A Thousand Blessings
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2005年09月30日(金) 耳の筋肉

友人だからって贔屓するわけじゃないけど、

『音楽の感じ方は個々人の自由であり趣味嗜好にすぎなでいでしょ、って、あんた。
東大模試現代国語の解答を採点してたわたしに言うわけ?
浅さ、て、あるんです。』

こういう発言に激しく共感しちゃう訳よね。
まあ、東大模試云々はどーでもいいけど(笑)、『浅さ、て、あるんです』の部分。
どれだけ自分に音楽の知識があるとか、どれだけCDやレコードを持っているとか、
そういう量的なことは実はさほど意味は無くて、、
一番重要なのは、自分自身がどこまで深く関わっているかという質的な部分であって、
さらに他者の音楽への関わりの深さを見抜ける目を持っているかどうか、
ということでね。
深く関わるという事は、「肝心な部分」を聞き逃さない
ってこと。それだけ。実に簡単で解かりやすいでしょ。

「肝心な部分」というのは、つまりその作品なり演奏なりを独り立ちさせている部分という意味なんだよね。
それは、趣味とか嗜好といった聴き手の生理に依存した接し方では絶対に見つけられない
奥の奥に潜んでいたりする。
どんな音楽作品にも肝心な部分(ミソとクソの違いはあっても)はあって、
それを瞬時に見つけ出せる能力は、たゆまぬ批評精神によって筋肉のように
鍛えられていくものでね。
批評精神が欠如して、与えられるものの味が甘いとか辛いとかいう次元で
選び分けている限り、音楽の奥深さに触れるチャンスは一生無いよね。


ということで、初めて一ヶ月間、日記を書きつづけたぞ〜!
僕にしては上出来。


2005年09月29日(木) 一生もん!ゴールデン・カップスのDVD『ワンモアタイム』

一生もんです。ゴールデン・カップスの映画『ワンモアタイム』のDVD!
尾藤イサオ司会の音楽番組のシーン(当時のカップスの魅力が凝縮されている!
マジすごい!)だけでも7140円払う価値あり。ルイズルイス加部さんってカッコイイー。
しかしこれほどの情報量を詰め込んだDVDは過去にないのではないか?
少なくとも日本のアーチスト関係では。
ちなみに製作スタッフは、傑作ドキュメンタリー映画『タカダワタル的』
と同じ。さすがの仕事です。お見事!



(パッケージのデザインは少し変更あり)



3枚組

DISC1 映画本編(130分)
DISC2 2003年〜2005年のドキュメンタリー
    映画未収録演奏シーン(73分)
DISC3 メンバーインタビュー
     デイブ・平尾、エディ・藩、ルイズ・ルイス・加部、
     マモル・マヌー、ミッキー・吉野 (258分!!)

以上、計334分間。。


中パッケージがあまりにもカッコイイので超デカイ画像で
            
            ↓
 



2005年09月28日(水) フェチ

この超がつくバカを持ち上げるニュース・キャスターや評論家がいることに
ただただ驚いてしまいました。
天下を取ればゴキブリもまた憎からず、ですか(笑)
さて、そんなゴキブリが何匹いるのでしょう?ちなみにゴキブリの餌代は
血税ですが、お忘れじゃないですよね?みなさん。



・’゜☆。.:*:・’゜★゜


フェチかぁ。。
僕はなんだろうな?音楽ほどのめりこめる対象がないからなぁ。
音楽に関して言えば、パーカッション・フェチかな。(そういうネーミングあるのか?)
ドラムスを中心としたいわゆるパーカッションものね。
自分でも演奏するので、音楽を聴く時もどうしても細かい部分にこだわってしまうわけ。
ニセモノとホンモノの区別つけまくるよ。

ま、それはともかく。大好きな眞鍋かをりは、ボタンフェチなんですよ。
詳しくはこれをみて。実にセクシーでいい。

そうだ、思い出したぞ。僕は25〜6歳くらいまでセロテープフェチだった!
何故だかセロテープの味が好きで(今となっては理由がわからん)、
いつも口に含んでた。仕事中も家に帰ってからも。
2センチくらいに切って、ただ噛んでるというか、舌でコロコロしてる。
おっと、アブノーマルか??!
セロテープの角がチクチク舌に当たる感覚も好きだった。眞鍋かをりに似てるぞ。おい。
中学の頃は、焼き鳥フェチ。あれれ、結構次から次へと出てくるぞ(笑)
いわゆる焼き鳥(正体は豚の内臓)のシロっていうやつ。
あれは豚の小腸か大腸だよね?って、誰に問い掛けてる?俺。
シロをクチャクチャ噛んで、味が全くなくなって、形もボロ雑巾みたいになってから
皿に吐き出して(オエ〜)もう一度タレをつける。
そして再び噛む事10分くらい。それを2〜3度繰り返し、最後は自然と胃の中に
消えていく。一度、ロッカー74に現場を見られ、叱られた。
そういうロッカー74は、食パンの耳以外の部分を手でこねて丸めて
蒸しパンのようにべとついた団子状態にしてから食べる癖が
子供の頃あったという。おいおい、って思ったが、
実は、僕も大人になるまでそういう食べ方を密かにしていた。
さすが、遺伝子。

あれ?これは癖の話で、フェチとは違うな(笑)

フェチ・・・・・・フェティシズムの略。特定のものに異常な愛着を示すこと

僕は靴下を2枚重ねて履くぞ。薄いのと普通のと。
あ、、それも単なる癖か・・。
うーむ、フェチって難しいな。

おお、、一個あった。女性の上唇がツンと尖がっているのがたまらなく好きだわー。
つまりカッパみたいなくちびる。
眞鍋かをりみたいなくちびる。
そうだそうだ、これは僕のフェチだぁ〜〜やったぁ〜。。何が・・?


2005年09月27日(火) オリジナル編集CD-R 【 844 】

オリジナル編集CD-R 
sumita's selection 2005.9.27

【 844 】


1 ジョン・ゾーン&ミルフォード・グレイヴス/インサーテッド・スペース(2004年)





2 ビル・フリーゼル/シェナンドー(2005年)





3 マーティン・デニー/クワイエット・ヴィレッジ(1956年)





4 マーティン・デニー/オン・ア・クリアー・デイ(1966年)





5 マーティン・デニー/上を向いて歩こう(1966年)





6 SALT/844 (1990年ライブ・ヴァージョン)





7 スーパー・ファーリー・アニマルズ/ウォーク・ユー・ホーム(2005年)





8 ウェス・モンゴメリー/インプレッションズ(1965年ライブ)





9 スティーヴ・ハケット/エイス・オブ・ワンズ(1975年)





10 高田渡/生活の柄(2003年“春一番コンサート”ヴァージョン)





11 エイミー・マン/キング・オブ・ザ・ジェイルハウス(2004年ライブ)



2005年09月26日(月) ワンちゃんみたいな目

そっかぁ。ビビアン・スー、カン・ヘジョン、宮崎あおいという流れね。
目が似てるわ。僕はワンちゃんみたいな目が好きなんだー。ふむふむ。
みんなかわいいぞ。













「Milford Graves/John Zorn Duo」
「SALT/86.90.91」
「Steve Hackett/Voyage of the Acolyte」
「Aimee Mann/Live at St.Ann’s Warehouse」
「Super Furry Animals/Love Kraft」
「John Simon/John Simon’s Album」
「高田渡/タカダワタル的(サントラ盤)」
「Martin Denny/The Exotic Sounds」
「くるり/赤い電車」

と。。この辺、聴いてます


2005年09月25日(日) テレビドラマ「祇園囃子」の超愚作ぶりに驚く

「北の国から」以降の倉本聰にはほとんど興味がないけど
(ただし、1999年の「玩具の神様」は割といい作品だった)、
今回は珍しくサスペンスものらしいので、
話題のドラマスペシャル「祇園囃子」を観てみたわけで。

結論から言えば、猛烈につまらなかったー。
つまらなくしたひとつの要因はバカなテレビ朝日自身。
必死に特番なんかで前宣伝をしすぎたから、
ストーリーの骨格が観る前から“丸解かり”状態だったし。
最近は話題のテレビドラマの本放送の前に特番を組む傾向があるが
テレビドラマ関係者というのはかくも堕落してしまったのか?。
本放送の前にメイキングを見せてしまう神経はもはや末期的症状である。

藤原紀香の着物がまったく似合っていない!横から見るとまるで
太巻きになっている!と着物の着付けをしているロッカー74が怒ってた。
僕自身は藤原紀香には何にも感じない。
色気ないし、演技下手だし(どの場面でも同じ表情)、陰がないし、
媚びた笑顔を見せるし。

それより。

おいおい!サスペンスドラマとしてもまったく
成立していないじゃないか。同じテレビ朝日の「相棒」でも
観て勉強してください。出演者が眉間に皺を寄せて
「ええ?!ま、まさか!」なんて驚きの表情を見せて、
音楽が意味ありげにタァ〜リラァ〜♪って流れていれば
サスペンスだなんて思ってるんじゃないでしょうね?
そうか、これは演出家の仕事か。

もちろん。

人間ドラマとしても詰めが甘すぎて鼻白む。

「前略おふくろ様」や「ガラスの知恵の輪」や「ライスカレー」の頃の
倉本聰は素晴らしかったな。会話も説明的にならずに
人間を見事に描ききってたよ。「北の国から」で急に駄目になっちゃった。
そうか、「祇園囃子」と「北の国から」は安っぽいセンチメンタリズム
という点ではそっくりだな。
結婚式当日の朝、湖のほとりでの渡哲也と藤原紀香の会話。
倉本さん、ここまで才能がなくなりましたか・・・・。トホホです。
あなたのおかげで出演者全員、ダイコンに見えました。
役者は脚本と演出で名優にもダイコンにもなるって本当ですね。
倉本さん、今度は本当にgood−byeです。


ビル・フリーゼルの新作2枚組ライブ「east / west」
(eastは2003年ビレッジ・ヴァンガード・ライブ、westは2004年ヨシズ・ライブ)
で口直しだ。








ここからは、夜中に書いた日記への追加分です。現在、25日午後2時。
腰にコルセット状態です・・。トホホ。仕事どころではない。歩けないのだから。

 
昨夜の倉本聰脚本の超愚作ドラマ「祇園囃子」を観てから体調悪化。
痛めていた腰がいよいよひどくなる。
「北の国から」以後、ほとんど愚作(!)という倉本聰に
それでもほんの少しは期待してた自分が情けないというか。
だって、つい先日、朝日新聞に倉本のインタビューが載っていて、
その内容に頷ける部分が多かったので。
「祇園囃子」を見てしまうと、あのインタビューが急に白々しく感じられてくる。
以前、富良野塾のドキュメンタリーを見た時の感想と同じだ。
倉本さん。弟子を教育する前に、ご自分の作品を検証してみましょう。
出演者が涙を流す(時に号泣)シーンで視聴者にカタルシスを与える手法は
「前略おふくろ様」時代からの倉本の基本パターンだが、
以前は、そのシーンに至るまでのさまざまなエピソードの積み重ね方に
緻密な計算があった。それが「北の国から」あたりからムード的というか
演出に多くを頼る方法に変わってきている気がする。
つまり、脚本第一主義から、演出第一主義へ。
駄目な脚本でも、風景や音楽や動物や出演者の演技(時に過剰な演技)で
とりあえずは体裁を保ってしまおうという製作姿勢。
テレビドラマの張りぼて化。内容の空洞化。
音楽に頼らず、風景に頼らず、人気タレントに頼らず、子役に頼らず、
まずは独り立ちした脚本から始めるのがテレビドラマの流儀であったはず。

「北の国から」の田中邦衛と山田洋次監督作品「息子」の田中邦衛
を見比べると、その差が理解できるとおもう。
ドラマが違うのだから、演技に差がでるのは当たり前だろ、と
思われるかもしれないが、僕が言いたいのは、
過剰に演技をしなくては体裁が保てなかった前者と
抑えた演技でも十分に作者の思いが伝わってくる後者の違いは
ようするに脚本の仕上がりの違い、脚本家の能力の差であるということ。

最晩年の黒澤作品(脚本は監督自身)とイメージがダブった。
恐ろしく空虚な内容の脚本の弱点を隠すために黒澤監督が行なったのは
映像に厚化粧をし、役者に臭い演技をさせること。それで乗り切る手法。
北野たけしが自身の駄作群で飽きもせず試みていることと同じ、それ。
脚本家はやはり「セリフ」が書けなくなると、つらいな。


余談だが、今回の「祇園囃子」は
松本清張の「球形の荒野」のパクリという説も浮上してきた。
確かに・・。


さらに余談だが、溝口健二監督の1953年の作品に
「祇園囃子」という同名の傑作映画がある。


2005年09月24日(土) 急上昇中、宮崎あおい

175Rのチンケなボーカリストは一体なんすか?
いや、まあ、どうでもいんですが、あまりにも幼稚な歌詞とそれにくっつく
メロディらしきもの。おおー、タイトルはその“メロディ”だった。
会場はノリノリ。おまいらよー、いや、観客に言ってるの。
おまいら、ちっとは頭使え。

さて、枕はこんなところでどうでしょうか?

