雲間の朝日に想うこと


< 和らげて居る心算でしょうか >


決して、
差配の叶わぬ事柄が。

否応無しに、
自身に、
及ぶのだとしたら。



甘んじて受容するか。

自身で、
自身を絶つか。


二択だけれど。









受容した上で。

想いを以て、
差配し、
放つ事なら。



其れは可能なのだ。












だとしたら。









真偽や、
其の正確性には、
目を瞑り。

小出しに贈られる、
創られた、
其の物語に。


素知らぬ振りで、
踊る事こそ。





今。


差配する事の出来る、
唯一の術で。

俺が贈れる、
唯一の想いなのかも知れない。























 「この後一度でも暴れ出したらさ。」


嘗て、
あの子が口にした。

互いを最期に追い込む、
其の言葉が。








 「あのね。」
 「この後一度でも暴れ出したらさって。」
 「前に言ったでしょ?」

 「うん。」

 「病院に行ってね。」
 「言われた。」

 「そっか。」


遂に。

贈られて来た。
















多分。


俺への負荷を、
少しでも減らそうと。

態と、
小出しにするんだろうな。





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References
 Mar.24 2013, 「其の振りには何が潜んで居ますか」
 Jan.11 2013, 「もう一度振り向ける新年でしょうか」







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2013年04月30日(火)


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History
2006年04月30日(日) 甘えて居ないでしょうか
2005年04月30日(土) 気に成る紙片でしょうか
2003年04月30日(水) 掴んではならぬ腕ですか





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