雲間の朝日に想うこと


< 脱ぐ為の訓練でしょうか >


初めてで在る筈の、
其の、
出来事に対峙して。

然程、
慌てずに対処出来たのは。


恐らくは。

嘗て、
其の痴態を、
此の眼に焼き付けて居たからなのだ。






其れ故に。





寝起きの、
娘の片言と。

在る筈の無い、
冷んやりとした水気にも。



無意識に。

平然と、
応じられたに違いない。


















確かに。

姫の、
言葉通りなのだ。


何れ程、
拒絶の想いを強くしようとも。




















 「何ではいてないの?」

 「パンツ履かせ忘れたんだろ?」

 「さすが私の娘ね♪」

 「履かせ忘れと脱いだのは全然違うだろ・・・。」



姫は。

誇らしげに、
自身を継ぐ娘の姿を、
誉め。






 「ちっち〜ぃ!」


娘は。

母の戯れに耳も貸さずに、
濡れた寝間着に、
手を触れるけれど。





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References
 Jun.21 2004, 「脱げる相手なのですか」







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2007年07月03日(火)


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History
2006年07月03日(月) 下手なのでしょうか
2005年07月03日(日) 手玉に取られて居るだけでしょうか
2004年07月03日(土) 別れた方が幸せですか
2002年07月03日(水) 変わって無いですか





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