雲間の朝日に想うこと


< 行為の選択を誤ったのでしょうか >


行為が、
嫉妬を喚んだなら。

未だ、
修復の方策が在る。



けれども。

不安が暴発して、
迷走を始めてしまったら。





想いが創り上げた壁が。

全てを、
跳ね退けてしまうから。





其の壁が消える迄、
時を、
待たねばならないのだろうか。











少々離れた土地からの、
久々の近況報告。



受話器越しに聞こえた、
女性の笑い声は。

的確に、
姫の猜疑心を増殖させた。





 「もしも・・・私のカンが当たってたら。」
 「私はあなたを絶対に許さない。」

 「私の勘違いだったとしたら・・・」
 「疲れました。」












確かに、
真夜中に届いた電話。

疑心や不安を産むには、
十二分な電話。







けれども、
隠し事が必要では無いから。

姫の目の前で、
俺は電話に出たんだけれどな。


2004年04月21日(水)


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2003年04月21日(月) 赤児の様でしたか
2002年04月21日(日) 望みを隠せませんか





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小坊主
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