありませんでした。・・・すみません。


6 銀色のジェット/ナイアガラ・フォール・オブ・サウンド・オーケストラ 
                  from「Niagara Songbook 2」1984年

ほんとうだ。林立夫自身の解説どおり、パーシー・フェイスですね。
「スリンガーランドのスネアは音色が太くて、こういうサウンドの中に
混じっても揺るぎない」と語っておられますが、そっかー、やっぱり林立夫は
80年代の吉田保サウンドが好きなのかぁ・・。ちょっと複雑な心境(笑)


7 ラムはお好き?/吉田美奈子   from「Flapper」1976年

名曲です!アレンジが素晴らしい!細野晴臣最高!
ゴムが伸び縮みするかのような自由自在でリズミカルなドラミングがとにかく
気持ちよい。もうほとんどパーカッション化していますが。
ひとりアンドリューシスターズの吉田美奈子がかわいい。こんなこと思ったのは初めて(笑)


8 乗り遅れた男/松任谷正隆   from「夜の旅人」1977年

ジェフ・マルダーばりの松任谷正隆。レコーディングの時はメロディを
口ずさみながら演奏するという林立夫。これはもう大人の音楽ですね。
Under 40には申し訳ないが、理解できない世界でしょう。
スティックを頭上でクルクル廻すのもドラミング。一音一音に思いを込めて
スティックの先っぽとスネアーの皮の間数ミリの空気圧にまで神経を張り巡らせるのも
ドラミング。どちらを選ぶも自由ですよ。


9 七夕の夜 君に逢いたい/CHAPPIE   from single「水中メガネ」1999年

Chappieは何人かいて、この曲では森高千里がChappieを演じてます。
バスドラとタムタムとハイハットのみで演奏されてます。一聴するとループの
ように感じますが、実はそうではありません。僕も下手なドラムを叩いていた時
よくこのようなスネア抜きの演奏をしてました。すごく楽しんですよ。
タムタムを叩く強さにこだわったりしてね。ちょっとずつ変化させたり。
こういう演奏の良さに気づくのは、やはりOver 40・・・。


10 東京ラッシュ/細野晴臣   from「はらいそ」1978年

“東京ラッシュ”に関しては、何も語る事はできません。あんまりにも
リスペクトしすぎてて、多くを語ると嘘になってしまう、、って、かっこいいすか?(笑)
当然、「僕が選ぶ林立夫ドラミングベスト10」に入る曲。残り9曲は・・・・

ブレッド&バター/ピンク・シャドー 
南正人/午前4時10分前
荒井由実/返事はいらない
荒井由実/やさしさに包まれたなら
小坂忠/ほうろう
大滝詠一/ロックンロール・マーチ
南沙織/夏の感情
キャラメル ママ/Jackson
細野晴臣/東京Shyness Boy



11 BABY ELEPHANT WALK/パラシュート  from「6Kinds 6Sizes」1980年

当時はフュージョンバンドと思われていたパラシュートですが
今こうして聴き返すと、全然軟弱ではないですね。これは新発見。
選曲(作曲はヘンリー・マンシーニ)もおもしろいし、アレンジもいいし。
ただ、ドラミングに関して言えば、これよりもずっといいものはあると
思うのですが、きっと思い入れがあるんでしょうね。


12 EASY RIDER/ハリー&マック   from「Road To Louisiana」1999年

ハリー&マック(細野晴臣&久保田真琴)のこのアルバムは傑作です。
わー、、懐かしのフォージョーハーフ(1972年に結成されたカントリーロックの
名グループ。メンバーは林立夫・後藤次利・松任谷正隆・駒沢裕城)のサウンドの
再現だぁ〜!駒沢裕城と林立夫の相性はやはり良かったんですね。
どうして一緒に仕事をしなくなったんだろう。歌があってのドラムスという基本姿勢にまったく
変化がありません。3分30秒後、ハイハットのちょっとした遊びをきっかけに
粋なドラミングが約40秒間続きます。ぜひ、お聞きのがしなく。


13  緑の風/大貫妙子   from「Note」2002年

あー、この曲も初めて聴きました!2002年の録音ですかぁ。
何て素敵な曲なんでしょう。朝早く、MDでこの曲を聴きながら国道沿いを走ったら
最高でしょうね。仕事に行く重たい気持ちも消えそうです。
ニルソンの“うわさの男”(映画「真夜中のカウボーイ」の主題歌)や
加藤和彦&北山修の“あの素晴らしい愛をもういちど”(オリジナル・ヴァージョン)
のドラムスに感動した方、必聴です!


14 あなたから遠くへ/金延幸子   from「み空」1972年

こういうドラムスはローラ・ニーロやジョニ・ミッチェルを
かなり聞き込んでこないと叩けないでしょうね。金延幸子の個性が上記の
アーチストの影響下にあるのはもちろんですが、
当時、ローラ・ニーロやジョニ・ミッチェルは、リズムセクションに対して
かなり厳しい耳を持っていたように思います。そういう流れをいち早く察知し
吸収した林立夫はさすがです。


15 猫と僕と君/遠藤賢司   from「嘆きのウクレレ」1972年

遠藤賢司のバックで叩く時は、意識的にこのような極端なバックビートに
しているんでしょうね。ケネス・バトレー風の隙間の多い「音」がすごく気持ちイイです。
現在はもう聞くことができなくなったサウンドです。
70年代の全てを肯定する気はありませんが、これも失ってしまった
大切なもののひとつでしょうね。エンケンのメロディの素晴らしさに
気づかせてくれる、心のこもったドラミングです。


16 Polaris/ARAGON   from「Aragon」1985年

うーーん、これだけは、良さがちょっとわからん(笑)
1985年のARAGONですかー。初めて聴きました。
なんか、これを収録する意味があったのか・・・と。
ノーコメントということで・・・(苦笑)


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


80年代に入ると、林立夫は突然僕らの前から姿を消しました。
脂の乗り切った時期だったのに・・・。
その後、会社を経営し社長として活躍していくことになるのですが
これまた突然90年代の中頃に復活をするのです。
現在も、もちろん活躍中です。


CDのライナーに、林立夫自身の次のような言葉が載っています。
胸が痛みましたね・・・。


『 ミュージシャンとしての人生を終える日。とある歌い手のバックで
打ち込みドラムを差し替える仕事だった。
叩き終わり「お疲れさま」と言って終えた。この仕事を最後に
スタジオミュージシャンを辞めようと少し前から決めていた。
「できあがったのを聞いたら、元の打ち込みのドラムになってたよ。
それが僕のスタジオミュージシャンとしての最後の仕事」 』




・’゜☆。.:*:・’゜★゜



ロッテ今夜も圧勝!3試合連続の10得点。
もちろん、こんなのは初めてみました。
試合終了後、レフト側外野席の一握りのロッテファン(完全アウェイだしね。
昔のロッテの応援団を思い出しました)が残っている阪神ファンと対峙(?)している
場面が映りましたが、彼らは無事に帰れるのだろうか。
みんなで団子になって帰るしかないよなー。阪神ファンはこわいでー。
ロッテファンの勇気に  (* ^_^)_∀☆∀_(^o^ )乾杯♪


2005年10月25日(火) 【 2005年度〜目うろこ大賞〜 】最有力候補楽曲!松田聖子の“赤いスイートピー”

「は〜るい〜ろのぉ〜♪」の「い〜ろ♪」の部分で音を外している聖子ちゃん。
“赤いスイートピー”は永遠の名曲だなぁ〜。あの音の外し方は故意ではないですね。
おそらく本来なら没テイクなんでしょうが、優れたプロデューサーは
「そこ」に反応するんですね。聖子ちゃんのブリッコイメージをパワーアップすることに
成功しています。そして、僕らは騙される(笑)

さて、昨日の日記にも書きましたが、
ドラマーの林立夫は自身選曲のベストセレクションに、
この“赤いスイートピー”を入れています。
僕もかつてはスティックを握っていた人間です。
もちろん林立夫のすごさは重々承知していたつもりですが
まさか、こんなところにこんなすごい演奏があったとは・・・
おまい・・何年音楽聴いてるんだよ!アホ墨田!と自分で自分の胸ぐらを掴んで
頬っぺたをパンパンー!っと。鼻血がダラ〜〜って。
まさに『2005年度目うろこ大賞』受賞確実作品!

どこがそんなに凄いの?って・・
ううう、自分を棚に上げて他人を非難する勇気が僕には・・・・ない・。
何て正直な妖ちゃん。

「叩かない凄さ」、ですよ。叩かない。
もう、驚くほど叩いていない。限界まで音数を減らし、
そのシンバルの一打、そのスネアーの一打、そのタムタムの一打に込める思いの
強さ。過度な自己主張は無粋と言わんばかりに、林立夫は引きに徹する。
しかし、しかしです、、今、こうしてヘッドフォーンで林立夫のドラムスに
神経を集中させて聴くと、ああ・・・いろんなことが分かってきちゃいました。
イントロ、遠くで鳴り響くシンバルの意味。その直後のハイハットの意味。
「は〜るい〜ろのぉ〜♪」のリムショットの意味。「な〜ぜ〜♪」のあとのスネアーの意味。
全てが分かってしまった喜びに、打ち震えています。
開眼するとはこういうことを言うんですね。

“赤いスイートピー”の衝撃をきっかけに、アルバム「PINEAPPLE」を聴き返しました。
この傑作はアイドルのアルバムとしては異例ですが
全曲のパーソネルが載っています。
林立夫がドラムスを叩いたのは、“赤いスイートピー”だけ!
アルバムの中で、この曲だけが持つ独特な雰囲気を演出していたのは、彼だったのか。
何歳になっても音楽から学ぶ事はいくらでもありますねー。
僕が今まで聞き逃してきたものって、どれくらいあるんだろう。大切に聴かなきゃ。




「赤いスイートピー」作詞 松本隆 作曲 呉田軽穂(ユーミン) 編曲 松任谷正隆

Drums 林立夫
E・Bass 高水健司
E・Guiter 松原正樹
F・Guiter 吉川忠英
Keyboards 松任谷正隆
Percussions 斉藤ノブ
Flute 衛藤幸雄
Harp 山川恵子
Chorus バズ
Strings トマトグループ 




・’゜☆。.:*:・’゜★゜








2005年10月24日(月) エゴグラム性格診断。ディープインパクト。 林立夫『NON VINTAGE』。

シンボリルドルフ。。あれから、もう21年になりますか。
無敗の3冠達成馬。
さすがに今日は、最後の直線、距離が足りないと思いましたが、
ディープインパクトは信じられないスピードで
先頭を走るアドマイヤジャパンを最後の100メートルで抜き去りました。
感動感動、また感動。これ以上の表現はないですね。
もちろん馬連6-7、1290円とりました!
しかし、単賞100円は武豊にどれくらいのプレッシャーを与えたのだろう。
レース後のインタビューに涙が出ました。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


「新堂本兄弟」を見ていたら、ゲストの神田うのは
金持ってる自慢話ばっかね、あほらし。本当にバカ女なのね。
こんな女と恋におちる野郎の顔が見たいわ(爆)

「スポーツうるぐす」見てて思いました。江川って評論家としては二流だな。
え?そかー、現役時代、投手としても一流じゃなかったしね(笑)
不正で入団したし。古い話だこと(爆) 

だいたい番組見出しの「荒れる日本シリーズ」ってなによ?
阪神が想像以上に弱いから?ロッテが想像以上に強いから?
ロッテも舐められたもんすね。そんなもん、やるまえから
ロッテの方が強いのは確信してましたよ。うち、アホとちゃうから。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜




僕は、毎晩(というか、毎朝)夢を見るんだけど、
ここ15年ほど、同じ夢ばかり見ます。
だいたい5つくらいのパターンに分かれてて、それらが組み合わさって
僕の夢は出来上がっています。
心理学的に分析すればいろいろ分かることもあるのかもしれません。
どなたか、分析してメールください。

パターン1 高いマンションかアパートの外にある非常階段を上っていく。
       建物がグラグラ揺れていて、今にも崩壊しそう。怖い。でも崩壊はしない。
パターン2 東京タワーのエレベーターに乗っている。ドンドン上っていく。
       すると地上数100メートルに新しい都市が出現する。さらに
       数100メートル上ると別の都市が出現する。それを繰り返し、
       上りきると、エレベーターは突如、電車になって走り出す。ものすごいスピード。
パターン3 目的地とは逆方向の電車に乗ってしまい、会社か学校に遅刻する。
       車内は混んでいて、何故か時々地下鉄になったりする。
       遅刻の理由をあれこれ考えているが、まとまらず、焦る。
パターン4 ネコが登場する。ネコと話したりする。不幸なネコや捨てられた子猫が
       いて、餌をあたえるが、死んでしまったり、行方不明になったりする。
       ネコは時々さかなや他の小動物になることもある。
パターン5 デパートの業務用エレベーターで最上階まで行き、
       店内のエスカレーターで下りてくる。最寄の駅まで歩く。結構遠回りする。
       遠くには東京を象徴する建築物が見える。そこまでモノレールで走る。
       

ね、他人の夢のはなしって、つまらないでしょ(笑)

そういえば、エゴグラムの無料診断サイトがありましたね。
すぐにその場で結果が出るのでみなさんも一度試してみたらどうでしょう。
かなり詳しく説明されますよ。サイト内の性格診断(外部リンク)を受けてみてください。


