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フリフリおれ的わたし的ベスト2007はこちらより


2005年10月26日(水) コウノトリの歌(映画) / エミ・エレオノーラ live at 1mile

今日はきゅうきょ休みにしてもらって映画とライブのはしごの水曜日。いつも通ってる県道339号線を横切って国道58号線を北上。名護の映画館でコウノトリの歌を見てきました。

ベトナム人のつくったベトナム戦争の映画、ということで前々からこれは見とかないとと思ってました。名護シアターは北部唯一の映画館で、ライブバーBirdlandの隣りにあります。数年前ここに辛島文雄トリオを見に行ったなあ…でも映画館の方は今回初めてなのでした。けっこういい作品がかかってるんですがなかなか行くことができなかった。今年いっぱいで閉館というニュースをきいたばかりで無念…古い建物が懐かしい感じでよかったですね。映画のポスターがいっぱい貼ってあって、ここの子だったらな〜なんて思いましたね。(子どもじゃなくてもいいんだけど)なんだかな。

作品は、アメリカ映画のベトナム戦争ものとかドキュメンタリーと比べようとするとものすごい肩すかしを食らうと思った。疲れてて戦争映画はつらいかもなあ、他のにしようかな〜とちょっと気が重い感じで行ったのに癒されて帰ってきたよ(笑)。なんというか全編のんびりしてます。語り手のカメラマンの方が平和な街でふと立ち止まってみたりするんだけど、特にこれまで隠れて見えなかったものをさらけだすとか、従来の何かを打ち壊して新しいものを提示するとか、そういうことはおこらない。私が見えてないだけかもしれませんが…ベトナムの歴史に詳しいわけでもないので、そういう視点での解説もできないので申し訳ないです。

従来のハリウッドのベトナム戦争ものに描かれているベトナム人像を野蛮なイメージではなく人間としてとらえ直すというねらいは果たされていると思います。自分が癒されたから、ではないけど戦争体験者に捧げられた作品なのかなあと思う。実際の戦闘シーンではそんなにグロテスクなものは出てこないのももうそんなのはアメリカ映画で描かれているし、まだみんな覚えているしいいよねって感じで端折られてるし。単純に物理的/予算的に無理だったのかもしれないけど…なんかこの辺がアジア人らしい奥ゆかしいセンスを感じた。主人公のカメラマンが全滅した集落を訪れて、決定的な瞬間を撮るべきなんだけどこの先を撮ることができないとカメラからフィルムを取り出してしまう場面があって、この方は当時はジャーナリストではなく従軍カメラマンなので、ポリシーを持って写真を撮ってるんじゃなくてひたすら兵士たちと一緒に過ごし記録する役割なんですよね。それがおもしろかったです。

それにしてもけっこう大がかりなロケをしていると思うんだけど、ハリウッドの映画とは違ってなんか緊張感があんまり無いんだよなー。それがいい。編集とか音楽なのかな?いきなり爆撃が始まって、無作為にバタバタと人が倒れていくという。実際はそんなものなのだろうか。あんまり血が出なくて(笑)、倒れてるとベトナム人だかアメリカ人だかわからないっていうのが何かを語っているのかなあ。戦争よりも戦場の外の生活とか、戦争が終わった後の平和な風景の方が見ている者の所に何かを呼びかけているような気がしたんだけど、それは自分が沖縄の人間だからなのだろうか。

映像がきれいです。色調とかそんなにいじっていなくて自然な感じがしました。なんか緑とか土の色がやっぱり沖縄のと似ていて、戦争の場面になるとなんか温度とか匂いとか伝わってきて胸が痛くなった。あんな広大な田園風景は無いですが、あれは絶品でした。あれしか印象に残ってないかもしれない…何気なくいろいろ農作業をする人が出てきて足踏み機で脱穀してるのとか、美しかったです。思えば話と関係ないのにあひるとか水牛とかいっぱい出てたなあ。小さい子どもが鴨のような鳥にひもつけて散歩させてるとか。なんかすごい和みましたよ。よかったなあ。

なんかもういいよ、リアルで燃える戦争シーンとか主義主張とかいっぱいつくったし、そういうのはもういいんじゃないの?って感じで、そこにとても共感したというか勝手に読み取ってしまっただけかもしれませんが…普通の生活とか労働(登場人物の一人は新婚なので3日の休暇をもらう・しかも2回も!)の大事さっていうのを感じた。後半に北から南へ身分を偽って入り込みスパイ活動を行うエピソードもあっておもしろかったんだけど、そんなに印象に残っていないな…歴史がよくわかってないからだと思うのですが。それよりもいなかの兄さんがあんなにのんびりしてアメリカに勝ってしまうのか!っていうのが衝撃的だったのかも。フルメタルジャケットとか思い出すとばかばかしくなりますよ。そこがよかったかも…こんなの沖縄の人もつくっちゃえばいいんだよな。反戦とか厭戦とかいいけど戦争そのものがナンセンスなんだっていうのができないかなあ…そんなことを考えながら帰りました。