しかしさぁ。よくも次々くだらねーバンドが出てくるもんよな。
何でも商売になる時代だからって、クソもミソも一緒にして店頭に並べたら
アカン。
それから歌詞を書く奴。もちょっと勉強してこい。
なあ、アイハバペン程度の英語なら使うだけ惨めってもんでしょ。
メロディーとメモリーをかけることくらいしか出来ないんだろうから。
日本語でまずはきっちり意味が伝わる歌詞を書いてミソ。
携帯のメールばっかやってるもんだから、長いセンテンスで物事を
考えられなくなっちゃってるしな。歌詞もぶつ切りよ。
ストーリー性を持たせるとかさ、
あるいは、写真を撮るように鮮やかに場面を切り取るとかさ。
なんか、考えろ。
つまりは、歌詞にかぎらず、音楽の可能性ってものに気づいてないわけね。
タカをくくってんじゃないか?
なめたらいかんぞー。おまいらー、こんどはバンドの連中に言ってるの。
おまいら、スキルを磨いてから出直せ。

オジサンの枕は終わりそうで終わらないぞ。ざまあみろ。



中島美嘉の新曲、ラルクが絡んでいるので買わずに我慢した。
ハイド、大嫌いなんすよ。生理的に。
こういうこだわりは必要ね。
で、映画「NANA」のテレビスポットを観てて
宮崎あおいの目が気に入った。20歳くらいか?
あの子の目はいいな。いぬっころみたいだし。
キラキラしてるよ。突然ファンになったぞ。
そういえば、役所広司と競演した「ユリイカ」での演技もよかったなー。
眞鍋かをり、武内絵美、小林麻耶、森本智子、はしのえみ、
というお好みルックス・ラインナップに宮崎あおいが加わった。





2005年09月23日(金) 桜井和寿「僕らの音」、マルセ太郎、カン・ヘジョン

『僕らの音』  作詞・作曲 桜井和寿

bye-bye bye-bye bye-bye
風の音が 鳥の声が 別れの歌に聞こえる
会いたい 会えない 会いたい
そんな日には どんなふうにして 二人の距離を縮める?
不安が心を占める
君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて
虹を見たんだ そこで世界は変わった
そうだ リズムやハーモニーがふっとずれてしまっても
ゆっくり音を奏でよう
まだ まだ まだ イントロも終わっていない

I like... I love... I love...
落ち葉 噴水 自転車 犬
耳をすませば聞こえる すべてが愛を歌ってる
名作と呼ばれる作品を観たり 聞いたり 読みあさったりして
大人を気取って 少し無理して暮らした
だけど 君の事となると途端に分からなくなる
恋するだけの阿呆になる
ただ ただ ただ 胸が苦しくなる
君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて
虹を見たんだ そこで世界は変わった

そうだ 理論や知識にもとずいたものじゃなくても
信じた音を奏でよう ホラ ホラ ホラ
間違ってなんかない ホラ ホラ ホラ
きっと正解もない これが僕らの音


      ★

「君は九月の朝に吹き荒れた通り雨」の「と〜おりあめ〜」の部分。
桜井和寿が筒美京平や浜口庫之助やいずみたくや中村八大の子供であることが
分かる瞬間。僕はときめく。
メロディの可能性は、コード進行に支配されない限り、無限なのである。


『シフクノオト』の先に何があるんだ?友人と交わした会話が思い出される。
僕らの杞憂はいとも簡単に吹き消され、、、
でもまた同じように杞憂に支配される日々が始まる。
『アイ・ラブ・ユー』の先に何がある?実は僕らは杞憂を楽しんでいるのだ。
マイナス思考を一気にプラスへと転じさせるあの瞬間の快感を求めてるから。



・'゜☆。.:*:・'゜★゜


MyRefererをチェックしてたら、
2chのある掲示板に拙文が「勝手に」コピペされてるのを発見。
別にいいけど、本人不在のまま批評されていた(笑)
その一部をコピペ返ししておくと、、、、

“論理あるか?
 主観入りまくりの批評だと思うが”

“あのコピペの元のblog見れば、書いた人の嗜好傾向が
 見て取れるよ”

“とにかく偏屈な野郎だな('A`)
 それの一部読んだら、大体性格はわかったよ”

“思い切り自己チューで、友達すくなそうだ”

“ >パソコンショップの店員の説明をひとくさり聞いた後、
「あんた、感じ悪いね」と言う
 やっぱこういう奴か・・・いつか人殺しそう ”

“それよりも、こんな糞文章書いてて何か意味があるのかおまえの人生に? ”



「人殺しそう」以外は当たってますね。パチパチパチ。
あ、それから、僕の文章は正確に言うと糞文章じゃなくて
糞そのものですから。いわゆるフランク・ザッパ的に言うと
「俺の音楽は俺のウンコだ」っていうやつね(笑)
日記なんてテメエのウンコを見せてナンボの世界でしょ?
主観が入りまくらない批評じゃ他人のウンコと差別化できないし、
書き手の嗜好傾向が見て取れなきゃ排泄物陳列になってないわけだし、
偏屈で自己チューで友達が少ないから俺のウンコは硬いんだし、
そういうウンコを排泄したあとの爽快感を味わうための人生です。




・’゜☆。.:*:・’゜★゜




元来、伝統的に日本の芸能界では思想を排斥してきた。積極的にではなくとも。
「わしら芸人や、余計な理屈はいうな。笑わしたらええんや。
政治や社会の問題なんかめんどくさい。よそでやってくれ」。
これが一般的やね。「政治には関心がありません」と。
ところが、意識はしないまでもそういった連中は、
結局は体制への援護的な役割を果たしている。
なかには積極的な一分子になっているやつもいる。
ということで、ぼくは喜劇の根底には批判精神が必要であると思ってるんです。
少なくともコメディアンを自称する以上、体制的であっては矛盾するわけですね。
だから、いまは自民党が権力をとってるけど、
将来もし共産党が政権をとったとしたら、ぼくらはその共産党を批判する。
そういうことなんですよ。(以上「マルセ太郎語録」より抜粋)

マルセ太郎とは



・’゜☆。.:*:・’゜★゜♪


2003年の韓国映画「オールド・ボーイ」をDVDで鑑賞。




面白かった。

ミド役の女優、カン・ヘジョンの魅力は尋常ではない。
あたくし、マジで勃起しました・・・・。はい。^_^;







ただ、音楽の使い方は意識的だとしても、誉められたものじゃない。
音が大きすぎて耳を塞ぎたくなる。曲のセンスも極めて悪い。
そういう意味では、マイナス点は小さくないぞ。
この脚本にヘジョンちゃんのエロティシズム。
あー、かえすがえすも、足を引っ張る音楽が残念。
ちなみに作曲のイ・ジスは韓国音楽界の人気作曲家。
冬ソナのあま〜い挿入歌を書いたりしてる。


さあ、カン・ヘジョン。次はいよいよソン・ガンホと競演した「南極日誌」だ!
こちらの音楽は、川井憲次だから大丈夫でしょ。



2005年09月22日(木) 腰痛日記

あたしは、過去3回造反して会社に処分されてます。
ま、そういうことで。造反とは決意なのですよ。
決意とは変節しないということなんです。

体が痛くてたまらん。腰が曲がらない。肉体労働の深さを知る。

新人議員の初登院日。
26歳のお調子者がいた。自分の両親のことを、テレビマイクの前で
「おとうさんが、おかあさんが、」と言ってしまうおつむの軽さに眩暈が。
(アホ発言多し。というよりアホ発言しかしてない。
さすが自らを小泉チルドレンと名乗るだけのことはある。お見事。
“こんなの”や“あんなの”ばっかで議席が埋まって有無も言わさず重要法案は
可決されていくんだなー。税金泥棒って、死語なんすかね。
自民党の異常勝利でお前みたいな奴まで先生様かよー。


辻元清美にはほんの少ししかスポットあたらず。
ほんと、テレビは見る価値無いな。
報道(ワイドショーも含む)というものに平等などありえんね。
ほとんどが自民党寄り。



将来的には法的手段に訴えてでも、
取立てを続ける意気込みらしいぞ、NHK。
下っ端社員が受信料支払い拒否世帯を廻り、“慇懃無礼”にお願いしている(ふり)。
「みなさん、お支払いいただいてますから」だとさ。バカか?おまい。
お支払いいただけない世帯は、確固たる意思をもって
お支払いしない訳よ。少数派の意地よ。
それを説得するのに「みなさん」云々は間抜けでしょ。
いっそ、本音で語ってみたらどうかな?
「お支払いいただけないとそのうち政府からも目をつけられますよ〜」

支払い拒否世帯に盗聴器がつけられたりして。
女子高校生とテレフォンセックスをしてたら淫行で引っ張られたりして。
そういう時代になりつつあるんじゃないの?

被害妄想じゃないしょ?

←NHKに愛想をつかして支払い拒否した人よりも
初めから支払い拒否している人のほうが「コトの本質」を
理解していると思うのですが、どうでしょ?
くどくてごめんね。NHKの番組がどうとか、不正がどうとか
そんなのはどーでもいいんですよ。
こだわるのは一点だけ。 支払う「義務」はない、ってこと。



2005年09月21日(水) 僕らの音

ミスチルは「四次元」を発売する必要があったのかしら?
“よーいどん”のシングルを出すという手もあったのでは?
残りの3曲は、こうして今回のアルバム『アイ・ラブ・ユー』に
この曲順で収まるとなんかこう、すごく気持ちがいい。

バンドとしての音圧は過去最高。
レコーディング技術ではなくて、修練の結果。

apbankでの活動が桜井の音楽家としての方向性を限定してしまう、
とまでは言わないが、少なくとも僕は自分のエゴとエロとして、
「もう一人の」桜井の方がより魅力的に思える。
それは桜井の詞にも強烈なエゴとエロを感じているからで。
どんなことをしてでも、やりたい時はやる、という意識。
apbankに関する発言とのギャップに戸惑ってしまうのだ。実は。
悪役の素顔は善人、みたいなオチに喜びを見出す連中にはおかまいなしに。
ミスチルの桜井から、再び、桜井のミスチルへ。
たとえば1曲目の「ありきたり」な終わり方(ジョン・レノンが書いた
“アイ・ウォント・ユー”に見られるパターン)にツッコミを入れるのが
簡単に出来そうで出来ない感覚。そういう部分で聴いてもつまらんだろう?
と自問自答したりする。

既視感云々は分かるけど、それよりも僕は必殺の“僕らの音”の「旋律」に
いかれちまってるし。

さて。このアルバムが“sign”とその周りを廻る惑星群で構成されていることに
お気づきだろうか?あなたがどの星で暮らそうと、自由なんですよ。


2005年09月20日(火) アイスランドに行きたい

明けて今日から、新しい職場へ。
完全肉体労働。体を使うことで脳も活性化するはず。
これからの20年間は、30歳から50歳までの20年間とは違うと思う。
壮年期にではなく、ゆっくりと老年期へと向かうのだから。
生きていく上でのモチベーション、つまり生き甲斐といったものが
すごく重要になっていくんだろうな。
生き甲斐かぁ。。音楽・本・映画・恋愛(これはもう、ないな・・・)
今になって、未来へと繋がる家族を作っておくべきだった・・・と、
少しだけ後悔したりしてね。いや、かなりかな。
27歳の時、婚約した女性がいたが、諸々の事情で解消することとなった。
彼女と結婚していれば、今頃僕の息子か娘は20歳くらいかな?
ミスチルやポール・マッカートニーやマイルスを一緒に聴いているのかな。

明日はミスチルの新譜の発売日。
あさっては、くるりの“赤い電車”の発売日だ。

クタクタになった体を引きずって、タワレコへ買いに行こう。
小さな生き甲斐の積み重ね。
僕は長生きするらしい。友人曰く。
「彼」にも、「あなた」にも長生きして欲しい。
語る事はいっぱいあるからね。