あ、これです→

CP(批判的な親の心),NP(養育的な親の心),A(大人の心)
FC(自由な子供の心),AC(順応した子供の心)、
以上、心を形成する5つの領域があって、
それぞれ、A(その部分が強い)B(普通)C(その部分が不足)
の3段階に強弱が分かれ、折れ線グラフを形成します。
で、たとえば「abbac」とか「bcbaa」とか「cabba」といった自分の型がわかります。
これらの型に「良い」「悪い」はなくて、自分のどの領域が強く性格に反映しているかを
知るわけです。分析結果の説明を読むと、思わず苦笑いしてしまいました。
というか、僕は、かなりショックでしたねー。ちなみに、僕は「特徴的なエゴグラムの4つの
型」の中に入ってました・・・^_^; 分かってるんですがね・・・なかなか治せない・・・。
これは占いとかではなくて、科学ですから、信用できます。
実際に以前会社でエゴグラムの講習を受けたことがあります。



・’゜☆。.:*:・’゜★゜


1970年代〜1980年代、我が国のセッションドラマーの頂点に立っていたのは
林立夫と村上秀一でしょう。これに異論を差し挟む余地はないはず。
圧倒的な仕事量を誇る二人の共通点は、歌ごころあふれるプレイ。
この魅力的な打楽器をリズムキープのみに使う連中の多いことよ。嘆かわし。
卓越した技術に鋭い感性が合体すれば、まるでメロディを紡ぐような音楽的なプレイを
可能にする楽器なのです。ドラムって、本当に、素晴らしいなぁ。






林立夫自身が選曲した彼のベストプレイ集です。
ドラム・スティックを一度でも握ったことがある人は、これを聴かなくてはいけません。
日本人の義務です!いや、ほんとうに!
林さんは、ハンサム(今風に言えばイケメン)ですねー!かっこいい!→

ちなみにこのセレクションですが、僕が考える林立夫ベストプレイ集とは
かなり違っているのが面白いですねー(笑)
へ〜、林さんは、こういうのを選ぶのか〜!って、ちょっと新鮮でしたね。
目うろこは、井上陽水の“帰れない二人”、金延幸子の“あなたから遠くへ”、
遠藤賢司の“猫と君と僕”、松田聖子の“赤いスウィートピー”。
一曲目にブレバタの“ピンク・シャドウ”を持ってくるのは、僕と同意見です。
だから、いつも言ってるんですよ。ジャズやロックの演奏家も自分の選曲に
よるベストセレクションを作って、解説付で発売したら?ってね。



『 NON VINTAGE 〜林立夫セレクション〜』 10月26日発売

DISC−1

1 ピンク・シャドウ(Bread&Butter)
2 かたおもい(吉田美奈子)
3 GPTANDA(マナ)
4 帰れない二人(井上陽水)
5 流星都市(小坂忠)
6 海へ帰ろう(桐ヶ谷仁)
7 THE LAST LETTER(Bread&Butter)
8 雨のウェンズデイ(大滝詠一)
9 SWEET MEMORIES(松田聖子)
10 やさしさに包まれたなら(荒井由実)
11 摩天楼のヒロイン(南佳孝)
12 8分音符の詩(鈴木茂)
13 フェアウェルパーティー(Hi-Fi Set)
14 赤いスイートピー(松田聖子)
15 恋するふたり(大滝詠一)

DISC−2

1 LOVE AFFAIR(ロニー・バロン)
2 WALK DON’T RUN(矢野顕子)
3 行け柳田(矢野顕子)
4 安里屋ユンタ(細野晴臣)
5 あの海へ帰りたい(宮沢和史)
6 銀色のジェット(Niagara Fall of Sound Orchestra)
7 ラムはお好き?(吉田美奈子)
8 乗り遅れた男(松任谷正隆)
9 七夕の夜 君に逢いたい(CHAPPIE)
10 東京ラッシュ(細野晴臣)
11 BABY ELEPHANT WALK(PARACHUTE)
12 EASY RIDER(Harry&Mac)
13 緑の風(大貫妙子)
14 あなたから遠くへ(金延幸子)
15 猫と僕と君(遠藤賢司)
16 Polaris(ARAGON)
















       


2005年10月23日(日) オリジナル編集CD-R 【 坂本真綾ベストセレクション〜うちゅうひこうしのうた〜】選曲 by 墨田妖児

まず、昨夜の報告から。
ザッパのDVD「BABY SNAKES」・・・・物凄かったです・・・。言葉ないっす・・。
こんなにキレイな画像でしかもライブでのザッパのエロトークが字幕スーパーで
初めてわかる喜び。もう、超下品なネタ連発ですが、ザッパ自体は至極知的な
パフォーマンスに終始する。リハーサルシーンでのザッパは完全な統率者です。
あらためて彼の音楽が緻密な計算の上に成り立っていることを思い知りました。
しかし、バンドのメンバーは何故にあんなに複雑な演奏をいとも簡単にこなせるのでしょう?
どれくらい練習すればあのレベルに達するのか。
テリー・ボッジオ(dr)とエイドリアン・ブルー(g)はもう上り調子の絶頂にあるときです。
もちろん、ロイ・エストラーダ、エド・マン、パトリック・オハーン、トミー・マーズ、
ピーター・ウルフ等つわものどもの個性炸裂パフォーマンスも超見ものですぜ。
ブルース・ビッグフォードのクレイアニメ(コマ撮りアニメーション。ブルースの場合は
粘土を使用)が、そうあの有名な悪趣味作品が
全部見れちゃうのですー!うおおお、、何年ぶりに見たんだろうか、俺。
携帯で撮った画像を載せておきます。テレビ画面を撮ったので汚くてすみません。
粘土人形がグロテスクで面白いです!
       ↓












・’゜☆。.:*:・’゜★゜



昨日の日記にも書きましたが、坂本真綾と菅野よう子の関係は特別だと思います。
菅野よう子が作り出すメロディ・ハーモニー・リズムなしでは、坂本真綾の魅力を
100%聴き手に伝えることは不可能であると考えます。
こういうのを完璧なコラボレーションというのでしょうね。



オリジナル編集CD-R sumita’s selection 2005.10.23



【 坂本真綾ベストセレクション〜うちゅうひこうしのうた〜 】 責任選曲 by 墨田妖児


※ 作・編曲・キーボード・プロデュース 菅野よう子


1 ヒーロー   (2:45) 詞・坂本真綾 


アルバム「少年アリス」収録


2 Life is Good   (4:14) 詞・ティム・ジェンセン 


アルバム「ルーシー」収録


3 プラチナ  (4:10) 詞・岩里祐穂 


オリジナルアルバム未収録 (アニメのサントラ盤に収録)


4 03   (5:52) 詞・坂本真綾  


アルバム「少年アリス」収録


5 マキバアリス!  (4:46) 詞・坂本真綾 


アルバム「少年アリス」収録


6 I & I  (5:16) 詞・岩里祐穂 


アルバム「グレープフルーツ」収録


7 Dive  (5:22) 詞・岩里祐穂 


アルバム「Dive」収録


8 約束はいらない  (3:30) 詞・岩里祐穂


オリジナルアルバム未収録(3と同じく)


9 Call To Me  (4:43) 詞・アラン・ブレイ 


アルバム「少年アリス」収録


10 走る  (5:34) 詞・岩里祐穂


アルバム「Dive」収録


11 うちゅうひこうしのうた  (3:44) 詞・一倉宏 


アルバム「少年アリス」収録


12 しっぽのうた  (2:42) 詞・一倉宏 


オリジナルアルバム未収録


13 私は丘の上から花瓶を投げる  (4:40) 詞・坂本真綾  


アルバム「ルーシー」収録


14 Feel Myself  (6:52) 詞・坂本真綾&岩里祐穂 


アルバム「グレープフルーツ」収録




菅野よう子が世間で(アニメファン以外のひとたちにも)認知されてきたことを嬉しく思います。
ただし、彼女の作品の全てが価値あるものかというと、
残念ながらYESとは答えられません。
僕は菅野よう子の才能を高く評価していますが、
大人気アニメ「カウボーイ・ビーバップ」でのジャズへの接近や
「ターン∀ガンダム」でのクラシック&ワールドミュージックへの接近を
手放しで賞賛する風潮には、疑問を感じています。
意匠を凝らしてはいるが、深みに欠けます。何故そうなるかというと、
彼女が筒美京平とよく似た職人気質の作・編曲家だからではないかと。
ハードバップや交響楽やブルガリアン・ポリフォニー
を彼女が真面目に“勉強”すればするほど、坂本龍一的な中途半端な音楽家に
なっていくように思います。進むべき方向性を勘違いしているのかもしれません。
彼女の持ち味は、筒美京平と同じように、職業作曲家としての引出しの多さを
フルに活用した楽曲で、遺憾なく発揮されます。
ポップスや映画音楽(エンニオ・モリコーネ的な。余談ですが、エンニオ・モリコーネの
クラシック作品も驚くほど面白くないです。どこか、二人は共通します。)における
菅野よう子は特別な存在だと僕は認めます。フットワークの軽さも特筆に価します。
特に、彼女は“優れた声”との関係において、その能力を最大限に生かせる作家
ではないかと、僕は考えます。
まずは、坂本真綾と菅野よう子のすべてのコラボレーション作品を聴き返すことから
始めましょう!

それにしても菅野よう子さんは素敵です→


2005年10月22日(土) DVD 『Frank Zappa/BABY SNAKES』を購入! ところで、坂本真綾の5thアルバムは、一体、何なの?





フランク・ザッパの、あの有名な超絶傑作映像作品『BABY SNAKES』が遂に
国内盤DVDで発売されました。本日購入!!!(実は数ヶ月前に発売されてたんだけどね)
ボーナス映像も収録され、もう、あたくし気が狂いそうです。字幕付きだもんね!
これから見ます!!とりあえず、こちらでも読んで下さい。→



・’゜☆。.:*:・’゜★゜
  


どういう理由か知りませんが、菅野よう子(サウンドプロデューサー、作・編曲家、ピアニスト)との
コラボレーションを終わらせてしまった坂本真綾。
新たなる旅立ちということで発売された5thアルバム(ベストや編集もの、サントラは除く)
ですが、彼女が10代の頃からのファンである僕としては、とんでもなくガッカリの作品でした。
h−wonderこと和田弘樹(サウンドプロデューサー。倖田来未、EXILEのナンバーを
作・編曲)が作曲したシングルの“LOOP”を聴いた瞬間、こりゃダメだ・・って思いました。
もう全然勘違い。坂本真綾の良い部分を何一つ引き出すことのない駄メロ、駄編曲。
素晴らしい声だけが行き場所を無くして浮遊している感じが、何とも哀しい。
これをシングルにするということは、製作者の強い意志が働いているんです。
それは坂本真綾の意思ではないでしょう。わかります。
何人かの作家に曲を書かせるという試みが今回のアルバムの“売り”だそうですが
それにはそれだけのメンツを揃えなきゃ。センスがないですねー。
このメンツじゃぁ・・なぁ・・。どう考えても魅力的な布陣とは言えないですね。
中西亮輔も中塚武も鈴木祥子も吉俣良も作・編曲家として、
ヨソでそれなりの仕事はしていますが
どう考えても坂本真綾と相性がいいとは思えません。
あと、周水とかもね、菅野よう子と比べると・・・ね。
彼女の声が素晴らしいだけに、本当に残念。
結局、坂本真綾と菅野よう子以上の組み合わせは、この地球上に存在しない
んだから、しょーがない。アーチスト活動していくのなら、ずっと一緒にやればいいんすよ。
それをマンネリと呼ばせないだけの物を創る力が二人にはあるんだから。
菅野よう子のメロディとアレンジメントだけが坂本真綾の声を生かせるんです。
もうひとつ、真綾が書く詞の素晴らしさについて、いつか特集を組まなくちゃ。
そんな素敵な詞を生かせるのももちろん菅野よう子だけです。
ユーミンと松任谷正隆のコンビなんて、もう30年ですよ。
確かに途中、沈滞気味の時はあったけど、最近は盛り返してるし。
次の6thアルバムで、菅野よう子とのコラボレーション復活を切に望むものであります。
奇跡の名曲“フィール・マイセルフ”を超える楽曲を!と期待する中年もいるんですよ。
約2名。

ついでに言わせてもらうと、こんな駄作でも「真綾ちゃんが歌っていれば最高!」
ってな感じで、彼女が関係しているものであれば
何でも高評価しちゃうアニメ声優オタクが、ほんと、困った存在です。
結局、オタクさんがたにお買い求めいただければセールス的には成功なので
製作側は作品のグレードが明らかに落ちたことに気づきません。

真綾ファンのミュージック・マガジン編集長、高橋修さん、
なんか言ってやってくださいよー。



1stアルバム「グレープフルーツ」(1997年)


2ndアルバム「DIVE」(1998年)


3rdアルバム「ルーシー」(2001年)


4thアルバム「少年アリス」(2003年)







     …………キ……リ……ト……リ……線…………









5thアルバム「夕凪LOOP」(2005年)

1. Hello  作詞:坂本真綾 作曲:Shusui,Robin Fredrikson,
       Ola Larsson,Fredrik Hult 編曲:中西亮輔
2. ハニー・カム  作詞:浜崎貴司 作・編曲:h-wonder
3. ループ 作詞:h’s 作・編曲:h-wonder 
4. 若葉 作詞:坂本真綾 作曲:周水 編曲:中西亮輔
5. パプリカ 作詞:岩里祐穂 作・編曲:中塚武
6. My Favorite Books 作詞:h’s 作・編曲:吉俣良
7. 月と走りながら  作詞・作・編曲:浜崎貴司
8. NO FEAR / あいすること  作詞・作・編曲:鈴木祥子
9. ユニゾン 作詞:岩里祐穂 作曲:周水 編曲:中西亮輔
10.冬ですか  作詞:坂本真綾 作・編曲:h-wonder
11.夕凪LOOP 作詞:坂本真綾 作・編曲:中塚武
12.a happy ending 作詞:坂本真綾 作・編曲:鈴木祥子


