雲間の朝日に想うこと


< 何気無い感謝を忘れて居ませんか >


突出した、
技術や能力を以て。

初めて、
為し得る形に対しては。


感嘆や、
尊敬や、
嫉妬や、
感謝や、
数々の想いを。

其処に産み出す事が、
容易だけれど。





極々簡単で、
日常に、
在り触れた形には。


想いを、
宿し行く作業を。

時に、
失念して了う。











けれども。



日常の、
在り触れた形を。

自身が、
維持出来ぬ時。




やっと、
其の重要性に気付き。


感謝を想わずには、
居られなく成るのだろうか。















 「ありがとう。」


唯の、
買い物の御礼に。

満面の笑顔を添え、
玄関先で、
出迎える姫に。




 「ん?」
 「肉と野菜買って来ただけじゃん。」


姫の、
気力や体力が。

俺の認識より、
明らかに低い事を知る。















多分、
其の笑顔は。


肉や、
野菜では無く。

菓子麺麭に向けられた笑顔に、
違いないのだけれど。


2005年12月19日(月)


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History
2004年12月19日(日) 中身には何の意味も無いのでしょうか
2003年12月19日(金) 想いを遮るのが想いでしょうか
2002年12月19日(木) 何時か天罰が下りますか





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小坊主
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