雲間の朝日に想うこと


< 何処かに音叉が在りますか >


何れ程強く、
何れ程しなやかに、
此の身を、
奮わせた所で。



其の波を、
受ける想いが無ければ。


其の音は。

行き処を失い、
唯、
霧散して行く。






永く、
永く。

奏でた音が、
鳴り響く為には。




飽く迄。

其処に、
共鳴が必須なのだ。
















想い豊かに奏でられた、
其の調べは。

何時でも、
心地好い空気を創り上げる様に、
思えるけれど。







調べを、
聴かなければ。






想いを、
放つ意欲も。

想いの、
及ぼす効果も。


簡単に、
奪い去られて。




其の内に。


奏でた筈の、
自身の耳にすら、
届かなく成るのかも知れない。

















未だに、
同居人の範疇を超えられぬ、
自身に。

一瞬、
苛立ち。


一方で。


如何に、
必死に掻き鳴らした想いでも、
結局は、
聞き流されるのだと。

半ば、
諦める。






本当に。

姫に、
聴く意志が在るのだろうか。


本当に。

姫は、
心を開きたいと願って居るのだろうか。






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2008年01月06日(日)


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2004年01月06日(火) 決定打では無いのでしょうか
2003年01月06日(月) 予行演習になりますか
2002年01月06日(日) 今日は帰ってくれませんか





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