雲間の朝日に想うこと


< 俺に似て居るんじゃ無かったですか >


渇望する願いの、
其の質が、
問われたのだろうか。


其れとも。


希う、
其の想いの強さに比して。

相反する他者の想いの方が、
強靱だった故か。








叶う望みと、
叶わぬ望みと。

其の、
境目を差配する因子が、
何処に在るのか。


其れは、
分からないけれど。

















他の誰もが望まぬ願いが、
拒絶された事で。





安堵と。

確かに其れが、
自身から産まれた血脈だとの、
確信と。




一方で。

其の、
至極当然な帰結すら視えぬ、
あの子の心情を想う。



























 「居なくなった。」
 「一緒に逝く心算で居たのに。」
 「見捨てられちゃったね。」



あの子は。

還る姿に、
自身を重ねようと目論み。


逝き損ねた。
























如何に、
本人が望もうと。


其れを嫌がり、
何も言わずに消える事など。

容易に、
想像付くだろうに。



俺の子ならさ。





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References
 Nov.28 2012, 「一月だけの命でしょうか」
 Dec.07 2012, 「唯一贈れる物でしょうか」
 Dec.24 2012, 「彩も違う組み合わせでしょうか」







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2012年12月28日(金)


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History
2006年12月28日(木) 何が起きて居るのでしょうか
2005年12月28日(水) 予想外過ぎたのでしょうか
2003年12月28日(日) 説得出来るでしょうか





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