雲間の朝日に想うこと


< 共に作り替えては行けませんか >


俺に対しての失礼は良い。


貴女を不安にして、
貴女を嫉妬させて、
貴女を惑わして。


 「大きい子より小さい子を選ぶのかな?」


この言葉が産まれた土壌は、
決して貴女だけが耕した物では無く、
俺も共に耕した土地なのだ。


自身が招いた結果である言葉は、
受け止めて省みて修正して進む為の、
試練であり糧なのだ。




けれども。

惑っている筈の子に対しての失礼は、
決して許せなかった。












貴女にも、
同じ想いをした貴女にも。

応援して欲しかったんだ。


同じ想いをした貴女だからこそ。

俺に見えぬ胸の内を駆使して、
応援して欲しかったんだ。









 「小坊主と君の間にある特別な何か」


貴女がそう表現し、
羨み妬み畏れる繋がり。

遙か昔に、
貴女が俺の中に未だ存在しなかった時に、
産まれた物。











俺はただ、
貴女を側に引き寄せて。

俺と一緒に、
貴女にこの繋がりに触れて欲しいと、
そう願ったんだ。



今はただ、
貴女を隣に引き寄せて。

俺と貴女で、
この繋がりを作り替えて行きたいと、
そう願っただけなんだ。









やっぱり。
自分勝手な想いなのだろうか。









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References
 May.11 2003, 「貴女の過去は幻ですか」


2003年05月16日(金)


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History
2002年05月16日(木) 二人きりは寂しくないですか





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