2005年10月21日(金) クラシックCD五十撰 〜おれの赤盤〜




今夜もクラシックの話で、すみません。
特に好きなクラシックのCDを50枚選んでみました。あいかわらず、こういうのが
好きですなぁー僕は(笑) 選ぶという行為は、本当に楽しいですー。
正確に言えば絞り込むという行為が大好きなんだな!
誰のためにではなく、ただ自分のためだけにやっているのですが
幸せ感に満ち溢れています。
今回は『赤盤』ということで、「おもてヴァージョン50枚」です。
いつか『蒼盤』(うらヴァージョン50枚)も選んでみたいと思います。

部屋には、音楽が流れています。来週の面接が決まりました。
あー、こんな風に過ごせるのもあと少しかー。労働の日々が始まります。
まあ、稼がねば生きていけないですからね。白いご飯が食べられて、
CDと本とDVDが買えればいいや。
あとは何にも望みません。





【 墨田妖児的クラシック50枚〜赤盤〜 】

1 バッハ/ゴールドベルク変奏曲 グレン・グールド(pf)
2 バッハ/イギリス組曲第1番 マレイ・ペライア(pf)
3 バッハ/フーガの技法 ジュリアードSQ
4 ハイドン/ピアノソナタ第62番 グレン・グールド(pf)
5 モーツァルト/交響曲35番“ハフナー” スウィートナー指揮ドレスデン国立
6 モーツァルト/ポストホルンセレナーデ マッケラス指揮プラハ室内オーケストラ
7 モーツァルト/クラリネット協奏曲 シフリン(cl)シュワルツ指揮
                   モーストリー・モーツァルト・オーケストラ
8 ベートーベン/ピアノソナタ第1番 グレン・グールド(pf)
9 ベートーベン/ピアノ協奏曲第4番 
グレン・グールド(pf)バーンスタイン指揮NYP
10 ベートーベン/交響曲第3番 シューリヒト指揮パリオペラ座管
11 ベートーベン/交響曲第4番 ムラヴィンスキー指揮レニングラード(1973年東京公演)
12 シューベルト/交響曲第8番“未完成”  インマゼール指揮アニマ・エテルナ
13 シューベルト/交響曲“ザ・グレート” ブロムシュテット指揮ドレスデン国立
14 シューベルト/ピアノソナタ第21番 内田光子(pf)
15 シューベルト/即興曲集Dー935 内田光子(pf)
16 シューマン/交響曲第4番 サヴァリッシュ指揮ドレスデン国立
17 ブラームス/交響曲第4番 ザンデルリンク指揮ドレスデン国立
18 ブラームス/間奏曲集 グレン・グールド(pf)
19 ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 
チョン・キョンファ(vn)ラトル指揮ウィーンフィル
20 ブルックナー/交響曲第7番 ブロムシュテット指揮ドレスデン国立
21 ブルックナー/交響曲第9番 マタチッチ指揮チェコフィル
22 マーラー/交響曲第2番 小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
23 マーラー/交響曲第5番 クーベリック指揮バイエルン放送
24 マーラー/交響曲第9番 ノイマン指揮チェコフィル
25 ドヴォルザーク/交響曲第8番 ミュンフン指揮ウィーンフィル
26 スメタナ/わが祖国 クーベリック指揮チェコフィル
(1990年プラハの春“”LIVE)
27 チャイコフスキー/交響曲第5番 ゲルギエフ指揮ウィーンフィル
28 バルトーク/管弦楽のための協奏曲 ドラティ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ
29 バルトーク/弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 
ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカ 
30 バルトーク/弦楽四重奏曲第3番  タカーチュSQ
31 ドビュッシー/前奏曲集第1巻  ベネデッティ・ミケランジェリ(pf)
32 ドビュッシー/海  チェリビダッケ指揮ミュンヘンフィル
33 ドビュッシー/弦楽四重奏曲  ブラフSQ
34 ラヴェル/ダフニスとクロエ インバル指揮フランス国立
35 ラヴェル/夜のガスパール イーヴォ・ポゴレリッチ(pf)
36 ショスタコーヴィッチ/交響曲第7番 ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場
37 ショスタコーヴィッチ/交響曲第15番 ムラヴィンスキー指揮レニングラード
38 ストラヴィンスキー/春の祭典 スウィートナー指揮ドレスデン国立
39 R・シュトラウス/四つの最後の歌 
ヤノヴィッツ(s)カラヤン指揮ベルリンフィル
40 R・シュトラウス/メタモルフォーゼン スウィートナー指揮ドレスデン国立
41 R・シュトラウス/英雄の生涯 ブロムシュテット指揮ドレスデン国立
42 シベリウス/交響曲第3番 ベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィル
43 シベリウス/交響曲第4番 ベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィル
44 シベリウス/交響曲第7番 ベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィル
45 シェーンベルク/ピアノ組曲op25 グレン・グールド(pf)
46 シェーンベルク/浄夜 小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ
47 シェーンベルク/月に憑かれたピエロ シェイファー(vo)他ブーレーズ指揮
48 メシアン/峡谷から星たちへ ミュンフン指揮フランス国立放送
49 メシアン/トゥランガリーラ交響曲 ミュンフン指揮パリ・バスティーユ管弦楽団
50 アイヴス/交響曲第4番 小澤征爾指揮ボストン交響楽団








2005年10月20日(木) 「涅槃で待つ」は何年前だっけ?

楽しみにしていた「相棒シーズン検廚梁2話ですが、
刑事コロンボの完璧パクリにしらけちゃいました。
脚本家がいつもの人と違っていたんですね。なるほどね。謎解きだけだったら
もっと複雑で面白いものはいくらでもあるでしょ。「相棒」の面白さは
主人公2人のやりとりにあります。
つまりこのドラマはサスペンスコメディーなんですね。そこんとこ忘れずによろしく。
来週はいつもの脚本家かな?(名前忘れちゃった。誰だっけ?)

で、相棒を見た後、ラジオを聞いたのですが。
“ただの一度も”まともに噛まずにニュースが読めたことがない
FMーNACK5の人気アナウンサー斎藤弘美(ニュースデスク。日本大学講師)。
その噛み具合(読み間違い)といったらもう、想像を遥かに越えてます。
10分弱のニュースで10数回、多いときで20回以上←(誇張ではありません)
嘘だと思ったら、月〜木の夜10時ちょい前からのニュースを聞いてみてください。
僕はいつもひどく苛立ってしまいます。ちなみに今夜は武豊騎手を
武豊投手と読みそうになりました。何故なら、ひとつ前のニュースが野球の
話だったから。こんなのはしょっちゅうです。笑っちゃいますよ。
彼女のアナウンスは、何か考え事をしながら読んでいるかのような、
集中力が欠如しているというか、すごく言葉をぞんざいに扱っている印象を
聞き手に与えます。
もうひとつ、何故彼女はあんなにせっかちなんでしょうか?暴走しますよー。


眞鍋かをりは、オナペット(きゃぁ〜死語の世界)として大好きですが、
彼女の人気のブログは、彼女のボデーほど魅力的ではないです。
本まで出しちゃったし、もうブログ界(そんなもんあるのか?)は大騒ぎです。
何しろ、一日のアクセス件数が15万件だそうですから!すごいね。
もしも1回1円取れたとすると、15万円になるぞー(笑)月給にすれば、450万。
一生、寝てて暮らせるぞー。


あんまり頭がボーっとするので、今、熱を計ったら、37度7分でした。
風邪かも。明日はハローワークを休みます。
まるでハローワークに勤務してるみたい(笑)
頭いてー!喉もいてー!ちくしょー、寝ます・・・。


BGMは
「岩城宏之指揮東京都交響楽団/黛敏郎“涅槃交響曲”
&法相宗大本山 薬師寺/奈良法相宗薬師寺・声明“薬師悔過”」




思想的には大嫌いな黛敏郎なのに、そんな彼の“作品”に惹かれてしまう
自分がちょっと情けなかったりして。やっぱり、涅槃交響曲は、、
あまりにも・・・・傑作すぎます・・。ちなみにこのCDは1000円です。今すぐ
買いましょう!


2005年10月19日(水) サンボマスターの新曲とシューマンの交響曲

11月2日リリースのサンボマスターの新曲
“全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ”
これは、素晴らしいです。

歌詞はあえて聴いてませんし、彼の声にも反応しすぎないようにしてます。
余計なもの(過剰に表現されたもの)に影響されたくないので。
おいおい、それじゃ評価できんだろー!歌詞と歌声が重要なんだ!
と突っ込まないで下さい(笑) いえいえ、みなさんが一斉にそちらに
気をとられている間に彼らは、脱皮しちゃったようですよー。どこがって?
もし、CDにカラオケ(バックトラック)収録されたら聴いてみればすぐにわかります。
ギタリストがどんなコードを押さえているか、
ドラマーとベーシストがリズムをどのように作っているか。
これがプロデューサーやアレンジャーのアイデアでなかったとしたら、
すいません、僕はサンボを甘くみてました。謝ります。ペコリ。
もう、単純に、いい曲。もちょっと、声を張り上げる部分を丁寧に歌えば、
彼のソウルフルな面が出てくると思いますよ。
初めて、サンボ、買います。カップリングは“あの鐘を鳴らすのはあなた”。





・’゜☆。.:*:・’゜★゜



シューマンの交響曲って、(評論家がよく言うように)確かに素人っぽい作品っていう
感じがするし、オーケストレーションの面での稚拙さも感じられますが、
それでもこのメロディの魅力だけで僕ならご飯3杯いけます。
きっと天からメロディが降りてきちゃったんでしょうね。
ピアノ曲や歌曲ほど評価はされないシューマンの交響曲ですが、
僕にとっては“クライスレリアーナ”なんかよりずっと感情移入できる音楽です。

交響曲は4つ。
もちろん、全部好きです。
フルヴェンの4番やクレンペラーの1番と3番、
シノーポリの2番はマストアイテムでしょうが、
今、うちのCDラックに納まっているのは、これ。
「ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮シュターツカペレ・ドレスデン
/シューマン交響曲全集」



  ↑
今は、2枚組2300円。噂の英ARTリマスター盤は未聴です。


全集はいろいろ聴いてきましたが、結局ここに落ち着いたかな。
1番と3番は、圧倒的な名演です。でも、個人的に一番惹かれるのは4番。
フルヴェンの熱狂をすこし暑苦しく感じる僕にはサヴァリッシュがちょうどいいです。



・’゜☆。.:*:・’゜★゜



映画「パッチギ」の主演女優(キョンジャ役)の沢尻エリカちゃん
主役なので、新ドラマ「1リットルの涙」観てます。
原作は有名ですよね。非常にシリアスな内容です。
母親役の薬師丸ひろこが好演していますが、
父親役の陣内孝則は、ミスキャスト。いつまでたっても
自然な演技が出来ない人ですねー。

でも、世の中にはこういう意見もあります→


2005年10月18日(火) ケーゲルに両足を突っ込む

「ジョン・レノン・トリビュート・アルバム」が売れてるらしいです。
CDショップの店頭でよくかかってます。
しかし、僕が聴いた限りでは、どこが面白いんだかさっぱりわかりません。
それはもう徹底的につまらない。桜井和寿のマザーもつまらない。
BANK BANDのライブで、“歌うたいのバラッド”や
“トーキョー・シティ・ヒエラルキー”や“僕と彼女と週末に”を
カヴァーした桜井君とは、別人みたい。
ジョンが偉大だから?ジョンがすごいから?ジョンって偉大なの?すごいの?おせーて。
ビッグネームの前に平伏してしまった時点で終わりじゃん、って思います。
小泉チルドレンと変わらないじゃん、って。
そもそも、トリビュートアルバム=カヴァー曲集という考え方に間違いがあるのでは?
本当のトリビュートアルバムって・・、たとえばさ、「あなたの音楽のこういう部分に
影響を受けて私は自分の世界を作り上げました。ぜひ、お聞きください。」
みたいのは、どう?
そうすれば、ビートルズトリビュートアルバムにミスチルの“終わりなき旅”は
自然に収まるよね。“ヘイジュード”の子供としてさ。
そういう発想って、なぜ、生まれないんだろ?不思議だなぁ〜


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


またしてもクラシックの話ですみません。興味が無い人は、すっ飛ばしてください。

僕が贔屓にしてる指揮者は、次の5人。
ラファエル・クーベリック(チェコ出身)
セルジェ・チェリビダッケ(ルーマニア出身)
ヘルベルト・ケーゲル(旧東ドイツ出身)
ヘルベルト・ブロムシュテット(スウェーデン出身)
ヴァーツラフ・ノイマン(チェコ出身)
この5人が指揮したものに関しては、僕は全面的に受け入れちゃいます。
つまり、愛しちゃってるわけですね。それぞれ非常に特徴的な音づくりを
する人たちですが、説明はあえてしません。くどくなるから(笑)

1990年に自殺したヘルベルト・ケーゲルの遺産とでもいうべき録音の数々が
超廉価盤(15枚組6000円とか8枚組3000円とか)で入手できるのは嬉しいです。
もちろん、バラで以前買っていたものも含まれてはいますが、
セット物好きの僕としては、やはり「箱」で持っていたいのです。
こういう人ってクラシックやジャズ好きには多いと思います。
なんか、こう、きちんと整理しておきたい気分なのね(笑)
70歳で悲惨な死を迎えたケーゲルに関しての文章は、以外にもこの日本では多いのです。
すごく日本では評価されています。というか、日本でしか評価されていないのでは?
許光俊さんのこんな文章とか→

ケーゲルが自分のことをロマンチストだと思っていたのには、
申し訳ないですが笑ってしまいました。
人間、自分のことは分からないんですね。ケーゲルがロマンチストだったら
世の音楽家はみんな大甘のセンチメンタリストになってしまいます(笑)
でも。発想を変えれば、ケーゲルのように冷たく厳しく感情移入のしにくい音楽を
創る人間には、全く逆のマイナスのロマンチシズムがあるのでは?と
思えなくもありません。
ただ、この世界では、それをロマンチシズムと呼ばないだけで。

ケーゲルはすごいすよー。もう、柔らかさとか温かさとか全然ないもん。
曲によっては悪寒がすることさえあります。そんな音楽に打ちのめされて
深く入り込んでしまった自分を、なんだかすごく嫌な奴だって思うことがあります。
ケーゲルに溺れているときの自分の顔を鏡で見たら、死にたくなるかも
しれませんね。どんな顔をしてるんでしょうかね?

