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2008年02月17日(日)
BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2008

BOOM BOOM SATELLITES JAPAN TOUR 2008@STUDIO COAST

あーブンブンのことを書くと何故キチガイみたいな文章になってしまうのだろう。芸風です。ツアー最終日、追加公演。

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セットリスト

01. Upside Down
02. What Goes Round Comes Around
03. Morning After
04. Easy Action
05. Bring It On Down
06. Cluster
07. Kick It Out
08. Dig The New Breed
09. Six Forty Five
10. Fogbound
11. Intergalactic
12. Moment I Count
encore
13. Get Back In My House
14. Dive For You
15. Dress Like An Angel
encore 2
16. Ghost And Shell

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先にまともなこと(?)を書いておこう…。

・「Dig The New Breed」が結構中盤に来てたなー!
・で、Dig〜はまたアップデートされてたんですが、今回久々にあ、このヴァージョン好き!と思った
・前シーズンかその前入れてたロッキンギターリフは外されて(まあこのヴァージョンは1シーズンも使わなかったか?)2小節単位のリズムリフが足されてた
・これがうまいこと捻れたリズムを作り出してて新鮮だったし、基本のDig〜も崩さず聴けて踊れるものになってて
・あーこれはよかったー足し算一辺倒じゃなくなったんだな、と思ってちょっと嬉しかったり
・いや足し算が悪いとは言わないが、個人的にはあのギターリフは「“ロックバンド”だったらこの曲も太いギター入れてヴァージョン変えよう!」って意図がアリアリと見えてしまうのがちょっと無理矢理な感じに思えてたので
・今回隙間があると言うか、間を活かした演奏が結構増えてた
・それで音の密度が薄くなったと言うことはない。空間はみっちり

・あ、あと面白かったのは声のサンプルでリズムをいっぱい作ってたところ
・おなじみの「けけけけけ…」だけじゃなくて、ウィスパー気味の声(男声も女声もあった。女声はDiceか『Full Of〜』で参加してたひとかなと思ったけど、男声のあれは川島さんなの?チャックDでもなかったし…)を音程とれなくなるくらい低く加工して、それでリズムパターンを作ってたのがすごく面白かった

・なんか今回全体的にリズムが変則的になってて面白かったなー一時期押せ押せドンドンばっかりだったから
・だから曲の出だしのリズムが一緒で何の曲かわからんくなると言うか(暴言)どの曲も似通って聴こえてしまうのが勿体ねー!と思っていたので
・緻密な手入れは多いと思うけど、ちょっとひいて目先を変えてみたのかなーと言う印象でした

・リズムと言えば平井さんのパートが苦行かと思うような…
・「移民の歌」BPMどんどん上げますよヴァージョンとか(笑)
・あれ、人力だもんなあ…それを結構楽しそうに叩いてるのがすげー
・シーケンサーで鳴らしてるキックと平井さんのバスドラの絡みが面白かった!
・「Get Back In My House」は人力バスドラで始めたんだけど、異様に音が大きくてビビる
・で、でかっ!
・その後他の音が入ると丁度いいバランスになったんだけど、思えば全体的にすごくよくキックが聴こえてたな…

・「Dive For You」の人気にビビる
・「Dress Like An Angel」「Ghost And Shell」はここんとこ必ずと言っていい程アンコールでしか演奏されないけど、本編の流れに組み込みにくいのかな
・と言えば「Scatterin' Monkey」を聴けなくなって何年だろう。BPMも速めだし、あれこそ今の曲と同列で聴いてみたいのですが。せ、せめてアンコールでも……

・セット、照明がまたよかったですなー。LEDフェンスが4面。2面ずつステージ前後に設置してあって、開演前は前面のフェンスが降りていた。1曲目序盤はフェンス降りたままで演奏、途中フェンスが緞帳のようにゆっくり上がると言う演出
・NINっぽい…
・「Fogbound」で中野くんと平井さんふたりで演奏する時はまたフェンスが降りて、川島さんが戻って来て唄うとこになるとまたフェンスがあがる
・で、川島さんにライトがぱーっと!
・こ、ここ、川島さんがあれよ!あれに見えたよ!あまてらす!!天照大神!!!
・天の磐戸が開いたよー!!!!!
・やばい、キチガイになってきた…自分が
・まああれやん、皆外で唄い踊ってあまてらすに出てきてーてどんどこやるんだよ……
・他にも川島さんにレーザーあたったり川島さんに虹色の照明があたったりして、川島さんが歌の女神に見えましたね
・女神…?
・まあここらへんはひとりでゲラゲラ笑ってもうた。助けてくれ!
・いやあ素敵な演出でしたね…
・LED使いは非常に格好よかったです
・なんつうか売れると(売れたんだよね…?)こうやっていろいろ制作費かけてもらえるんだなあよかったなあと思ったりしますよ…
・中野くんを見てると努力は報われる!と信じたくなります。おらもがんばろう……

そんなこんなで楽しかったです。で、以下どうでもいいことと言うかキチガイポイント(既にもう上でキチガイになってるが)

・あの衣裳?はなんですかー!
・白いカッターシャツ(と敢えて書く)と黒いパンツ(ブラックジーンズだった?照明キツくて材質なんてわからんかった)、シャツはアウト!お揃い!
・ギターもフライングVのお揃い色違い!
・あんたらどこの高校生学祭バンドかと
・衣裳…衣裳なのよね……
・MIOさん「エレカシ!エレカシ!」

・なんつうか時々このひとらってすっごい「80年代に育ちましたー」マインドが端々に見えるのが同世代として微笑ましいと言うか思わず自分を振り返って胸が痛くなると言うか
・あのステージアクションとか!
・横並びになって動きを合わせてギター弾いたりとか!
・いったん中央に集まってぱーっと左右に別れて弾きまくったりとか!
・ドラム前に集まって揃ってギターを掲げたりとか!ジャーン!
・もう…泣く……笑う……腹がよじれる………
・なんでしょうああいうのは若者が見たら「川島さん中野さんかっけー!」ってなるのかな…それならそれでよい……

・あと中野くんはギターを持つ機会が増えたので妖怪な動きが減ったね…人間になったんだ!ベムー!
・ギターがでかいよ
・そのギター持って走り回る時スキップになっていたよ

ブンブンに関してはしばらく懐疑的になっていたところもあったんだが、今はただただ今後が楽しみです。「スタジオに戻る」と言っていたので、まだまだやりたいことはあるのだろうし、新しい面も見られるかも知れない。聴き続けたいな。