doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 成毛 滋氏 逝く

ギタリストの成毛 滋(なるも・しげる)氏が、3/29(木)に大腸がんのため亡くなった。60歳だった。葬儀・告別式はすでに近親者で済ませたという。訃報が公表されたのは4/5(木)らしい。

ギタリストの成毛滋さん死去(『asahi.com』2007年04月05日14時32分)
成毛滋氏死去 ギタリスト(『東京新聞 TOKYO Web』2007年4月6日 13時05分)

遅まきながら本日(4/6)、成毛氏の訃報をネットで知る。
1年前、NHK教育テレビで放映された『趣味悠々』「楽しく弾こう! 大人のエレキ・ギター」第1回に、成毛 滋氏が出演した。久しぶりにテレビで見る成毛氏は以前より痩せており、顔色も心なしか良くない。闘病中or病み上がりと思われ、心配していたのだが、まさか亡くなってしまうとは・・・・。

10代のある数年間、成毛 滋氏のラジオ番組『パープル・エクスプレス』のリスナーだった。そこで初めて聴いたジミ・ヘンドリックスのモンタレー・ポップ・フェスティヴァルでの「Killing Floor」とレッド・ツェッペリンの「Communication Breakdown」。20年以上経った今でもあの時の興奮と衝撃は忘れられない。

追悼の意を込め、成毛氏のラジオ番組『パープル・エクスプレス』のテーマ曲「Purple Express」(作・演奏:成毛 滋)と、同番組のスポンサーであった佐川急便のラジオCMで使用された「暗闇の地獄の悪魔の炎」(作・演奏:成毛 滋)をネットで数回聴かせてもらった(→『Dr. Siegel's Archives 成毛 滋のレア音源』の「CM」にて)。成毛氏率いるフライド・エッグのCD『Dr.Siegel's Fried Egg Shooting Machine(ドクター・シーゲルのフライド・エッグ・マシーン)』(1972年)なども聴こうと思っている。

ご冥福をお祈りします。

Dr.Siegel's Archives 成毛滋のレア音源
日本人に〈リズム音痴〉からの脱出は可能か!(成毛 滋 1972年)(「友寄隆哉 3 日本人とリズム感」より)
成毛 滋 「暗闇の地獄の悪魔の炎」(『doo-bop days』2005年09月19日, 2006年4月6日 追記)

2007年04月06日(金)
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