・’゜☆。.:*:・’゜★゜

アイスランドへ行ってみたい。思い再び。

そんななか、ポール・マッカートニーの「裏庭の混沌と創造」を
毎日2回づつ聴きつづける。ほとんど今年のナンバーワンは
決まったようなものだ。


2005年09月19日(月) 辻元清美、ポール・マッカートニー、ボブ・ディラン、ジミー・ジュフリー、ウェス・モンゴメリー

辻元清美著『へこたれへん』を読む。
新聞や雑誌に憶測のみで書かれてきたコトの真実が、
彼女自身の言葉で全て包み隠さず語られている。
素晴らしい本だと感じた。




辻元清美が政治家になるずっと以前、
本多勝一との対談でピースボートで活躍する彼女を知り、
頭の回転の良さと正義感の強さに惹かれそれ以来ずっとファンを続けている。
そんな辻元清美だから、僕なりの思い入れが相当ある。
読んでいて、胸が詰まる瞬間が何度もあった。
国会で辻元清美は一際輝く存在だった。その後は衆知の通り。
しかし彼女は何度でも生き返る。
今回の選挙での戦い方は、直球勝負の気持ちのよいものだった。
まあ、いつもそうではあるのだが、特に今回は生き返り選挙なので
余計なことは一切しない潔さが必要だと思った。
鈴木宗男のように自分の娘を前面に立たせ世間の同情評を
買うような恥さらしなまねを彼女は決してしない。
それが政治家としての辻元と鈴木の意識の差なのである。
巨悪に対して従順かつ鈍感な国民がこれからますます増えていくであろう
こんな時代に、ボクは彼女に期待せずにはいられないのだ。
心の拠り所と言ってもいい。
姜尚中との公開対談はもう終わったのかな?ぜひ、活字にして欲しいな。


・'゜☆。.:*:・'゜★゜


雑誌のインタビューで。ポール・マッカートニー。
ベース演奏(発想とプレイスタイル)で最も影響を受けたのは、
モータウンのスタジオ・ミュージシャン、ジェームズ・ジェマーソン
ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンだそう。
ポールを好きな理由がまた一つ分かった。
ポール自身がベース演奏で特に気に入ってる曲は
“ワインカラーの少女(レティング・ゴー)”「ビーナス・アンド・マース」収録
と“心のラブソング”「スピード・オブ・サウンド」収録。
これにも大きく頷くボクであった。

新作「裏庭の混沌と創造」の2曲目“ハウ・カインド・オブ・ユー”の
3分25秒後から4分44秒までの恍惚感。ベースとドラムスの雄弁さ。

ところで「ラム」の“ディア・ボーイ”から“アンクル・アルバート”の
流れが何故か頭から離れない。

おなじく「ラム」の中の“出ておいでよお嬢さん”と
「ペットサウンズ」の中の“アイ・ノウ・ゼアズ・アン・アンサー”
の関係も気にかかる。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜



こんな感じのものを聴いている。

ウェス・モンゴメリーの演奏する“インプレッションズ”(コルトレーンで有名)
を聴いてかつてぶっ飛んだ僕だが、今回完全版(輸入盤)を購入。
もうどこまで行くのか?!ウェスよ!そんな感じの超テクとアドリブの嵐。
ウェスはこのアルバム以外聴く必要なし。
ピアノのハロルド・メイバーンは
ちょっとダサい演奏をしてしまう瞬間があるが(苦笑)、
それでもマッコイ・タイナーと組むことに比べれば、全然マシ。
「ウェス・モンゴメリー/コンプリート・ライブ・イン・パリス 1965」





おそらく僕が選ぶ「2005年ロックベスト10」の上位に入るであろう
ボブ・ディランのドキュメンタリー映画のサントラ盤。
もちろん映画もすごいにちがいないだろうが、
このサントラ2枚組に収録された完全未発表曲26曲(!)の出現にも
おじさんは、座りションベン状態だ。
別テイクの意味もジャズのそれ以上。同じ素材から全く違う音楽が
出来上がっている。アンドリュー・オールダム、エディ・ゴロデッキー、
アル・クーパーのライナーノーツが読みたくて3780円払って日本盤を買いなおす。
「ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム」





ジミー・ジュフリー・トリオの“ザ・トレイン・アンド・ザ・リヴァー”の
未発表ヴァージョンが2曲収録された輸入盤。
ジム・ホールの先鋭性の継承者ビル・フリーゼルはこれをどれくらい
聴きこんだのかなぁ・・などと考えながら、静謐の世界にしばし酔いしれる。
「ジミー・ジュフリー&ジム・ホール/ジ・オリジナル・トリオ」






2005年09月18日(日) とっても興味深い話

「9.11は世界が喪に服する日」という発想には、
大国のあまりの身勝手さと単細胞に、怒りを通り越して
思わず笑ってしまったが、
そんな単細胞にある事実を突きつけているのが、このリポート
非常に興味深い。画像の検証もさすがだ。いろんな噂は聞いていたが。
みんなはとっくに読んでいるんだろうか?
パソコンの画面は疲れるので
本にならないかな。もう、なってたりして。教えてくれ。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


オーロラに夢中なのだった。
アイスランドに行ってみたい。。。


そうだ。忘れてた。
前原誠司新代表、おめでとう。
ミニ小泉にすぎない前原がこれからの民主党の舵取りに
なるわけだ。表向きはポーズとして小泉と対立する姿勢を見せても
権力志向や考え方は小泉とあまり変わらない。
若ければなんでもいい、という発想はいい加減やめようよ。
大病院の二代目ボンボンみたいな前原の顔は
生理的に絶対に好きになれない。


2005年09月17日(土) Wingsの最高傑作は「ウィングス・オーヴァー・アメリカ」かもしれん

僕も9月7日の日記に書いたけど、
萩原健太もポールの新作にブライアン・ウィルソンの『スマイル』を見ていたのね。
野球の趣味以外(萩原健太は熱烈な巨人ファン。ブ〜)は、嗜好の共通点が多い。
年齢も同じだし。体型も近いし。
しっかし、ポールの新作は何回聴いても新鮮。
一時期、時代に色目を使ったこともあるけど、今のポールにはそんなことは無意味。
自然体で簡単にこんな作品が作れちゃう。
さらにいえば、常に自然体でいられるだけの才能の余裕があるんだろうな。
ずーっと昔、(記憶ちがいならゴメン)誰かがポールに
「あなたは何もかも手に入れましたが、
あなたにとって今の生き甲斐ってなんでしょうか?」と聞いた。
ポールはこう答えた。
「曲を書くことです」
それを読んだ僕は、もしポールから曲を書く才能がなくなってしまったら、
この人の人生は不幸だろうな、と思った。
僕はあれほどポールを評価していながら、まだ過小評価していたことになる。
自分の短い物差しを基準に考えている限り、巨大な才能の寸法なんて
とてもじゃないが、計れないな。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜

ところで、ウィングスの最高傑作は、
『ウィングス・オーヴァー・アメリカ』かもしれん。
スタジオでひとり音を重ねるポールの「あのサウンド」を、
グループで再現したアルバムとして、これは大変な名演だと思う。
・・・いや、もともとウィングスのコンセプト自体がそうなのかもね。
ドラマー、ジョー・イングリッシュの存在は大きいな。

ただし、国内盤も輸入盤も高すぎ。






2005年09月16日(金) 編集CD-R 【 マンハッタン・リサーチ 】

就職が決まった。ひと安心。
技術畑から180度の方向転換だー。でも人に喜んでもらえる仕事なので
モチベーションを高くもって、薄給だけど、頑張る。体力つけなきゃ。肉食うぞ!

さてっと。
ミスチルの新作のオープニングナンバーを聴いたよー。
実は今日で三回目。
最初聴いた時は「これって、まんま“蘇生”じゃん!」って思った。
ちょっとがっかりした。
で、二回目でも印象は変わらず、うーむ、「シフクノオト」の感動を再び!も
夢なのか・・。
ところが、今日の三回目でキター、きましたよーー。
はじめて1曲通して聴いたんだけど、後半の展開がみそだったのね。
妖ちゃんが過去何百回と経験してきた、時間差感動攻撃。
アレンジの凝り方と桜井君の歌の上手さ、
他のメンバーの演奏力は“蘇生”を超えている。
って、よく聴くと、まんま“蘇生”じゃない気も(笑)
まだ詞の世界は把握できていないけどね。
桜井君の音楽以外の活動や言動に関しては、ちょっといろいろ思うことがあるけど、
やっぱり音楽家としてはすごいわ、このひと。
無視するには惜しすぎる存在なので、自分的には特例として(笑)優柔不断?
でも本当にね、「シフクノオト」のその先があったって感じ。
友人も日記に書いているけど、最後の3曲は興味があるね。
あと大好きな“sign”がいい感じで、アルバムの中に溶け込んでいれば最高。
ここはapbankから離れて、もっと極端に言えば、桜井君からもちょいと離れて
「ミスチル」という最高のグループの作品を堪能したいと思うな。


友人に「墨田さんの女性の趣味は分からない」といわれた・・・。
眞鍋かをり、小林麻耶(TBSアナ)、武内絵美(テレビ朝日アナ)、はしのえみ、
安田美沙子、玉川美沙(鬼玉パーソナリティ、ただし声だけ)、
プリーズ大津田(鬼玉パーソナリティ、ただし声だけ)、小林聡美(パンのCMのみ)
森本智子(テレビ東京アナ)、秋月杏奈(紅音ほたるに改名。AV女優)。・・・・こんな趣味っす。


そうそう、テレビ東京の番組「アキバ王選手権」をみたよ。
すごいね。アキバ系オタクの中でもかなりのマニア。
メイド服を集め、美少女フィギュアーのスカートの皺にまでこだわり、
声優に入れ込む(これは理解できる。僕も4〜5年前までは声優について
結構詳しかったし、実際アニメドラマのCDはそこそこ所有。その延長で
ラジオのパーソナリティに入れ込む。)。
困ったやつらだ、と思いつつ、中古CDショップで白目真っ赤にしてCDを貪るように
漁りまくる己の姿とダブる。対象が違うだけで、やってることは同じかもね。
社会に順応できない体質。




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編集CD-R
sumita’s selection 2005.9.16


【 マンハッタン・リサーチ 】

1 デューク・エリントン楽団/ジャック・ザ・ベア(1940年)
2 デューク・エリントン楽団/チェルシー・ブリッジ(1942年)
3 レイモンド・スコット・クィンテット/ザ・ペンギン(1938年)
4 レイモンド・スコット・クィンテット/ザ・トイ・トランペット(1936年)
5 レイモンド・スコット/ドント・ビート・ユア・ワイフ・エブリ・ナイト(1961年)
6 レイモンド・スコット/B.C.1675(1957年)
7 レイモンド・スコット/ペイパー・ワーク・エクスプロージョン(1967年)
8 アブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド)/アフリカン・マーケット・プレイ(1988年)
9 ジョージ・ベンソン/アロング・カムズ・メアリー(1967年)
10 ジョージ・ベンソン/ウォーク・オン・バイ(1967年)
11 オーネット・コールマン/ヴォイス・ポエトリー(1978年)
12 ピンク・フロイド/狂ったダイアモンドpart.2(1975年)
13 レイモンド・スコット/ララバイ(1963年)


2005年09月15日(木) レイモンド・スコットを知ってしまったのだ

面接も無事終了し、結果は後日。感触は悪くないかも。
面接の前にDVDを処分しておいて、そのままタワレコへ。
この年齢になっても聴きたい音楽が山程ある。これって、幸せ?それとも・・・。
しかし、最近はさすがに衝動買いはしなくなったが、
いつも持ち歩いている「購入予定リスト」には30タイトルも・・・(汗)
あたしの将来、野垂れ死にかもね。

「The Raymond Scott Quintette/microphone music」



「Raymond Scott/manhattan research」



「Raymond Scott/soothing sounds for baby vol.1」



「Raymond Scott/soothing sounds for baby vol.2」



「Abdullah Ibrahim/a celebration」



「George Benson/giblet gravy」



「Captain Beefheart & The Magic Band/live’n rare」



レイモンド・スコットを知ってしまったぁ〜。
いかん、癖になりそうだ。
レイモンド・スコット買占めはやはり夢のお告げだったのか?
1930年代のジャズ・クインテット時代(クインテットといいながら6人編成。
クインテットという響きにこだわったとのこと)に始まり、
カートゥーン音楽(アニメの伴奏音楽)と有名メーカーのCM音楽を書きまくり
やがてカルロフ、サークル・マシーンという電子楽器を創り、、
電子音楽(極めてポップ!)の世界にのめり込む。
60年代以降は自動作曲装置「エレクトロニウム」を開発する。

って、これはきちんと本を読んで彼について学ばねば。
「赤ちゃんを寝かしつける音楽」シリーズは1〜3まで製作されていて、
今回は1と2を購入。
早速聴いてみて、ぶったまげた。
こ、これは・・・このPOP感覚は・・・クラフトワーク以上ではないか!
え?!録音は1963年?! すごいなぁ〜^。
頭でっかちのわけのわかんない小難しいひとりよがりの
自己満足前衛気どり音楽とは根本的に違うぞ。
CM音楽やアニメ音楽を数多く書いてきた人だ、サービス精神が旺盛。
楽しませてナンボ!という世界。でも、極めて密室的な作業。理想だな。
レイモンド・スコットに詳しい人の話を聞きたいなー。




