雲間の朝日に想うこと


< 抑抑蔵っては無かったのでしょうか >


人が獲得して来た機能を、
最大限に駆使して。

一つ一つの事柄を、
様々に結び付け組み合わせてから、
蔵い込んだと言うのに。



折角獲得して来た筈の機能が、
蔵の引出に鍵を掛けて。

其れを呼び出す事を、
拒否して居ると言うのか。











確か熱い人。










貴女の温もりを感じながら
眠りたいと。

何度も何度も想って居たから。


其の僅かに許された機会を、
無駄にした筈は無い。





逢えぬ事を前提にした、
関わり故に。

貴女の姿を捕らえる事に、
必死だったから。


其の温もりが、
手元に無い筈が無い。












如何して覚えて居ないんだ。





貴女の体温を、
今此の手に取り戻す事が。

如何して出来ないんだ。






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References
 Apr.01 2003, 「覚え終わりましたか」


2004年01月16日(金)


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