白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2003年04月08日(火) 本当の優しさというのは……

今日も、一昨日から引き続いてのお話。

一昨日は不覚にも大泣きしてしまって、ちょっと反省しているのだ。
哀しみの席で泣いてしまうのは当たり前のことだと思うが
それも限度ものというか、立場によっても違ってくるというか。
自分が大泣きしておいて、こんなことを言うのはなんだが
「泣く=優しい」というのは間違いだと思う。

涙する人に騙されてはいけない。

もちろん「それゃぁ泣くさ」という場合もある。
↑今回の場合で言うなら当事者Nさんは「そりゃ泣くさ」の人。
 私は「なんで、あんたが、そんなに泣くのさ?」って感じ。
泣くというのは、感情のコントロールが出来ない……ってことだ。
それだけ感情的な部分が稚拙であるという結果、そうなるに過ぎない。
泣くというのは、至極独りよがりな感情表現である。

本当の優しさというのは、強さと共に存在するものだと私は思う。

一昨日は、あまりま泣きっぶりにHさんから「大丈夫?」と心配されてしまった。
私も、いい年をした大人なのに恥ずかし過ぎる……
哀しいのも悔しいのも、Nさんが心配なのも
IさんやHさんの方が、ずっとずっと強く感じておられただろうに
彼女達は、ほんの少し泣いただけで、シャンとしておられた。

今まで気を張っていた分だけ、Nはガクッとくるだろうから
メールとか、電話とか、まめにしてあげてね。

Nが、立ち直っていけるように支えてあげないとね。

そんなことを語るIさんと、Hさんこそが本当に優しいのだと思う。
本当の優しさとは、行動をともなってこそのものだと思う。
大切な人を、ちゃんと大切にしてこそのものだと思う。
だからこそ「優しさ」と「強さ」は、いつも同じ次元にあると思うのだ。
強く、優しい人間になりたいと思う。
自分の大切な人を、大切にしていけるような人間でありたいと思う。

ちなみに。後日談だが、今日はHさんからプレゼントが届いた。
私は、こんなに甘やかされ放題でいいんだろうか?
あの人達の中にいると「甘ったれ末妹」の位置でもって温もってしまう。
せめて自分の受けた分だけ、返してゆける人間にならなくては……

今回は自分がこんなにも、まいってしまうとは思わなかった。
Nさんの母上が、そう遠くない日に亡くなるだろうことは
ある程度予想のできたことなのに、色々と思い入れてしまう部分が多過ぎて
ほとほと、まいってしまったのだ……
年を重ねたことで、強くなったと思う部分もあるけれど
年を重ねたことで、逆に弱くなっていく部分もあるような気がする。

とりあえず一連の話は今日で打ち止め。
もっともっと書きたいことがあるような気がするのだけれど
自分自身のために、そろそろ切り替えていかなくちゃなぁ。

明日は週の折り返し地点。気を取り直して、頑張りませう。
……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年04月08日(月) その筋の取り立て屋。

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