2005年09月14日(水) 想像してごらん。。ポール・マッカートニー、トリビュート・アルバム

日本テレビの「キスイヤ」って、すごいね。
何がって、僕的にはかつての「おもろい夫婦」以上のあからさまな下品さが
実はたまらない。飲みながら家族で見てたよ。
恥かしげもなくテレビ出演する若者(の全てではないが)は
性欲と独占欲「のみ」で男女の関係を築こうとしてるわけね。
だから男も女も簡単に浮気をするし、また謝ればすぐに許してもらえちゃうし。
自分の所に戻ってくれば、独占欲は満たされるし、エッチしてくれれば
性欲も満たされるからね。
じゃ、愛情はどこ行っちゃったの・・・?
やりたい、やられたいだけの関係に愛情が入る隙はないっしょ?
どんなに相性が良くたって、同じ相手に(から)100回も挿入すれ(されれ)ば
大抵は飽きる(笑)
つまり3日で一回として、たった1年で飽きるというわけさ。
でも愛情(相手を気づかう心)があればたとえ相手の肉体に飽きたとしても
今度は情の部分で繋がっていける訳でね。
同じ情の字がついても、愛情と欲情では随分ちがうなぁ・・ふむふむ。


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明日、というより明けて今日、はやくも新しい仕事の面接。
妖ちゃんは立ち直りがはやい!
夕方に求人誌で見つけ、電話したところ即面接決定。
過去に経験のない職業。友人に話せば、マジすか?と言われるかも。
それもおもしろいけど(笑)
まあ、結果はどうなるかわからないけど、受かったら頑張るよ。
景気付けに「デューク・エリントン〜ブラントン=ウェブスター・バンド」3枚組
を聴いている。
エリントン楽団が、一番、圧倒的に、ものすげーかった時代(1940年〜1942年)を
集大成したエリントンファン必携盤ですー。
天才ベーシストジミー・ブラントン(b)がいて、クーティ・ウィリアムス(tp)
がいて、レックス・スチュワート(cor)がいて、
ローレンス・ブラウン(tb)がいて、バーニー・ビガード(cl)がいて、
ハリー・カーネイ(bs)がいて、そこに2大スター、ジョニー・ホッジス(as)と
ベン・ウェブスター(ts)が加わるのだ〜!
もう一番強い時のNYヤンキーズみたいだぞ。
ビッグバンドに興味がある人や個々のプレイヤーのわざを聴きたいは当然として、
たとえば、和声こそ音楽の最重要ポイントだ!と考えるハーモニアン諸君、
ここに宝の山があるぞー。
まずは、、“チェルシー・ブリッジ”を聴いとくれ。エリントンのルーツに
ドカーンと居座るドビュッシーが顔を出すぞ。
そして、信じられないほど音がクリアーになった“ジャック・ザ・ベア”の
ウォーキング・ベースにのけぞってくれ。





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ここからは、おまけ。僕ならこんなアルバムを作る。あ〜妄想は楽しい。
妄想をなくしたJ−POP界にテコ入れを!
選曲に2時間を費やしたバカモンっす(笑)
コンセプトはメロディ。リズムとハーモニーは変えてもいいが
メロディーは極力オリジナルに忠実に。
歌詞は英語でも日本語訳でも完全オリジナルの歌詞でもよい。
アーチストにおまかせ。


『ポール・マッカートニー トリビュート・アルバム〜メロディの魔法(仮題)』
                          
1 ハロー・グッバイ/ミスター・チルドレン
2 アナザー・デイ/スピッツ
3 アンクル・アルバート〜ハルセイ提督/黒沢健一 with 萩原健太
4 あの娘におせっかい/クラムボン
5 恋を抱きしめよう/BUMP OF CHICKEN
6 菅原洋一/マイ・ラブ
7 バンド・オン・ザ・ラン/坂本真綾 with 菅野よう子
8 ジャンク/UA
9 ゲッティング・ベター/カーネーション
10 ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア/オフコース(再結成記念録音)
11 ペニー・レイン/Cocco
12 フィクシング・ホール/羅針盤
13 心のラブソング/小沢健二
14 夢の旅人/くるり
15 バック・シート・オブ・マイ・カー/岡村靖幸
16 ヘルター・スケルター/ゆらゆら帝国
17 アイ・ウィル/MY LITTLE LOVER
18 ウィズ・ザ・リトル・ラック/曽我部恵一
19 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/中島美嘉
20 ヘイ・ジュード/全員(永遠に続くラ〜ラ〜ラ、ラララ〜ラ〜♪)

★ 初回特典として、3曲入り超スペシャル・マキシシングルが付きます!

1 フール・オン・ザ・ヒル/ジム・オルーク
2 レット・イット・ビー/エルビス・コステロ
3 ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ/ブライアン・ウィルソン


おお〜〜〜!!!マジ聴きてぇ〜〜〜!!!
死ぬほど聴きてぇ〜^〜!!!!


2005年09月13日(火) これがオイラの道なのか

面接に落ちた・・・あはあはあははは
昼間っかっらヤケ聴きだぞ。 ってか、毎日聴いてるけど。
さすがにスピーカーから音を出すのは、はばかれるので
ひっそりとへっどほーんでさ。
ひとり部屋でカップヌードル食って、どこだかの天然水飲んで、
完璧ヒキコモラーになり、まずはマイルスからー。

「アガルタ」から“インタリュード/ジャック・ジョンソン”、
「パンゲア」から“ジンバブエ”聴いて。
上手いんだか下手なんだかわかんないアル・フォスターの
シンバル開きっぱなしのドラムスに結局しびれて、
そのあとは中山康樹ご推薦の「ウィー・ウォント・マイルス」へ。
なんだか、やっぱりよくわからんアルバムだなー。2曲目でやめる。
口直しに「ゲット・アップ・ウィズ・イット」の“ヒー・ラブド・ヒム・マッドリー”を
聴き、毎度の事ながら感動してしまう。
先日の編集CD-R【POP職人の仕事】の4曲目のユーミンを外し、
植村花菜の“大切な人”と入れ替えてから、オーネットの「ボディー・メタ」へ。
おお!なんという素晴らしいアルバムなんだ〜!いきなりボ・ディドリー・ビートで
始まる1曲目のカッコよさがわかるか?分かるね。ごめん。
どうしよう〜、この前の【響五十撰】で選んだオーネットの「ダンシング・イン・ユア・ヘッド」を
「ボディ・メタ」と入れ替えようかしらん?
あーー、ベースギター弾きてぇ〜。
ジャマラディーン・タクマのCDを探すが見当たらないぞー(汗)
売ってしまった・・・のか。しかし、オーネットは麻薬やね。ほんま。
第1部終了。

チャーリー・クリスチャンで第2部が幕を開ける。
リマスターの音の良さに舌を巻く。もしロバート・ジョンソンが
長生きして、アンプを通したリード・ギターを弾いていたら
どうなっていたのかな。。ジェームズ・ブラッド・ウルマーみたいに
なってたんとちゃう?
しっかし、チャーリー・クリチャンの淀みのないフレージングは
本当にサックスそのものだねー。レスター・ヤングに聴こえたよ。あらためて、感心。

テレビをつけると、当然ながら昨日の選挙に関する特集ばかり。3秒で消す。
唐突にドン・バイロンが聴きたくなったが、やはり、、無かった。
なぜかというとレイモンド・スコットが頭に浮かんだから。
レイモンド・スコットは近日中に買い占めるぞー。待ってろよーレイ。
仕方がないので、バディ・リッチの名作と言われる「The Roar Of ’74」
(タワレコで1200円で購入)を聴くが、最後にはすっかり飽きていた。
バディ・リッチが何故にこれほど評価されるのかわかんないぞー。
上手い迫力がある手がよく動くリズム感のかたまり偏屈。と
文句のつけようがないドラマーなんだけど、いかんせん、感覚がグラウンド一周分くらいずれちゃってるのよね。バド・パウエルの感覚についていけなかったのも
よくわかるな。こんなんが若者に持てはやされてるようじゃ、終わりだね。
コンサバってことすかね。

最後は、五つの赤い風船の解散記念実況盤「ゲームは終わり」3枚組でおわり。
彼女と二人でなんてとても恥かしくて聴けないライブだけど、
だってシング・アウト(死語)しちゃうんだもん、でも1972年の夏、
若者達は日比谷の野音で“これがボクらの道なのか”を熱唱するんだよ。
その若者の33年後が僕らというわけ。

  おお 今も昔も変わらないはずなのに
  なぜこんなに遠い
  ほんとのことを言ってください
  これがボクらの道なのか

  荒い風に吹かれても
  続くこの道を
  ボクらの若い力で歩いていこう

  おお 今も昔も変わらないはずなのに
  なぜこんなに遠い
  ほんとのことを言ってください
  これがボクらの道なのか

  輝く大きな森に
  足をふみこめば
  若い力のかけらもなく
  あるのは死に絶えた草木

  おお 今も昔も変わらないはずなのに
  なぜこんなに遠い
  ほんとのことを言ってください
  これがボクらの道なのか




追伸。

「ジョン・レノン・トリビュート」ボクも聴く気になりません。
誰が後世に残る駄曲“イマジン”を歌うのか?
もしも桜井君が歌ったら、ボクはミスチルと決別するぞ。
マジで、マジだぞー。それともみんなで最後に合唱かも。あ〜気色悪ッ・・(吐)

ポール・マッカートニー・トリビュートの人選をボクにやらせろ!


追伸の追伸。

桜井君が歌うのは“マザー”だった。まあ、いいっしょ。
イマジンが曲目に載ってないので、やはり大合唱かも、、、、。


2005年09月12日(月) さよなら にっぽん

自民党、歴史的な大勝。最悪の結末。
ここまで国民は自民党に期待を寄せているのか・・・。

俺は、社民党に一票を投じることで自分を納得させた。
選挙に行かずに渋谷や新宿あたりをうろついている
くだらねー奴らには何かペナルティーを課すべき。
(といって強制的に投票させても、あいつらは自民党に入れるんだろうな。)
毎度の事だが、投票所に来る若者があまりにも少なすぎ。
お前らの子供たちや孫たちの未来がどーなっても俺はしらない。
こんなに民度の低い国はない。日本は終わり。何十年後かにみんな後悔するはずだ。
けだものブッシュの飼い犬、ヒットラー・小泉純一郎の意思は引き継がれ
“堂々”と侵略戦争に加担できる国家になっていくだろう。
憲法の重要性を軽視する(本当の意味での)非国民がそれを後押ししていくのだ。
彼らは、憲法改悪がどれほど怖いものなのかを知らなさ過ぎる。
社民党や共産党は毎度同じことばかり主張している、と批判する街頭インタビューを
聞くと、この国の大勢が新らしもの好きで、有名であったり見た目がいいものへと
いとも簡単に流れていくことが分かる。同じ主張のどこが悪い?

