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2003年01月13日(月)
『青い春』(DVD)

『青い春』(DVD)


本編についてはもーしつこいくらい書いたんで(いやいくらでも書けるけどな)DVDならではのお楽しみ、オマケについて。

メイキングとスチールショット集、予告編とオーディオコメンタリー。予告編は特報ヴァージョンも入っていて嬉しかった。この特報良かったもんなー、短時間でインパクト大。メイキングにはNGショットやシネマライズで行われた舞台挨拶やトークショウの様子も一部収められていました。

それにしてもオーディオコメンタリーが面白過ぎた。本編を観乍ら出席者(豊田監督、龍平くん、新井くん、高岡くん、大柴くん)がいろいろ喋ると言う内容ですが……ユルい!ユルい!ユルすぎる!夜中に腹がよじれる程笑いましたよ。監督、子供の運動会の話してるし。「5秒空白があいたら録りなおしやぞ!皆なんか喋れ!」とか言ってるし(笑)高岡くんがおやつ食べてる音もわかりますよ!ユルいよ!

ショックだったのは龍平くんが故・成田三樹夫さんを知らなかったこと。お父さんが『探偵物語』で共演してたやん!…と言っても昔過ぎて知らないか…歳の差を感じたわ。

土曜日歌舞伎帰りに(昨年の映画ベストワンは『青い春』って面子が揃っていた)浅草の喫茶店(あれはカフェとは言わないさ!土地柄か往年の喫茶店が沢山残っていて楽しかったなー)でアツく語った結果「新井くんは『マイ・フェア・レディ』のイライザだね!」と言うことに落ち着いたのですが(大笑)豊田監督がヒギンズ教授で。「監督が『こいつを俺色に染めてみせる!』って言ったんだよ〜」とか暴言トークをカマしていたのですが…コメンタリー聞いてそれも納得(納得するな)。も〜だんだん顔が変わるんだよね、新井くんの。皆から「顔が全然違うもんね」「カッコよくなるよな〜」「変わってからは『悪魔が来た!』って感じだよ〜」と絶賛?されてました。

あと新井くんと千原Jr.(『ポルノスター』主演)の顔の系統って似てるよねと言う所から、豊田監督の顔の好みがわかるねえと言う話もした。自分の撮りたい“顔”ってのが明確だし、作品中で役者をそのツラ構えに変化させる撮り方に自負を感じる。

本編は何度観ても痛いな、あんなに笑えるコメンタリー聞いたのにやっぱり泣いてしまうよ〜。監督が話していた通り(一応真面目な話もちょっとは(ちょっとだがな)してましたよ…)ハイスピードのシーンは確かに効果が落ちている。コマ落ちしてるのかな。画面が小さいせいもあるだろう。それと学校の壁や、黒い部分がかなり潰れている。この作品は、黒にもいろいろな色があったので、早くもまたスクリーンで観たくなった。

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■そういや浅草の喫茶店のひと(結構年輩の方)が、オーダーしたコーヒーフロートを「コー“シ”ーフロートね」と言ったのに感動した。江戸っ子だー

■と言えば、ウチの近所に大きなねこがいるのだけど、以前そこの家に「名前は太郎と言います。触るとしっかきます」って貼り紙がしてあった。書き文字でもこうだから、発音だけじゃなくて「ひ=し」の認識なんだなあと妙に感心したことがありました(笑)

■ピングーの陶器セットを集めたいので、これから当分お昼ごはんはミスドーです。かわいいんじゃー