雲間の朝日に想うこと


< 好きな花は何ですか >


毎年、
毎年、
時季が訪れる事を、
待ち望み。

毎年、
毎年、
艶やかな眩しさに、
目を細める。




自身の、
奥深くに根付き。

幾度も想い返す、
其の花が。



其の、
盛りの時季に。

想いの範疇から、
消失するのだろうか。














鮮やかな色に宿した、
好きは。










一つの、
秘められた想いを。

具象化する為の、
方策だったのかも知れない。





















 「白木蓮ね。」

 「そう。」
 「好きでしょ?」


坂の街の人が、
好きだと口にした花を。

撮って、
贈ったけれど。








 「そう。」
 「好きでしょ?」

 「今は。」
 「小坊主と観た梅で一杯なの。」


坂の街の人は。

別の花が想いに在ると、
口にした。





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Reerences
 Feb.28 2007, 「何時か俺も消えるのでしょうか」
 Mar.31 2007, 「強い意識が在ったのでしょうか」
 Mar.21 2007, 「強靱な想いでしょうか」







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2007年04月05日(木)


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History
2004年04月05日(月) 痛みに耐えて迄贈る想いですか
2003年04月05日(土) 同じ贈り物が欲しいですか





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小坊主
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