雲間の朝日に想うこと


< 仕事の邪魔になりませんか >


久々に朝から声を聞いた。
貴女の声を朝から聞けた。

二日も続けて起こしてもらうと、
心なしか目覚めの良い自分に気が付いた。



 「今日の私はアヤシイ人になっていたでしょう。」
 「仕事中、小坊主が囁くんだもん。」



夕方に届く帰宅の合図。

早朝の言葉を想い出しては、
お互いにそっと顔を紅らめた。








朝から愛の語らいをすると、
その日一日中、
俺は貴女の背後に居られた。

朝から愛の語らいをすると、
その日一日中、
貴女を俺の目の前に置いておけた。


顔と顔が触れ合う位近付いて、
お互いの瞳を見ながら会話した。



お互いの頭の中で。












囁きの聞こえない日は、
囁きの聞こえない朝は、
少しだけ寂しかったから。


携帯の伝言に、
今朝は少しだけ言葉を残してみました。


2002年12月21日(土)


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2001年12月21日(金) 望みを持っていても良いですか





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小坊主
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