とは言いながら帰宅はせずに南下、宜野湾で夕飯を食べてcdyaさんでCDを買って那覇の1mileでエミ・エレオノーラさんのライブを見てきました。マスターのホールズさんにすすめられて見ておかないとなと思ったのですが、自分のライブもあって見逃す所でした。あぶない…ちなみにLife=Artというブログにてスケジュールを確認できました。

今回の出演者はエミ・エレオノーラ(vo,p,accordion)さんとホールズ(g)さん、ドン久保田(b)さん、まきしりょう(vo,g)さん。一曲飛び入り?でなかじままほ(vln)さんが入りました。4人は石垣島ツアーのメンバーでその日帰ってきたばっかりとのこと。もう頭が離島で字が読めない、船の名前も逆に読んじゃう(笑)というエピソードも披露されていました。まきしりょうさんは最初にホールズさんとのデュオで民謡とオリジナルを演奏。ちんぬくじゅうしいとかすごいおしゃれなコード進行を合わせてて違う曲みたいになってました。自分語の曲がよかったなあ。福岡ユタカさんみたい。

今回はハロウィン前夜祭で仮装歓迎ということで、ゴスロリちゃんの2人組とか来てた。正装というか本格的なゴスロリちゃんは初めて見たので嬉しかったです。エミさんはもともとドラァグクイーンとして舞台に立たれているので、今回のドラキュラ姫も違和感無かったけど、ゴスロリちゃんから借りた天使の羽をつけた久保田さんと・ゆかたにレッサーパンダのかぶりもののホールズさんも一緒だとめちゃくちゃやばくて(笑)お祭り感が高まってよかったです。

その一方で、私はエミさんのことはよく知らなくて、ピアノを弾く方だということも知らなかったくらいなのですが、なんと全編即興だったんですよね。すさまじいことになってました…せっかく専門家につくってもらった牙(差し歯?)を歌いにくいからと一曲終わったらとっとと外してしまい、アコーディオンを弾く時には高いヒールの靴を脱いで腰入れて弾きまくり、とすごい男らしい演奏。やっぱり歌とピアノがすごかったですが…お客さんからお題をもらったり、携帯は電源つけといて!電話かかってきたらお題もらってね!っていうのがおもしろかったなあ。しかもお題に沿った演奏だしなあ…言葉と音楽について改めて考えさせられた。エミ姐さんの即興道場をプルプルしながら見学させてもらっている私、という感じ…この時点で今年最高のライブに決定。

題がついてるのは舐めてっていうのと、真ん前にいた私の出したカレーっていうのがおもしろかったです。舐めてっていうのは吸血鬼のコスプレにちなんでいるのですが、冷たい透明感のある曲だった。私の口に世界を放り込んで、というような即興の詩も出てきたりで、その後のMCでとてもきれいな海を見て、飲めるんじゃないの?と思って舐めてみたのを歌ってみたっていうのを聞いてあーそうなのかーそういう曲だったよ!と膝を打ってしまいました。カレーは、道歩いててカレーのにおいがして幸せな気分、うちもカレーだったらなあ、でもおでんだったよ(がっかり)っていうオチが付いていた。これは私の印象も曲になっているのだろうか…確かに頭の中では家のカレーを想像してました。これもちょっと驚き。

こういうふうに書いてみるとどんな音なんだって感じなのですが、即興と言ってもボキャブラリーとしてはクラシックっぽいかな?歌はドイツ語っぽい発音のエミさん語でときどき日本語も入る。キャバレー音楽っぽい感じもするな。モダン以前の古いジャズの感じもちょっと。1曲インターナショナルか何かをエミさん語で歌ってるのがよかった。なんか明るくて楽しいメロディだなと思ったらモーツァルトっぽいピアノになったりして。

フリージャズ的な所は全く無かった。ジャーマンプログレっぽいのかな?ホールズさんがプログレマニアなのでそうなっているのかもしれませんが…ホールズさんはエフェクターはそんなに使ってなくて音も2種類くらいだったかな。久保田さんはエレベと電気パーカッションも使用。電気はエコーがかけられていいなあと思った。無造作にスチールドラムをぽこぽこたたいたり、ずさっっっ(エコー)とドラム音を入れたりして、合ってるような合ってないような微妙な感じがよかった。

エミさんのピアノは弾きまくりで展開がスピーディで目が離せなかった。コード進行が小さくずれながら動いてるのがおもしろかったですね。まっすぐ歩いてないというか、千鳥足?フリージャズみたいに無調に流れることもなく、音響的な場面もあんまり無くてもうごりごりの即興。お客さんもあきれてたかもしれないな…後半とか久保田さんもエレベ弾きまくりですごかった。久保田さんはD-51で弾かれているそうで、いろんな方と演奏している方なのですが、インプロを聴くのは初めてだったかも。やばかった。3音とか5音の短いリフみたいなフレーズが出てきて、一回だけ3人が合う所なんか鳥肌が立ってしまいました。こわいよーなんで合うんだろういっかいだけ!見てると合わせるというより引く、やめる時の判断力に唸らされる感じ。ずるずる続けて様子見してる自分が阿呆に思えましたね。あーそうなのか〜。

