無責任賛歌
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|藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2004年11月13日(土) 10万ヒット!(  ゜ ▽ ゜ ;)

 今週も休日出勤。
 ここんとこ、休日が月イチくらいしかないような気がするのは気のせいか。気のせいなんだけど。日曜練習があるからそんな気がしてるだけなんだよな。でも疲れが溜まってて、まるで休んだ気がしないのは気のせいではなくて事実なのである。
 まあね、一応ね、半日出勤して二千円くらいは時給が出るからね、トンガリさんの後始末と違ってタダ働きじゃないんだけどさ、学生アルバイト並の時給って、貰ってもなんだかかえって侘しくてよう(>_<、)。……なんて文句を付けるのは贅沢で、貰えるだけいいのかもしれないけど。

 ちょうど仕事が終わったとき、しげから電話が入った。デジタルテレビが届いたという連絡である。迎えに来てもらう予定ではなかったのだが、バスと地下鉄を乗り継いで帰ると2時間はかかるので、結局、職場の近くまで車で来てもらって帰宅する。
 布団に寝転がってウトウトしかけていたら、突然、携帯の着メロが「手〜をにぎれ、せ〜いぎ〜のみっかつたっ♪」と鳴り始める。えーっと、この着メロ、誰のに設定してたっけ。と開いてみたら、東京のグータロウ君からであった。内容は「10万ヒット取り損ねた!」。
 昨日開いた時には99600くらいだったから、一日100カウントくらい行くとして、10万ヒットはてっきり明後日くらいになるかと思っていたら、なんだか一気に3、400カウントくらい行っちゃったことになる。キリ番ヒットを狙った人でもいたのだろうか。申告はなかったから、結局、踏んだのは通りすがりさんだろうけれど。
 パソコンを開いてみると、カウンターは100010だった。
 じゅうまん。口にしてみてもまだ実感が涌かない。感無量、というには程遠い感じである。このうち自分で踏んだのはどれくらいだろうか。ほかの9万の殆どが、通りすがりの、顔の見えないROMさんばかりであろう。どういう方が、どんな考えで私の日記を読まれているのか、それは分からない。掲示板に書き込んだり、メールを送ってくださる方はごく一部なのだが、どういうわけだかそういう方々は奇特にもこの毒吐き日記を誉めてくださることが多い。けれど、ほかのROMさんたちが同様に感じているとは限らない。読んで気分を害したということもきっとあると思うのだが、これまで文句を付けてきた人はごく少数であったし、それも私の文章を誤読、勘違いしたものが殆どだった。そのあたりを説明すれば、たいていはそのまま収まってしまったものである。
 荒らしや粘着系の人物の横行など、ほかの掲示板ではよく起こっているトラブルが、スパムの類を除けば、殆ど起きなかったことは、もちろん私のような無名人に文句つけたって始まらない、と考えた人が大半であったからだろうが、それにしても殆どノントラブルでここまで来たという事実が、かえって不思議ですらあるのだ。
 訪問者の方々が、私の日記をどのように感じているのか分からないからと言って、そのことを不安に感じているわけではない。もともと私の視力の届く範囲はほんの数センチもない。全ては霧の中に沈んでいるようなものである。霧の向こうに誰がいるのか皆目見当がつかないのは現実でもそうだ。
 だから、顔が見えない人に対する恐怖感というものは私にはない。ないというよりは、顔の見える人と、見えない人との間に、差を感じないのである。たとえ顔は見えなくてもネットの向こうにいるのが人間であることは間違いがないので、そういう人たちに対して恐怖を感じるとすれば、それは人間そのものに恐れを感じるのと同じになってしまうだろう。

 届いた液晶デジタルテレビ、今までの28型から32型になって画面は見易くなったし、薄型になったので台の上にスペースができてものも置きやすくなった。反面、つまづいたら壊してしまいそうでちょっと怖い。
 ためしにDVD『キル・ビル vol.2』をかけてみたら、劇場で見たときよりもユマ・サーマンの目尻の小ジワが目立って見えてしまい、見えるのも善し悪しだと思ってしまった。


