雲間の朝日に想うこと


< 身を切る想いで想うのでしょうか >


視線の、
方向転換は。


自身に不足する、
経験や、
想像力を。

少しだけ、
補足してくれるから。








想いに、
惑いが在る時には。


自身が向けて居る、
其の視線へ。

様々な変化を、
添えて観るのだ。





例えば。

自身の立場と、
相手の立場を、
逆さに入れ替えて。


或いは。

自身と同様の境遇を、
通過した、
其の想いを観察して。












けれども。

周囲の放つ視線は、
飽く迄、
正規分布を織り為すから。




分布の極地に、
特異な境遇に、
漂う想いは。

余計に、
惑いを増して了うのだろうか。















姫にも、
息子が居るのだ。

其の身を、
容易く、
置き換えられるのだ。




其れ故に。

きっと、
俺の母親が発する想いを、
俺以上に、
其の身に感知出来るのだ。














 「自分の息子が。」
 「10歳も年上の人を結婚したいと言って連れて来たら。」
 「嫌だよね?」

 「うん。」
 「嫌だなぁ。」

 「やっぱりなぁ・・・」



姫の親友と話した、
其の日から。

姫の眼が、
切なさを帯びて居る。





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References
 May.26 2005, 「残酷な矛盾でしょうか」
 May.24 2005, 「何を指した今なのでしょうか」


2005年06月04日(土)


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History
2003年06月04日(水) 何故出来ないのでしょうか





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