また感動したのがアンコールでエミさんが自作の曲の弾き語りをしてくれたのですが、それがUAの瞬間だったのです。うぉ、これエミさんの曲だったのか。あのアルバムのライナーはレイアウトが変でろくに見てなかった。誰の作曲とか知らなかったなあ。この曲は大好きだったのでとても嬉しかったです。歌詞との合わせ方がいいんだよな…詞はUAなんだけど、それを最高に生かそうとする作曲者の愛を感じた。エミさんのはUAのバージョンよりはもうちょっとリズムを崩してるけどやっぱりキャバレーソングっぽかったですね。オリジナルが聴けて嬉しかったなあ。あなたがいちばん愛すべきことはそう/戻らない今のこの瞬間/そんな時はこわがらないで飛び込んで/この冷たい水はあなたにとって記憶の温度計 思い出した。恋の話なんだけど、ジャズだなー即興の話だなと思ったんだ。

ジャケは三上博史ソロアルバムのザクロ。エミさんプロデュースということでお買い上げ。インディーズでお店に出てないというの買えてよかったです。ドラムは中幸一郎さんで、巨大なバスドラを使っているのだろうか。響き渡る低音…三上博史のソロは89年のオルガンというのを持っていていまだに愛聴しています。テープで買ったんだよな…現代音楽っぽくてシアトリカルでとにかく三上さんがエロい。これも聴いてみるとやっぱりエロかったですが…ちょっと歌い方がおかまっぽくなったような気もするけどこの声は好きだなあ。詩はやっぱり血と肉とまぶたの裂け目に舌先を。ゴスだなあ。



2005年10月23日(日) 南国の深海大決戦 at GROOVE(後日更新)

GROOVEにてのイベントの日でした。今日は参加者メモのみ。出演者はパンチポンチKIGASさん、BAKANSの3バンド。パンチポンチは特別編成で、ぐし先生(ナオコ夫人,MC,VO,g)、ストロベリーナプキンの太郎(AD,MC)さん、香取光一郎(p,accordion,voice)さんという正規メンバー?に加え、アワからorcaの山口雄大(g)君、打楽器で私が加わりました。KIGASさん、BAKANSさんはぐし先生とmixiでのつながりということで、東京からはるばるお越しになっています。サイト見ると武蔵小金井アートランドに出たりされているのですね…アートランドってGROOVEに雰囲気似てるよなと思った。今回初対面だったのですが、非常におもしろい組み合わせになりました。濃かった…


2005年10月21日(金) ポトラッチ / 物欲

日頃よく友人や知り合いにCDをあげたり貸したり編集CDRを押し付けたり送ったりしているのですが、やはりこれも自意識のなせることなのだろう。あたくしこんなものも持っていてよ!お聴きになって!という感じで。あとはあなたはこれ(=私)をわかってくれるはず!というかなりもってまわった愛の表現みたいなものも含まれているでしょう。でもその中の1%くらいは、奉仕の気持ちというか、大事なものだからあげたいとか、この人の方が大事にしてくれるだろうからあげるとか、あるいはかわいい奴(CD)には旅をさせよう新しい出会いがあるはずとか、まあ自意識肥大のバリエーションでしかないのかもしれないけど、こう、ばらまきたいのですね。

インディアンの習慣であるというポトラッチ。持てる者の散財の儀式とはどのようにとりおこなわれるのだろう。写真はニューオリンズのマルディグラ・インディアンのチーム、ワイルドマグノリアスのボスのボ・ドリスさんです。ボ・ガンボスのどんとさんの衣装はこれなんです。この衣装は自分で手縫いでつくってるんですよ!ブラジルのサンバチームみたいなものだと思うのですが、まさにそのように一年分の稼ぎをつぎこみ、毎晩夜なべをして羽根とかスパンコールとか縫い付けて壮麗な衣装を縫い上げ、それを着て美しさを競う日があるのです。先日衛星放送でそのボスの衣装比べの場面を見ることができたのですが、本気でした(当たり前)。お互いの衣装を披露して、見比べて、負けた方はもうがっくりしてかわいそうなの…見た目の美しさって逃げ場がないからなあ…でも逆切れすることもなく本気の負けっぷりも男らしいと思った。


この勝負の儀式ってどういう経緯でできたのだろうか。ニューオリンズではアフリカ系とネイティブ・インディアンとの友好的な歴史が長く続いてこういう伝統文化も生まれたようなんだけど、この美しさを競って勝ち負けを決めるっていうのはアフリカ的なものを感じるな。どうでしょう。でこのジャケは先日手放したSuper Sunday Showdown。これもセッションものでドクター・ジョンとかリバース・ブラスバンドとかチャンピオン・ジャック・デュプリーとか上のボ・ドリス&ワイルドマグノリアスとか集まってます。92年なのでまだ山岸潤史さんは入ってませんが…