新ウィーン楽派(シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルク)の音楽は、
いくらでも入手できますし、元々の作品が際立って優れているので、
よっぽどのボンクラ指揮者でないかぎり低水準の演奏にはなりえません。
ただし、作品へのアプローチの方法はいろいろあるので、好き嫌いは
はっきり分かれるかもしれません。
カラヤン盤のような、日本人好みの甘ったるい八方美人的な演奏の対極に位置するのが
ケーゲル盤でしょうね。もう、全然違います。水飴と青汁くらい違います。

あの冷徹なスコアー読みのブーレーズ盤でさえ、ケーゲル盤の前では
響きの美しさに主眼が置かれた演奏に聞こえてしまいます。
たとえば、ヴェーベルンの有名な“パッサカリア”やベルクの“ヴォツェック”
を聞き比べてみると、楽器の演奏方法が違うのか?と思ってしまうほど
ケーゲルの鳴らし方は“変”です。音が“小刻みに震えている”感じがするのです。
それと音の遠近感がものすごいです。遠くが過去で、近くが現在。そんな風に
“時間の遠近感”を想起させます。では未来はどこかというと、それは音の闇の中。
混沌としていて、どこか奈落の底を連想させる闇。

うはー。ケーゲルにハマるとやばいすよ。
死ぬなよー、俺。


『ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団/新ウィーン楽派BOX』
(輸入盤8枚組3000円!!安すぎ!!!)

「シェーンベルク/モーゼとアロン」
「シェーンベルク/グレの歌」
「シェーンベルク/ワルシャワからの生き残り」
「ベルク/歌劇ヴォツェック」
「ベルク/“ヴォツェック”からの3つの断片」
「ベルク/ヴァイオリン協奏曲“ある天使の思い出に”」
「“ルル”組曲」
「ヴェーベルン/パッサカリア」
「ヴェーベルン/弦楽オーケストラのための5章」
「ヴェーベルン/オーケストラのための6つの小品」
「ヴェーベルン/オーケストラのための5つの小品」
「ヴェーベルン/交響曲」


日々仕事に追われている友人のT氏に編集したケーゲル入門CD-Rを
送りつけちゃおうっと。これは不幸の手紙です。
迷惑な話かもしれませんが、あなたのご友人3名に送りつけてください(笑)
   ↓
編集CD-R 

1 ヴェーベルン/パッサカリア(12:01)
2 ヴェーベルン/交響曲第一楽章(6:00)
3 ヴェーベルン/交響曲第二楽章(3:23)
4 ベルク/ヴァイオリン協奏曲第一楽章(10:59)
5 ベルク/ヴァイオリン協奏曲第二楽章(14:06)


2005年10月17日(月) あと20年かぁ・・・。カペレを聴いて生きていくか。。。

こんばんはー。頭の悪いサヨクです(爆)
頭が悪いことに加えて、記憶力まで落ちてきたものですから
同じことを何度も言ったり書いたりしちゃいます。
そのうち自覚できないボケになっていくのでしょうか?現在50歳。
せめてあと20年はボケずに生かしてほしいものです。
70年生きられれば、僕的にはほぼ満足です。

物分かりのいいオジサンなどとは決して思われないように
死ぬまでルサンチマン暴走していくのですー。どーだ?おまいら、若いもんには
到底理解できない境地に達しているのだよー、わたしは。がはははは。
ボケって言うな!ボケ!


「郵政民営化賛成!小泉さん大好き!」とみんなが大騒ぎしていたとします。
実際してるんですが。「いや、みなさん、郵政民営化には実は大きな問題があるんですよ。」と説く議員さんがいるとします。いるんですが。
「うるせーな!黙れー!郵政民営化は絶対必要なんだよ!小泉さんばんざーい!」
と世論が盛り上がります。多勢に無勢で、大声を張り上げる多数派の声に少数派の声は
かき消されます。議員さんの耳には少数派の声は聞こえません。
いや、仮に聞こえていたとしても聞こえないふりをします。
「世論が郵政民営化を支持している。それはもう無視できません。
だから反対を取り消します。」と議員さんは信念をいとも簡単に曲げます。
多数派の声だけを世論だと考えてしまう愚かさに気づきません。
長いものに巻かれた議員さんは、時効のない罪を背負って生きていかねばなりません。

野田がどんなに理屈を並べて自分の行動を正当化しようとしても、
足を踏まれた側は痛みをずっと忘れません。
世論に“便乗していく”のが野田の処世術なのであって、
有権者のみなさんはそんな彼女の処世術を見抜けなかったということです。
それでも野田の支持者は、減りはしても完全に“無くなって”はいません。驚きますね。
よっぽど人間が出来た方々なのか、それとも詐欺商法に引っかかりやすい方々なのか
わかりませんが、少なくとも“善人”であることには間違いないです。
困った善意ですが。もし僕が一票を投じた候補が選挙公約を反故にしたら、
抗議の行動を起こします。
ビラの精神ですね。何たって、僕は、ルサンチマン暴走男らしいですから。
それにしても、彼女がテレビカメラの前で口にする“信念”という言葉の価値は
急落ですよね。以前アホタレントが使って有名になった“誠意”という言葉が
急に安っぽく感じられたように。僕は、恥かしくてもう信念という言葉は使えません。
まあ、元々、あんまり使わないけど(笑)
以上。「野田」は「野田聖子的なもの」の代名詞として使わせていただきました。
終わり




まだ、寝ないぞーー




数年前の「平成の大粛清」と言われたCD大処分(一年間で数千枚を処分。原因は鬱病。)
で、クラシックのCDに多くの犠牲者が出ました。
奇跡的にシュターツカペレ・ドレスデンものは全部、生き残っていました。
さすがにこのオーケストラだけは、どんなに精神状態がひどくても
処分するのに忍びなかったのでしょう。
なんたって、世界一好きなオーケストラですから。
こんなに魅力的なオーケストラはありませんよ。もう、何から何まで他とは違います。
詳しくはココをご覧下さい。→
今日も一日、聴いていましたが、このオーケストラが、クラシックから離れていた僕を
あのころの熱狂へと引き戻してしまうかもしれません。

「ブロムシュテット指揮、シューベルト/交響曲“ザ・グレート”」
「ブロムシュテット指揮、R・シュトラウス/英雄の生涯」
「スイートナー指揮、マーラー/交響曲第1番“巨人”」
「スイートナー指揮、モーツァルト/交響曲第35番“ハフナー”」


・'゜☆。.:*:・'゜★゜


2005年10月16日(日) 墨田妖児は、こんな日本映画が好き♪

あとで日記内検索しやすいように整理する意味で
好きな日本映画を50作品選んでみました。
僕は映像美よりも脚本にこだわるタイプだと思います。
コアな映画マニアからみれば、ツッコミどころ満載かもしれませんが
こんな僕の日記でもいつも読んでいただける方が何人かいらっしゃいますので
そんな方々に僕を少しでも知っていただくために、少しづつ脱いでいく所存です。
わたし、脱いだらすごくないんです。




【 墨田妖児はこんな日本映画が好きです ★ お気に入り50作品 】


★ 一人息子 /小津安二郎監督作品(昭和11年)飯田蝶子 
★ 酔いどれ天使 /黒澤明監督作品(昭和23年)三船敏郎
★ 青い山脈 /今井正監督作品(昭和24年)池部良
★ 生きる /黒澤明監督作品(昭和27年)志村喬
★ 真空地帯 /山本薩夫監督作品(昭和27年)木村功
★ 東京物語 /小津安二郎監督作品(昭和28年)笠智衆
★ あにいもうと /成瀬巳喜男監督作品(昭和28年)京マチ子
★ 雨月物語 /溝口健二監督作品(昭和28年)京マチ子
★ 二十四の瞳 /木下恵介監督作品(昭和29年)高峰秀子
★ 喜びも悲しみも幾歳月 /木下恵介監督作品(昭和32年)高峰秀子
★ 東京暮色 /小津安二郎監督作品 (昭和32年)有馬稲子
★ 幕末太陽伝 /川島雄三監督作品(昭和32年)フランキー堺
★ キクとイサム /今井正監督作品(昭和34年)北林谷栄
★ 人間の条件 /小林正樹監督作品(昭和34年〜昭和36年)仲代達矢
★ 地の涯に生きるもの /松静児監督作品(昭和35年作品)森繁久弥
★ 用心棒 /黒澤明監督作品(昭和36年)三船敏郎
★ 喜劇・にっぽんのお婆ちゃん /今井正監督作品(昭和37年)北林谷栄
★ しとやかな獣 /川島雄三監督作品(昭和37年)若尾文子
★ 切腹 /小林正樹監督作品(昭和37年)仲代達矢
★ 人間 /新藤兼人監督作品(昭和37年)佐藤慶
★ 飢餓海峡 /内田吐夢監督作品(昭和39年)三国連太郎
★ 拝啓天皇陛下様 /野村芳太郎監督作品(昭和38年)渥美清
★ 昭和残侠伝・血染めの唐獅子 /マキノ雅弘(昭和42年)高倉健
★ 総長賭博 /山下耕作監督作品(昭和43年)鶴田浩二
★ 肉弾 /岡本喜八監督作品(昭和43年)寺田農
★ 家族 /山田洋次監督作品(昭和45年)倍賞智恵子
★ 高校生ブルース /帯盛迪彦監督作品(昭和45年)関根恵子(現・高橋恵子)
★ 裸の十九才 /新藤兼人監督作品(昭和45年)原田大二郎
★ 故郷 /山田洋次監督作品(昭和47年)倍賞智恵子
★ 青春の蹉跌 /神代辰巳監督作品(昭和49年)萩原健一
★ サンダカン八番娼館・望郷 /熊井啓監督作品(昭和49年)田中絹代
★ 蔵王絶唱 /山本邦彦監督作品(昭和49年)関根恵子
★ はなれ瞽女おりん /篠田正浩監督作品(昭和52年)岩下志麻
★ 鬼畜 /野村芳太郎監督作品(昭和53年)緒形拳
★ サード /東陽一監督作品(昭和53年)永島敏行
★ 俺たちの交響楽 /朝間義隆監督作品(昭和54年)武田鉄矢
★ 衝動殺人・息子よ /木下恵介監督作品(昭和54年)若山富三郎
★ 復讐するは我にあり /今村昌平監督作品(昭和54年)緒形拳
★ 遠雷 /根岸吉太郎監督作品(昭和56年)永島敏行
★ 転校生 /大林宣彦監督作品(昭和57年)小林聡美
★ 生きてみたいもう一度 /恩地日出夫監督作品(昭和60年)桃井かおり
★ 海と毒薬 /熊井啓監督作品(昭和61年)奥田英二
★ 息子 /山田洋次監督作品(平成3年)永瀬正敏
★ おもひでぽろぽろ /高畑勲監督作品(平成3年)
★ 青春デンデケデケデケ /大林宣彦監督作品(平成4年)林泰文
★ Love Letter /岩井俊二監督作品(平成7年)中山美穂
★ 黒い家 /森田芳光監督作品(平成11年)大竹しのぶ
★ 金融腐食列島・呪縛 /原田眞人監督作品(平成12年)役所広司
★ クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(平成13年)
★ 下妻物語 /中島哲也監督作品(平成16年)深田恭子・土屋アンナ








山田太一さんのスペシャルドラマ「いくつかの夜」を観ました。
ゴールデンではなくて昼間の2時に追いやられたことは複雑ですね。
素敵なドラマでした。切ないです。僕も主人公の心情が分かる年齢になって
きたのでしょう。
山田太一さんの創作意欲はまったく衰えていません。すごいことです。
緒形拳さんも、本当に素晴らしい。
音楽が山田太一さんと一番相性のいい福井峻さんではなくて、
矢野立美(80年代アイドル、アニメ、ウルトラマンシリーズの音楽・編曲で有名)
だったのがちょっと残念。

余談ですが、僕の記憶に間違いが無ければ(もし間違っていたらメールで
お知らせください。すぐに訂正しますので。)福井さんは山田太一さんの
高校の同級生で、偶然二人で仕事をするようになってから、
福井さんは山田さんにキース・ジャレットを教えたんじゃないかと。
たしか、サンベアを聴いて山田さんは感動したんだと
思うのですが。そのエピソードが載っている本が見つかりません。


番組宣伝サイトにこのドラマのプロデューサーの言葉がありました。

『このドラマの主人公、初老の男・恒平は、他人とかかわったことで、
それまでにない優しい気持ちを持つことになります。
老いを受け入れることが出来たのです。もし、そのままだったら彼は、
孤独な老人のまま死ななければならなかったかもしれません。
物質的なものでは決して癒されることがない人のこころ。
山田太一さんが丁寧にそして、リアルに描きます。』



・'゜☆。.:*:・'゜★゜



シュターツカペレ・ドレスデンにちょっと興味を持ってくれた友人に
カペレの素晴らしい音が堪能できる2曲をCD-Rに焼いて送ることにしました。

CD−1 「リヒャルト・シュトラウス/メタモルフォーゼン」(24分28秒)
CD−2 「ストラヴィンスキー/春の祭典」(35分36秒)

指揮はオットマール・スウィートナーです。



2005年10月15日(土) 上原ひろみって、こんなピアニストだったの?

テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」で上原ひろみを見ました。
“驚異の速弾き!”って紹介されてました。速弾きとはいかにも表現が古臭いです(笑)
言うまでもないことですが、速く弾けるピアニストは世界中にいくらでもいます。
重要なのは、音楽的であるかという点。それのみ。
“リターン・オブ・カンフー・ワールド・チャンピォン”1曲だけ聴きましたが
正直な感想を言うと、ありきたりで無個性なプレイにオジサンはちょいとびっくり。
僕は別にけなしたがりでもないし、自分の好みで判断している訳でもないのです。
上原ひろみをピアニストとしての側面と作曲家としての側面、その両方から
評価すると、“たとえ1曲しか聴いていなくても”、彼女の目指すものは分かります。
数多いるギター速弾きヘビメタ少年のそれとあまり変わりませんね。
手癖で構築される旨みの無い音楽。旨みが無くては食べる意味がありません。
スローなナンバーも聴かずに1曲で判断するなよ、と言われるかもしれませんが
実は、1曲で判断できちゃうんですよ。できないのはあなたの責任。
リズム音痴のドラマーも致命的でしたね。ちょっとひどいなー。あれはいかんぞ。
あえてジャズという言葉を使わせてもらえば、上原ひろみをありがたがるのは
本当に刺激的なジャズを聴いたことがない人ですよね。もちろんそれはそれで結構。
リスナーは批判されてはいけません。批判されるべきは、彼女を過大に評価する、
評論でメシを食っている連中のほうです。
いや、実は上原ひろみにはちょっと期待してたんですけどね。どんな演奏をする女性
なのかな?って。世の中期待通りには行かないものです。
しっかし、日本はこんなのしか出て来ないんですかね?
彼女はこのままいくと、チック・コリア的な便利屋になりそう。
もしかしたら、チック・コリアのファンなのかな?
だとしたら目指す方向にブレはないってことかー。フムフム。
まあ、せいぜい頑張ってください。応援はしませんが。


数日前の日本テレビの「笑ってこらえて」で高校吹奏楽全国大会への道(だったかな?)
スペシャルを見ました。オーボエを吹くかわいらしい女子高生の映像に刺激されて
今日、吹奏楽のCDを一枚中古で買って来ました。
「佐渡裕&シエナ・ウィンド・オーケストラ/ブラスの祭典2」というタイトル。
うおおお、年末の第九で有名な暑苦しいスポコン野郎の佐渡裕が指揮してるー。
このおっさん、嫌いっす。ほんと、バーンスタインの弟子だけあって、
スタンドプレイは師匠そっくり。以前テレビで見たドキュメンタリーで、
うわー、この人は俺駄目だ〜って思ったもん(笑)
さて、中古で1300円。ジャケットを見ると、いつものあの顔。ヤバイ度90%です。
ケースを開けるとご丁寧にも裏側にもあの顔。僕のことを指差してます(笑)
「おい!そこのお前!いつまで失業してるんだ!働け!」ってな感じで。
うざいっす。ヤバイ度120%(笑)
で、肝心の音のほうですが、実のところ僕にはブラバンの聴き方がわかりません。
管楽器の音を弦楽器の音に置き換えて想像しながら聴くのは邪道なの?
純粋に管の音だけ楽しむなら、ウィーンフィルやベルリンフィルを聴いた方が
なんぼか感動できると思うし。やっぱり、日本人のレベルも向上したね!って
思いながら聴くべきなのかしら?レベルはとんでもなく上がったとは思うけど、
さっきの上原ひろみじゃないが音に旨みが足りないと思いますね。
ピッチも正確、アンサンブルは鉄壁、佐渡裕譲りの暑苦しい感情の起伏も
表現されてるし、実際にレスピーギの「ローマの祭り」なんかは一瞬シカゴ響か?
と思ったし。(これは破格の誉め言葉です)
最後に収録された有名な“ロンドンデリーの歌”(ダニーボーイ)のホルン合奏には
ときめいたりしたけど、全体にちょっと音数の多いアレンジがうるさく感じられました。
キースの新作DVDに収録されたヴァージョンと聴き比べることをお薦めします。
ミリタリー・バンドスタイルのブラスアレンジがいかに古臭く、閃きに乏しいかがすぐに分かりますよ。
でもですねー、実は残念なことにキースのヴァージョンは
一部の心無い観客によって大きな傷を負わされているんですよ。
あー、1300円、、損した。ユニオンに売りに言っても、多分買い取り価格は400円
ってとこでしょうな。1943年のデューク・エリントン楽団でも聴こう〜っと♪





2005年10月14日(金) オレンジレンジ的処世術

オレンジレンジのニューアルバムがパクリの見本市だとしても別に
僕的にはどーでもいい事ですが、ただオレンジレンジ的なるものが蔓延し始めた現状に
ちょっと危機感を抱いたりしているのは事実です。
たとえば同じパクリでも、サザンやミスチルのようにパクリとオマージュの
微妙な境界線に神経を張り巡らせた、かなりの音楽通を煙に巻く老獪さ(適切な表現ではないかもしれませんが、“ある種の技術としての”という意味で使いました)とは
ちがって、オレンジレンジからは、パクリに対して無自覚であるような印象を受けるんです。
いや、待てよ、違うかもしれません。無自覚を装っているのかも。屈託の無さを演出?
無自覚だったら批判されないだろうという計算があるのかも。逃げ道を残すってことか?
どちらにしても、彼らが相手にしている連中は、実際問題、音楽をよく知らないと
思います。子供が多いしね。生れた時からテレビゲームがある世代でしょ。
そりゃ、何にも分からないですよね。探究心も好奇心も欠如しまくりだし。
もちろん、耳のぶつかり稽古を日々怠らない勉強家も稀には存在しますが。
オレンジレンジの新作を聴くと、プロデューサーあたりがいろいろ入れ知恵してるような
気がしますね。30枚くらいCDを持ってきて。「これ聴いてごらん。こんなの作れない?」
なんてね。勝手な想像ですが。それに対してメンバーは
「お!カッコイイすねー!やりましょう!」なんていう風に反応しているんじゃない?
純情素直か計算高いのか知らないですが(笑)
彼らのアルバム評を読むと、よくバラエティ豊富って書かれてますよね。
好きでバラエティ豊富にしたんじゃなくて、そうなるしかないんじゃないかって。
つまり、自分たちの音楽の太い幹になる部分が無くて、
軟体動物の触手のように伸びた枝がかろうじて樹木の形を保っているだけで
実体は空洞なんじゃないかと思うんですよ。そういう音楽がすごく多い気がします。
近づいて、手で触れてみればすぐにわかるそんなインチキがいつまでもばれないのは
音楽に対して真剣に接する気持ちの欠如とか、すぐに他人を信用してしまう脳天気さとか、
そういったものがリスナーの耳の筋肉の成長を止めているからだと思います。
で、そういうリスナーがいるから成り立っていく音楽産業があるのであって、
しかもそれが今の日本の主流に属するんだから、困ったもんですよね。
あ〜ら、どうしましょうって感じです。笑うしかないか(爆)


2005年10月13日(木) 面接に落ちる

日本テレビ「ダウンタウンDX」の芸能人私服&アクセ自慢はエゲツないですよねー。
芸が無くても運と体力があれば稼げる宝くじ芸NO人どもが
恥かしそうに、でも嬉しそうに自分の紹介Vを観ている姿は、ホンマにアホやでー。
おまいら照れ照れやん。
私服&アクセに59万円もかけている(早くも)どん詰まり芸人もどきのマジャには
びっくらこいたぞ。ちなみに梨花は242万。RIKAKOは443万!関口房朗は1億2700万!!
叶美香(妹のほう)は5億4239万!!!叶恭子(バカ面の姉の方)は6億730万・・・。
もう、本人誘拐すればそれで話はすむじゃん。身代金要求必要ないじゃん。
でもあの指輪は処分に困るわな(笑)
質問!「叶姉妹は何故あんなにお金持ちなのですか?」この単純な疑問に
どなたかお答えください。匿名で結構ですので、ぜひメールでお教えください。
待ってます!
しっかし、こういうアホ連中を見て「死ねー!ボケカスー!」と焼酎の瓶を片手に
怒鳴るあたしはなんなんでしょう。きっと、哀しいんだと思います。
何故なら、今日、面接に落ちたから。
あははは・・・・70%ほど、路頭に迷っています。

細木数子の「あなたの運命」が900万部を超えたそうです。
あなたが選挙に出れば、圧倒的にトップ当選です。出るんでしょうね、きっとそのうち。
インチキであれホンモノであれ、900万部も売れるのは、やはり異常でしょう。
みのもんたがテレビに出まくるのと同じ意味で、異常です。

そういえば、自分でFM局を開設できるんですね。金はかかるでしょうが。
うちの近所にも小さなFM局があります。
一度スタッフを募集していたので、応募しようかと思ったら、
ボランティアでした。それでもいいけど。

なんと過去のパーソナリティに、藤井郷子さんと田村夏樹さんが!!


・'゜☆。.:*:・'゜★゜


余談ですが、わたくし、おとといからちょっとクラシックモードに
入っちゃったみたいです・・・。
別にいいんですが、
クラシックは聴くのに時間がかかるので、困るんです。
昨日の日記の「スウィートナーBOX」10枚組、1週間以内に全部聴きなおすことに
しました。


2005年10月12日(水) 世界一好きなオーケストラ

世界一好きなオーケストラは、ベルリン・フィルでもウィーンフィルでも
レニングラードでもシカゴでもボストンでもチェコでもフランス国立でも
サイトウキネンでもなくて、、
シュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立管弦楽団)です。
気がつけば、特徴的な音を持つ旧東ドイツのオーケストラのCDばかりが
増えていました。おそらく僕の好みにピッタリくるからでしょう。
そう、ベルリン・フィルは物凄く機能的なオケですが、音それ自体には
さほど感動しません。ウィーンフィルはある時期の録音物に関しては
(特に弦と木管)最高だと思います。それでも。ドレスデンにはかないません。
どれほど魅力的かは、僕より100倍は詳しい連中のサイトを参考にしてください。
指揮者が変わっても(ケンペ、ブロムシュテット、スウィートナー)オケの
音は変わりません。どうやら楽器が他のオケとは違うようです。弦楽セクションの
素晴らしさは言葉にできません。

もし、興味があったら、10枚組みで5000円の超廉価輸入盤がお薦め。
内容的には文句のつけようのないものです。
簡単に入手できますので、ぜひ1セット。完璧、一生もんですよ!!
モーツァルトとストラヴィンスキー(僕自身の評価としては
あのゲルギエフ盤よりも上に置きます)がやはり飛び抜けてます。





CD−1
モーツァルト:交響曲第28番(1974年)
モーツァルト:交響曲第29番(1960年)
モーツァルト:交響曲第30番(1974年)

CD−2
モーツァルト:交響曲第31番《パリ》(1968年)
モーツァルト:交響曲第32番(1974年)
モーツァルト:交響曲第33番(1974年)
モーツァルト:交響曲第34番(1974年)

CD−3
モーツァルト:交響曲第35番《ハフナー》(1968年)
モーツァルト:交響曲第36番《リンツ》(1968年)
モーツァルト:交響曲第38番《プラハ》(1968年)

CD−4
モーツァルト:交響曲第39番(1974、75年)
モーツァルト:交響曲第40番(1975、75年)
モーツァルト:交響曲第41番《ジュピター》(1973年)

CD−5
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525(1960年)
モーツァルト:セレナータ・ノットゥルノK.239(1960年)
モーツァルト:セレナードK.101(1973年)
モーツァルト:ノットゥルノK.286(1973年)
モーツァルト:音楽の冗談K522(1961年)

CD−6
ビゼー:交響曲ハ長調(1972年)
ウェーバー:交響曲第1番(1972年)

CD−7
チャイコフスキー:弦楽セレナーデOp.48(1962年)
ランナー:ワルツ《宮廷舞踏会》(1970年)
ランナー:レントラー《シュタイル風舞曲》(1970年)
ランナー:ワルツ《シェーンブルンの人々》(1970年)
J.シュトラウス2世&ヨゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《休暇旅行》(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《女心》(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《風車》(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《とんぼ》(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:鍛治屋のポルカ(1970年)
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ《おしゃべりの可愛い口》(1970年)

CD−8
スッペ:《美しきガラテア》序曲(1969年)
スッペ:《詩人と農夫》序曲(1969年)
スッペ:《怪盗団》序曲(1969年)
スッペ:《軽騎兵》序曲(1969年)
スッペ:《陽気な若者》序曲(1969年)
スッペ:《スペードの女王》序曲(1969年)
フォルクマン:セレナーデ第2番(1962年)

