無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年11月11日(土) 今日はなんだかイタイ話ばかり/『ZERO』(冬目景)ほか

 今日は「チーズの日」で、朝からCSで『トムとジェリー』のスペシャルをやっている。
 でも版権の関係だろう、吹き替えは肝付兼太・堀絢子版のほうで、懐かしの八代駿・藤田淑子、谷幹一のナレーション版ではない。
 更に差別表現の関係か『南の島』では、土人がトムとジェリーに向かって「バーベキューにして食おうか?」と言って舌なめずりするセリフがカット。んなもんカットしたって絵を見りゃ分るぞ。
 フシギなことにDVDでは同じシーンがセリフはカットされず、土人の絵の方がフレームアウトされている。結局、サベツについてはみんな適当なことしか考えてないのだ(-_-;)。
 明日は「パンの日」でやっぱりスペシャルがあるとか。どうせなら「チーズとパンの日」で一日でやれよ。

 マンガ、冬目景『ZERO』読む。顔に傷のある女の子の復讐劇。……昔、顔に痣のある女の子と恋仲だったことを思い出した。
 「汚い? こんな痣」
 そう聞かれたとき、何と答えたかもう覚えてはいない。でも何と答えようと、彼女は傷ついていたに違いない。心の傷は誰にも慰められるものではないからだ。
 私が「癒し系」という言葉が嫌いなのはそんなとこにも理由がある。

 天野喜孝『メルヒェン』、野田真外『前略、押井守様。』読む。
 天野・押井両氏が昔『天使のたまご』というアニメで組んでたのを知る人は随分少なくなったろうな。天野さんのデザインを生かせた唯一のアニメなんだが(今度の『吸血鬼ハンターD』もデザインは天野さんではない。何だかなあ)。

 女房が塩浦嬢から古ホモ本を借りてくる。だからウチにホモ本増やすなって。私が疑われるんだよう(T_T)。
 でも唐沢俊一さんがエッセイを書いていたので“つい”そこだけ読む。「少年マンガはみなゲイマンガ」……そりゃそうだけど、身もフタもないな(^_^;)。
 ここまで読者に媚びる原稿が書けるというのはスゴイと思うが、この手の内容のものは普通の本に書いて、さりげなくその手の読者に感づかせるほうがイキじゃなかろうか。……でもその手の人はこの手の本しか読まないし……って、ああもう、「その手」だの「この手」だのむず痒いわ!

 ヨシヒト嬢、今日泊まりに来る予定が、原稿が間に合わないらしく急遽中止。
 ……というわけで例のアレはまだなんだ、ご免ね、Kくん。
 ああ、またアレとか変な想像をさせる言葉を使っちまった(-_-;)。



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