俺は小泉純一郎というひとりの大政翼賛型政治家によって
日本が破滅の道を突き進むはめになることが悔しい。

さよなら、にっぽん。







2005年09月11日(日) 編集CD-R 【 POP職人の仕事 】

自分で選曲してて、たまらなくなっちゃった一枚。
J-POPの中でも飛び切りのポップソング14曲。
売れる売れないに関係なく、最上のポップスを作り出す職人技は、
もっともっと注目されて研究されなければいけません。
自分で編集したCD-Rを2回続けて聴くのは僕くらいじゃないか?(笑)
140分間、至福の時でした。。

全曲女性アーチストというのは、たまたまです。
それでは、お聴きください。


sunmita's selection 2005.9.11
編集CD-R

【 POP職人の仕事 】


1 植村花菜/ミルクティー


2ndシングル


2 トルネード竜巻/パークサイドは夢の中


3rdシングル


3 鈴木祥子/月とSNAPSHOTS


アルバム「SNAPSHOTS」収録


4 植村花菜/大切な人


1stシングル


5 ともさかりえ/愛しい時


アルバム「むらさき」収録


6 坂本真綾/ feel myself


アルバム「グレープ・フルーツ」収録


7 広末涼子/Majiでkoiする5秒前★


アルバム「ARIGATO!」収録


8 UA / horizon


アルバム「PETIT」収録


9 かの香織/空のアンテナ


アルバム「エクストラ ・ブライト」収録


10 古内東子/フツウのこと


アルバム「フツウのこと」収録


11 朝日美穂/だいすき


アルバム「どんなものでも君にかないやしない〜岡村靖幸トリビュート」収録


12 Cocco/樹海の糸


アルバム「ラプンツェル」収録


13 SINGER SONGER/初花凛々


アルバム「ばらいろポップ」収録


14 MY LITTLE LOVER / evergreen


アルバム「evergreen」収録



・'゜☆。.:*:・'゜★゜



唐突に追加。
  
  ↓



TBSアナウンサーの小林麻耶(ちなみに妹はお天気キャスターの麻央)26歳
に、夢中です。あ〜ら、恥かしい・・何故か照れてるわたくし。
完璧ストライクゾーンにドーーンって感じですー。
「チューボーですよ」録画してます。正面も綺麗だけど、斜め左から見たお顔が
もう素敵!元・TBSアナの進藤さんをさらに可愛くした感じかな。
いつかは誰かの嫁さんになってしまうのが、おじさんは悲しい。マジ悲しい。
今夜は飲むぞ。何のために?わからん。

小林麻耶が100点でダントツ1位だとすると、95点で2位につけているのが
眞鍋かをり(24歳)。90点で3位にテレビ朝日のアナウンサー武内絵美(28歳)
が続くのです。(ミュージックマガジン風に点数つけてみました)
この3人が我がチームの先発3本柱です。
ローテーションでまわしてます。何のローテーションなのか、わかりませんが・・。

小林麻耶非公式ファンサイト「マヤスタ」はすでに257万ヒット(!)です。ライバル多し。
武内絵美ファンサイト「takeuchi emi .com」の素晴らしい写真館(動画あり)は永久保存と。
眞鍋かをりのブログサイト「眞鍋かをりのココだけの話」もまったりと楽しんでます。

何となく人に言いたくて(意味不明)、真夜中3時過ぎに書き加えました。
もう、寝るです。満足しますた。


2005年09月10日(土) 植村花菜の2ndシングル “ミルクティー”



「ミルクティー」



FM・NACK5の「鬼玉(おにたま)」木曜日(夜8時5分〜11時13分)の中で
短いコーナーを担当している植村花菜(うえむら かな)の2ndシングル
“ミルクティー”が発売された。
1stシングル“大切な人”も亀田誠治、作・編曲の素敵なナンバーだったが、
今回は彼女の自作で一気に勝負に出た。
これが本当にいい曲。

たとえば裏声多用に見られるような昨今の
その場しのぎの手癖歌唱(というネーミングにした)に依存した
曲作りではなく、「曲を書く意味」をまず最初にきちんと考えてから曲を書き、
それに歌唱をあわせていくという、実は昔の優れたポップソングライターが
必ずやっていたこと(今はわすれがちなこと)を彼女はやっている。
真摯な姿勢とでもいうのかな。

本人はものすごく売れてメジャーになりたいって願っているだろうが、
この基本姿勢だけは忘れないで欲しいな。でも彼女は伸びるよ、きっと。
僕は、かなり期待している。



「大切な人」


2005年09月09日(金) 【新・響五十撰】の続き。音楽横一線並列鑑賞主義を確立!




以下、昨日の続きです。


26 細野晴臣/HOSONO HOUSE(1973)

師匠です。一生ついていきます!と思ってたけど、どんどんつまらなくなっていく
細野さん・・。ベースを弾いてなんぼって思うのは僕だけでしょうか?
ちっこいキーボードなんかをチョコチョコいじっている細野さんを見ると、
泣きたくなります。日本のノーバート・プットナムなんだから。





27 ニール・ヤング/渚にて(1974)

やっとCD化されたニール・ヤングの最高傑作です。フェイバリット・アルバムに
これを選んだアーチストはもうそれだけで全面支持します。
たとえば、カーネーションの直枝君やサニーデイの曽我部君。
ニール・ヤングって不器用でイノセントなんだろうけど
それを全面に出されちゃうとちょっと引くのね。これくらいがちょうどいい塩梅です。





28 四人囃子/一触触発(1974)

当時、日本人でストラトキャスターといえば森園君か大村憲司ですね。
曲作りにおいては、あからさまにピンク・フロイドやイエスな四人囃子だけど
それでも僕らは森園君の声とギターに惹かれたわけよね。
アナログ盤、発売日に買いましたよ。シングル盤“空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ”
衝撃だったですねー。CDにはおまけで収録されていて、お徳だわ。





29 荒井由実/ミスリム(1974)

衝撃度ではデビューアルバム「ひこうき雲」の方が上です。ニューミュージック
というジャンルは「ひこうき雲」からでしょ?
ユーミンの才能に打ちのめされちゃった松任谷正隆はその後ユーミンの
御亭主になるわけだけど、すでに30年以上コンビを組んでいるってすごい。
さて、僕は名曲の多さで「ミスリム」を選びました。“瞳を閉じて”
“やさしさに包まれたなら”“海を見ていた午後”“魔法の鏡”“旅立つ秋”





30 ボブ・ディラン/プラネット・ウェイヴス(1974)

「ブロンド・オン・ブロンド」にするか迷いました。ザ・バンドとの
初の正式なコラボが大成功に終わったということで、これにしました。
曲よし、歌よし、演奏よしの三拍子。同時期のライブアルバム
「偉大なる復活」の完全版のCD化を切に望みますね。きっと音源は
残っているはず。





31 大滝詠一/ナイアガラ・ムーン(1975)

「ロンバケ」(1981)でブレイクするずっと前、
趣味趣味音楽と呼ばれていた頃の傑作です。20代(?)でこの耳ぢから。
耳のぶつかり稽古を一体何歳からやっていたんですかね?
ちなみに僕が、意識してやるようになったのは、20歳からです。
最近発売されたデラックス版で全貌が明らかになった「ナイアガラ・ムーン」。
参加メンバーのミュージシャン・シップに心を打たれました。





32 鈴木茂/バンド・ワゴン(1975)

これで僕が選んだはっぴいえんど関係のソロは3枚目ですね。
このアルバムが発売された時の反響の大きさはよく覚えています。
アメリカで向こうのミュージシャンと対等に渡り合ってきたことが
嬉しくてね、しかも出来も極上。はっぴいえんどではジョージ・ハリスン的
存在だった鈴木茂がコンポーザーとしての才能を遺憾なく発揮したアルバムの
タイトルが「バンド・ワゴン」っていうのも粋ですよねー。





33 10cc/ハウ・デア・ユー(1975)

日本では“アイム・ノット・イン・ラブ”ていう曲で完結しちゃったけど、
あれって、10ccの曲の中でもつまらない部類に入ると思うのね。
エリック・スチュワート=グラハム・グールドマンコンビの作品って
10ccの前衛的な部分とは正反対のブリル・ビルディングスみたいなもんじゃない?
もちろんブリル・ビルディングス自体は大好きだけど、せっかく10ccという
才能の集合体なんだから中途半端に売れることを考えて欲しくなかったな。
アルバムとしては、やっぱり「ハウ・デア・ユー」(当時の邦題は
びっくり電話ハウ・デア・ユー)でしょ。





34 ザ・バンド/南十字星(1975)

ザ・バンドのリーダー兼ソングライター兼ギタリストのロビー・ロバートソン
の才能って無尽蔵かもって思ってた僕らのようなファンから見ると
この次のアルバム「アイランド」での失速ぶりはかなりショックでね、
その後ソロ活動していくんだけど、失速に拍車がかかるだけで、
結局最後はただの人になっちゃった。「南十字星」が最高到達点だったんだ。
リチャード・マニュエルの声と共に彼方に消えていくロビー。ですね。





35 フランク・ザッパ/万物同サイズの法則(1975)

ザッパで1枚は選べません。30枚なら選べるけど。
初めて意識してザッパを聴いたのがこのアルバム。当時は10ccの親分
っていう風に言われてたよ。ま、分からなくもないけど。フュージョン系の
ミュージシャンを起用してザッパは複雑な曲作りをステップアップさせて
いったわけだけど、その時期の代表作がこれだと思う。
フュージョンの世界ではちっとも才能を感じさせないジョージ・デューク
が、ザッパの元ではええ仕事やってますぜ。監督で選手は変わるのです。





36 オーネット・コールマン/ダンシング・イン・ユア・ヘッド(1976)

一番好きなオーネットはこれと「ボディ・メタ」ですね。
ゴールデン・サークル」や「クロイドン」あたりはちょっとすすけて見えるけど、
リズムとメロディとハーモニーの合体同時進行理論(?)に
のめりこんでいった時期のオーネットは輝いています。
アフリカ音楽からの影響は明白ですが、
それでも彼にしか作れない音楽っていう気がします。
やっぱりアルトの音は刺さりますね、こころに。





37 キース・ジャレット/マイ・ソング(1977)

キース・ジャレットはソロとヨーロピアン・カルテット。これで決まりでしょ。
スタンダード・トリオも好きですが、どうしてもジャック・ディジョネットよりも
ヨン・クリステンセンの方がぴったりくる気がします。しかもそこに
ヤン・ガルバレクが加わる訳ですから、もう素敵というしかない。
いい曲揃いで聴きやすいこのアルバムは愛おしいなー。





38 ポップ・グループ/フォー・ハウ・マッチ・ロンガー(1980)

70年代が終わるのと同時に突然変異のように出現したグループで、
フリージャズとファンクの合わせ技一本!って感じで、ロックフィールドに
いながらロックを批判しているようで面白かったですね。
こういうグループは長続きしないというのが定説で、その通りすぐに
崩壊していくんだけど、またその崩壊後散らばった分子たちが
重要な働きをするのよ。ブリストルが生んだ英雄だろうね





39 エルヴィス・コステロ/オールモスト・ブルー(1981)

グラム・パーソンズ偏愛者は迷わずこれを選びます!
コステロが趣味で作ったアルバムですが、趣味の世界に本音があるというのが
僕の持論で、コステロはドーパミン分泌しまくりで
自身の音楽的ルーツをカミングアウトしています。彼はカントリーマニアなのです。





40 フリッパーズ・ギター/ヘッド博士の司令塔(1991)

あこがれの対象を引用しまくる若さが微笑ましいです。
アーチストである前に熱狂的音楽愛好者であろうとする姿勢は100%正しい。
渋谷系と呼ばれた彼らは相当に偏屈だし、傲慢だし、屈託がないし、
計算高くないしね。のちに「POINT」にまで行き着く小山田と
「LIFE」の世界で自己完結してしまうオザケンのどちらが好きかと
言われれば、迷うことなくオザケンですね。





41 小沢健二/LIFE(1994)

で、オザケンの遺書みたいな作品がこれ。オザケンってこのアルバムと
「DOGS」の中の“天使たちのシーン”を作るためにJ−POPシーンに
現れたんじゃないかって思うのね。これはすごいことで、
そのアルバム 1枚+1曲がいかに大きい存在かということを示している訳でね、
柳の下のドジョウを3匹も4匹も狙わない潔さに僕らオザケンファンは
感銘しちゃうんだよねー。





42 ミスター・チルドレン/深海(1996)

ジャケットも含めたトータルな作品として、「深海」を超えるものは
さすがの桜井和寿といえども作れていない気がします。
まあ、ファンとしては相当失礼な物言いなんだけどね。いや、実際には
彼はいい曲を書きつづけているしメンバーも素晴らしい演奏を聞かせてくれますよ。
でも、アルバムを1枚聴き終えた後の充足感が
この「深海」だけは特別なんですよ。なんというか、深いというか。
だから深海なのかなぁ?





43 クレイジー・ケン・バンド/青山246深夜族の夜(2000)

DVD「live at studio coast」は楽しかったけど、最新DVD「満漢全席」は
意外にはやく飽きちゃった。でもって、2000年のこのライブ盤を久々に聴いたら
ものすごく楽しめちゃった。何故に?遡るほど面白いケンさん。
ケンさんに武道館は似合わないなぁ。堂々としすぎるケンさんもつまらない。
チンピラ臭くも有り、その実、音楽に造詣が深いという痛快さがこの
ライブには詰まっているんです。横分けハンサムボーイすよ、マジで。





44 くるり/アンテナ(2004)

おそらくもうすぐ発売されるニューアルバムが最高傑作になるとおもう。
いや、ならなくちゃいかんのよー。「アンテナ」の音づくりに最も貢献した
クリストファーがいないんだから、その分、岸田君はいい曲を書かなければ
いけないでしょ。で、多分書いていると思うんだ。シングルがよかったからね。
そう、でもって「アンテナ」なんだけど、岸田君は急速に歌が上手くなったよね。
表現力が豊かになった。ぶっきらぼうさの中に深い陰影がついててね。すごいね。





45 BANK BAND/沿志奏逢(2004)

桜井和寿のシンガーとしての能力の高さを証明したよね。
選曲もこういう企画物ではずば抜けていいし、どの曲も変にいじっていないのがいいね。でも桜井の思いはしっかりと聴き手に伝わっているし。
ドラマーに山木秀夫を起用したのがとにかく大きいよ!





