雲間の朝日に想うこと


< 強靱な想いでしょうか >


注がれる想いに、
どの程度、
鋭敏に応答するのか。

或いは。

想いが、
如何なる速度で、
減衰し消失し行くのか。



互いの描く曲線は。


想いの、
柔軟性に沿って。

否応無しに、
漸近線へと近づくのだろうか。






其れとも。



注ぐ想いの、
時間量や、
其の密度を以て。

勾配や、
半減期を、
偏位させる事が出来るのだろうか。













想いの柔軟性が、
堅く、
鈍で在る程に。



積み重ね続ける限り、
想いの嵩は、
必ず、
閾値を超え。

高められた想いは、
半ば強情に、
其の高度を保ち続けるのかも知れない。















 「自分の感情に気付くのが遅いの。」
 「にぶい?(笑)」


無意識に、
相手の名を呼んだ後でも。

尚、
自身の想いに、
半信半疑で在る人故に。



気付いた後の、
其の想いは。

強靱で、
深く根付いた想いなのか。














 「二年間…もっとかな?」
 「こんなに時間をかけたから。」
 「こんなに好きになれたんだと想う。」



坂の街の人から届く、
其の声で。

初めて、
其の頃から、
想いが積み重ねられて居た事に、
気付く。





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References
 Feb.28 2007, 「何時か俺も消えるのでしょうか」
 Feb.26 2007, 「最初の本音でしょうか」
 Dec.28 2006, 「何が起きて居るのでしょうか」







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2007年03月21日(水)


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History
2006年03月21日(火) 何が出来るのでしょうか
2005年03月21日(月) 読まぬ理由は何れですか
2004年03月21日(日) 血が通う事は無い関係でしょうか
2001年03月21日(水) 本当に逢おうって言ったのか





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