初日 最新 目次 MAIL HOME


I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME

2013年09月11日(水)
『鈴木勝秀(suzukatz.)-130911/ウエアハウス vol.2』とか

『鈴木勝秀(suzukatz.)-130911/ウエアハウス vol.2』@SARAVAH Tokyo

配役はトミヤマショウジ=陰山泰、サトウトオル=菅原永二、ギタリスト(=演奏)ファルコン。照明=倉本泰史、音響=鈴木勝秀。基礎テキストはこちらからダウンロード出来ます

・菅原さんに「僕英語苦手なんです」と言わせるか
・このへんはサブテキストの妙味ですな。たまたま知ってるとニヤニヤする
・それにしても菅原さんの美脚っぷりよ。スキニー履いてその細さって何だ!何だこのやろう!
・身体が薄い。白いシャツが似合います

・陰山さんがあんなに絶叫するの初めて観た(笑)貴重
・あこがれのロマンスグレー
・美声。ああ美声

・それにしてもこのお二方の距離感と言うか、得体の知れない初対面のひととどうやって接していこうかな〜てなさぐりあいが生々しくてですね
・こういうサトウ=ex. ジェリー像、ちょっと新鮮。がぶりよってこない子
・トミヤマ=ex. ピーターも、持論を展開しているときの借り物っぽい言葉が徐々に自分のものになってってるようなあの感じ、境界線が判らなくなっていく感じ、過程がせつない

・サラヴァでこのリーディングシリーズ始めた頃よりフリーフォームになってきた感じがしました。特に目線が自由になってる
・つい見ちゃう、と言う感じすらする。自由=自然、のギリギリ
・フロアの中央にいる演者を客席が囲む仕様なので、演者は自由に動いているようでいてあらゆる方向にまんべんなく顔や身体を向ける。この辺りには段取りがあったようにも思いました
・円形ステージならではのしっかりしたサービスとも言える。リーディングだと椅子に座ったら基本あまり動かないものね

・カメなめんなよこのやろー!カメ馬鹿にすんなよこのやろー!(再)
・カメはとてもかわいいです!
・そりゃねこもかわいいさ、ねこ大好きさ、でもかめもかわいいの!

・ファルコンさんのギターはジャガーとアコギの二種。エフェクターもいろいろ
・ああ、巧いひとの楽器ってホント聴いてて気持ちよく鳴る。楽しい
・iPhoneの音をギターで表現。いぬも表現。楽しい
・しかしあのタイミングで客のiPhoneが鳴ったのには苦笑しましたね…しょんぼり……
・横川理彦さんが参加していた頃の『ウエアハウス』シリーズを思い出したり
・そして当時の公演を多分観ていないファルコンさんの演奏が、ところどころ横川さんのそれに共通するようなものだったことが興味深かった
・指定はなくとも、ある種の音(擬音、再現音とは別の、所謂音楽)を想起させる芯がテキストにあるのだろう

・『ウエアハウス』の初演は1993年。スマホと言うアイテムを組み込んで、テキストが再びヴィヴィッドになった。これからも更新されていくのだろう
・テレビと言うものの位置づけが当時と変わってきたなあと改めて思ったり。ブラウン管から液晶への買い替えに始まり、ワンセグと地デジ化が決定打だと思うんですが、テレビ持ってないひとがホント増えた
・そしてwebとテレビのコンテンツの違いね。スポンサーのあるなしとか
・コンテンツには勿論ホワイトノイズも含まれる
・そして震災だなあ。震災後テレビの言うことを鵜呑みにする旦那とそれにアホかと憤る嫁のtwitterでの言い合いを見たりして(苦笑)両方見たうえでの取捨選択について考えたり。webでしか見なかった情報も、テレビでしか知らされなかった情報も両方あるもの
・そしてwebにもテレビにも出てこないことはその何倍もある

・客出しがRHCP。ニヤニヤ

-----

さてここから先はもはや恒例、この公演と何の関係あるんだってな話ですが自分用メモですのでなまあたたかい目で見てください…むしろ読まなくていいんじゃないか。自覚はある……特に最近は物忘れっぷり甚だしく自分の日記検索して確認したりする有様、困ったものですハイ。逆に言えば、書いとけば役に立つので!自分の!(笑)基本わたくしの感想は思い込みと妄想で出来上がっております。特にスズカツさんの作品を観るときはその傾向が著しいです、やまい。

と言う訳でここんとこレイン・ステイリー関連を思い切り振り返っており(経緯は前回の日記『yanokami indoor festival』に)当時の記事なんぞを読み返したりしていたところにクリス・コーネルのこんなインタヴュー(・AlternativeNation.net | Chris Cornell Says New Wave Bands Did More Drugs Than Seattle Bands)が出たりして、シアトルシーンの薬禍っぷりってどんだけと暗澹たる気持ちになる。クリスは多くの友人をドラッグで失っているし、『PJ20』でも判るように、ここらへんの生き残り、語り部として自覚的だと思う。

で、知ってるひとは知ってるが、と言うか自分も日記に何度か書いてるような覚えがあるが、レインは『LYNX』のオガワを地で行く男だった。これ前にも書いたかも知れないけど、レインは亡くなる二ヶ月前、最後のインタヴューで"This fucking drug use is like the insulin a diabetic needs to survive,"と言っていた。オガワもドラッグのことを語るときインシュリンをひきあいに出していたが、この引用っておおもとは何なんだろうと思ったりしたものです。『LYNX』の初演は1990年、レインが亡くなったのは2002年。

彼が公の場に出たのは、バンドメイトであるジェリー・カントレルのソロライヴにゲストで出演した1998年が最後らしい。Alice In Chainsとしてのライヴは、1996年のKISSとのツアーが最後。そのちょっと前に『MTV Unplugged』に出演している。このときの映像でもなんとなく薬の影響下にあるなあと思わせられる。ゆったりとした振る舞いは、そういうふうしか動けないくらい体力が落ちていたからだろう。長袖やミトンは注射痕を隠すためなのだろう(指の付け根や掌に痕があると噂されていた)……詮索はいくらでも出来る。class of '99の「Another Brick In The Wall(Pink Floyd Cover)」が最後の作品となった。



1996年の秋に起こった出来事以降レインは生きる気力を完全に失ってしまったのだろう。それでも、それから五年半生きた。五年半もかかった、と言うべきか。その分苦しみは延長された。ひとは意外と死ねない。

ブランチ「安くないのよ、人の死は。お金がかかるのよ。」

やばい、本当に関係なくなってきた。単にレインのことについてメモを残しておきたかったんだな(ガクリ)。