雲間の朝日に想うこと


< 強い意識が在ったのでしょうか >


想いに刻まれる、
其の、
記憶の深さは。


其の刻の。

自身の、
覚醒度に差配されるから。









暖かな微風。

不忍の水面に映る、
桜花。

汗ばむ程の、
陽気。

温く成り始めた、
缶麦酒。


そして。

路肩に腰掛け、
交わした、
言葉。








深く、
永く、
自身に巣喰い残存し続ける、
記憶は。


自身には量り兼ねた、
当時の、
強い意識の。

証拠なのかも知れない。

















朝、
画面に映る桜は。




 「久しぶり。」
 「元気か?」

 「おおー。」
 「小坊主は?」



今年も、
花見の彼女を呼び覚ました。















方々で。

幾度と無く。

異なる桜を、
此の瞳に映しても。



一番鮮明に。

あの花見が、
脳裏に、
浮上する。





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Reerences
 Mar.28 2004, 「聞き上手でしたか」
 Aug.08 2005, 「何処で流れを変えたのですか」







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2007年03月31日(土)


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History
2005年03月31日(木) 俺なら知らぬと高を括ったのですか
2004年03月31日(水) 信に値しないのは何れでしょうか
2003年03月31日(月) 退路を蓋で閉じてしまいましたか





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小坊主
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