CD−9
マーラー:交響曲第1番《巨人》(1962年)
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン(1966年)

CD−10
ヒンデミット:ヴェーバーの主題による交響的変容(1967年)
ストラヴィンスキー:春の祭典(1962年)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(1962年)


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


5000円なんてもったいない、という方は税込1050円で最高の弦楽セクションが
味わえる名盤があります。
5曲目のレハール作曲“金と銀”の演奏開始後1分30秒からの
夢のような弦楽合奏にとろけてください。

「ルドルフ・ケンペ指揮ドレスデン・シュターツカペレ
/ウィンナ・ワルツ・コンサート」(DENON coco−70420)




2005年10月11日(火) モーツァルト

モーツァルトのリラックス効果は確かにあります。でもその手のα波専門家が
「ロックを聴くのとは違い、モーツァルトを聴けばはるかにα波が出ます」
という風に断言するのはちょっとね。だって、ロックvsモーツァルトですよ。
ありとあらゆるロックが全部ひとつにまとめられちゃった悲しさ。
α波専門家にとってはロック=ハードロックあるいはパンクなのね。
まあ、そういう初歩的無理解は仕方がないか、許しちゃおう。
これからは許す僕なのです。  うそです。許しません。

モーツァルトは大好きです。好き度でいえば、ベートーベンとマーラーには劣るけど
CDラックを見てみたら、一番多いのはモーツァルトでした。
でも、ほとんど聴かなくなりましたね。
モーツァルト以上にα波出まくっちゃう音楽をいっぱい見つけちゃったし。
でも、時々歯医者さんで流れている時は、おおーやっぱいい曲じゃん、って
思ったりします。

で、今日は、何故か気分はモーツァルトなので(理由分からず。説明もなし)
3枚聴きました。というか、前回(たぶん3〜4年前)聴いた時もこの3枚だった気が。
いや、その前も・・・。なら3枚持っててあとはディスクユニオンに売っちゃおうかな。
池袋のディスクユニオンに、髭面坊主のおっさんがモーツァルトのCDを5〜60枚処分に
来たら、それは俺ですー、よろしく〜♪買取額20%アップしてねん。

ちなみに今でもよく聴くクラシックは、「ベルグルンド指揮シベリウス交響曲全集」と
「バルシャイ指揮ショスタコーヴィッチ交響曲全集」です。一応。


『墨田的モーツァルトこの3枚』


「マッケラス指揮プラハ室内/ポストホルン・セレナーデ他」(1985年録音)
一番好きなモーツァルトがこれ。一時期はこればかり聴いていました。
特に“第四・第五楽章”。まさにメロディの魔法です。マッケラス盤の良さは
演奏もさることながら、テラークの素晴らしい録音。超ナチュラルなんですよー。
モーツァルトはいい録音で聴いた方が、アンサンブルの妙が深くまで
味わえる気がするのですが、どうでしょう?






「プリンツ(cl)ウィーン室内合奏団/クラリネット五重奏曲他」
(1979年録音DENON盤)名盤的にはウラッハ盤でしょうが、
ヴァイオリンのゲルハルト・ヘッツェルとクラウス・メッツル(共にウィーンフィル)
の音色が大好きなので、これを選びました。プリンツ(ウラッハの弟子)の音色も
僕が知る限りステレオ録音でこれ以上のものはないと思います。1969年録音のものより
ずっと素晴らしい。今は、以下の3種類が入手可です。(カップリングちがい)


↑カップリングから見て、個人的にはこれが一番お薦め。
カップリング曲“ブラームス/クラリネット五重奏曲”

カップリング曲“モーツァルト/クラリネット協奏曲”

カップリング曲“モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク”



「シフリン(cl)シュワルツ指揮モストリィ・モーツァルト管弦楽団/クラリネット協奏曲他」(1985年録音) カップリングの「クラリネット五重奏曲」も素敵ですが、
クラリネット協奏曲はとんでもない名演だと思います。これもウラッハ盤や
プリンツ/ベーム盤が有名ですがシフリンのちょっと斜に構えた感じの演奏が好き。
使ってる楽器の違いもあるんでしょうね、独特のくぐもった感じが病みつきに
なりますよ。











追伸。

あたくし、夜になってからジョン・デンバーなんぞを聴いております。
書棚の奥に瀕死の状態でいる所を発見救出。
カビが生えておりました。
いつ買ったのだろう?覚えていません。
そういえば、大学受験に失敗してヤケになっているとき
ジョン・デンバーを狂ったように聴きつづけた3ヶ月という過去もあります。
自家用機を操縦してて落っこちちゃったんですよねー。ちょっと彼の顔と
死のイメージがつながりませんね。
何年ぶりか忘れるくらいの何年ぶりかで、ジョン・デンバーを
聴いちゃいました。
“故郷へかえりたい”“緑の風のアニー”“ロッキー・マウンテン・ハイ”
“ライムズ・アンド・リーズンズ”“フォロー・ミー”すごくいいじゃないですか!
ちょっと、、感動したりして。昼のモーツァルト、夜のジョン・デンバー。
過去を懐かしむ一日でした。


2005年10月10日(月) むだい

おなかが痛くなったので、S武新宿線の某駅で途中下車して
プラットホームにあるトイレに駆け込んだんですよ。
入口にポケットティッシュの自動販売機が据えられているのね。100円。
おいおい、いまどき商店街を歩いてりゃ、ただでいくらでも手に入るポケティが
100円かよー?!どう考えても、下痢者の弱みにつけこんだ
汚い商売だとは思いましたが、仕方がないすよね、買わないと用を足せないし。
トイレットペーパーが常備されていない便所があっていいのかよー!と
むかつきながら個室へまっしぐら。で、扉を閉めてしゃがむと、
目の前にはしっかりトイレットペーパーがありました。
これは明らかに詐欺ですよね?そう思いません?
ポケットティッシュの販売機を据えた会社とS武電鉄の関係は?近々、
S武電鉄にメールで質問してみようと思います。


あーー、風邪ひいた。パブロン飲んだら、眠くなってきた。って、もう2時半じゃん。
普通に寝る時間だー。
ちょっと日記は、いったんここでやめ。続きは起きて飯を食ってから書きます。
また読んでね。ていうか、起きれなさそうだ〜・・・とほほ。

おやすみなさい。。。こんなのでも読んでてください。


2005年10月08日(土) オリジナル編集CD-R 【 僕らの音 】

オリジナル編集CD-R sumita’s selection 2005.10.08



【 僕らの音 】


1 パット・メセニー/ハブ・ユー・ハード
アルバム「Letter From Home」(1989年)より




2 クリーム/ホワイト・ルーム
アルバム「Wheels Of Fire」(1968年)より




3 マーク・ドレッサー&デンマン・マロニー/パルス・フィールド
アルバム「Time Changes」(2005年)より




4 ザ・ゴールデン・カップス/銀色のグラス
5 ザ・ゴールデン・カップス/ヘイ・ジョー
アルバム「The Golden Cups Album」(1968年)より




6 ザ・ゴールデン・カップス/愛する君に
アルバム「The Golden Cups Album VOL.2」(1968年)より




7 キャロル・キング/ナウ・アンド・フォーエヴァー
アルバム「The Living Room Tour」(2005年)より




8 オールマン・ブラザーズ・バンド/エリザベス・リードの追憶
アルバム「At Fillmore East」(1971年)より




9 フジファブリック/茜色の夕日
シングル盤(2005年)




10 マレイ・ペライア/バッハ、ゴールドベルク変奏曲第25変奏
アルバム「バッハ/ゴールドベルク変奏曲」(2000年)より




11 ミスター・チルドレン/僕らの音
アルバム「I Love You」(2005年)より




12 渋谷毅/ソリチュード
アルバム「Essential Ellington」(1999年)より




13 パット・メセニー/フェイズ・ダンス
アルバム「Pat Metheny Group」(1978年)より






有名どころで今回はまとめてみました。(3曲目は知られてないかも?)
僕の編集CD-Rの特徴は、あくまでも「全曲通して聴いた時」の満足度に
こだわっていること。もちろん好みの違いなどはあるでしょうが。
1曲目を何にするかを考えるのが結構楽しいです。
それが決まると、頭の中で早送りで演奏を再現します。
曲の終わりにうまく繋がっていくものを次にさがします。
あるいは、あえてうまく繋がらないものを選ぶこともありますが、まあ、稀ですね。
CD-Rを作るときの問題点は、ライブ盤の場合、拍手の途中で切れてしまうことが
多いんですね。今回のキャロル・キングがそうですが、
どうしても1992年の名曲(映画「プリティ・リーグ」の主題歌)を
この最新ライブヴァージョンでお聴かせしたくて収録しました。
63歳のキャロルの声がどれほど深く感動的で、しかも若々しいかを
くどくど説明する必要はありません。このライブを聴いてみてください。
フジファブリックの“茜色の夕日”は、明らかにくるり以降のひとつの傾向に
属する音楽ですが、ここまでしっかり作りこまれていれば、
何ら問題はないと思います。ギターソロにビートルズの「ホワイトアルバム」が
聴き取れます。詞が素敵ですね。
ミスチルの前に、ある程度長いピアノソロを置きたいと思い閃いたのが
ペライアのゴールドベルクでした。この長さが、次の“僕らの音”の前に必要でした。
思ったとおり、非常に効果的にミスチルの世界に入っていけた気がします。
“僕らの音”の余韻を楽しむためには、決して暗くはならずに
メロディアスで温かいピアノの音が必要だとおもい、渋谷毅の名演を持ってきました。
実は、これで今回のCD-Rは終わるはずでしたが、何となく部屋の窓を開けて
乾いた空気を吸い込みたい気分になったので、最後に、パット・メセニーの
爽やかな印象の曲を足すことにしました。

ご賞味あれ。。。




2005年10月07日(金) 坂本九と阿部薫の関係。クリームの再結成ライブDVD。etc

サックス奏者阿部薫の葬儀で喪主を務めたのが坂本九ちゃんであることを知り、驚く。
早速ネットで詳しい情報を入手。
大友良英のブログに二人の関係について述べられている部分があった。
阿部薫はまちがいなく九ちゃんを聴いていたと思うが、
九ちゃんは阿部薫を聴いていたんだろうか。
笑顔の九ちゃんしか僕らは知らないが、多くの苦悩を抱えた時期もあっただろう。
そういうとき、ひとり部屋にこもりヘッドホーンで阿部薫のアルトやバスクラを
聴いていたかもしれない。いや、聴いていて欲しいな、と思う。
表現者としての阿部薫と坂本九の間を仕切るものは、何もないんじゃないかと
考えられるようになれば、音楽はさらに多くのことを語りだすんだろうな。
深いね、音楽の世界って。とばくちでワサワサしてないで、入っていこうよ。


・'゜☆。.:*:・'゜★゜


10月5日の日記で、キース・ジャレットのコンサートで無神経な拍手をするバカについて
書いたが、僕の意見に友人も激しく賛同してくれた。
(この方は知り合いではないが、10月31日の日記を参照してください→
改めて言いたいが、あのコンサート(2002年10月30日、東京文化会館)で、
演奏がまだ完全に終わっていないのに数回フライング拍手
(演奏開始7秒後の拍手もある)をした連中の情報が欲しい気がする。
せめて、性別・年齢・職業は知りたいな。
彼らがやっている事は、音楽破壊活動だからね。演奏者もそういう無神経な習慣
に対してきっちり意見を事前に述べておく必要性を感じるね。
あたりまえのことが理解できないバカがいるんだからしょうがない。
小学生の遠足じゃないが『おうちに帰るまでが遠足です!』と同じで
『サスティーン・ペダルから爪先を、あるいは鍵盤から指を離して、
閉じていた目を開けて観客に顔を向けるまでが演奏です!』と
噛んで含めるように言って聞かせなければ、バカは治らないぞ。
友人は以前、この手のバカに対して会場で怒鳴ったそうだ。僕はもちょっと先まで
行ってしまうかもしれない(笑)いや、確実に行くな。

ちなみに問題の拍手は以下の四箇所

Part2aの演奏終了後、オドオドしながら始まる意味不明な拍手。
この拍手にキースが苛ついたという噂を聞いた。
曲の流れがぶちきれたわけだから当然でしょ。

Danny Boyの演奏開始7秒後から5秒間続いた言語道断の拍手。

Danny Boyの演奏終了(完全に残響が消えて初めて演奏終了)を待たずに
フライングする拍手。

Don’t Worry Bout Meの演奏終了を待たずにフライングする拍手。
3番目ほど悪質ではないが、それでも完全に残響が消えたわけではない。
完全に残響が消えても数秒間は観客も目を閉じて待つべき。

感動の余韻にしばしひたるのが大人というもの。
拍手したがりは、セックスが終わってすぐに女性の体から離れる無作法な男と同じ。


・'゜☆。.:*:・'゜★゜


さて、新作DVDの話を。




クリームというグループの特異性は、3人のライバル心むきだしの関係に
あったと思う。言い換えれば仲の悪さ。3人ともわがままな妥協知らず、
音楽的な革新性においてもレベルが際立って高く、
目指す音楽の方向性はバラバラ。それなのに集合体としてのクリームの
サウンドは見事に確立されている。プロデューサーである
フェリックス・パパラルディの貢献がそれを可能にしたのだろうが、
稀有な例であることは間違いはない。
ライブ盤に顕著なのだが、とにかく彼らの演奏は冗長極まりない。
おそらく演奏を止めるタイミングが掴めなかったんだろう。
一人の暴走に対して残り二人は剥きになる。クラプトンのギターソロに
絡んでくるジャック・ブルースのベースはその典型。
あるいは、ネタが尽きてもやめないジンジャー・ベイカーのドラムソロとか。
今の時代にはおそらく適応できないタイプのグループである。
だからこそ、30数年前の録音が意義深いものになっているんだが。