46 テザード・ムーン/エクスピリエンシング・トスカ(2004)

菊池雅章(プーさん)のピアノ演奏の構造が実はよく分からなかったりする。
でも聴き始めると、彼の音から逃れられなくなるんだ。金縛りにあったように。
ちっとも苦しくない金縛りね。快感とでもいうのかな?フレーズがどうとか
タッチがどうとかいう以前に音と音の間、つまり音の行間に無意識に
何か別の音を聴いているような、、錯覚?なのかな。それとも魔法?





47 ブライアン・ウィルソン/スマイル(2004)

こういう形でポピュラー音楽史上の最重要作品が陽の目を見るのは
ほとんど例がないんじゃないでしょうか。40年近くブライアンによって
封印されていた音楽が、多くの人々の助力によって21世紀に産声をあげる。
多くの偶然が重なっている訳でねー。これはもう奇跡としか
言いようがないんですよ。60年代後期から数十年間のひきこもり薬づけ状態
の中にあっても創造意欲を決して失わなかったブライアンを称えたいです。
生きていれば、こんなことも出来ちゃう訳ですから。ポール・マッカートニー
も感無量だっただろうなー。





48 キース・ジャレット/レイディアンス(2005)

過去のキースのソロ作品を凌駕しています。
やっぱりキャリアなんでしょうね、実にサラリとすごいことをやってのけている
ように見えてしまいます。キースの即興ソロピアノの集大成なんていうと
宣伝文句みたいで安っぽく聴こえちゃいますが、でも事実は事実です。
スタンダーズ・トリオに食傷気味だったファンもこれには満足でしょう。
これを機に、ヨーロピアン・カルテットの復活なんて、どう?
ちなみにここもご覧あれ→





49 アトミック/ビキニ・テープス(2005)

今は、ジャズブームだそうです。知り合いのレコード店主に聞きました。
アヤドチエとかケイコ・リーとか小曽根真が人気らしい。
ま、それもいいとは思うけど(僕はノー・サンキュー)、音楽に新たな刺激を
求める向きにはちょっと予定調和っぽくて物足りないと思う。
北欧にアトミックがいるんすよ。輸入CDショップのジャズコーナーに
置いてあるんすよ。ひとりよがりでもなく、難解でもない。
ジャズの初期的衝動に忠実に演奏しまくる彼らを一度聴いたら
ジャズ感が変わるよー。これからジャズを聴こうと思う人も、
いきなりアトミックから入っていったらどう?楽しい音楽人生を送れますよ〜。
責任はもてないけど。





50 ポール・マッカートニー/裏庭の混沌と創造(2005)

ジョン・レノンがかっこよく見える時期は確かにありますよね。
そうですねー、僕で言えば、30代半ばくらいまでかな?
真面目に“イマジン”を評価していたし、「ダブル・ファンタジー」が
愛聴盤だったりしたんだけど、急に醒めてしまったのね。
優れたシンガーだけど、優れたソングライターではないんじゃないかって、
疑問を持ち始めたら、それが膨らんじゃって、ついには確信に至ったわけ。
たとえば、ビートルズ時代にはポールよりも多くの曲を書いてるじゃない?
で、もちろん名曲が多いんだけど、それすらもね、まあ初期はともかく
中期以降は何らかのアイデア、たとえばジョージ・マーチンのアイデアだったり
アレンジだったり他のメンバーの閃きによって名曲に「なってしまった」感が
強いのね、僕は。実はたいした曲は書いていない。って。
ポールの曲っていうのは、曲そのもの、歌詞以外の、つまりメロディやハーモニーや
コード展開が最初から「できあがっていて」あとのアレンジとか楽器配分という
要素はあくまでも見栄えを意識してるだけでね。デモヴァージョンや初期ヴァージョン
を聴くと、ポールの曲ってすでにポールの曲なのね。
ジョンの曲は全部フォークソングに聴こえちゃう。
だから悪いって言う訳じゃないですよ。そういうのもありだけど、僕は好みじゃない。
この前テレビで、ポールがこの新作の1曲目をピアノで弾き語りしてたんだけど、
もう驚くほど雄弁なピアノで完成形と変わらないハーモニーが聴けるわけさ。
どこかで見た光景だなぁ・・って思ったら、“神のみぞ知る”をピアノで
弾き語るブライアン・ウィルソンと同じだったんだよ。
そっかぁ!そうなんだぁ!って思わず膝を叩いたね。








       








2005年09月08日(木) 復活! 【 新・響五十撰 】  僕はこんな50枚に参っちゃうのだ


先日も書いたが、数年前ある音楽サイトに【響五十撰】というコーナーを展開していた。
選ばれた50枚は、ごく私的というか
つまり墨田妖児にとってかけがえのないものばかり。
僕自身、見知らぬ他人のこういう企画が大好きで
実は意外な発見をすることも時にはあり、
個人的な趣味の世界といって決して無視できないわけで。
まあ、眺めてくだされ。エピソードの羅列はできるだけ避けてみた。

なお、作品に優劣は、当然存在しない。
また、ここで選ばれたものが代表作とは限らない。
僕の趣味の世界の入口の50枚であり、またこの50枚を以って
墨田完結!と言い切ってしまうのも強引だが、ある意味、悪くは無いと思う。

今回めでたく50歳になるということで、記念として
ここに改訂版【新・響五十撰】 
発表する。
以前のオリジナル【響五十撰】とは4分の1ほど重ならない。













復活!【 新・響五十撰 】(改訂版)




1 ロバート・ジョンソン/コンプリート・ロバート・ジョンソン(1936〜37)

僕のブルース遍歴の出発点です。でも最初は良さがさっぱり分からなかった。
さまざまな形態のブルースやブルースの形式にのっとったロックやジャズを
聴いていくうちに突然閃きのようにロバジョンが分かっちゃったんですねー。
チャーリー・クリスチャンと並ぶギター界の突然変異だと思います。
もちろん歌との絡みを考えると軍配はロバジョンに上がるけど。





2 ベニー・カーター/コンプリート・キーノート・セッション(1946)

常識を超越した技術とセンスの結晶がこの1946年のセッションだと思うなぁ。
ただ、時代は新たな強烈な個性を求めていくことになるわけでね。
やれパーカーだ、やれコニッツだ、やれオーネットだ、って。
長生きした人だけど、この時代は正当に評価されているのかな?
僕はこのセッションを聴いてから、その後のモダンジャズの時代が
何だか新製品開発競争みたいで、ある日、急に虚しくなったすよ。





3 ポール・デスモンド/テイク・テン(1963)

で、一気に1946年から1963年に飛んじゃう。
モダンジャズ完璧無視決め込んでるし。
ベニー・カーターとオーネット・コールマンとポール・デスモンドで
アルト・サックスはいいんじゃない?え?チャーリー・パーカー?
それ誰すか?最近、デイブ・ブルーベックとの絡みの意味もわかってきたし。 
静かなる男。真のミュージック・マスター。ムードミュージック化?
上等じゃないですかー。





4 ビーチボーイズ/ペットサウンズ(1966)

僕が、頭の中でオリジナルと寸分違わぬキーとテンポで演奏・コーラス・ボーカル
のすべてを正確に再現できる唯一のアルバムなんです。
ほんと僕の耳はブライアン・ウィルソンに鍛えられましたね。
このアルバムがなければ、僕のレコード人生は輝きを失っていたかもしれません。
すべての音楽の頂点におくべき作品集でしょうね。



  

5 ヴァン・ダイク・パークス/ソング・サイクル(1967)

ブライアンとヴァン・ダイクが出会ったことの意味は当時理解されていなかった
ですよね。20代前半の若者が作ったこれほどの作品を長い間熱狂的なファン
に独り占めさせたのが悔しいですね。まあ、僕もその一人だけど。
いわゆるバーバンクサウンドのバイブルね。これとハーパス・ビザールの
「シークレット・ライフ」を重ね聴きするとさらによく分かります。
もう全音楽ファン必聴ですよ。





6 ザ・キンクス/ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ(1968)

最も英国らしいセンスを感じさせるのがキンクスですね。そんなキンクスの
最高傑作がこれじゃないかな。レイ・デイヴィスこそがポール・マッカートニーの
後継者だと思いましたが、結局ポールを抜き去る事も肩を並べることも
できなかった。ポールは今でも先頭を走ってるし。





7 アート・アンサンブル・オブ・シカゴ/ジャクソン・イン・ユア・ハウス(1969)

一番最初に買ったAECのアルバムがこれなんです。黒人大衆音楽の面白さを
フリーインプロヴィゼーションという側面から教えてもらいましたね。
ECM時代の洗練された音づくりに一番欠けているのは、これなんですよー。
猥雑さね。必要不可欠です。ずっと昔、このアルバムを聴いた僕の友人は
思わず笑い転げてしまいました。これは、全くもって正しい反応です。





8 キャプテン・ビーフハート/トラウト・マスク・レプリカ(1969)

ドン・ブリート(ビーフハート)がやりたかったのもこれですよね。
でも彼はデフォルメを好んだから、根底にある純粋なブルース衝動は
理解されなかった。理解されたくなかったんでしょうかね?
奇妙な音楽って言われてたけど、どこが?って感じだよね。変人のわりには
すごく分かりやすい。彼がザッパと組むと天下無敵になりますー。
ぜひザッパの「ボンゴ・フューリー」を聴いてくだされ。





9 高田渡・五つの赤い風船/高田渡・五つの赤い風船(1969)

URC会員制時代の第1回配布アルバムです。唖蝉坊と高田渡自作の詞で
構成された7曲が素晴らしいな。五つの赤い風船もこのデビューアルバムが
一番前衛的だった気がする。適当に弾いたという西岡たかしのヴィブラフォン
の雄弁さといったらもう・・・。すごいすよ。ただのおもろい関西便を話す
おっさんとちゃうでー。





10 フライング・バリット・ブラザーズ/黄金の城(1969)

ああ・・・グラム・パーソンズ。カントリーロックの未来はこの天才によって
切り拓かれていったんですよ。カントリーをこよなく愛した彼が、
もしも ロック・ミュージックに出会わなければ、
このサウンドは生れなかったわけで、出会いって重要だね。
若くして薬で死んじゃったけど、ポピュラー音楽界にとって大変な損失だったと思う。





11 ビーチボーイズ/サンフラワー(1969)

ブライアンの最高傑作は「ペットサウンズ」。ビーチボーイズの最高傑作が
「サンフラワー」。ブライアンはすでに引きこもり状態にあったけど
それゆえに他のメンバーの才能が開花したんでね。悪いことといい事は
セットでやってくるもんです。デニス・ウィルソンとブルース・ジョンストン
が極上の作品を提供してます。





12 エリア・コード615/エリア・コード615(1969)

ナッシュビルのカントリー系スタジオミュージシャンが練習中に冗談で
始めたのがきっかけで、遂にこんなアルバムまで作っちゃった。
創造意欲がお仕事を超えちゃった瞬間。10年後、TOTOが同じ動機でね。
今は、ザ・プレイヤーズかな。うーむ、精神は継承されてるなぁー。





13 ジミ・ヘンドリクス/ライブ・アット・ザ・フィルモア・イースト(1970)

1969年12月31日の1st&2ndショウと翌1月1日の1st&2ndショウから
選曲されたこのアルバムを聴いて、「わぉー!これこそがジミヘンだ!」って
思わず叫んだね。バンド・オブ・ジプシーズを聴いてジャズの未来への
手がかりを見つけちゃったマイルスは、「ジャック・ジョンソン」で早速答えを
出しちゃうんだから、偉い。ジミ・ヘンとマイルスが行なったセッションって
ないのかしら?テオ・マセロが隠してんじゃないの?聴きてぇ〜。





14 マイルス・デイビス/コンプリート・ジャック・ジョンソン・セッション(1970)

マイルスのコンプリート盤はすべて価値あり。っていうか、聴かずに死ねるか
って感じですね。改めてテオ・マセロの編集技術の凄さを知ってしまうんだけど
それにしても残された、つまり使われなかった素材の凄さね。宝の山っす。





15 レッド・ツェッペリン/(1970)

20代は「2nd」、30代は「聖なる館」、40代は「プレゼンス」、でもって
この前から急速に「掘廚悗鳩硬櫃靴討襦きっかけになったのは、
ニルヴァーナBOX に収録された“移民の歌”だったのよ。あれを聴いて
ああ〜そうだったのか!突如閃いた。何がって?言わない。
ニルヴァーナ聴きましょ。





16 スライ・アンド・ファミリー・ストーン/暴動(1971)

