雲間の朝日に想うこと


< 交えられぬ違いなのでしょうか >


同一の物は、
世に二つとして存在しない。


差異で、
自と他を認識し。

差異に、
自と他の境界を求め。

差異を、
自と他で交流し。

差異が、
自と他の継ぎの世を、
贈り出す。





其れ故に。

差異を求め、
差異に惚れたのに。












意識しなくとも、
浮き彫りに生る差異。

言葉を交わし、
議論を繰り返し、
物事に対する思考回路を交換すればする程、
叩き出される差異。



そして其れは、
相手が常に心に留め、
不安の種として居る差異だから。














 「違う人と付き合えば良いでしょ!」
 「同世代の人と付き合えば良いでしょ!!」





歳の差。








奴は彼女に、
決して同世代など求めて居なくとも。

彼女は其処に鉛球を縛り付けて、
真っ向から否定する。









 「彼女に異見は言えないんだよ。」
 「言えばその度に傷付けるんだよ。」


惑う奴に言える事は。










差異を感じさせない異見を、
必死で探すか。

差異を包み込む想いを、
手に入れるか。



未だ為すべき事は残されて居ると、
再認識させる事だけなのかな。





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References
 Jan.11 2004, 「親子の前に築ける絆でしょうか」


2004年01月18日(日)


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History
2003年01月18日(土) 拒絶ではないと言えますか
2002年01月18日(金) それでも許してもらえるでしょうか





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