 明日の練習に参加するよしひと嬢を迎えに、博多駅まで行く。
 夕食は「豊竹」で酒盛り。と言ってもしげは運転しなけりゃならないし、私は酒を全く受けつけないので(病気のせいだけでなく、もともと全く飲めないのである)、飲むのはよしひと嬢だけである。焼き鳥盛り合わせ、刺身盛り合わせ、鶏もも肉、さがり、シーザーサラダ、エビマヨネーズ、蓮根団子、餃子スープ、土手焼きと、ガンガン注文して飲み食い。
 3人だけでよくも食ったものだと思われるだろうが、天然塩を使ったまろやかな辛さ、炭火焼き、ともかくどの料理も頗るつきの美味さなのである。
 興にに乗って会話も弾む、というよりはどんどん悪乗りしてくる。オタクどうしのディスコミュニケーションについてマジメに話していたつもりが、いつのまにか話が淫靡な方向に流れていく。「『責め受け』って、オレわかんないよ」とつい私が言っちゃったのが悪かったのだが。
 「たとえば、『笑の大学』だと、役所と、稲垣、どっちが責めだと思いますか?」
 「うーん、役所?」
 「違うんですよ、稲垣なんですよ」
 「どうして? 役所の方が年上なのに」
 「固い役所を崩して責めるのがいいんですよ」
 「……分からない」
 「分かられても困ります。じゃあ、『踊る大捜査線』だと、織田、柳葉、どっちが責めでしょう?」
 「……柳葉?」
 「織田ですよ!」
 「だからわかんないってば!」
 よしひと嬢はカトウ君ともこんな話ばかりしていたそうだが、こういうのは私のいわゆるオタク話とはかなりイメージ違うんだけどなあ(-_-;)。


 夜は11時から10万ヒット記念「思えば遠くへ来たもんだ」チャット。
 時間帯が時間帯だし、誰も来てくれないかと思ったけれど、グータロウ君、お久しぶりの鍋屋造物さん、初参加の千春さんと、4人で楽しくお話できた。でも指は昔ほど動かなくなっているので、応対はなかなか大変。やはり1万ヒットごとに1回くらいしか開けないのである。

2002年11月13日(水) 爆走��/『若者の法則』(香山リカ)/DVD『刑事コロンボ さらば提督/ルーサン警部の犯罪』
2001年11月13日(火) また書く原稿が増えそう(^_^;)。/『時をきざむ潮』(藤本泉)ほか
2000年11月13日(月) 泣いてるようだが怒っているのです/『藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版』4巻


2004年11月12日(金) アラファ〜ト私がぁ、夢のぉくぅにぃ〜♪

 アラファト議長死去にからんで、メディアでは今後のパレスチナ情勢に関してあれやこれやの“予測”が飛び交っているが、平和ボケな私は相変わらず不謹慎に「対岸の火事」を決めこんでいるんで、どうなろうと知ったこっちゃない。世の中、そこに関わる人間の数が多ければ多いほど、いいことはいい方向へ、悪いことは悪い方向へ放っておいても転がっていくものである。プロの意見だろうとシロウトの意見だろうと、所詮は一面的かつあやふやなものにしかならない。地震予測と同じくらい、アテにゃならんのだ。アタマを悩ませれば悩ませるほどかえって混乱し洗脳されやすくなるものだから、誰と限定はしないけれどもプロ気取りのみなさんは特に気をつけましょうね。
 そんな不毛なニュースの中で唯一笑えたのは、以前『進め! 電波少年』でアラファト議長にアポなし取材を試みた松本明子の事務所のコメント。
 「(議長の政治的立場から)万が一でも、別の勢力ににらまれたら…。コメントは控えたい」
 それだけでアラファト寄りを表明してるのと同じでんがな(^o^)。本気でノーコメントで通したいのなら、取材事態に応じない、という態度を貫けなくてどうするかね。このへんの踏ん張りが利かないところが、あの番組がジリ貧になっていった原因だと思うけど。まあ、別に続いてほしかった番組でもなかったけどね。
 確かに予測不可能な世の中であるから、仮にあの松本明子が「アラファト万歳! シャ○○の○○野郎!」とか発言したとして、イスラエルがあの松本明子の発言力の大きさを危惧し、モサドに命じてあの松本明子を抹殺しようとする可能性も0.00001%くらいはあるかもしれない。そうなってしまったら、なんたってあの松本明子だから確かに悲しむべき事態ではあるんだけれども、どうしたって笑っちゃうのである。あの松本明子だから。ほかにすることがあるだろう、イスラエルって(^_^;)。
 ネット上の発言とかも、全世界に配信されてるわけだから、確かにメディアはグローバルに肥大化しているわけである。何の気なしに発言したことがどこでどう誰に影響を与えているか予測できない。「北京の蝶」の譬えは必ずしも杞憂ではなく、そのモノイイについて、細心の注意を払ったとしても、必ずしも滑稽だとは言いきれないのかもしれない。
 しかし、例えば私が「アラファト死んで○○○○(伏字にしているのは何か危険を感じそうしているのではなくて何の感慨もないからである)」と発言して、自分の身を案じたとしたら、「お前、何様のつもり」と思われないだろうか。「ブッシュ○○○○!」と叫んでどこぞが私の暗殺計画を練るに違いないとビクビクしてたら「被害妄想」と言われないだろうか。いや、実際、「あなたはもうネットでは有名人なんですから、発言には気をつけて」とか言ったことある人、昔いたのよ。しかも複数(+_+)。誰がいつ有名人になったかねえ。お世辞のつもりもあるのかもしれんが、こういうお世辞で喜ぶたぐいの人間と見られたんかねえ(-_-;)。本気でそう忠告してくれたんだとしたら、ネット依存っつーか、妄想に取り付かれてるのはそちらの方のほうだと思うのだが(「ネットは私にとっては道具じゃなくて生活なんです」とか気色悪いことを堂々と言ってたし)。
 平和ボケでのほほんとしている人間よりも、「情報」を過信しすぎていることに気づいてない人間のほうが私にはよっぽど「危ないやつ」に思えるのだが、そこんとこどうなんでしょうね。この発言も地雷踏んでるか(^o^)。
 まあともかく今言えることは、「松本明子、心配ない心配ない」(^o^)。