シルヴェスター・ステュワート(スライ・ストーン)は最初から普通じゃなかったし
新しいブラックミュージックの階段を先頭きって登っていく様はカッコよかった
だろうなぁ。「暴動」なんて今このままのアレンジで発表されても
何の違和感も無いし、みんなが真似したくなる気持ちも分かるよ。





17 アレサ・フランクリン&キング・カーティス
/ライブ・アット・フィルモア・ウエスト(1971)

こんなの(4枚組完全版)買っちゃってどうしようかな?って思ったけど
コンサートの流れを完璧に把握できるのは意味深いんじゃない。
もちろんこれを編集してあの2枚の名盤に仕立て上げたプロデューサー
の力量も誉めてあげなくちゃ。アレサ・フランクリンとバーナード・パーディ、
ぶっ飛んでますぜぃ。





18 オールマン・ブラザーズ・バンド/フィルモア・イースト・ライブ(1971)

前にも日記に書いたけどさ、リズムセクションがグルーヴしまくるんだよー。
デュアンとディッキーのギターばかり注目されてるけど、
影の主役はドラマーとベーシストだろうね。ところで、リズムセクション(計3人)
の名前言える?僕もドラマーはいえない。
ヘッドホーンで聴くとよくわかるけど、ドラマーはいろんなことやってるよ。





19 はっぴいえんど/風街ろまん(1971)

日本のロックの始祖みたいに思われてるけど、それは違うからね。
はっぴいえんどがロック界に持ち込んだものは、60年代後期、
アメリカ西海岸の音楽のエッセンスです。ビートルズやアメリカのブルースに
背を向けたところに彼らの特異性があると思うんだ。今、聴いてみると
すごくシンガーソングライター的だよね。細野さんのセンスでしょう。





20 カン/タゴ・マゴ(1971)

ドイツの音楽界では結成30周年特別表彰を受けるほどの名士でありながら
日本じゃぁCDショップの片隅、ちょっと陰になったところにある
ドイツ・プログレコーナーに「EGE BAMYASI」のオクラ缶詰の緑色
が見え隠れしていたりして。それはそれで風情があるけど。





21 コリン・ブランストーン/一年間(1971)

ゾンビーズ!“二人のシーズン”。あの切なげなヴォーカルに
打ちのめされた人、たくさんいるでしょ?彼がコリン・ブランストーンです。
でもって、「一年間」は彼のファーストソロアルバム。とんでもない傑作!
僕的には生涯の10枚に入ります。メロディの魔法、コード展開の意味深さに
ポップスの可能性を見ることでしょう。





22 マイルス・デイビス/オン・ザ・コーナー(1972)

70年代初期のマイルスは、ジャズ以外のジャンルの音楽を貪欲に
吸収していきましたよね。もう時代はマイルスの発想だけでは追いつけない程
音楽が多様化しはじめててさ、結局ジャズという狭い世界でデカイ面してても
始まんないと、思ったんでしょ?知らないけど。でもって、行動に出た。
その結果が、これよ。すごいでしょ?マイルスの生命力って。





23 三上寛/コンサートライブ零狐徒(1972)

お●●こ〜・・・って搾り出すような悲しげな声で歌った三上寛はリアルでしたね。
ものすごく影響受けました。いや、お●●こにじゃなくて。
全く新しい詞の世界だと思いました。実は演歌を歌わせればプロ並み
(あれ?変?)の歌唱力ですが、このライブでは、そういう次元とは別の
どこかにイッちゃってるのね。孤独と絶望とふるさと青森と・・・。





24 南正人/ファースト・アルバム(1973)

今で言えば、岡村ちゃんかな?岡村ちゃんは覚醒剤だっけ?
南さんは葉っぱ?土着型ソウルシンガー、いやブルースシンガーかな。
圧倒的な存在感がありましたね。もう当時から大好き。キャラメル・ママの
数多いセッションの中でもこれがベストワンだと思う。細野さん、フゥ〜。





25 ピンク・フロイド/狂気(1973)

よく聴くのは「炎」と「アニマルズ」。全く聴かなくなったのは「おせっかい」
と「原子心母」。「狂気」は3〜4年に一回聴いて、すげ〜ぜ!って
のけぞって、またしまいこむのよ。その繰り返し。なんだか分からないけど
曲作りとかレコーディング技術といった部分で感心してしまうわけで。
ロックのレコーディングってこれ以後、大して進歩してないと思うな。






続きは、また明日。。


2005年09月07日(水) ポール・マッカートニー。ビル・エバンス。エレベーター・ガール







ポールが叩くドラムスは何故こんなにもニュアンスが豊かなんだろう。
「バンド・オン・ザ・ラン」で世界中に認知された疑問。

はい、ポール・マッカートニーのニューアルバム
「裏庭の混沌と創造」日本先行発売!
タイトルにブライアン・ウィルソンとの関係を見てしまう。
ポールが自身の裏庭(内面)に隠しておいた混沌(豊富なアイデアの断片)
を創造(文字通り、形にすること)へと昇華させるきっかけとなったのが
ブライアンの「スマイル」である事はほぼ間違いないと思う。

で、才能が桁外れにある人は、こんなすごいアルバムを作ってしまうのだ。
ほとんどの楽器を一人で操るポールはいつ以来だろうか?
実は、ポールの持ち味はそこにあって、
不思議なことに彼が操る楽器の音色には共通の温もりを感じさせる
柔らかな質感がある。
それらはすべてポール・マッカートニー・サウンドを創造するための
重要なピースとなる。
それは経験によって磨かれてきた一種の「技術」なんだと思う。
もうひとつ、前衛へと走らずに、常に「POP」であることを大前提に
この道を生きてきた潔さはブライアン・ウィルソンのみが
その比較の対象となりえる。世界に二人だけ。世界は二人のために。

「ラム」「バンド・オン・ザ・ラン」「ビーナス&マース」「ロンドン・タウン」
をこよなく愛す人は、必聴。 俺、、大泣きっす。

素晴らしいジャケット。

それにしてもビートルズクラブのおにいさん・おねえさんによる
ライナーノーツはあいかわらずトホホなわけで、
これはポール熱烈支持者の萩原健太が本来書くべきものでしょ?
って思ったら、発売元は萩原健太にCCCD問題で
「嫌がらせ」をやった東芝EMIだった。
こういうところから文化は衰退するのね。
ちなみに、萩原健太は嫌がらせをされる前に
同じ東芝EMIのビーチボーイズの解説を断腸の思いで断わっているが。
みなさん、もちょっと待って輸入盤を買おうね。
・・といえないのが実に残念で、14曲目に収録された日本盤のみの
ボーナス曲がもう名曲で。
しかしその前の13曲目が終わったあと20秒後に始まるシークレットトラック
は、14曲目に日本盤のみのボーナス曲が入ってしまったため、
どこか座りが悪くなってしまった。
このシークレット・トラックとボーナス曲には
マジカル・ミステリー・ツアーの“フライング”のエコーが聴こえてくるようで
少しだけ胸キュン(死語)になった。





・’゜☆。.:*:・’゜★゜


昨日の「ビル・エヴァンス」に追加

ビル・エヴァンスに関しては、数年前に評価を変えた。
エヴァンス〜ラファロ〜モチアンの黄金のトリオを
特別扱いしないことで見えてくる世界。

以下の7枚を推薦したい。是非。


「カリフォルニア・ヒア・アイ・カム」1967年
エディ・ゴメス(bass)フィリー・ジョー・ジョーンズ(drums)




「モントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エバンス」1968年
エディ・ゴメス(bass)ジャック・ディジョネット(drums)




「ライブ・イン・トーキョー」1973年
エディ・ゴメス(bass)マーティ・モレル(drums)




「ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング」1977年
エディ・ゴメス(bass)エリオット・ジグムンド(drums)




「ニュー・カンヴァセイションズ」1978年
※ ソロアルバム




「ザ・パリ・コンサート エディション・ワン」1979年
マーク・ジョンソン(bass)ジョー・ラバーベラ(drums)




「ザ・パリ・コンサート エディション・ツー」1979年
マーク・ジョンソン(bass)ジョー・ラバーベラ(drums)





・’゜☆。.:*:・’゜★゜



なんか今日の日記も・・・長くなる予感が・・・(苦笑)



他のデパートをよく知らないので、あくまでも知ってる範囲ということで
東京豊島区のS百貨店を例にお話したい。

S百貨店からエレベーター・ガールがいなくなって随分経つ。
経費削減がその理由なのだろうか?
子供の頃から聞き親しんだ「上へまいりま〜す」が聞けなくなった寂しさよりも
彼女達がいなくなったことで必然的に起こるいくつかの問題に悩まされる事に、
さらにはその問題を知ってて知らぬふりをしているデパートに対して
文句を言いたくなるのだ。

ウィークデイの午後2時に計測してみた。
エレベーターのドアが開ききってから一切ボタンには手を触れずに待つ。
やがてドアは自動的に閉まる。その間、約7秒。
さてこの7秒間だが、閉まるのをボーっと待つには長すぎる。
反対に満員の客が全員、箱から降りきるには短すぎる。
しかし、そこは助け合いということで、必ず誰かが開閉ボタンを
操作してくれるわけだが、それって変じゃないか?
デパート側が「必要ない」と判断した業務を客自らが「必要」と感じて
仕方無しに無償で請け負っているわけで、これはデパートにとっては
まさに思うつぼで。
「大丈夫、大丈夫、客が自分でやるから」という経営者の呟きが聴こえてきそう
である。お客様第一主義の実態は、案外そんなものなんだろう。
結局、客へのサービスをどれだけ真剣に考えられるか、という
経営者をはじめとする従業員の意識の問題である。
そういう意識が欠如した企業は最終的に大きなものを失うと思う。
たかが、エレベーター如きでなどと言ってはいけない。
小さなほころびもいつかは修復不可能な大きな穴になる。

エレベーター・ガールやエスカレーター・ガールが
笑顔で客を迎え、客はその笑顔を見て購買意欲を刺激される。
かつての子供にとってデパートは遊園地みたいなものだった。
エレベーター・ガールが「御利用階は何階でしょうか?」と聞かれれば
墨田少年は目指すおもちゃ売り場の7階をハキハキした口調で
告げたものだった。
今、エレベーターは単なる昇降機にすぎない。そんな昇降機だが
このデパートに並んだ最上階の12階までいける4台は、僕の経験上
ほぼ50%の確率で全て同じスピードで同じ方向へと向かっている。
4台設置した意味がない。
それを防ぐこともエレベーター・ガールの大切な仕事だったんだけどね、。

今ならまだ間に合いますよ。社長さん。







2005年09月06日(火) ビル・エヴァンス

数時間前に作成したバート・バカラックの編集CD−Rを聴きながら、
酒を飲む。僕は自分が作ったCD-Rが好きだ。
曲順にも思い入れがあるし、飽きさせない作りになっているのは流石だと。
自画自賛バカと言うなかれ。
自分で作った飯が美味く感じられて何が悪い。
僕は妄想しながらCD-Rを作る。
音楽にどっぷり浸かるようになってからずっと繰り返してきた行為。
ミュージシャンになったつもりで。
プロデューサーになったつもりで。
エンジニアになったつもりで。
自分がなれなかった全てのものになれる瞬間を楽しむ。
客観的に音楽の歴史がどうのこうのと説く愚かさもなければ
重箱の隅をつついて残りかすに意味を見出そうとするほど盲目でもなく
美しさを美しいと語る以外のどんなレトリックにも騙されないし。
生身の墨田妖児には無い強さと柔軟さで音楽の海を泳いでいく。

なんてね。酒を飲むとこんな稚拙な文章でも、酔えるわ、ほんまに(笑)


バカラックに次いで、ほんと〜に久し振りにビル・エヴァンスの
「ライブ・イン・トーキョー」を取り出す。
実は、ドラマーのマーティ・モレルが好きでね。
ラファロ時代のモチアンよりも評価している。
ただし、ちょっとうるさいが(笑)
でも、だからこそ面白さも生れてきた訳でね。
繊細とタフの組み合わせ。
エバンスに関しては、世間がどう言おうと、僕は晩年にいくほど
高く評価している。フェンダーのローズを弾いても、
多重録音をしてもオケと競演しても
アドリブが途中でからまっても、彼は死に近づくほど
圧倒的な存在感を示し始める。かつての繊細な天才という存在感とは
別のもっと人間的なもの。
それは耳をすませば、彼の音楽から容易に聴き取れる。
メロディやリズムの崩し方、
あるいはハーモニーのつけ方に強烈な自己主張があり、
それゆえに演奏全体のバランスに歪みが生じる瞬間もあるが
僕にはそこがたまらないのだ。
即興とはそういうものだと思う。


