雲間の朝日に想うこと


< 其の盾を刺せる矛は無いのですか >


居住まいを正して、
一言一言を感じ取らねば。

其の言葉を、
伝えて来る理由や原因も、
俺に対する要求も、
皆目見当付かなかったから。


既に消した明かりを、
再び点灯させて。

布団の上に起き上がり、
座ったけれど。



其れでも、
変化は無かった。




愚痴か、
非難か、
疑問か、
別れ話か。


攻撃調の言葉を、
半端に並べ。

お互いの苛つきのみを、
増幅させるだけ。










何れ程の想いを、
贈り続けようとも。



 「私のプライド、ズタズタにされたから。」
 「小坊主を、信じられないんだよ。」


姫に巣喰って了った、
一つの想いが、
其れを簡単に跳ね除けるから。


不信が、
消える事無く在り続けると。


理解はしているけれど。













何をしても、
俺を信じられないなら。

早く斬れば良い。


疑問を感じ続けながら、
お互いの苛々を増幅させて迄、
寄り添う必要は無い。




年齢的に後が無い。

そんな理由で、
俺を捨て切れずに居るなら。



何時まで経っても、
俺を信じられる筈は無いだろう?
















 「私は、小坊主とは違う。」
 「小坊主のプライド傷付ける事はしてない。」


一人、
被害者の様に振舞う姫は。




面と向かって、
俺の自尊心を傷付けながら。


厚顔無恥に、
自己保身を図ってる。








今も。





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References
 Apr.21 2004, 「行為の選択を誤ったのでしょうか」


2004年08月11日(水)


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History
2002年08月11日(日) 変質者の様でしたか





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小坊主
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