ひとりごと。
kakone



 OL時代を回想中

昨日に引き続き、就職してからのことなど。
備忘録みたいなものなので読み飛ばしてくださいな。

大学卒業後、某建設会社に就職。
総務部総務課(経理) 約6年
経験だけ積み、資格はなし。現役時にとっておけば良かった。
入社から1年間は現金出納業務。毎日伝票切りとお金を数えてばっかり。当時パソコンも1台導入されたばっかりという今では考えられない環境だったので、そろばんも足し算だけは上手になり、電卓の早うちも習得。初めて1千万を超える現金を見たのもこの頃だった。
その後はだんだん仕事を任されるようになって、支店の資金繰りもしてたし、毎日億単位の送金をしていた。決算時は日付が変わる時間まで残業続きでハードだった。
時はバブル絶頂期、お給料は良かった。

建築部管理課 約1年
経理の仕事も単なる一般職の女子社員には責任が重く、辛くなってきた頃、建築部に配属替え。
経理での経験もあって仕事は簡単。その上言われたことだけすればいいので気楽。しかし、大きな図面のコピーなど、結構肉体労働も多し!
ファイリングがずさんだったのを凝り性のB型気質を発揮して一新したりしてすごく楽しかった。
実はファイリングは私の趣味のようなものだった。所属した部署のファイリングをやり直さずにはいられない。
しかし、これが実生活には全く生かされてないのだわ(T_T)。

総務部事務課 約2年
会社の組織変更により所属部署が変わった。課長がボンクラで苦労したわ。
嫌で嫌でたまらなかったけど、仕事自体は今までと変わらない上、雑用がないので楽勝!残業一切なし。

土木部工事課 約4年
はっきり言って技術者のおじ様たちのお世話係兼雑用係。とうにお局様の年齢だったけど、お茶くみやお弁当の注文取りなど喜々としてやってた気がする。
PCを触るのが好きだったので、社内のPCの設置やLAN設定などのお手伝いもしてた。パソコンが苦手なおじ様のかわりに文書を作ったりメールを打ったり、大したことをしてないのにチヤホヤされてた。
現場の人たちとのやりとりもとても楽しく、建設会社の醍醐味を味わわせてもらったなぁ(しみじみ)。
しかし、会社の経営が傾き、リストラ等で多くの人が退職。とはいえ、早期退職者を募ったところ有能な人たちから会社に見切りをつけて辞めていった感じ。可愛がってくれたおじ様たちが次々といなくなり、社内の雰囲気は最悪。
またISOを導入することになった頃から書類作成に追われ、仕事自体も面白くなくなってきた。経営はさらに傾き給料もすごく少ない。
このまま仕事を続けていいのか悩んでいた時に妊娠発覚&夫の転勤。理由だけ見れば円満に退職することになった。最後の1年ぐらいは辞める理由を探していたので、渡りに船だった。

そうは言っても13年間も勤めた会社。それなりに愛着もあってやっぱり辞めるその日は泣いてしまった。
いまでもつい「うちの会社」って言っちゃうしね。

その後はご存知の通り、親ばかの専業ママっす。

2004年09月30日(木)
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