雲間の朝日に想うこと


< 無駄な御守りでしょうか >


既に、
推定に値する断片は、
充分提供されて在って。

其れを、
拒絶して居るに過ぎないのだ。






其の体調も。

其の痛みも。

其の出血も。

其の速度も。

そして、
直ぐに治療に入らぬ、
理由さえも。


指し示す事実は、
一つで。




其れを、
知らぬ振りして居るだけなのだ。












そして、
知らなければ。


あの子は、
総ての事柄に。

単身で、
当たらなければ為らない。

























封じの願を宿した御守りを、
手渡した其の直後に。



 「効くと良いなぁ。」

 「うん。」

 「私ね。」
 「治療しない事にしたの。」

 「そっか。」

 「其れだけ?」

 「前向きな事は。」
 「言って貰え無かったんでしょ?」

 「うん。」



既に、
手が無い事を。

可能性は、
月単位で在る事を。



伝えられた。





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References
 Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」







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2012年10月27日(土)


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History
2006年10月27日(金) 隙間風は心地好く無いですか
2005年10月27日(木) 眠気に抗う想い逢いでしょうか
2004年10月27日(水) 不意の感動だけでしょうか
2003年10月27日(月) 早く掛け直してくれませんか





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小坊主
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