そのクリームが本国で再結成コンサートをおこない、
その模様がDVD化(CDも同時発売)された。
肝臓移植手術を受けたジャック・ブルース62歳
リウマチ性疾患に苦しむジンジャー・ベイカー65歳
押しも押されぬスーパースターになったエリック・クラプトン60歳
かつてアートロックの旗手といわれた彼らも年金世代かぁ。
妙な感慨に浸ることしばし。

別テイク(演奏日違い)とインタビュー(16分)を含む計166分。
楽しませてもらった。
ジャック・ブルースの当時の革新的なベースプレイがそのまま再現されているが
ベースギターの違いからか、音がずっと丸みを帯びて、昔よりも
ずっとジャズっぽく聞こえる。これはちょっと新鮮だった。やっぱこの人のルーツは
ジャズだったのね、と合点した。ジャック・ブルースってすごいのね。
ジンジャー・ベイカーは全く衰え知らずというか、あの独特なタイム感覚は健在だった。
つまらないドラムソロも再現されてたし(笑)しかし、顔はあいかわらず怖いな。
最後にクラプトンの肩を抱いた時の笑顔が良かったー。
2人が過去の再現に100%の力で臨んでいたのに対し、
クラプトンはクリーム以後彼が磨いてきたブルースミュージシャンとしてのわざを
全面に出すことで彼が歩んできた道の正しさをアピールしているように思えた。
実は、そのへんがほんの少し物足りなかった。
一瞬だけの再結成ならもっと過去にこだわったものでも良かった気がする。
新しい音楽を創造しようとするのならともかく、
これはやっぱりファンサービスコンサートなのだから。
たとえ後ろ向きと言われようが、あの時代の空気感をもう少し
感じてみたかった。そんな感傷に浸ってしまいたいグループなのだ。
クリームというのは。

客席でブライアン・メイが憧れの眼差しでステージを見つめてたな。
ジャック・ブルースの声(特に“ホワイト・ルーム”)と
ベースの音(特に“バッヂ”)が印象的。録音がいいからベースの音が
よく聞こえる。








2005年10月06日(木) 細木数子の料理の腕前は「ぞんざい、星みっつ〜★★★」

テレビ朝日「愛のエプロン〜頂上決戦、細木数子vs未唯」を晩飯食いながら見た。
僕がこの番組を見る理由は武内絵美さんが出てるから、なんだけど。
さて、細木数子と未唯の対決、その結果は細木数子の完勝。100点満点をとった。
未唯は茶碗蒸や海老しゃぶの失敗が大きく響いたわけね。
細木数子はというと、本人の煮ても焼いても食えないキャラはともかく
料理の味付けに関して言えば、やっぱり相当な腕を持っているんだろうなと
思わせた。番組は細木数子のヨイショ大会で終わるんだが、
視聴者はどう思うのかな?って最後まで気になっていたのは、
細木数子の料理の「作り方」ね。

手際がいいと誉める出演者もいたが、僕にはあれが手際がいいとは思えなかった。
一言で言えば、「ぞんざい」なんだな。
たとえばサラダ。葉っぱを手でちぎるのは誰もがやることだが、要はちぎり方。
馬に食わす餌じゃないんだから(笑)、いくら時間に追われる調理だとしても、
たとえ仕上がり時の味の差になって現れなくても、
使い古された表現で言えば「愛情をこめる」とでもいうのかな。
彼女の調理の仕方には「食べてもらう」というより「食わせてやる」
という意識が感じられた。
ダシをとるために鰹節を鍋に入れる時も、最高の素材をあんな風にぞんざいに
扱う人をはじめてみた。その素材に対する感謝の気持ちのかけらもないように見えた。
伊勢海老で味噌汁を作ったのだが、その鍋の内側の汚いことといったらもう。(笑)
鍋の外側が汚いのは問題外だが、実は内側も味噌が汚くはねた後があったりすると
まずそうに見える。
蓮の切り方。みんな、うおおおお!って驚いてたが、
よく見てよ。包丁使いかなり下手だよ。
ひとつひとつの厚みが揃っていない理由は、切りかたにある。
包丁の刃がきちんと立っていないから。どうしても空振り(っていうの?)が多くなる。
服部先生もこのへんは見てたはずなんだろうけど、ディレクターかプロデューサーから
「細木先生に対して失礼なことをおっしゃらないで下さいね」とでも言われたのだろう。
女帝の前では単なる平民だった(笑)

しかし、細木数子って何故あんなにいつも戦闘心剥き出しなんだろうね。
鷹揚に構えることができない。自分以外は認めない。全部つぶしたる〜!
さあ〜膝まづいて靴をお舐めなさい〜。支配欲の塊みたいな女。
占い師としての実力は僕の親父曰く「駄目、あの女はインチキ」なんだそうだ。
急に細木数子がマルコス大統領夫人のイメルダに見えてきたぞ。
まあ、占いには興味がないのでインチキでもホンモノでもどっちでもいいんだが
僕は細木数子に小泉純一郎が重なって見えてしまうわけよ。
世間は断言に弱い。まさに今の日本の庶民ってそういう状況でしょ?
「あなた死ぬわよ」と「郵政民営化なくして改革なし」はそっくり。
細木数子が、カっと目を見開いて道徳とか礼儀作法を女子高生に教え始めると、
彼女らは素直にそれに聴き入ってしまう。まるで催眠商法のように。
ここにも小泉的なある種のファッショを感じてしまう。
かつてバラエティで大暴れした野村沙知代は育ちの悪いただの下品な婆さんだったが
細木数子はちょっと違うぞ。怖いぞ。
だって石原慎太郎をあんなに持ち上げてるからね。
彼女の一言で、若者は右向け右になるかもよ。いや、大袈裟じゃなくて。
最終的には政治に興味を示すんじゃない?今、何歳かしらないけど。
選挙演説で開口一番、「みんな死ぬわよ!」・・・って、おおお怖ッ。
待てよ、もう政界の裏側で占い師として暗躍してるかもよ。
「日本の未来は私が決めるわ」って、ありえる話だ。おっそろすぃ〜。

さて、わが家族はテレビに向かって罵声を浴びせ掛けていた訳でして。
最後に「あれだけの食材を使えば、普通に料理ができる主婦なら
誰でもおいしいものができるだろう」という家族の意見の一致を見た。
ちゃんちゃん。


2005年10月05日(水) 2002年10月30日。東京文化会館。キースのソロコンサートで何度も「フライング拍手」をした早漏野郎を指名手配せよ!





「なぜ、あと10秒待てないんだ・・・・」という表情を見せた。確かに僕は見たぞ。

恐ろしく感動的なアンコールナンバー“ダニー・ボーイ”の最後の和音を
弾き終えたキースは、まだサスティーン・ペダルを踏んだままだった。
微動だにしていない。
それなのに、舞台に向かって右手から拍手が巻き起こる。
おそらく、最初は2〜3人。それが2秒後には一気に何十人という数に増え、
さらにその2秒後には嵐のような拍手へと膨れ上がっていた。
まだ、キースは目を閉じたままペダルを踏んでいる。
つまり、音楽はまだ続いているということだ。
余韻を楽しむという、まともな音楽ファンの誰もが望んでいることを
一握りのバカ野郎が強奪していった瞬間だ。
アンコール3曲目の“ドント・ウォリー・バウト・ミー”のエンディングも同様である。
キースは余韻を楽しむつもりでいたのだろう。
もちろんペダルは踏みつづけているし、まるで祈りでも捧げるかのように
深くこうべを垂れている。そこに先ほどと同じ連中が割り込んでくる。
そういうのって、あなたは、どう思う?

もし、僕がそいつらの近くにいたら、その場では事を荒立てず、
コンサートの終了後にそっと忍び寄り、通路の陰かあるいはトイレで一発蹴りを入れる。
感極まって拍手したのか単なるお調子者なのかは知らないが、
音楽の楽しみ方も分からない早漏野郎には鉄拳制裁しかない。
一度痛い思いをすれば、次からは静かになる。

仕方がないのでMDに落として拍手の部分をカットしようと思ったが、諦めた。
何とも情けない事に、“ダニー・ボーイ”のメロディが、たとえようもないほどの
美しい和音を伴ってたち現れた瞬間(演奏開始から7秒後)、奴らが拍手を
始めたからだ。編集したくてもできない大きな「傷」をとてつもない名演奏に
残してしまった。その罪は重いぞ。重すぎて言葉にならないくらい重いぞ。
これからコンサートに行く人たちは「奴ら」をきちんと監視してほしい。
蹴りは無理だとしても「調子ぶっこいてると、痛い目みるぞ!」
ぐらいは言えるだろう?どうせたいした奴じゃない。

ということで、僕の“ダニー・ボーイ”は13秒後に始まり、
5分30秒後に終わる。
ああ・・・・・こんなすごい演奏なのに。悔しいなー。

10月7日の僕の日記にも詳しく書いてありますので
読んで下さい


  ↓   ↓  ↓          ↓
10月14日、20日、21日。東京池袋の東京芸術劇場大ホールで
キース・ジャレットのソロコンサートがあります。
コンサートに行かれる方は、ぜひフライング拍手をする連中を
観察してみてください。
できれば注意をしていただけるといいのですが。
僕が行って、僕なりのやり方でご指導したいのですが、
何しろ人ごみ恐怖症を患っている身ですので
それもかないません。よろしくお願いします。


2005年10月04日(火) 秋葉原占領区

僕はある意味変態だけど、メイド喫茶はわかんねーなー。
美少女テレビゲームが3次元になっただけだし、
覗き部屋でオナニーするのとあんまり変わらない気がする。
あそこにいる若者の多くは変態さんなんだろうけど
(変態をけなしてるんじゃないぞ。誤解無きように。)、
なんかあの程度で満足出来ちゃう志の低さみたいなもんがやだなぁー。
メイドさんもほとんどマックのマニュアル化された接客と同じで
スケベゴコロを刺激してくれない。私はカワイイでしょ?、っていうのがミエミエで
しらける。つまり、とてもじゃないがあの程度では勃たないわけでして。
まあ、だからメイド喫茶は成り立っているんだろうけど(笑)
真面目な変態さんたちが犯罪すれすれのラインの“遥か手前”で、
モゾモゾと蠢く姿は、まさに今の時代だなーって思う。


で、今日、用事があってアキバに行ってきた。
遊びじゃないので、あちこち見て廻れなかったが、
なんか、アニメ系のショップが前よりさらに増えた感じがする。
僕はAV(オーディオ・ヴィジュアルじゃなくてアダルト・ヴィデオの方ね)しか
興味ないから、知り合いと待ち合わせの時間まで、
DVDショップで紅音ほたる(旧名・秋月杏奈)の未見分の裏パッケージを
目を細めて(老眼のため)見てた。
秋月杏奈時代のプレイの方が個人的には好みなんだが、
ルックスは常に高いレベルでキープされているので
当然、紅音ほたるも無視できない。って、何を語ってるんだか(汗)
あ、「あかねほたる」って読みます。誰に教えてるんだ?俺。
そのあと売り場を一周したんだけど、すごいねーアニメの世界は。
もう全部同じに見えちゃう(笑)個性がないこと甚だしい。
(ま、AVも同じかも・・・しれないけど。)
そのアニメDVDを見ている諸君の年齢が思ったより高いのにも驚いた。
20代後半が結構いるもんね。おまいら、淋しいんだなぁー、と
思わず肩を叩いてやりたくなったよ(笑)これからメイド喫茶に行くのか?
最後はイメージDVDコーナーで眞鍋かをりさまの見事な姿態を
拝ませてもらって、店をでた。
僕が子供の頃は、アキバといえば家電の街でね。
洗濯機やテレビや掃除機なんかを買いにいったものさ。
急激にこれほど街のイメージが変わったのもそうはないんじゃない?
妙に病んだ活気に満ち溢れていてね。みんな猫背でさ。曇り空だし。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


【 雑記帳 】

行き帰りの電車の中で精神科医・香山リカ著『ぷちナショナリズム症候群』
を読む。僕のような読解力の欠如した者でも楽に読める。
内容にいちいち頷く。中公新書。

渋谷の街頭で、のまネコ問題の抗議行動があった。
“当事者ではない”2チャンネラーたちが“切々と”訴える姿をみて
僕はひとこと。「おまいらなぁ・・・」。

「旅行会社が大丈夫って言ったのでそれを信じて」
と、それでもバリ観光に行くひとたち。
何でも信じる日本人。

ドラフト会議終了後のT君。「セリーグはテレビに映るので嬉しいです」。
イチローは「プロ選手になれればどこでもいいと思ってました」と
かつて語った。

夏をすぎてゴキブリ君も静かになった。お灸を据えられてすっかり縮こまった
ゴキブリ君に「らしくないぞー!」とエールを送るバカ。縮こまっても
動き回ってもゴキブリには変わらんじゃろうがー。普通ゴキブリは始末される。

荒井由実の傑作“晩夏”をぶち壊した平原綾香。編曲の問題を差し引いても
罪深いぞ。彼女は感情の込め方の匙加減が分かってない。
みんなが誉める彼女の唱法が実は最大の欠点であることも。

ゴールデン・カップスのDVD。長尺インタビューでいくつかの謎が解けた。
マモル・マヌーへの過大評価とか、ミッキー・吉野への過小評価とか。
当時15歳だったミッキー・吉野が考えていた事にちょっと驚く。

