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2008年11月28日(金)
いろいろ

ちょっと古いネタもありますが。

■『Manic Street Preachers' Richey Edwards officially dead』
ああ、とうとう。
いろんな噂があったなあ、インドで見たとか、ドイツで見たとか。
本音はどこかでのんびり生きててほしいと思っています。音楽やってなくても

■『異人たちとの夏』@シアタークリエ
2009年7月。『レインマン』コンビ、かなり期待出来ますねえ。
これ原作も映画も大好きだったんだ…おとうさんとおかあさん誰がやるのかな。
今でもすきやき食べるとこれ思い出してしょんぼりするよ…。
スズカツさんとこの予定にある“doria”はあれらしいし、来年も楽しみな作品が目白おしです

■SPACからお知らせきました
・『転校生』はSPACでも再演とのこと
 2009年3月20(金)、21(土)日
・『走れメロス』が安田雅弘さんの構成・演出で
 2009年1月17(土)、25(日)、31(土)、2月1(日)日
 これは気になるな……

■と言えば
山の手にいた内藤千恵子さんは現在SPAC所属なんですよね。宮城さんが芸術監督に就任してから、何げに気になるものが多い

■と言えば2
昨日NHKのニュースで平田オリザさんがロボット出演の舞台を演出している様子が流れてた。知デリ『ロボットとケダモノとニンゲン』で話していたことが実践されていたよー、石黒さんもいらしてました。
ちょっとした仕種で体温が通ったようになるロボットがかわいかったぞ

■『ハラショーな日々 ―のんきなロシア人の夫・ワーニャとの暮らし』イワノワ・ケイコ
数ヶ月前MIOさんにブログを教えてもらったらこれがまー面白くて過去ログ一気読みしたのです。この度本になりましたー。
ロシア人のだんなさんと、関西出身ツッコミ仕様の奥さん。ふたりのほほんとした日々を描いたもの。このだんなさん・ワーニャのほのぼのキャラがいい味出してるのですが(家族もほのぼのしい。おかあさんは発車した新幹線に飛び乗ろうとして駅員に止められたりする(笑))、そのワーニャが来日する迄暮らしていたソ連の話がとても興味深いのです。そうロシアじゃなくてソ連ですよ…ペレストロイカが起こる前の、社会主義国。住処は赤の他人とシェア(政府が割り振る)、缶詰入荷の連絡が来たら仕事そっちのけでダッシュ、なんで怒られないかと言うと社長もダッシュしてるから(笑)。
いやー知らない世界だわ。ワーニャの国は今はもうありません。せつない。
ワーニャ一家の当時の同居人、ウラジミールおじさんのキャラも強烈です。凍死しなくてよかったね。今はどうしてるんだろう。
ブログには書かれていなかったワーニャとの出会い等、エピソードも追加されています。ワーニャが日本語で書いたかわいいコラムも掲載。画面をスクロールし続けて手がつることなく読めるのも嬉しい(笑)

■『きのう何食べた?』2 よしながふみ
2巻だよー。1巻よりレシピが詳しく書かれてる。この本が実用的なところは、献立と調理手順も載ってるとこだなー!何と何を合わせればいいとか、何をやってる間に何をするとか、野菜の使い回し術とか。時間も食材も無駄なく使い、おいしく飽きない日々の食事が続きます。
そしてシロさんの仕事の話。シンプルで最低限のことしか描いていないのに、必ずひっかかりがある。こどもに会わせてもらえないおかあさん(1巻にヒトコマだけ出てるのね)はとてもかわいそうで、元だんなも酷いやつだなあと思うけど、そうなった要因みたいなものが、さりげないヒトコマフタコマで表現されている。あのおかあさんの無邪気さが妙に生々しく、違和感として伝わる。これは一筋縄ではいかないなあと思う。まあだからこそ弁護士が間に入らねばならないんですが。そしてそのおかげでシロさんは毎月お弁当持って付き添いになってしまったようですが(苦笑)
いやーホント話運びが鮮やかだなあ。
それにしてもシロさんとケンジは穏やかでいいわ…ウチの上に数年前住んでいたDVゲイカップルは見習ってほしい……もう別れちゃっただろうけどなあ、あの様子だと。つうか別れた方がいいと思ったぞ、あれは……。
そうそう、リネさんも書いてたけど、シロさんエプロンしたままごはん食べてるのかわいい(笑)