改めて聴くとやっぱりすごいいいです。だからこそ新しい誰かと出会ってほしいわ…ワイルドマグノリアスはボさんのすっとぼけたボーカルと殺人的にファンキーでかっこいいバックの組み合わせがすてきです。70年代のアルバムなんかどろどろでかっこよすぎ(悶絶)。うーんあんなかわいい声だけど喧嘩とか強いんだろうな〜親分だしなー。しかしニューオリンズはこういうの多い。そういう文化なの?でもこのひょうひょう具合がまた照屋林助さんをほうふつとさせて、なんか初めて会った気がしない感じ。沖縄の人には聴いてほしい音楽です。リンクしたアマゾンのページは試聴できまくりなのでよかった。しかも廃盤になっていないんだなーよかった。

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給料が出たのでとりあえず本屋に詣でて雑誌を購入。ダンス雑誌DDDの2号が出てました。前号より厚いような気がする…フルグラビアなので重い重い。でもサイズは変えないでほしい!続くといいなあ…今回も何でもありでイスラエル舞踊団特集とか春の祭典復元の話とかベリーダンスとかハイライトはあるにしろ、本当に何でもありすぎて何がメインなのかわからないのがいい(笑)。僻地の人間にはいっぺんにいろいろ情報収集できていいですよ。まあ浅く広くなんだろうけど、知らないものもいっぱい見れて楽しい。

ドラムマガジンはなんとなく買ってみたのですが、移動練習とかちょうどよかったかも。ちゃんと読もう。注目のドラマー特集ですが、ポール・ニルセンラブさんとかトマス・ストロネンさんとか地球博に来てたのに取材はしていないのかなあ…ちょっと期待してたのに載らないね。日本人では若い方が多くてほぼ全員知らない方だったけど話がすごいおもしろかった。最近やっとドラムのことがわかってきたかもしれない。Scoobie Doって聴くべき?KANKAWAグループの斉藤良さんも聴いてみたいかも。小山先生のお弟子さんっぽい。ヒップホップのバンドなのにバスドラの中にブラジルの太鼓(短いコンガみたいなの)が突っ込まれていたのが謎。どんな音がするのだろう。

巻末のマイセット紹介ページ、人と楽器は角田美喜さんだった。紫の宮永英一さんにすすめられてツーバスを始めたっていうのがすごいですね。22とか24インチのバスドラを8分とか16分音符で鳴らすって考えられんよな…写真を見るとそんなに大柄でもなく細い方なのに。やっぱり気合いなのか。セットはシンバルが全てびしっと平行になってるロックなセッティング。銅鑼もでかい…ゴングバスっていうのは初めて見たけど気になった。2本のスタンドでかなり高い位置にもセットできるもバスドラ。これはいいなあ。じゃまそうだけど…(三日坊主日誌さんで写真をどうぞ。へへへ…)

今はFMPのケルト十字エフェクトシンバルを買う気まんまんなんですが、やっとスタントン・ムーアシグネイチャーのシンバルシリーズが紹介されたな。ファンとしては1枚は買うつもりです。来年の目標か。でもその前にほしいのが同じボスフォラスでもジェフ・ハミルトンモデルのジャズライドなんだけどね…シズル付けて…見た感じ薄めでシルバーっぽいのが渋くていいんだよなー。ボスフォラスはロゴも好きなのでほしいなあ。うう、昨日まで演奏録音したのCDRに焼きたいな、パワブックほしいな〜とか思ってたのに。物欲の鬼。ほしいものはモノだけではないが…ふふふ、そんな季節。秋っていいね。


2005年10月18日(火) I

練習まとまったなあ。太郎さんすごい。パンチポンチの母かもしれない…弟子入りを考えています。


I 書き直しました。そういえばこれも去年と同じようなことをしてないか?と思うとばからしくなる。う、そういうものかな。でも肌寒い空気でちょっと涙もろくなるのが心地よいのかもしれない。I ありがとう。ぜんぶいいけど3曲目のEarth Punk Rockersが効いた。エロスのみならずタナトスすらも受けとめてくれる音楽だと思った。ロックが好きだというのはそういう意味なんだろう。

涙ついでに、この頃週末号泣のススメでよくヒットしてます。この本売れているのだなあ。もう売ろうか誰かにあげようかなあとか思ってるんだけどね…でもおもしろいので本屋に行った時とかに見てみて下さい。ついでに私の号泣アイテムを紹介すると、音楽はやっぱりダニー・ハサウェイだ。あまりに泣けるので車でかけられないくらいです。日本のバンドならブルーハーツ。ブランキージェットシティは聴かなくなったなあ。映画は今の所、ロング・エンゲージメントだな。わかりやすすぎ。あとナウシカはいいとして、トトロの夜の庭で豆か何かが芽吹いてぐんぐん伸びる場面があるでしょう。あれでなぜか号泣してしまいます。なぜなんだ???


