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2017年02月08日(水) ■
mouse on the keys『OUT OF BODY TOUR 2017』

mouse on the keys『OUT OF BODY TOUR 2017』@Shibuya WWW X

レコ発ツアーですよ〜と言っても昨年からずっとツアーやってる感じですよね、海外でのライヴ含め。そして『OUT OF BODY』は昨年既に入手しており聴き倒しているのであれっレコ発まだだったっけ? という感じ。

しかしライヴが観られるのはいつでも嬉しく、しかも直前にLITEの出演も決まったもんで舞い上がりましたよね。昨年秋からアメリカツアーを続けているmotkとLITE。一時中断を挟み、三月からまた渡米です。お互いの曲をカヴァーしたスプリットEPもリリースしており、国内でもこのツーマン観られればいいのにと常々思っていました。願ったり叶ったり、舞い上がって最前列で観ましたよね(いや、整理番号順に入れなかったにも関わらず行けたんだよね…端っこだけど……物販に寄ってたひとが多かったんだろうか)。

というわけで先攻LITE。最前なもんで井澤さん(B)かぶりつきでございました。冒頭から音圧でむせる(咳き込む)という珍しい体験もしました。胸をドッと衝かれる音の塊! たまらん!

いやさ……LITEをこんな前で観たの初めてだったんですよ。プレイヤーの足元とか手元がちゃんと見える位置でってのが。まずベースのエフェクターの量にひいっとなりましたよね。えっここギターの立ち位置じゃないよね? とか思いました。そして演奏が始まってみればえっあの音ベースが出してたの?! シンセじゃなかったの? と思われる箇所の多いこと。腰が抜けました。エフェクトだけでなく、16ビートをピックでガツガツ弾くわ(「Parallel Universe」のフリーを思い出してみよう! 指弾きじゃないのよ!)スラップもバッキバキだわ山本さん(Drs)から熱い視線を受けてるのがよく見えるわ。あれな、リズム隊の阿吽の呼吸がよく判りました。いやー、あんだけ弾ければさぞ楽しかろうな……実際すごい楽しそうに弾きなさる。楽器が唄う唄う。演奏終わるとペコっとおじぎしてマイク通さないで「ありがとうっ」とかいう。おまっ、これ前の方じゃないと聴こえんわ!…ほ、惚れた……。いやーよかったなー。よかったなー(うわごと)。

ちなみにLITEは四日前にもここWWW Xでワンマンライヴをやっており、「デジャヴかなー」と武田さん(G)。「ツアー続いてて、明日は広島なんです。今夜車で出発なんですけど、マウス先輩から出てって言われて」。マウス先輩…ね、鼠先輩……。鬼か鼠先輩。しかしここではたと気付く、あれっmotkの方が先輩? LITEは2003年で、motkは2006年の結成なのでmotkが下あるいはおない歳くらいだと思ってた。まああれか、川��さんたちはmotkの前にnine days wonderやってたしな。この界隈のnine days wonderに対するリスペクトって結構なものを感じるので、川��さんは番長みたいなポジションなのかもしれないと勝手に妄想。それはともかくLITE、最後の「100 Million Rainbows」ジャム部分で武田さんが「The Arctic Fox」のリフ入れてきましたよ! ワッとわくフロア。これは粋だったなー! ネモジュンのうたも聴けてよかったです、イエ〜。

さて鼠先輩(ちがう)。転換もガッツリ見ていたわけですが、ドラムのセッティングシートがあるのが面白かったな。他のバンドでもそうなんだろうか? フロアにバミリ張るんじゃなくて、バミリを張ったシート(絨毯みたいなの)をまず敷いて、そこに各パーツを配置していくの。毎日のように違うハコ、現地のスタッフとのやりとりになるトラヴェリングバンドならではのアイディアかなと思いました。便利というか機能的。そしてガーン、目の前にモニター置かれてしまった。せっかくの最前なのにスネアが見えん。

とはいうものの、こんだけ近くで観られることってなかなかないので発見も多かった。ツーバス? と思ってた箇所があった「Earache」、キック(ツインペダルではなかったと思う)の強弱と返りでトレモロみたいな音を出してたわ。クリーンとゴーストトーンの使い分けで音程つくったり、チューニングも厳密(だと思う。「Toccatina」の一音目とか)。毎回書いてる気がするが、パワーヒッターのイメージで聴くと(実際その特性はあるが)こまやかな音づくりに驚かされます。演奏の合間に「ふう」とか「はあ」とか言うてましたが(笑)これからますます歳をとって体力的に厳しくなっても、この表現力とスキルがあれば息の長いプレイヤーになるんではないかと思ったり。