 年末が近づいてきて、各部署で備品の確認が行われている。
 要するに「以前購入したあの機械はちゃんと動いてるか、補修の必要はないか、紛失してるものはないか」ってな調査なのだが、なぜかその仕事が私のところに回ってきた。いや、確認しなきゃならないことだとは思うが、私の役職上、そんな雑事まで担当しなきゃならないイワレはないのである。当然そういうのは総務とか管理関係の部署の人間が我々のところに「直接調べに来る」のがスジだと思うのだが、なんでその調査自体を依頼してくるのか。極端な話、私がウソを報告したらどうするのか(^_^;)。
 おかしいなあ、と思って書類をよく読んでみたら、私に関する調査じゃなくて、トンガリさんの備品に関する調査であった。ああ、つまりそういうことなのね(~_~;)。
 総務の連中もトンガリさんに関わりあいになりたくないのはわかるけれども、だからってこちらに押しつけてくるなよなあ、よっぽどこっちがヒマだとでも思ってるのかよ、とちょっと憤りかけたが、もはや「トンガリさん担当は私」という常識ができあがってしまっているので文句を言ってもどうしようもないのである。実質、監査役じゃん(-_-;)。
 四の五の言っても仕方がなさそうなので、トンガリさんが部屋を空けてるうちに忍びこんで道具のチェックを行ってみた。なんだか空き巣泥棒みたいだが、トンガリさんは勤務中もしょっちゅうどこかに雲隠れして部屋にいないことが多いので、調べる方としては楽である。それだけこの人仕事してないってことなんだがなあ。
 いちいち道具を確認してみて分かったことだが、この人、会社にやたら私物を持ちこんできているのである。「健康足踏み器」とかあの「手に持ってブンブン振るやつ」とか。でっかいビニールボールもあったんだけど、これも健康器具みたいだ。そんなに健康に不安があるなら、いっそのこと辞めてくれりゃいいのに。まあねえ、別に社則で私物持ちこみを禁止しているわけではないから、服務規定違反とは言えないのだけれどもねえ、そういうルールがないってのは、別に規定しなくてもこんな私物持ちこむようなバカがいないからであってねえ……。規定作ったほうがよかないか。
 調査の結果、他の部署の備品で、本来トンガリさんの部屋にあっちゃいけないものもいくつか見つかりました。誰が持ちこんだのかは知りませんが、報告はいたします。ここまでやってやったんだからあとの処置くらい、総務はちゃんとやれよな(⌒―⌒メ)。


 週末が来て、ようやく少し休めるなあと思ったが、明日も休日出勤なのであった。今日は早めに帰って寝ておこうと思ったが、仕事帰りについ博多駅の紀伊國屋に寄ってしまったら、予約していたDVDがドッと来ていた。手持ちの金だけではとても全部は買いきれなかったので、半分ほどだけ頂いて帰ることにする。
 けれどつい『プリンス&プリンセス』とか『劇場版じゃりん子チエ』とか劇場版『キューティーハニー』とか『ビリー・ワイルダーボックス』とか予約・取り寄せをしてしまったので、年末もかなり出物が出ることになってしまったのだった。テレビも買うのに大丈夫かよ(-_-;)。


