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2010年04月16日(金)
『THE BACK HORN KYO-MEI大会』

『THE BACK HORN KYO-MEI大会』@SHIBUYA-AX

バックホーンを観るのは昨年のJCB以来かな、髪の毛短い岡峰くん見るの初めてだわ、そういえば。と言う訳で久々だったのですが、うへえすごくいいライヴだったー、終演後具合悪くなるくらい(トホホ)。ちょっと体調に自信なかったので二階席をとったんだが、熱気って上に溜まるから二階席どんどん酸素薄くなんの(笑)ライヴ酔いみたいになると言う貴重な体験をした…貧血も起こして終演後目の前まっくら。MIOさんすんませんでした……。

andymoriからスタートだったようです。遅刻したので三曲程。さっきぴーとさんのtweetで知ったが鴻上さん観に来てたんですね、と言うか鴻上さん推してるのか。ぬー、じっくり聴いてみたかった…掴めないまま終わってしまいました。二番手はASIAN KUNG-FU GENERATION。10年程前バックホーンと対バンした時の思い出話等してくれて面白かった。シェルターの昼の部、オーディション込みみたいな状況だったそうで、ゴッチは負けるもんか的な気負いもあって、「ふん、簡単にかっこいいなんて言わないもんね」てな感じで表面的にはツーンとしてたそうなんですが、「なのに潔が『バックホーン、かっこい〜い』って!」(笑)しかも「ステッカー迄買って!音源ならまだしもステッカーかよ!」(爆笑)ちょ、面白過ぎる……。で、「客もいなくて、誰に向かって唄ってるのか判らなくなった時期もあったけど、今は沢山のひとが聴いてくれてて嬉しい」と言っていました。フェスや対バンでしか聴いたことがないけれど、訴求力のある曲が多いし、場を作るのも上手いし、自分たちの考えをしっかり持っている感じもする。出てきた時、なんか場がぱっと明るくなった感じもした。好感度も高いいいバンドだなあ。そしてゴッチの声は色気がある。

そしてバックホーンです。「野生の太陽」からスタート。うへえ、あっと言う間に沸点です。「フロイデ」「罠」とたたみかけたと思えば「冬のミルク」と来ましたよ。四月なのにみぞれが降る異常気象な夜にピッタリだったね!(笑・しかもその後雪に…)そしてうわー「美しい名前」が聴けました。久し振り、聴いたの2007年のフジ以来かな?この辺りから血が下がってきたんで(…)曲順がおぼろです。と言うか記憶もおぼろです(おい)。おまえは何しに行ったんだ…いやでもこんな状態で言っても説得力ないが、すごくいいライヴだったんだよ!てかいいつうかもうやばーい感じで…音もすごくて木製バットなのに金属バットなみに球が飛ぶみたいな(なにその例え)身震いするような場面も多々あったわー。しばらくホールでばかり観ていたからってのもあるのかも知れないが、スタンディングで観るバックホーンはいいなあ!

山田くんの声、高音がだいぶ嗄れててちょっと心配になったけど、前はあー、こりゃ危ないな、辛そうだな大丈夫かな、って感じだったのが、この日はそのかすれた声にむしろグッときた。いやでも治るといいね…おだいじに。

そんなこんなで自分内妖怪(=尊敬している)枠の山田くんですが、聞けば雨男だそうで、雨つうか異常気象をつれてくるひとだそうで、成程ものすごく納得しました…雪迄降らすか。そんな異様な気候もなんだかしっくりくるライヴでした。