いやその、先日友人がパンクの高齢化について話してまして。やる方も聴く方もな。で、motkはハードコアが根っこにあるという確信を持っているのでやっぱり健康面を心配したりもするんですね……この日も川��さんがMCで「アメリカツアーは二時間睡眠で移動だったりするのに呑んでた」「特に井澤と構造(楠本。LITEのG、Syn、PC)とは毎日呑んでた」「酒呑めない清田が呑めるようになって、帰国後も毎週金曜日は居酒屋に……」「こんなことしてるからかくれ脳梗塞になるんですよ…シーンとしちゃう話じゃないですよ」なんて言っててさ……シーンとなるわ! いやホント気をつけてくださいねマジで! まだまだ演奏聴きたいから!

新譜からは「Intro」以外全部やったかな。川��さんが珍しく楽譜見乍らやる曲(「Afterglow」だったか)も。そんだけ構成が複雑な曲が多いんですが、それにしても最前でガッツリ見たのにどう叩いてるかわからんとこが多々あり。手数も多いけど抜きが絶妙なんだよね、連打してるどこに休符を入れるかっていう。頭おかしい(ほめてる)。そして「Spectres De Mouse」の前半、清田さん全く鍵盤見なくて川��さんずーーーーーーと見てるのな。これも何度か書いてる気がするけどその顔がまーエロい。ときどきふたりでニタ〜と笑いあったりしてな。セックスしてるのかと言いたくなる。まあ川��さんが話した現代音楽史における二大アーティストのひとつ、ビートルズのポールも「ジョンとの曲作りはセックスと同じ」とか言ってたしな!

閑話休題。ミスタッチなんぞ許されない空気もあった初期と比べてインプロも増え、そこから崩して展開する場面も増えた。演奏技術があがったからこそ生まれた自由だろうな。ちなみに今回の編成は「11年目の活動につき、初期ツアーメンバーで構成してみた」とのこと。motkの三人+佐々木さん(Tp)とネモジュン(Sx)ですね。 「このメンバーでまわった欧州ツアーの模様はDVDにもなっていますし、YouTubeにも全編アップされてるので(苦笑)観てみてください」と言っていたけど、このときから比べても演奏が格段に上達していると感じます。この時点でも相当だったのに、まだまだ可能性を秘めてるバンドで怖い。

「『OUT OF BODY』は身体の外、幽体離脱のことも表す。立花隆の『臨死体験』を読み乍ら、同じテーマでつくられたNHKの番組がYouTubeにあがってるんでそれを見乍ら聴くといいんじゃないですかね」だそうです。ほらーそういうこというからまた心配になるー。しかしいつの間にやら十年聴き続けてて、発言もあれこれ聴き/読み続けていると、こういう匂いに惹かれてるって自覚もあります。これをハードコアというならそれもよし。そう、それでいいと自分でも思っているし、川��さんもそうなのだろう。思い込みかな。

WWW(元映画館)なら映像使うかなと思ったけどそれはなく、効果は近年のライヴで使ってる照明のみ。この照明、バンドのモノトーンを際立たせて美しく、ステージそのものがアートのように映ります。衣裳はシャツがジャージっぽいものに。前回話してたすぐ乾くあれですね。い〜や〜いつも格好いいな〜。ユルいMCとのギャップももはや芸だな〜。欲を言えば、せっかくLITEとのツーマンだったのだからお互いのカヴァー曲もやってほしかったです〜(ぜいたく)。LITEは移動のため早退しちゃったかなと思ってましたが、終演後ロビーで話し込んでるメンバーを発見。motkの演奏もちゃんと聴いてたんだなー。気をつけていってらっしゃいまし!

客出しの音楽が流れても拍手はやまず、最後はときどき恒例? の新留さんDrs、川��さんVoの「You Suffer」三連発(やりなおし込み)で〆。満足!

はあ〜自動書記な趣で思いついたままに書いてもうた。長い。勢いが伝われば幸いです。

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・LITE / mouse on the keys US East Coast tour teaser


・mouse on the keys、自主レーベルより新作ミニ・アルバムをリリース|インタヴュー|OTOTOY
臨死体験の話も詳しく。つかれてますねー(…)

・そうそう、たまには清田もしゃべってよってことで川��さんが振ったらゆ〜っくりマイクを持ち、「アメリカツアーは、お酒をたくさん呑みました……」とそお〜っと喋る清田さん。身を乗り出して聴きいる客。フォローのつもりか川��さんがしゃべりを加えだしたらそお〜っとマイク置いたのにもウケました。そうか、それ以上喋りたくないか
・「喋りと演奏は別ですからね。イメージ違ってもね」と川��さん(笑)