白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年04月08日(火) 幼子に教わる

最近、娘と一緒に「家の前の集会」に参加することが多くなった。

我が家の前の道は車幅の広い自動車ならすれ違えないくらいの道幅で、車通りがほとんど無いため、近所の子供達の遊び場になっている。上は小学校4年生から下は1歳半までの子供達と、その母親達がワイワイ集って賑やかにやっていて、私と娘もその中の一員として参加している。

もっとも娘はそんな子供達と一緒になって遊べる訳ではないので、私に抱かれて彼らの遊びを目で追ったりしているだけなのだが、それでも充分に楽しいようだ。私も家に籠っているよりも、育児の先輩方に色々な話を聞けて楽しい時間を過ごしている。

娘と最も年齢が近いのは斜め向いの家に住む3兄弟の末っ子君。1歳半になる彼もまた、お兄ちゃん達の遊びにはついていけないのだけれど、それでもテトテト歩いてお兄ちゃん達を追いかけている。最初の頃、彼は自分よりも年下の娘を遠巻きに眺めていたのだけれど、このところ娘に興味を示すようになった。それどころか、娘のお世話をしてくれるのだ。

自分の玩具や宝物(石ころや葉っぱ)を「はい」と渡してくれたり、お兄ちゃんが道端に脱ぎ捨てたジャンバーを持ってきて娘に渡してくれたりする。わずか1歳半の幼子にも自分より小さくて弱いものを大切にしようという心が芽生えているのだなぁ。彼が娘のお世話をしてくれるたびに胸が熱くなってしまう。

誰に教えられた訳でもないのに、自分よりも小さくて弱いものを大切にしようとする……って事は、それが人間にもともと備わった資質なのかも知れないなぁ……なんてことを思う。性善説を唱えるつもりはないけれど、人間には温かく優しい心があるのだろう。大人でさえ弱者を労わることが出来ないことがあると言うのに、1歳半の幼子がそれを簡単にやってのけるのだと思うと、背筋が伸びる思いがする。

娘を育てるようになって「今さら」なことを思い出すことが多くなった。これは子供を育てることで得る二次的な収穫だと思う。幼子に教わりつつ、私も人として良い方向に成長したいものだなぁ……と思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2006年04月08日(土) 旅行の準備
2005年04月08日(金) 乗り過ごす
2004年04月08日(木) 甘いクレープ。
2003年04月08日(火) 本当の優しさというのは……
2002年04月08日(月) その筋の取り立て屋。

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