 スタジオジブリが新しいファッションブランド「仕立屋スタジオジブリ」を立ち上げるんだと。グッズ類もどんどん増やしてるけど、ファッションにまで進出ですか。これまでにもエプロンとかネクタイとか、一部では衣類を扱っちゃいたけれども(私もトトロやアシタカのネクタイは持っている)、あくまでグッズの範囲を出なかったから、「ブランド」と言ってるってことは、完全にオリジナルなデザインの服を扱うってことなのかね。『紅の豚』のポルコ・ロッソがイメージモデルだって言うけれども、単純にポルコのマークが入ってるだけのポロシャツとか、そういうのだったら購買力をそそらないと思うけどねえ。かと言って「これで君もサンになれる!」なんてコスプレイヤーのためにどーぶつの骨の帽子売られても困るが。
 これもジブリの「迷走」みたいな気がするけど、やっぱりアレですかね、そろそろ御大も映画が撮れてあと2、3作が限度だろうから、これもいわゆる「先行投資」ってやつなんですかね。そういうので成功した例って、あまり聞かないんだけれども。

2002年11月12日(火) 爆走�◆拭愼�本の古都はなぜ空襲を免れたか』(吉田守男)
2001年11月12日(月) だからアメリカは戦争好きなだけだってば/『ザリガニマン』(北野勇作)
2000年11月12日(日) せめて漢字くらいは……


2004年11月11日(木) ホームページ消失!?(°°;))

 これも昨日の日記に書き忘れてたこと。
 映画を見にキャナルシティに行ったとき、「チャイハネ」の横を通ったら、しげが急に立ちどまって、コートにじっと見入って動かなくなった。こういうときしげは素直に「これほしい」とも「これ買って」とも言わない。アイフルの子犬のように、ただ哀願のまなざしで(こちらにすら向けずにただひたすら商品を)見つめるばかりである。
 「なんだ、これほしいの?」
 「そりゃ、ほしいけど?」
 この「けど」のあとに省略された言葉が本来どんなものなのか、見当が付くだけにちょっと腹は立つのだが、ありがたいことに今日のフトコロは暖かい。
 「じゃあ買おうか?」
 「いいと? 高いよ?」
 確かに、私がこの5年くらいで使った服代(下着含む)を合わせたくらいはするのだが、しげにだってめったに服を買ってやったりしたことはないのだから、たまには大盤振る舞いである。色を選ばせて(私は色弱なので見立てはできない)、しげが「緑」と称するもの(私には灰色にしか見えない)を買ったのだが、なんだか一気に機嫌がよくなる。帰宅して、「見て見て似合う?」と少女のようにニコニコして見せびらかすのだ。いつも仏頂面が基本のしげにしては珍しい。
 これは母の株券売ったおカネで買ったものだから、ある意味、母からしげへの最後のプレゼントだと言えなくもない。喜んでもらえたのなら、母も嬉しかろう。


 今日は久方ぶりに定時に帰れたんだけれど、パソコンを立ち上げてホームページを更新しようとしたら、なぜか「送信エラー」の表示が出る。慌ててトップページを開いてみると、画面は真っ白。まさかデータが消えた!? と焦りまくってヘルプで調べたり、Q&Aを検索してみたりするが、一向に原因が分からない。「半角で入力してませんか?」とか「アドレスが間違ってませんか?」とか、書かれてた質問に従っていちいち確認はするのだけれども、全然問題はないのである。
 悪戦苦闘すること3時間、どうにも原因がつかめず、ふと、データ容量が足りないのかな、とも思ったが、いや、それはこないだ拡張したばかりだし……、とますますアタマが混乱して来る。しげに問いただしても、もう睡眠薬飲んでコテンキューなので埒が空かない。もしかしたらと念のためにビルダーの空き容量を調べてみたら、こないだ拡張したはずのものが、昔のままになっていた。「何で!?」と思ったが、もう原因はこれしかか考えられない。藁にもすがるつもりで容量を変更して、もう一度送信してみたら、今度はうまくいった。なんだか無駄な努力を延々やらされてた気分になってドッと疲れが押し寄せる。しかし、拡張したはずのデータがなぜもとのままだったのか、それは状況が改善された今に至るも謎なのである。

 何だかんだで疲れたので、読んだ本の感想とかコマゴマしたことは省略。時間の余裕があれば、週末の日記にまとめて書くかも。

2002年11月11日(月) 爆走� 織▲縫瓠悖丕稗腺裡蓮拌莪賚叩拭愡�代劇マガジン』vol.1
2001年11月11日(日) 日記・日記・日記/アニメ『サイボーグ009』第5話/『八犬伝』13巻(碧也ぴんく)ほか
2000年11月11日(土) 今日はなんだかイタイ話ばかり/『ZERO』(冬目景)ほか



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藤原敬之(ふじわら・けいし)