涙ついでにピアノブルース。最近DVDで見ました。監督のクリント・イーストウッドが劇場公開を止めたために衛星放送かビデオでしか見れない作品です。見てみると確かにホームビデオの域を出ないなという感じ。レイ・チャールズやドクター・ジョンやジェイ・マクシャンなどの有名なアーティストと椅子に並んで座ってインタビューをし、弾いている所を目の当たりにし、連弾もしたりして非常にうらやましいです。あと会話の中で自分の出てる映画の中のライブの場面を挿し込んだりして。ジャズやブルースのピアノの演奏がいっぱい入ってるけど、レアなものはないようだ。図書館で見れるようなものが多かった。

それでもアート・テイタムのソロ演奏・ユーモレスクは必見。ここでジャズピアノは完成されていたのか!という技術と構成力。目の見えない方なので当たり前なんだけど、これ楽譜に書いてないんだよねと考えるとこわいくらいだ。アルバート・アモンズなどのブギウギピアノも楽しくてよかった。クリント・イーストウッドがジャズファンなのでだいぶジャズ寄りの感じ…というかブルースから発展した先を見せているということなのかなあ。踊るモンクも見れます。セロニアス・モンクって同郷だと思ってたんだよね、とドクター・ジョンがモンクの曲を弾いてみせるんだけど、それがべったりしたニューオリンズのノリで笑ってしまった。うーん、ちょっとだけ違うんだよね、でも確かに近いものがある。

それでいちばん印象に残ってるのが、デイブ・ブルーベックでした。失礼ながらなんでこの方なんだろうと思いつつも、ブルースに関するコメントと演奏がすばらしかった。エンドロールで曲のタイトルが確認できなかったのでおそらく即興だと思われますが、緩急のついたマイナーブルースで、やはりレイ・チャールズとかとはぜんぜん違う世界なんだけど、でもこれもブルースなんだなと思わせるものだった。

コメントは彼のニューオリンズに居る女友達の話で、彼女はよくこう言うのだ/神様明日は何がやってくるの?/今日はあたしのこころの傷が切られるように痛むの/目からは涙も出ないのに/まばらに聞き取ったセリフをてきとうに訳しているので字幕のものとは違うと思うのですみません。こんな感じで詩のようにきまってるのがかっこよくて、何度も何度も繰り返して聞いてました。で勝手にその時の演奏をTearless Bluesって名前をつけてしまった。デイブ・ブルーベックってちゃんと聴いたことがなかったっていうのもあるけど、とても印象的でした。また聴きたい。


2005年10月16日(日) しば正龍トランス舞踊 at GROOVE(後日更新)

後日もうちょっと詳しく書き足します。本当に簡単なメモ。

参加者:がちゃぴん(b)さん、若北八十(tp)さん、ケン(tp)さん、ウシ(tp)さん、私(perc)。ウシさんは林栄一さんがいらっしゃった時の沖縄勢の一人。久しぶりにお会いできて嬉しかった。また女の人なので、一緒に居てなんか心強かった。変かな?久しぶりと言えばお客さんで前にジャズバーをやっていていろいろ教えてくれた奥間さんが来てくれていた。つたない演奏でお恥ずかしい、でもありがとうございました。

セッティング:いつも自分の空間が大半を占めてしまうので、もっと小さくならないだろうかとバスドラ&タムを横にしてみた。あんまり変わらなかったな…考えてみれば当然だけど。ペダルが横になってるのでさすがに踏みづらかった。反省。でもタムがいつもと違う位置にあっておもしろかった。前日のつの犬さんのチューニングでそのまま使う(えへへ)。高いのが右というセッティングで、真ん前にフロアタムを置いたので、ピッチの高低が通常のドラムとは逆になっています。というか三角状態なんだけどね。

ハイハットも置いて、その間に5連アゴゴ&ウッドブロック(LPのプラスチックのものだけど)のスタンド。スネアが置けず、苦しまぎれに横に立てて足下に置いてみたけどさすがに使えず(いちおう手は届くんだけど出る機会無し)。シンバルは右にコンスタンチノープル、左がチャイナ。今回はライブ後に練習があったため荷物を極力減らしてそのくらいで、グロッケンも弓も無し。でもこのセットなんかはまる。しばらくこれでやってみようかな?

