雲間の朝日に想うこと


< 宿り木に足るでしょうか >


自身の進む途途に、
示標が、
添えられる事を。

時として、
望むのだけれど。


其の示標を穿った、
先人は。

飽く迄、
確かなる唯一の途を歩んだ訳では無いのだ。







其処には、
数多の途が在り。

其処には、
数多の応えが在る。




















 「私にとって。」
 「小坊主は。」



坂の街の人は。

俺を、
雨の木と名付けられた其の木に、
重ね称するけれど。















違うよ。




















此の大樹は。


風が吹けば、
梳き鋏で手を入れた様に、
疎らな葉々を曝し。

寄り掛かれば、
芯を抜かれたかの様に、
間隙だらけの幹を露呈する。




そんな幹なのにね。





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References
 Nov.17 2007, 「嫌いより無い方が増しでしょうか」







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2007年11月28日(水)


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History
2006年11月28日(火) 離れて居ても見える物でしょうか
2005年11月28日(月) 気紛れなだけでしょうか
2004年11月28日(日) 映るのは同一の風景でしょうか
2002年11月28日(木) とどめを刺せますか





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小坊主
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