2005年09月05日(月) 編集CD-R 【21世紀へと繋がるCAN】&【バート・バカラックの音楽】






1970年代にドイツのグループ、CANが何をやっていたか。
どれほど先鋭的であったか。ファンの間では常識的なことが
一般の音楽ファンには驚くほど知られていない事実。
21世紀に繋がる重要な音楽を、プログレという狭いジャンルの中に
閉じ込めた評論家他の責任は大きいと思う。
ホルガー・シューカイの能力(演奏と編集)が急速に開花しはじめた
4thアルバム以降のCANの傑作を集めてみた。
これはCANのベストアルバムであるのと同時に
ドラマー、ヤキ・リーヴェツァイトのベストプレイ集でもある。
ただし、ダモ・鈴木在籍のラストアルバムとなった5thアルバムからは
あえて選曲しなかった。あれは、ぜひアルバム一枚を通して聴いて欲しい。


sumita’s selection 2005.9.5
オリジナル編集CD−R  vol.1

【21世紀へと繋がるCAN】

1 フル・ムーン・オン・ザ・ハイウェイ(1975年)
2 スプーン(1972)
3 カム・スタ、ラ・ルナ(1974)
4 ヴァーナル・イークァノックス(1975)
5 ビタミンC(1972)
6 スプラッシュ(1974)
7 アイ・ウォント・モア(1976)
8 ドント・セイ・ノー(1977)
9 スープ(1972)
10 アンフィニッシュト(1975)



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バート・バカラック以降、「あの」転調スタイルを模倣するアーチストは
数え切れないほどいる。その頂上にブライアン・ウィルソンがいるわけだが。
そういった技術的・専門的な部分での評価の高さ(つまり
ミュージシャンズ・ミュージシャン)に比べて
最上級のメロディメイカーという大衆に支持された最も重要な部分での評価
が、ここ日本ではいまいち低い気がする。つまり、ベンチャーズ的な扱われ方。
(誤解をしないでもらいたい。ベンチャーズが駄目ということでは決してない。
日本の音楽ファンの多くがベンチャーズに抱く「イメージ」という意味。
ちなみに僕はベンチャーズの大ファンである。)
ポップスというジャンルへのある種の偏見があるのはまちがいない。
それは言い換えれば、「職人」よりも「芸術家」を上に置くという
考え方が音楽ファンに浸透していることの証左かもしれない。
転調するコードの中でメロディを自在に歌わせたバート・バカラックと
12音技法という約束事の中で新たな響きを作り出したシェーンベルク
の差異を「音楽的価値」という視点から納得のいく説明ができる人が
いたらぜひお聞かせ願いたい。


sumita’s selection 2005.9.5
オリジナル編集CD−R vol.2

【バート・バカラックの音楽】


1 プロミセス・プロミセス/バート・バカラック・オーケストラ
2 ウォーク・オン・バイ/ディオンヌ・ワーウィック
3 小さな願い/アレサ・フランクリン
4 世界は愛を求めている/ジャッキー・デシャノン
5 アルフィー/シラ・ブラック
6 カジノ・ロワイヤル/ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス
7 恋のとまどい/トミー・ハント
8 恋よさようなら/ディオンヌ・ワーウィック
9 リーチ・アウト/ナンシー・ウィルソン
10 ジス・ガール/ペトゥラ・クラーク
11 リヴィング・トゥゲザー、グロウィング・トゥゲザー/フィフス・ディメンション
12 ニューヨーク・シティ・セレナーデ/クリストファー・クロス
13 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘブン/スタイリスティックス
14 ベイビー・イッツ・ユー/シュレルズ
15 雨にぬれても/B.J.トーマス
16 サン・ホセへの道/ディオンヌ・ワーウィック
17 遥かなる影/カーペンターズ
18 恋の面影/ダスティ・スプリングフィールド
19 私を悲しませないで/ロジャー・ニコルス・アンド・ザ・スモール
                サークル・オブ・フレンズ
20 私を悲しませないで/バート・バカラック・オーケストラ



2005年09月04日(日) apbankのメッセージボード

とは言っても選挙には行く、つもり。
選挙区は共産党、比例区は社民党でいく。

社民党の公約〜憲法改正(改悪)国民投票法案に反対
         〜イラクから自衛隊を早期撤退させる
         〜すべての戦没者のための国立の無宗教追悼施設を作る

共産党の公約〜日本を戦争をする国にしないために憲法を守り抜く
         〜過去の侵略戦争と植民地支配を正当化する動きを許さない



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apbankのメッセージボードから、ほんの一部を抜粋


坂本龍一  『戦争は最大のテロリズムだと思います』
これは非常に曖昧な表現。
正しくは『侵略は最大のテロリズムだと思います』なのでは?

GAKU−MC『結局、平和を願う事くらいしか出来ないんです』
平和ボケの典型。救いようがないお気楽主義者。

桜井和寿『アメリカは9.11で多くの被害者を出した国ではあるけれど
それ以上に多くの加害をイラクに与えている』
はて?単純に被害者の人数比較なの?
というか、桜井君、言葉足らずだよ。
イラクへの加害が貿易センターの被害よりも小さければ許されることなのか?
問題は人数ではなくて、何故イラクなのか?ってことでしょ。
アメリカの加害に対する報復としての9.11という視点に立って
考えることから始めるのが常識だと思うのだが、、、
そのへんが全部抜け落ちている。意識的か無意識か知らないけど。
あるいは、9.11の加害者がアメリカ自身という説さえあるのに。
単純に「被害者を出した国」という表現が言葉を巧みに操る
桜井君にしては、稚拙。
正しくは
『アメリカは9.11で多くの被害者を出させた国であり、
さらにイラク侵略で多くの罪の無いイラク人を殺害した』

小林武史『今回のメッセージはたとえば自衛隊即時撤退を直接的に
呼びかけるものではないし、具体的な政策を示唆するつもりでもない』
これが決定的に駄目な点。駄目というより、ある意味ずるさだと思う。
安全な場所から安全なメッセージを送りつづけることで
得られるものは巨悪によって検閲された物ばかりだ。
というより、これはすでにメッセージではないな。

窪塚洋介『アメリカの人、イスラムの人、日本の人、色んな人がいて色んな
ことがある。いいこともわるいこともぜんぶガイダンスにして、
地球のみんなでより良い今へ』
現実が全く見えていないデクノボーの呟きでしょ。しかし、こういう砂糖菓子の
ような大甘で雰囲気だけの言葉は若者を騙すのに一番有効かもしれない。
さあ!手を繋いで歌おう!


実は、apbankのメッセージボードは初めて見た。
これほどひどいものとは思わなかった。
彼らは何を見ているのか?
ピンポイントの個人攻撃でしか打開できない局面はあるわけで。
たとえば小泉やブッシュ親子やブレアのようなけだものを
名指しで攻撃しないのは、つまりできないということなんだね。
圧力のかからない方法を選ぶ気持ちも分からないではないが。
ならば、最初からやるべきではないと思う。
環境問題にしても、名指しで環境破壊企業を告発するくらいの
勇気がなければただのミュージシャンのおままごととして
受け取られても仕方がない。
僕は正直、がっかりしている。桜井や小林の音楽を聞く
僕の耳にも確実に影響を及ぼしているぞ。
芸能一般に関して、僕には「公的・私的発言」と「作品」を切り離して考える
度量はない。



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junku堂で菊池成孔の「東京大学のアルバート・アイラー」を
30分間、座り読みする。
やはり思ったとおり。気に入らない部分が多い。
彼の知識や分析力に、なるほどね、とは思いながらも
不思議なことにこころが動かされる事は一度もなかった。
何故?
僕とは根本から、音楽の聴き方も音楽との距離の取りかたも
音楽に接する態度も違うんだろうなー。
上手い表現ではないが、僕は「自分が理解できたものが音楽の“全て”ではない」
という謙虚さを持って音楽と付き合っていきたいし、
当然のことだが、音楽を一切差別しない。
さらに言えば、脳ではなく体(場合によっては下半身)で
音楽を受けとめたい。

まあ、彼はスノッブではないが、いないと困る人間ではないわな。


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追加しとこか。



「踊りを通して一つになれるなんて、素敵ですね!」と
ゲストの女性タレント。
高知のよさこい祭りの映像(NHKテレビ)を見ながら書いている。
現在、4日の午前3時。
単純な疑問、よさこい祭りっていつからこんなに西洋風になったの?
いや、成り立ちを全然知らないから。
全く知識のない僕には実に不思議な光景に見えた。
EW&Fの“ブギー・ワンダーランド”に合わせて踊るのは
単なる西洋踊り。しかも、相当に下手。
アナウンサーは現代的な踊りと形容し、ゲストタレントは
とにかく楽しい!を連発する。
ここはディスコではない。高知の公道なのだ。
観光客が嬉しそうに声援を贈る。みんな盛り上がっているのだ。バカか?
あからさまにありものの西洋音楽でなくても、
たとえば民謡にしてもおかしなエイトビートにアレンジされている。
2拍4拍の民謡。僕らが子供の頃親しんだ盆踊りなどは
たとえひとりひとりが揃っていなくても、
独特の風情が実に心地よい夏の夜を演出していた。
しかし、高知のよさこい祭りにあるのは、西洋ダンスを物真似しただけの
植民地・属国根性丸出しのオリジナリティーゼロの見世物なのだ。
西洋踊りをする場所はどこにでもあるのだから
せめて街をあげての祭りくらい日本の伝統に即したものであっても
バチは当たらないと思うのだが。
実際に観客の中には高齢の人もたくさんいるわけだし、
そういう人たちに楽しみを提供するという精神が欠けらでも
あってもいいと思う。
まるで、この世は若者天国とばかりに、傍若無人に振舞う姿は
日本の伝統破壊云々以前に、優しくない。
こんなの日本の祭りじゃないよ。もう見ない。
腹が立ったので、寝る。


2005年09月03日(土) 「愛についてのキンゼイ・レポート」でも見るか

今回の選挙は、僕自身どーでもいいと思っている。
本来、争点となるべきものが無視されている現実に
白けきっている。最近、思うんだよね。こんな国どうにでもなれ、ってね。
テレビの党首討論会を見ても、ただ絵づらとしての相互の関係が
目に入るだけで、それぞれの主張など聞く気にもなれない。
きっと彼らは、こんな国には相応しい連中なんだろうな。

進藤榮一「アメリカ 黄昏の帝国」、「戦後の原像」、「敗戦の逆説」、
「分割された領土」を読み始める。
小泉を「野卑」と一言で形容した本多勝一。
週間金曜日を立ち読みする。

「キース・ジャレット/ウィーン・コンサート」を好きになれない理由は?
「菊池雅章&グレッグ・オズビー/ビヨンド・オール」、僕にはちょっと意味不明なセッションに感じられた。
はっきりいって、今は、面白くない。
僕が「東京大学のアルバート・アイラー」を読まないのは、
何故東京大学なの?という疑問ともうひとつ、菊池成孔という音楽家は
スノッブではないか?という消えない思い。
彼と坂本龍一はよく似ていると思うのだが。

自分が吐き出す二酸化炭素の量が気になる、とテレビのインタビューで
語った坂本龍一。桜井和寿も同じことを考えているのだろうか?
彼らは誰にとっての脅威となるのだろう。

なんか、ものすごくつまらない。迫力ないんだよね。もちろん俺も。


2005年09月02日(金) 日記タイトル変えました

知命50歳。心機一転、日記のタイトルを変更します。
「埼玉卓袱台返し眩暈通信」よ、さようなら〜

「エリア・コード 913 in 埼玉」。
大好きなナッシュビルのスタジオ・ミュージシャン集合体「ARIA CODE 615」
から借用。913は、ラッキーナンバー。シェーンベルクと山田洋次と
バーニー・ウィリアムズと松坂大輔が生れた日。

さ、歩き出さねば。


2005年09月01日(木) 茶髪の幼稚園児

何故、小学生やもっと幼い子供の髪の毛を茶髪にするのか。
親はどういうつもりでそういうことをするのか。
子供は親のペットなのか。
親も茶髪にしている。そもそも何故みんな茶髪にするのか。
あまりにも増えすぎたため、その不自然さに鈍感になっている
自分に気づく。

かつてクラスに一人だけいた茶髪の女の子は
普通ではない男性遍歴をしていくことになるのだが
それゆえに強烈な個性の象徴としての茶髪に
僕はたじろぎながらもこころのどこかでは
軽蔑とは別の感情を持っていた気がする。

今夜はマイルス・デイビスの「パンゲア」(DSDマスタリングに感激!)
を聴いている。とてつもなくすごい演奏だ。
解説の池上比沙之はこの夜の演奏について何にも語っていない
どうでもいい文章を載せている。





響 一朗

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