音:1st setはいつもの感じになってしまった。2nd setはそれを崩す感じで。がちゃぴんさんのアイデアでtpの中でテンポやリズムも出してb、dsがそれに乗るということになったんだけど、ちょっと難しかったです。ていうか自分が周り聴かなすぎ!単にバラバラなだけだったような…反省。あと単調というか同じ楽器使いすぎたかもな〜。でもとても楽しかった。楽しく演奏するっていいことだなと思った。


2005年10月15日(土) 土曜日(まだメモ) / ダラブッカ

こんばんは。今日はgrooveつの犬(ds)さんライブがありました。感想は後日。曲目メモ:とびひ/ラ・パッショナリア/ラピスラズリ/ナーダム/Better Git in Your Soul/Bop Up 昼の部にもかかわらず熱かった…奥様の整体の話も興味深い。本を探して買おうと思います。おんなぢからって…えへへ。お〜らいレコードから出たパワートリオのCDをお持ちだったので一枚お買い上げ。嬉しい…

でちょっとつの犬さんとお話した時に走るのはいいよと言われたのですが、ちょっと既視感・そういえば昔ドラムマガジンの連載をされていた時にもそのお話が載っていた。走ることとリズム・ドラムの関係について語られていて、その時もああ、走るのって楽しいかもと思ったのでした。運動苦手なのでそれまでだったのですが…今日はなぜか、走ってみようかな?とか思った。涼しくなったからかな?寄った本屋でランニング特集の某男性誌も買ってしまいましたし。活字馬鹿なので書いてあるものを読むとその気になってしまうのです。

そこでは走る時には肩甲骨が重要っていうのが目からウロコでしたね。僧坊筋と骨盤か…ドラムでも使ってそうだ。4wayインディペンデンスってやつ。あっなんかちょっとやる気がむくむくと…肩の強さには自信があるんですよ。疲れが肩に来ることもないしな。歩くのは得意だし、親はスポーツ好きなので素質はあるはずとずっと言われてたよなそういえば。少しずつやれば体力つくかも。私の場合まずストレッチから、って感じですが…思えば子どもの頃の体育とか親が好きでやらされた早朝ラジオ体操のトラウマが原因(昔から朝が弱かったので朝から運動するのが苦痛だった)なので、それを克服できる機会かもしれないな。年取るから体力つけないと。あっ、なんかこれは…新しい世界がひらけているのか?

それはそれで、とりあえずは明日と来週の演奏をどうにかするのが先か。がんばろう〜。今日のおすすめはタブラ・クワイエサBlofa。アラブ音楽の教則CDなのですが、今日は車で聴きながらかるく練習みたいにしてた。そんなに難しくないので初心者向けと思われます。テンポがゆったりめでいいですね。打楽器だけ(1曲だけアコーディオンみたいのが入ってる)なので退屈かもしれないけど、曲もそんなに長くはないのでいいと思う。リズムもアフリカ音楽よりもなじみやすい感じがする。日本人がたたいてるからかなあ…沖縄人の自分にはエイサー(大太鼓・片手に持つ小さい太鼓を使ってたたきながら踊るもの)のリズムに聴こえたりしました。

アラブ楽器じゃなくても、ドラムとか歌とかラップ(笑)とかの練習に使えるのでおすすめです。カウントというか号令が入ってるのがいい(笑)。がーっと連打のトラックもあって、ほらほらもっと速く!もっと続けて!とか励ましてくれる(笑)。ライナーにリズムパターンの解説もあるし、とっかかりとしては申し分無い。というか10/8とか9/8でけっこうアクセントが難しい曲とかあって全部できたらすごいのではないかと思った。ダラブッカについてはまだ教則本とか出てないですから、日本語で読めるものがほしい方にはおすすめです。HMVのページ(ユーザー同時購入商品って私のではないか…nudge!の感想については後日)と、タブラ・クワイエサの公式サイトで通販もできるようです。実はビデオも持っているのですが未見です…見なくては。

またダラブッカは楽器としてもおすすめです。ジェンベより軽いし、小さいハンドドラムは片手で持たないといけないし技術的に難しいのが多いです。パンデイロなんか振ってジングルを鳴らさないといけないので手首に負担がかかったりして。その点ダラブッカは金属製のとかとても軽くて大きくもないし、ストラップを使えば立ってたたけるし(ふつうは座って小脇に抱える感じでたたいてるみたい)管理が難しい所はファイバー胴&プラスチックヘッドのものを買えばいいし。軽くぺちぺち触ってるだけで気分出ますしね…極めようとすると大変だとは思うんですが、扱いやすい楽器だと思います。

ちなみにダラブッカ、タラブッカ、ダラブカ、タブラといろんな呼び方があって、このタブラという言葉が「叩く」という意味らしいんですよ。ジル(ジルジャン)はシンバルという意味らしいし…アラブ音楽がまだ日本人になじみが無いというのが難点ですが、自分はマレットとかブラシとか使って単なる打楽器としてたたいているし、楽器として意外に使いでがあるなと実感しています。ってなんで宣伝してるんだろう…


