雲間の朝日に想うこと


< 届かぬ距離も護れませんか >


強く、
強く、
想いを縒り逢わせた、
其の結果。



確固足る繋がりを、
築き。

其れが、
物理的距離を超越する事も、
在るのだけれど。







其の想いには因らぬ、
物理的蹂躙に。

如何に、
抗するべきだろうか。















何れ程、
強固な芯を抱こうとも。

為す術が、
無い。



届く距離に在る筈の、
届かぬ距離に。

苦悶する。






























暗闇で。

息を殺して過ごす毎日から、
逃げて一月。





















 「不動産屋さんに行って来て話ししてくるね。」
 「元のマンションに戻ろうと思ってるから。」

 「近付かない方が良いんじゃないのか?」
 「せめて友達に様子見てもらう程度にしなよ。」

 「そうかな。」
 「諦めてない?」

 「其の位なら諦めるならとっくに去ってるだろ。」
 「常識通じないんだから。」























物理的に、
あの子の楯には、
為れぬ刻に。

出来る事は、
もう無いのかな。






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2011年08月30日(火)


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2006年08月30日(水) 緊迫した攻防でしょうか
2005年08月30日(火) 何故に針を向けたのですか
2004年08月30日(月) 自分は正しいのでしょうか
2003年08月30日(土) 沈黙に勝る物が有るのでしょうか
2002年08月30日(金) また一つ支えが増えましたか





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