雲間の朝日に想うこと


< 未だ保険が居ると感じるのですか >


技術の無さと、
其れを補おうとする懸命さが。

魅力に、
違いないのだけれど。



さり気なさには、
少しだけ技術が必要で。



自身の想いに、
逆らえば逆らう程。

不用意で、
不自然な、
理由が出来上がるのだから。




自身の想いに、
抗う必要は無いのだ。












 「馬鹿さ大馬鹿さ笑うがいいさ!!」


花見の彼女は、
自身を卑下するけれど。

笑う程、
滑稽な事では無く。



上手に嘘を飼えず、
想いが、
馬鹿正直に飛び出て来る、
其の姿は。

彼女の、
一つの武器なのだ。











其れ故に。







 「毎日連絡してくれる例の彼に。」
 「何て言っていいのか悩む感じ・・・。」
 「今回は諦めます。」

 「何だ。」
 「惚気か?」



友人の応えに、
直に伸びる想いの存在を、
感じ取り。

花見の誘いが届かぬ事へ、
安堵と、
幸福感を、
感知した筈だったのに。














 「また誘って♪」











文末に添えられた、
微かな保険も。


彼女の、
正直な想いなのか。





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References
 Dec.24 2004, 「負荷が強過ぎたのでしょうか」
 Sep.20 2004, 「中身も備えた誘いでしょうか」


2005年03月23日(水)


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History
2004年03月23日(火) 寝坊の理由は誰のせいでしょうか
2001年03月23日(金) クリスマスを想い出せそうですか





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