2014年07月22日(火) |
目標管理型社会から課題管理型社会へ |
長野知事選挙が近い。
政治にせよ、経済にせよ、世の中は年々、 目標管理型社会の傾向が強くなっている。
目標数値を立てて、決められた計画期間にそれを達成すべく、邁進する。
何だか大昔に教科書でならった、ソ連の五か年計画のようである。
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日本人に目標管理型社会は似合わない。そう思う。
こんな災害大国においては、 「諸行無常」を旨として、百年の計に当たるのが妥当なのである。
人々を無思考にする目標管理型社会は、倫理観や道徳観を麻痺させる。 「手段を選ばない」ということに抵抗がなくなるのだ。
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目標など、達成されなくとも別にどうだっていい。 管理すべきなのは、「目標」ではなく「課題」である。
真面目な人間や人の評価を恐れる人ほど −この場合、人を企業と置き換えてもいい−、ここを間違える。
重要なことは、目標を見誤らないことなのだ。
2010年07月22日(木) 詩人とハンマー 2009年07月22日(水) 小原庄助的日食観察 2006年07月22日(土) 2004年07月22日(木) 王様の耳はロバの耳
もういよいよ疲労が重なっているなと思った矢先に、 腰が駄目になった。
仕事を放棄して、終日寝たきりで過ごす。 頭も体も役立たず、である。
過労の身体について、脳溢血やら心臓マヒやらの急性症状で決定的な引導を渡されるよりは、 こんなサインで活動の緊急停止を言い渡されているのだから、ヨシとしなければいけないのだろう。
2008年07月16日(水) 「チーム北島康介」における北島康介以外の人 2006年07月16日(日) 「地上最大のショウ」風味 2005年07月16日(土) 墓穴から蛍に泣く 2004年07月16日(金) ハイエンドライフの彼方
昨日帰宅して、南木曽町の土石流について被害の全容を知る。
梨子沢をはじめ付近の沢は、 蛇抜けといわれる土石流が昔から頻発する沢である。 でもしかし、まさか仕事で入った沢で被災のようなことになるとは思わなかった。
2013年07月11日(木) 2010年07月11日(日) 焚き火に放り込まれた実 2006年07月11日(火) 2004年07月11日(日)
2014年07月10日(木) |
スマホを使うか、人を使うか |
かび臭い安宿でテレビニュースを見ながら、 さてどうやって家に帰ろうか、と思案する。
名古屋へ戻るのは心理的に癪なんである。
しかし鉄道であれ車道であれ、木曽谷を北上することは不可能だ。 となると、高速道路で隣の谷へ出るしかない。高速バスだ。
バス停へ向かうと、同じ境遇である妙齢のご婦人が3人、バスを待っていた。 周囲の人へ手当たり次第にヒアリングをかけては、帰路に関する有用な情報を得ている。 移動経路は更新され、よりスムーズな帰路について見通しが立っていく。
スマホを使いこなせることよりも、 スマホを持っている人を使いこなせるコミュニケーション能力をもつ方が、 実は重要なことなのかもしれない、と思った。
2011年07月10日(日) 【東日本大震災】子どもの甲状腺被爆 2007年07月10日(火) ここは自分の場所ではない 2005年07月10日(日) 狂気がかった仕事 2004年07月10日(土) 嫌な死に方
一仕事終えて、帰路につく。
新幹線に乗り、名古屋から長野へと北上する特急に乗り換えるべくホームへ向かうが、運転見合わせ中なので遅延する、とのアナウンス。
まあ日付の変わる前に家に到着すればいいか、 などとタカをくくったのが間違いであった。
雨の中運行ダイヤは錯綜し、 特急列車はやたらと意味不明の停車を繰り返した挙句、 近くの線路に土砂が流出した、との車内放送。
これは駄目だと早々に見切りをつけて、中津川に宿を探す。
2008年07月09日(水) 2007年07月09日(月) 風林火山馬鹿 2006年07月09日(日) 夢の花 2005年07月09日(土) 鑑賞日 2004年07月09日(金) 落胆
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