ちなみに私がアラブ音楽に興味を持ったのはやっぱりジャズからで、エリントンのキャラバンとか、チュニジアの夜とかアラビックなものが大好きだったからなのです。トランシーなノリがたまらないというか…まあテーマのメロディがエロいのもよかったんですけどね…(エロいといえばタブーっていうのもあったな…懐かしい)特にチュニジアの夜で、アート・ブレイキーのドラムはすごいんだけど、聴いていてなんか純粋なアフリカのドラムとは違うような気がするな、何なんだろうと思ってました。チュニジアがどこにあるか知らなかったんですね。

それである日、たまたまテレビでベリーダンスの練習風景を目にした時に、合わせてる太鼓の音がアート・ブレイキーのドラムそのものだったんですよ!!!アラブ音楽というものを聴いたのが初めてだったんだけど、ああ、アート・ブレイキーはちゃんとこの音楽を演奏していたんだ、と本当に愕然としてしまいました。アラブ音楽自体、アフリカ音楽の影響も大きくて似ている所もあるんですが、全く同じではない、これは何なんだろうなーと思いますね。インドかなあ…

画像はMOMOというモロッコのグループのBith of Dar。テクノというかクラブ系というか、オーセンティックなものではないです。けっこう泥臭い音で、モロッコの音楽はテクノとかハウスと親和性が高いのだなあと思いながら聴いていた。時代や場所が変わっても人は同じようなことをしているってことかしら?

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パワー・トリオのアルバムボーダーズの感想を後日。


2005年10月14日(金) 金曜日

ライブどうしよう演奏できるのかな、と思って脱線ネタを詰めていてもメモ紙にセッティングの絵とか描いてたらやっぱりドラムか、とその気になってくるのが不思議だ。仕事中っていうのがいいのかな…送ってもらったさんのライブ録音を聴いていると気が引き締まる。この方の歌とどういうドラムを合わせようかな?そういうふうに思えるって嬉しいことだ。実際に合わせるのはだいぶ先になりそうだけど、その間にやっておくべきことがたくさんあることに気付く。

先日のアジアンミーティング@新宿ピットインに出演した唯一ドラマーの入ったI.S.O.がとても気になっていたのですが、いつも読ませて頂いているやぶいぬ日記のページにて詳細が判明しました。ありがとうございます。写真もどこかで見たのですが、ドラムセットじゃなくて、スタンドにセットされている何かを弓奏しているのがとてもとても気になっていました。やっぱりシンバルだったんだな…チャイムって何だろう。てアルミパイプって!!弓だから胴じゃなくて切り口を弾くんだろうけど、どんな音がするんだろう。

一楽さんはどらびでおのイメージしかなかったので驚きました。紹介されているFMPのエフェクトシンバルもちょっと前からドラムマガジンに広告が出ていて何だろうと思ってました。やはりもう使っている方いるのだなあ。エンドーサーのページを見てみると、ブライアン・ブレイドにそっくりな人がいて、もしや!と思ったらやっぱり兄弟だった。弟さんなのかなあ…ぐぐると南部の方らしくサザンロック系のバンドでやってるみたい。知らなかった。

ずっと前からNYのTonicのスケジュールのメールが送られてくるのですが、今日ゆらゆら帝国が出るんだよねー。いいなあ。対バンのソフトシンバルっていうのがすごく気になる、ソロのようですが…ちなみに同じNYのKnitting FactoryではBorisが出るのだ。17日。いいなああ。ギターアンプ何使ってる
んだろう。海外ライブのDVDでもオレンジ使ってたしな。それにしてもなんでTonicでゆらゆら帝国なんだろう。なんか意外な気がする。Living Legendとか書かれてるんだけど。

そしてBorisなのですが、こんなCDが出るらしい。3枚組すべてライブなのだろうか。archive.comのページ。下の方にあります。うーんトップは不失者か。アンプ積みまくり(年越ライブ?)&灰野さんの写真。その下はsunn O)))だし…すごいなあ。こんなのつくってしまうんですね。highrise'ish japanese hardcore feelとか表現がおもしろいね。PSFとか大好きなんだろうなあ。掲示板にメーリングリストの告知(リリース情報がわかるらしい)もあったけど、海外通販はさすがに無理かなあ。もう頭の中PINKでいっぱいだしね。ライブ会場に売りに来てくれないだろうか。


2005年10月01日(土) Jumping Frying Drinking Singing


揚がっております。どんどん散漫になっていくのを止められない。お許しを。車でMD聴けない件解決。トランスミッターを設置しました。これでiPod買っても大丈夫!買う予定は無いけど。テープも聴けるのは嬉しいな。ブルースはテープばっかりだから。画像はTiny Grimes(g)and His Rocking Highlandersというジャンプブルースのバンド。チェッカーズ?こういうコスチュームみたいです。ハワイアンブギとか飲んでるよソングDrinking Beerなど楽しい曲がいっぱい。くだらなくて最高。学園祭でこの曲やったっけな…