ポール・マッカートニーのアルバムを5枚立て続けに聴いて分かった事は
ビートルズ時代より、俺、解散後のポールの方が好きだわ、ということ。

米田憲司・著『御巣鷹の謎を追う』(宝島社)を読み終える。全282ページ。
しばし、無言で思いにふける。
付録のDVD「ボイスレコーダー分析」に収録されたコックピットのやりとり
は生々しい。

明日はキース・ジャレットの東京コンサート2002のDVDと
クリームの再結成コンサートのDVDが発売される。
どーしよー・・・。金がない。







「菊池雅章&グレッグ・オズビー/ビヨンド・オール」
「ザ・ゴールデン・カップス/ザ・ゴールデン・カップス・アルバム」
「ザ・ゴールデン・カップス/アルバム第2集」
「ザ・ゴールデン・カップス/ブルース・メッセージ」
「マーク・ドレッサー&デンマン・マロニー/タイム・チェンジ」
「松田聖子/パイナップル」
「松田聖子/ユートピア」
「松田聖子/CANDY」
「松田聖子/風立ちぬ」




























ちょっといまいち反応しなかったKOプロジェクトも今は完全に来てますー。
デンマン・マロニーの面白さは格別。マーク・ドレサーもすごいね。
2曲目にハマったなー。いや、全部かな。
インタビューでミッキー・吉野はカップスの初期のスタジオ盤は
とても満足できるものではない、と語ってた。
その通りだと思うよ。でも、もう体に染み付いちゃってるのねー、僕ら。
松田聖子の黄金時代。すごかったね。

おやすみ。


2005年10月03日(月)  IMAGINE

イラクへの自衛隊派遣問題など、この国ではもう過去のことなのか?
イラクの現状を正確に伝えるマスメディアはゼロに等しく、
市民が置かれている過酷な状況のルポがテレビで放映されることは
ほとんどない。
もちろんネットでは日々さまざまなリポートがアップされているが
それを見ることができる人間は、いくらネット社会と言われようが限られ、
影響力という点からいえば、テレビや新聞には遠く及ばない。
朝、目を覚ました時、まずテレビのスイッチを入れるのだから。
しかしテレビ局も新聞社も「本当の」事実を伝えるという使命を
放棄してしまった。みんなが毎日テレビの画面に見ているものは・・・・・。



アメリカ軍のミサイル攻撃を受けて、
手足がバラバラになり顔が焼けただれたイラク人少女の死体写真を見た。
ミサイルが着弾したばかりの生々しい現場写真である。
正直言って、嘔吐感を覚えてしまい、正視するのが辛かった。
数分前まで元気にそこで遊んでいた少女が一個の肉の塊と化している現実。
本人にも家族にもこれっぽっちの過失もなく、イラク人というだけで
アメリカに殺害された7歳の少女。
アメリカ軍はピンポイントで小学校や子供たちが多くいる居住区を真っ先に狙ったという。
何故なら、家族の中で最も愛されるべき存在の子供たちを真っ先に殺すことで、
戦闘要員になりえる父親の士気を鈍らせようとする魂胆なのだそうだ。
ブッシュの父親は湾岸戦争で信じがたい数の非戦闘員を殺した。
さらにブッシュの父親が撃ちこんだ大量の劣化ウラン弾による放射能の影響で
子供たちを中心に驚くべき数の白血病が発症し、日々死者は増えている。
そして息子のブッシュ現大統領も無差別大量虐殺を行なってきた。
現在までにすでに10万人以上のイラク人が犠牲になっているという。
その多くが子供や女性である。





ジョン・レノンの脳天気な“IMAGINE”の歌詞を変えてみた。




『 IMAGINE 』


想像してみよう、逃げ場所なんて無いと
考えてみればわかること
彼らの足下には死体が転がり
彼らの頭の上にはミサイルが降ってくるだけ

想像してみよう、みんなで
彼らは今日という日すら生きられないことを
想像してみよう、明日なんてないと
そんな難しいことじゃない
誰かを愛する未来も誰かに愛される未来もない
慈悲もない世界のことを

想像してみよう、彼らみんなが
無残に殺されていく姿を
想像してみよう、爆弾で吹き飛ばされた子供たちの手足が
君に見えるだろうか
夢も希望も一切が断ち切られ
大国の侵略の犠牲になった子供たちを
想像してみよう、年端もいかない子供たちが
イラクで日々殺されていくことを
君は彼らを自業自得だと言うだろう
だけど彼らがいったい何をしたと言うんだ


・’゜☆。.:*:・’゜★゜






君たちは君たちで環境問題を訴えておいてくれ、
こっちはこっちで憲法を改正しておくから、じゃあな。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


かつてジャーナリストの本多勝一は以下のように語った。
「具体的に個人名や会社名を出せば必ず個人攻撃になります。
そして個人攻撃こそが有効なのです。
問題の個人を匂わせる周辺だけを皮肉っぽく書いたり言ったりする批判など
破壊力絶無の自己満足であり、何の影響力もない欲求不満解消作業に
すぎません。マスコミが固有名詞をあげないのは、反批判や反撃を
おそれての自己規制か、または当の相手とどこかで癒着している場合です」


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


もしも若者に大きな影響力のあるカリスマ的な人間が
ひとこと「憲法改正はおかしいだろ?」と訴えかければ
まだ若者の心は動かせると思うのだが。
環境問題は重要だが、優先順位をつけるとすれば
今真っ先にしなければならないのは日本が戦争をできる国家に
なってしまうのを止めることではないだろうか。
たとえば、桜井和寿や小林武史や坂本龍一。
僕は、あなたがたの活動にエールを送りながらも
一方では歯がゆさをいつも感じているのだ。
音楽と政治がリンクすることが必要な時もある。
政治によって音楽がすべて検閲される社会がいつか訪れた時
あなたがたには、もう訴えかける手段がなくなるのだ。
音楽に力があるんだと本気で信じているのなら
音楽で政治の軌道修正を試みてみるのは決して無意味なことではないだろう。
政治に無関心な若者の将来が本気で心配なら、
動かずにはいられないはず。
あなたがたが作る一枚のCDでもしかしたら国家の暴走に
ブレーキをかけられるかもしれない。
僕は、まだ、期待しているのだ。


2005年10月02日(日) やな奴の手帳

人前ではけなしにくい映画がある。。
極めて世評の高い映画ね。
初めて見た時からもう大嫌いで、その後嫌い度は増す一方なんだが、
知り合う人間の多くがこの作品を評価してて、
飲みに行って映画の話題になると必ずこいつが出てくる。うざいったらありゃしない。
さすがに数年ほど前から話題に上らなくなったが。
「ニュー・シネマ・パラダイス」がその作品。
まあ、友人関係もある程度は大切なので、僕は酔ったふりをして話題には
参加しないようにしてたが。

尊敬する脚本家の山田太一さんのエッセー集『誰かへの手紙のように』
を読んでいたら、森卓也著『映画 この話したっけ』の感想を述べている文章に
「ニュー・シネマ・パラダイス」が出てきた。おおー、僕と同じじゃん!、と
思わず声に出してしまった。






ちょっと引用します。


【中でもきわめつけは「ニュー・シネマ・パラダイス」評である。
私はこの世評高い映画を見た時、なんともバカにされたような気持ちになり、
こういう映画をいいと思う人は信用できないとひそかに思った。
手軽でセンチメンタルで甘ったれた作品だと感じた。
勝手な基準を作って、その尺度に合うか合わないかで人間を二分するなどという
ことはとうにやめているつもりが「こんな映画にだまされる奴はロクなもんじゃない」と
おさえようもなく思った。それだけ嫌らしさが濃いからこそ好きな人も多いのだろうが、
著者の否定の理由が素晴らしい。
私のように「思った」「感じた」などという我儘なゴタクではなく、
印象評めいたことは、一言もいわずに、作品の中の映写室の嘘に
徹底してこだわり、鮮やかに裁いている。
こんな真似のできる人は他にいないだろう。半端ではない熱狂の日々が
あったからこその森卓也節である。
いや「あったからこそ」というのは、留保を要するかもしれない。
実のところ筆者の現在の醒めた熱中も相当なものである】


森卓也氏の著作を読むことを奨めるが、
森氏の指摘以前の問題として、つまり山田太一さんと同じ次元で
この作品の嘘くさいヒューマニズム&センチメンタリズムの匂いに
鼻をつままずにはいられなかった。
山田さんも言っているように、僕もこの映画を見終えたとき
ひどくバカにされたと感じた。同時に褒め称えた評論家や役者や映画関係者の
名前を手帳にひかえて、こいつら一生信用しないぞ、と思ったものだ。
実は僕の手帳には映画や音楽に限らず、あらゆること、それこそテレビの
ワイドショーでおかしな発言をしたコメンテーターの名前まで、
細かくメモされている。これは僕の性格。やな奴でしょ?(笑)
だから友達ができないんです。はい。





追記。

阪神優勝に大阪がバカ騒ぎしているとき、
我が中日ドラゴンズは密やかにサヨナラスクイズを決めてました。
そして今日、岩瀬が年間セーブの日本新記録を樹立!
おめでとう!

しかし、思い返せば、あの試合。
岡田監督のひとことで蘇った久保田が投げた渾身のストレート。
中村のアンビリバボーなホームラン。
あれが全てでしたね。

さて、来年はドラゴンズ投手陣も若手が頑張りますぞ。
応援よろしく!!!じゃー!


2005年10月01日(土) いわしのあたま

若い娘はこの歌詞を読んで、切なくなるらしい。
なるほど、そりゃ、簡単に落ちるわけだ(笑)
僕は、この曲が流れてくると耳を塞ぎたくなる。
歌詞を読むと、バカになってしまう気がする。
これは世代のギャップか?いや、ちがうだろう?
作詞は倖田本人。僕にはもう、こういう詞の書き方は
小室哲哉直系としか思えず、文学性はほぼゼロだし、文法的に見ても
評価以前、じゃ、アバンギャルドかというと、超保守的なんだから。
なんなんだ?日本では日々こういうゴミが生産され続けているのだ。
大量のゴミに埋もれていると、こっちのゴミとそっちのゴミの区別が
つかなくなるだろうな。といっても、そもそも初めからすべてゴミなんだから、
僕らから見れば区別をつける以前の問題なんだが。
レコード会社に雇われた御用聞き評論家がどんなに持ち上げたって
ゴミはゴミ以上でも以下でもなくて、、やっぱゴミなんだから。

やはり、音楽は宗教で、リスナーは信者か。




『Promise』  歌・倖田來来



初めて 目が合ったその日から
毎日 一緒に過ごしていたね
暖かい腕の中いつも
あなたの寝顔 見つめ髪をなでて

微笑みあった日々が今でも
忘れられず いるんだ痛む心
見えない背中いつまででも
追いかけてまた ふと我にかえってしまう
So I make a promise

あなたの存在大きかったと
今になってやっと気付いた
二度と果たされない約束
いつまでも この胸に しまったままで
You don't say , say good bye

もう何も 語ることも出来ない
言い訳も 愛もすべて 何もかも
信じていたの あの言葉を
永遠(とわ)に待ち続けること知らされないまま
And I make a promise

鳴らないcall 期待をしても
同じと 本当は 分かっているのに
最後に心から愛した
あなたへと この想い 届かぬままで
You don't say , say good bye

胸に込み上げ 溢れる涙
止めることももう 出来ない私
いつまでも続く現実が
儚い夢になるとは
Cause I make a promise

これからずっと側で笑って
幸せになる そう誓ったのに
今でも残る 思い出たち
これからも この胸にしまったままで
I'll never wanna be alone




・’゜☆。.:*:・’゜★゜




追記。

窮屈なメロディにばかり気をとられてて
aikoの歌詞には無頓着だったよ。
歌詞サイトでいくつか読んでみたが、世間が評価する理由が
分からないくらい、稚拙な歌詞なのね。かなり驚く。
表現者としては、これはもう失格でしょ?
とりあえず“三国駅”からいくつか取り出すと。


「持ち上がらない位に首をもたげて」
これ以上持ち上げられないくらいに持ち上げたってことね(笑)
そのまんまじゃん。どう考えても詩的ではないわな。
こういう表現が許されるくらい、何でもありなのね。びっくらこいた。

「寒さに堪えきれずに 温もり求めた先に」
“に”が多すぎ。せめて“寒さに堪えきれず 温もり求めた先に”にしてね。
読んでて、言葉を粗雑に扱う人だって感じたね。

「毎日が昨日の様だったのに」
“様だった”って言ってるでしょ。
対象が“昨日”に限定されたら、“毎日”はどう考えても成立しないよね。
“毎日が昨日の様ならいいのに”で、なんとか意味の通じる歌詞にはなるが、
とても詩的とはいえないしな。
それとも“毎日の出来事の数々が、昨日1日の出来事のように感じられた”
って言いたいの?でも、毎日って過去じゃないしな。毎日は現在進行形でしょ。
考えてて疲労してきたぞ。ということで解読不能。本人に説明してもらいたい。

無意味に混乱を招く詞を、aikoは書く傾向にあるみたい。

「指折り数えた 芽吹いた日々と2人の帰り道」
“指折り数える”のは待つという意味だよね?
じゃ、そのあとに続く“芽吹いた日々”と“2人の帰り道”との
関係は?それ以前に“芽吹いた日々”ってなあに?

aikoに限ったことではないけれど、
何だか洋楽の下手な「訳詞」を読んでいるような気がしてくるね、
最近の人の歌詞は。



響 一朗

My追加