雲間の朝日に想うこと


< 焼いた画像がぼやけますか >


弛まぬ想いを、
互いに、
絶える事無く。

穏やかに、
穏やかに、
贈り続け逢う事。



丘の上の人が、
希う、
其の想いの、
在処が。

今。

果たして、
何処に在るのか。





其の核を、
探し当てる事とは、
別に。








惑いの因に、
俺が、
在るのなら。


俺の存在が、
心安らぐ場に向かう想いを、
妨げるのなら。



其れは、
本意では無いのだ。












其れ故に。


其の姿を、
目に焼き付けて。

役目を終えたかも知れぬ、
此の身を、
消し去ろうと想ったのだ。






そんな事、
出来やしないのに。

一目見れば、
決意が揺らぐ事など、
知って居るのに。













眼前の、
丘の上の人を。

此れが最後と、
必死に焼き付けて。


 「泣きそうに成るから。」
 「帰るね。」


揺らぐ自信を、
隠す為。

其の場限りの方便を、
放った俺に。







 「するくてごめん。」
 「何もかも中途半端でごめん。」


謝罪が、
贈られるのは。

未だ、
必要とされて居るからなのだろうか。
















断罪されるべきは。

寧ろ、
俺の方なのに。





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References
 Sep.04 2006, 「其の雄には無い視界でしょうか」
 Sep.03 2006, 「嬉しい事では無いのでしょうか」







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2006年09月10日(日)


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History
2005年09月10日(土) 一歩目に必要な約束でしょうか
2004年09月10日(金) 帰れぬ訳は自業自得ですか





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