白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2011年03月14日(月) ダンゴムシ君達の旅立ち。

地震以降、次々と大変なことが起こっていますが、私は普通に日々を過ごしています。

被災した方々のことを考えると胸が痛みますし、自分の出来ること(義捐金等)の活動はしていますが、それはそれとして被災していない立場の人間は、自分の身の回りのことをしっかりしていくのが大切だと思っています。これから日本は大変なことになると思うのです。だからこそ、しっかり頑張らねば。社会に出て働く人はしっかり働いて経済活動を支えたら良いし、子育てや家事をしている人はしっかりそれをこなしていけば良いのだと。皆で下を向いていたところで、何もはじまらないと思うので。

この週末は友人と会ったり、家族で簡単なお弁当を持って河川敷へ行ったりして過ごしました。娘はホワイトデーのお返しに絵本を買ってもらったり。娘が選んだのは『しらゆきひめ』。夫は私にも何か本を買ってくれると言うので中山可穂の新刊本を買ってもらうことに。書店で「まだ発売されてないんだけど、アマゾンでポチろうかと…」と話しをしたら、帰宅してから現金を渡してくれました。ロマンの無い妻ですまぬ、夫。

そして今日は昨年の4月から飼っていた「ダンゴムシ君」を公園へ放しに行ってきました。最初3匹だったダンゴムシ君は子を産んで大家族を作りました。第一世代は他界。たくさんの子供達は全員が成長すること叶わず、少しずつ数を減らして越冬。そして新しい春を迎えようとしているのですが、狭い入れ物の中で飼っていてはダンゴムシ君達はますます減ってしまうでしょう。なので娘と相談して拾ってきた公園で放すことに決めたのです。

ダンゴムシ君達は公園の雑木林ゾーンで放しました。ケシ粒のようだった赤ちゃんダンゴムシ君達も、立派な若ダンゴムシとなり感無量。娘は「ダンゴムシ君バイバイ」と手を振っていました。これで私も彼らが乾燥しないよう気を使ったり、死骸を外に出したりしなくて良いのだなぁ……とシミジミしながら、入れ物の土をひっくり返したところ。

なんと! 土の中から大人の小指くらいの太さのミミズが!

昨年の4月に土を入れた時、そんなミミズを入れた覚えはありません。たぶん彼はダンゴムシと共に成長してきたのでしょう。私達家族はダンゴムシだけでなく、ミミズとも同居生活をしていただなんて。吃驚しましたが、ある意味ダンゴムシ君にとってもミミズにとっても悪くない住環境を提供していたのだと思うと少し誇らしくもありました。

そんなこんなでダンゴムシ君達は生まれ故郷の公園へと旅立って行ったのでした。

空っぽになった昆虫ケースは取りあえず洗って干してあります。また娘が何か飼いたいと言い出したら新しい住人を迎えることになるでしょうけれど、それはその時に対処したいと。次の住人を迎える覚悟は出来ていますが、しばらくはのんびりさせてもらいたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2008年03月14日(金) 春雨の金曜日
2007年03月14日(水) 物々交換
2006年03月14日(火) 匠アボガド山葵の宴
2003年03月14日(金) その境界線。
2002年03月14日(木) 『キリング・ミー・ソフトリー』とか春の準備とか。

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