今日も本屋へ。また数冊買って帰った…本を読みたくて買うことができるというのはいいことだけど、読まないとね(笑)。またも整体の本と週末号泣っていうすごいタイトルの本を買った。あの女性向けに並べてある棚で、ストレス解消のために週末泣いてみませんかみたいな本だった(笑)。立ち読むといろいろ涙とか泣くことに関する雑学が集められておもしろそうだった。まだ読んでないけど、文章の感じもよかったのでいいと思う。

美術手帖は今回も棚に戻した。今月号は横浜トリエンナーレの特集もあるし、買ってもいいなと思って最初に選ぶんだけど、後でいろいろ買いたいものがあって、んーやっぱりあとで図書館で借りればいいやと思って戻しちゃうんだよね。3回くらいやってるな。値段が高いので迷うんだよね。ああでも家に持って帰ってじっくり読みたい…図書館に入るのが遅いから忘れそうだ。


今日はこれを最初にかけた。久しぶりに聴いたけど、名盤…アラン・トゥーサン、マイク・レベナック(Dr.John)、アール・パーマーというニューオリンズの名手のそろったスペシャルセッション。Trick BagやJunko Partner、Lucilleといった有名な曲が入って聴きやすい。なんというかニューオリンズの音楽のサンプル集みたいな感じで、ちょっとしたキメとかリフとかがいちいちすてきです。大人っぽくていいなあ。

ロス7と合わせて聴きたい、と書いた所でロススーパー7探したけど手もとに無い…ロスロボスの方の入ってるセッションアルバムで、ロスロボスと比べてもうちょっとおしゃれでムーディな音の印象があったけどどうだっけな。アマゾンなどでは軒並み在庫無しなのが残念。Drummerworldのアール・パーマー御大のページにて1曲試聴できるようなので見てみて下さい。これ全曲アール・パーマーが叩いてるんですよ。ふつうに叩いてる時の飾り気のない、絶妙な重さとゆるさが好きだ。かばんも持たずにその辺ぷらっと出歩く時の足どりの感じ。


98年のEtta James。Life Love &the Blues。よく見てるかなしいうわさで紹介されてたのでRock the Houseも一緒に引っ張り出して聴いた。やっぱり最高!セヴンデイズフール大好き。Only Because I Really Love You★のキメがアイドルちっくで。ジャニス・ジョプリンが大好きな友人に教えてもらったんだけど、確かにジャニス好きだったんだろうなという感じ。Life Love &the Bluesは1曲目がBorn Under A Bad Sign(笑)でこれ聴かないとな!と思って買いました。Spoonfulとか。あとHoochie Coochie Gal も入ってるし(笑)。やっぱりこの曲がいちばんよかったですね。マーヴィンゲイのInnner City Bluesとかもやってるけどやっぱりブルースオリエンテッドな方だ。他のアルバムもド直球の選曲だもんな。ドラムはDonto(!)、ベースはSamettと息子さんのリズム隊とのこと。ずっと一緒にやってるみたいですね。


楽しいライブ盤…ジャズだと古いのが楽しいです。これはルー・ドナルドソン(as)のライブFried Buzzard。バザードって何だよって感じですが…(ジャケの鳥らしい)これは自分のサイトに感想も書いたな。ふつうのバップなんだけどテンション高くてすごい楽しそうです。何があったんだ(笑)という感じ。昔はこうだたのかなあ。最後の曲が試聴できなくて残念だねーというかこれも在庫無しなのかよ。ぜひいろんな方に聴いて頂きたいアルバムなのに。これはドラムがこれまたニューオリンズ出身のレオ・モリス(後のアイドリス・ムハマッド)で、好きなドラマーなので買いました。ルーも大好きなんだけど。和む音だなと思う。適度に明るくて軽いのがかわいらしくていいんですよね。


ジャズの楽しいライブ盤。おすすめはこれです。はっきり言って色モノですが…ノベルティ大好きなんです。へへ。このスリム・ゲイラードさんはマクヴァティとかウーニールーニーとか変な言葉をつくるのが得意な方で、ビバップという言葉を考え出した方とも言われています(笑)。これは51年バードランドのライブ。ドラムがアート・ブレイキー、ベースがデュオを組んでたスラム・スチュワート、サックスがエディ・ロックジョー・デイビスというメンツで歌が入らない所ではゴージャズなジャズなんですよ。でもゲイラードさんの歌もお笑いなんだけどそんなに下品でもないです。昔のスタイルなのだな。


なんちゃってラテンやらチャイニーズの曲もあったり。お客さんを一緒に歌わせる芸風のようで、いろんな所でお客さんの歌が入る。ついつい自分も一緒にへらへら歌ってしまうのでこわいです(笑)。いちばん有名なのはLaughin' in Rhythmかな。文字どおり笑い声が入っています。試聴できるんだけどサビまで聴けるのかしら?画像はバンバンバザールのできましたで、笑いのツボという題で見事に日本語カバーが実現しております。ライブ盤ではないですが、他にも恋人よ我に帰れとか入ってて、オリジナルもジャジィでちょっと毒が効いてたり、粋な感じでおすすめです。


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